【なぞかけ 美人妻と部屋の一部──つまらんダジャレは嫌いだぁ138】

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【18】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1955992054&owner_id=5019671

 じゃなくて下記の仲間。
 下記の仲間。
【つまらんダジャレは嫌いだぁ!シリーズ】 お品書き
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1328602365&owner_id=5019671

mixi日記2017年月日から

 テーマサイトは下記。
【謎かけがが分かりません】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9638187.html
===========引用開始
「奥さん美人ですね」とかけまして「部屋の一部」とときますその心は

分かる方いますか?

■質問者からの補足コメント
奥さんがなんと答えるかがヒントらしいです 
===========引用終了

 昨日から↑の話が気になっている。
 気になって、気になって、南国のフルーツ並みにたわわにキになって、グラビアアイドルを目指そうかと。

 No.8の「やーね」には座布団を進呈したい。
 それは「部屋の一部」ではなく「家の一部」だろうが!
 でも多めに見てよ。

 対抗案は……。
「いーえ」
 それは「部屋の一部」ではなく「家の全部」だろうが!

 あと思いついたのは、「イマが盛りです」「イマがとってもいい感じですよね」。
「居間」も「家の一部」だろうが!

「本当に綺麗でしょ」
「間仕切り」(マジキレ!)って部屋の一部なのか?

 無理やりととのえました。。
「奥さん美人ですね」とかけまして「部屋の一部」ととく。
 そのココロは「先日主人をなくしたばかりで……」。
 そうね。未亡人は色っぽいってよく言われるからね(容姿・年齢に制限あり)。
 何言ってるかわかんないか。
 windowとwidowは遠くないか? 
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【自虐ネタ──つまらんダジャレは嫌いだぁ137】

 下記の仲間。
【つまらんダジャレは嫌いだぁ!シリーズ】 お品書き
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1328602365&owner_id=5019671

 ちょっと事情があって自虐ネタについて書く。ダジャレではないけど、一応仲間扱いに。
 念のため、自虐ネタの意味は下記くらい。
http://www.weblio.jp/content/%E8%87%AA%E8%99%90%E3%83%8D%E3%82%BF
===========引用開始
自虐ネタ
AVOID_CROSSLINK読み方:/AVOID_CROSSLINKじぎゃくネタ

自身の短所や欠点などを笑いのネタとし、自分を貶めることで笑いを誘う芸風の通称。
===========引用終了

 ヒロシの自虐ネタは一世を風靡した。容姿、貧乏、モテなかった話あたりが定番かな。
https://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=en&q=%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%AE%E8%87%AA%E8%99%90&ie=UTF-8&oe=UTF-8&gfe_rd=cr&ei=3QGjWPXUGLL98AfC2ZWoCg#q=%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%80%80%E8%87%AA%E8%99%90

 で、むかーし作った自虐ネタ。
 会社の昼休み。
 若い女子何人かをまじえて雑談になった。当方も一応十分若かった。
 どういうきっかけだったか学生時代のフォークダンスの話になる。
「あれってさぁ。妙に手が汗ばんでいる男子がいるんだよね」
「いたいた。そういうのはだいたいキモいの」
「リアルで女子の手を握ったことがないから緊張していたんだろうね」
「そういうのと組むときは、指先しか触れないようにするのー」
「そうそう!」
 一同爆笑の中、頬がこわばらせていた当方が口を開く。
「そっ……そういうもんじゃないのか」
 呟くように言葉がもれる。「……俺、誰とでも指先だった……」

 厳密に言うとこれは自虐ネタではない。
 とっさに思いついた単なるネタでしかありません。当意即妙ってヤツなんだから(涙目)。

特定形の話 尊敬語 謙譲語I 謙譲語II 丁寧語(?)一覧 資料編

 各所で目にした敬語の「特定形」(と呼んでおく)をメモしておく。
 尊敬語、謙譲語I、謙譲語IIなどの基本的な分類に関しては下記参照。
【敬語の基本資料】敬語の心得/敬語の基本/尊敬語/謙譲語……etc.
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n158066
===========引用開始
 代表的な一般形の例。
●尊敬語  『敬語再入門』P.44〜参照
 お/ご〜になる
 お/ご〜なさる
 このほかに「〜なさる」「〜(ら)れる」などがある。

●謙譲語  『敬語再入門』P.68〜参照。
 お/ご〜する(謙譲語I)
 お/ご〜申し上げる(謙譲語I)
 お/ご〜いたす(謙譲語II)
===========引用終了

 このほかの特定形に関してネット上で閲覧できる一覧。
※疑問のメモ
「拝聴する」……単に抜けただけだろう。
「承知する」……微妙だけど、謙譲語ではないみたい。
「かしこまる」さらに……微妙だけど、謙譲語ではないみたい。

●ネット上で閲覧できる一覧 表組形式
【1】『敬語再入門』P.226~
「1)主な動詞の尊敬語形・謙譲語形」
特定形


【2】三省堂 Web Dictionary
http://www.sanseido.net/main/words/hyakka/sonkei/
j三省堂1
j三省堂2


【3】【京都府若年者就業支援センター(ジョブカフェ京都)】
http://www.pref.kyoto.jp/jobcafe/e-learning/b-manner/data/saho.pdf
jジョブカフェ京都


【4】Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E
※「ございます」が「謙譲語」になっていたが、2014年6月4日に「丁寧語」に修正された。
【2】とほとんど同じなのかも。
jWikipedia1.jpg
jWikipedia2.jpg


●ネット上で閲覧できる一覧 テキスト形式
【1】『敬語再入門』P.226~
「1)主な動詞の尊敬語形・謙譲語形」
================引用開始
        尊敬語        謙譲語I       謙譲語II
会う      お会いになる     お目にかかる
        お会いする
あげる(注1) おあげになる(注1)  さしあげる
言う      おっしゃる       申し上げる     申す
行く      いらっしゃる      伺う(注2)     まいる
        おいでになる      お伺いする(注3)
いる      いらっしゃる                おる
        おいでになる
思う      お思いになる                存じる
借りる     お借りになる      拝借する
                    お借りする
聞く      お聞きになる      伺う
                    お伺いする(注3)
                    お聞きする
気に入る    お気に召す
着る      お召しになる
来る      いらっしゃる      伺う(注2)     まいる
        おいでになる      お伺いする(注3)
        見える(敬度軽い)
        お見えになる
くれる     くださる
死ぬ      おなくなりになる    
知る      ご存じ(知っている意) 存じ上げる      存じる
住む      お住まいになる
        (お住みになる)
する      なさる                    いたす
尋ねる     お尋ねになる      伺う
                    お伺いする(注3)
                    お尋ねする
訪ねる     お訪ねになる      伺う
                    お伺いする(注3)
                    お訪ねする
食べる     召しあがる                  いただく
        お召しあがりになる(注4)
飲む      お飲みになる                 いただく
        召しあがる
        お召しあがりになる(注4)
(風邪を)ひく お召しになる
        おひきになる
見せる     お見せになる      お見せする
                    お目にかける
                    ごらんに入れる
見る      ごらんになる      拝見する
もらう     おもらいになる(注5) いただく
やる(する意) なさる                    いたす
やる(与える意)おやりになる(注6)  さしあげる
読む      お読みになる      拝読する
================引用終了

【2】三省堂 Web Dictionary
http://www.sanseido.net/main/words/hyakka/sonkei/
================引用開始
基本語から引く尊敬語・謙譲語・丁寧語
尊敬語―― 動作・存在の主体を高め、その人に話し手が敬意を表すもの。
謙譲語―― 動作(存在)の主体を低め、動作の客体または聞き手に話し手が敬意を表すもの。
丁寧語―― 動作・存在を、話し手が聞き手に敬意を表して言ったり、上品に言ったりするもの。
| ▼ 動作・存在 | 人称代名詞 | 丁寧な言い方 | 手紙などで |
見出し語 尊敬語 謙譲語 丁寧語
会う お会いになる
会われる お目にかかる
お目もじする
(注…女性語。現在ではあまり使われない)
お会いする 会います
与える お与えになる
与えられる さしあげる
あげる▼
「あなたにこの本をあげましょう」
献上する
献呈する
献じる
進呈する あげる▼
「花に水をあげる」(注…是非について議論がある)
与えます
ある おありになる ございます
あります
言う おっしゃる
言われる 申し上げる
申す▼
「父が申しました」 申す▼
「論より証拠と申します」
言います
いる いらっしゃる
おいでになる おる▼
「孫がおります」 おる▼
「あそこに犬がおります」
います
受ける お受けになる
受けられる 拝受する
(注…主に書き言葉として用いられる)
お受けする 受けます
思う おぼしめす
(注…現在ではあまり使われない)
お思いになる
思われる 存じる 思います
買う お求めになる
求められる
お買いになる
買われる 求める
買います
借りる お借りになる
借りられる 拝借する
お借りする 借ります
聞く お聞きになる
聞かれる
(~が)お耳に入る うかがう
うけたまわる
拝聴する
お聞きする 聞きます
着る 召す
お召しになる
着られる 着ます
来る いらっしゃる
おいでになる
見える
お見えになる
お越しになる
来られる 参る▼
「私は昨日こちらに参りました」 参る▼
「郵便が参りました」
来ます
くれる くださる
たまわる
(注…主に書き言葉として用いられる) くれます
死ぬ お亡くなりになる
亡くなられる
逝去する
おかくれになる
(注…身分の高い人に用いる) 亡くなる
死にます
知らせる お知らせになる
知らせられる お耳に入れる
お知らせする 知らせます
知る ご存じだ
お知りになる
知られる 存じる▼
「その件については存じません」
存じ上げる▼
「お名前は存じ上げております」
承知する 知ります
する なさる
あそばす
(注…現在はあまり使われない)
される いたす▼
「私がいたします」 いたす▼
「波の音がいたします」
します
訪ねる お訪ねになる
訪ねられる うかがう
参上する
あがる
お邪魔する
お訪ねする 訪ねます
尋ねる お尋ねになる
尋ねられる うかがう
お尋ねする 尋ねます
食べる 召し上がる
あがる
お食べになる
食べられる いただく▼
「お昼は外でいただきました」
頂戴する いただく▼
「さめないうちにいただきましょう」
食べます
寝る おやすみになる
やすまれる
寝られる やすむ
寝ます
飲む 召し上がる
あがる
お飲みになる
飲まれる いただく▼
「牛乳は毎日いただきます」
頂戴する いただく▼
「ご一緒にコーヒーでもいただきましょう」
飲みます
見せる お見せになる
見せられる お目にかける
ご覧に入れる
お見せする 見せます
見る ご覧になる
見られる 拝見する 見ます
命じる おおせつける
(注…日常会話ではあまり使われない)
お命じになる
命じられる 命じます
もらう おもらいになる
もらわれる いただく
頂戴する
たまわる
(注…主に書き言葉として用いられる)
拝受する(同上) もらいます
行く いらっしゃる
おいでになる
お越しになる うかがう
参上する
あがる
まいる▼
「先日、北海道にまいりました」 まいる▼
「もうすぐ春がまいります」
行きます
読む お読みになる
読まれる 拝読する 読みます
================引用終了

【3】【京都府若年者就業支援センター(ジョブカフェ京都)】
http://www.pref.kyoto.jp/jobcafe/e-learning/b-manner/data/saho.pdf
================引用開始
2-2-3.主な用語
(1)主な動詞の敬語

普通の言い方  尊敬語     謙譲語              丁寧語
する      なさる     いたす              します
いる      いらっしゃる  おる               います
        おいでになる
行く・訪ねる  いらっしゃる  参る・伺う・上がる・参上する・  行きます
        おいでになる  お邪魔する・お伺いする      訪ねます
来る      いらっしゃる  参る・伺う・上がる・参上する・  来ます
        お見えになる  お邪魔する・お伺いする
        お越しになる
        おいでになる
見る      ご覧になる   拝見する             見ます
        ご覧くださる  見せていただく
見せる     お見せになる  ご覧に入れる・お目にかける    見せます
聞く      お耳に入る   伺う・拝聴する          聞きます
聞かせる    お聞かせになる お耳に入れる           聞かせます
言う      おっしゃる・  申し上げる・申す         言います
        仰せになる
思う      思し召す    存ずる              思います
        お思いになる
知る      ご存じ     存ずる・存じ上げる        知ります
あげる     賜る・くださる 差し上げる            あげます
もらう     お受けになる  頂戴する・いただく賜る・承る   もらいます
食べる     召し上がる・  いただく・頂戴する        食べます
        あがる
死ぬ      お亡くなりになる 亡くなる            死にます
気に入る    お気に召す    ―               気に入ります
着る      召す       ―               着ます
確認する    改める      ―               確認します
会う      お会いになる   お目にかかる・お目もじする   会います
借りる     お借りになる   拝借する・お借りする      借ります
承諾する    お聞き入れになる かしこまる・承る        承諾します
呼び出して   お呼び出しになる お呼び立ていたしまして     呼び出しまして
================引用終了

【4】Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E
※現在「ございます」は「丁寧語」に修正されている。


不規則動詞一覧 [編集]
「お~になる」「~れる・られる」(尊敬語)、「お~する」(謙譲語)、「~ます」(丁寧語)のようにいろいろな語に適用できる一般的な語形(一般形)ではなく、特定の語形(特定形。補充形とも言える)が用いられる動詞とその特定形の一覧を示す。ただし特定形に限定されず一般形を使える場合も多いことから、「三省堂 Web Dictionary」の一覧表において一般形が挙げられず特定形のみ示されているケースを太字で示す[6][5]。
(注)空欄は一般形のみ存在するケース。「-」は一般形も存在しないケース[† 1]。

一般   尊敬語     謙譲語        丁寧語
会う           お目に掛かる    
             お目もじする[† 2]    
与える          差し上げる      上げる[† 3]
やる           上げる    
             献上する    
             献呈する    
             献じる    
             進呈する    
ある    ―      ございます    
言う    おっしゃる  申し上げる      申す
             申す    
行く    いらっしゃる 伺う         参る
      おいでになる 参上する    
      お越しになる 上がる    
      .[† 4]    参る    
いる    いらっしゃる おる         おる
      おいでになる        
      おられる[†5]        
受ける          拝受する[† 6]    
思う    思し召す[†7] 存じる    
買う    お求めになる    -        求める
      求められる        
借りる          拝借する    
聞く (~が)お耳に入る 伺う    
             承る    
             拝聴する    
着る    召す        
      お召しになる        
来る    いらっしゃる 参る    参る
      おいでになる        
      見える        
      お見えになる        
      お越しになる        
くれる   下さる    ―    
      賜わる[† 8]        
死ぬ  お亡くなりになる ―      亡くなる[† 9]
    亡くなられる        
    逝去する        
知らせる         お耳に入れる    
知る  ご存じだ[†10]  存じる    
             存じ上げる    
             承知する    
する    なさる    いたす    いたします
      あそばす[† 11]        
訪ねる          伺う    
尋ねる          参上する    
             上がる    
             お邪魔する    
食べる   召し上がる  頂く     頂く
飲む    上がる    頂戴する    
寝る    お休みになる ―      休む
      休まれる        
見せる          お目に掛ける    
             ご覧に入れる    
見る    ご覧になる  拝見する    
命じる 仰せ付ける[† 12] ―    
もらう          頂く    
             頂戴する    
             賜わる[† 13]    
             拝受する[† 13]    
読む           拝読する[† 14]    

1.^ 表中の「-」は、特定形が無く「お~する」の一般形も作れないケース(<向かう先>に人物が想定できない動詞、あるいは<向かう先>に人物があっても慣習上使われなくなった場合)。
2.^ あまり使われない女性語
3.^ 旧来の規範では謙譲語とされていたが「謙譲語から美化語に向かう意味的な変化」が定着しつつあり、文化審議会答申「敬語の指針」において敬語意識の多様性に留意すべき一例とされた。
4.^ 「敬語の指針」では「行かれる」で相手に対する敬語の程度が十分な地域もあれば不十分になりかねない地域(例:東京圏)もあることを例示し、敬語には地域差があることを指摘した(参照:敬語#方言における敬語表現)。「お行きになる」は統語的に間違いではないが慣習上あまり使われない。
5.^ 「おる」と「おられる」の用法は地域差が大きい。「おる」は元々西日本的な表現であり、「おられる」も西日本で多用される。「いる」を常用する東日本では「おる」は謙譲語であるとの意識が強く、「おられる」に抵抗を持つ者もいる。また京阪地域では「おる」は軽い軽蔑語・謙譲語に用いられ本来尊敬語には用いられないが、共通語の影響から現在では「おられる」が多用されている(参照:おられる - ウィクショナリー日本語版[1])。「いられる」は統語的に間違いではないが、共通語では慣習上ほとんど使われない。
6.^ 主に書き言葉として使用
7.^ あまり使われない
8.^ 主に書き言葉として使用
9.^ 日本国語大辞典(小学館)は「尊敬表現や謙譲表現を用いるべき人に対しても、単に「なくなる」ということもできる。」としている。
10.^ 「ご存じだ」は「知っている」の尊敬語(参照:「敬語の指針」(文化審議会答申 平成19年2月2日))。
11.^ あまり使われない
12.^ 日常会話ではあまり使われない。
13.^ a b 主に書き言葉として使用
14.^ 例外として名前等の文字の読み方を尋ねる場合などは「拝読する」ではなく「お読みする」を使う。

「~なのかな」「~とは思います」「~と思います」〈1〉〜〈3〉

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【10】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1880457960&owner_id=5019671

mixi日記2013年08月05日から

 テーマトピは下記。
【「なのかな」と「とは思います」】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=48610257&comm_id=222342
================引用開始
「なのかな」と「とは思います」
2009年12月03日 17:17

今週発売の週刊朝日。その連載コラムで作家の内館牧子が辛辣に批判して書いています。「かな」の乱用、誤用、悪用の数々。私は数年前から非常に不快な思いでいました。やっとプロも気がついたか、とね。

以前にも類似トピを立てたのですが、以外にも反応はありませんでした。

断定してもいい表現の最後に「かな」(なのかな)をつけるタレント、スポーツ選手、そして政治家や官僚、一般市民たち。

どうしてこんな表現がまかり通るのでしょう。

最悪はこの「かな(なのかな)」に「とは思います」を続けること。

「やってもいいのかな、とは思います」
「面白い試合になるかな、とは思います」
「来年度にでも企画してもいいのかな、とは思います」

なんなんだよ、これ…。絶滅させましょう。
================引用終了


 何年も前に立ったトピで、頓挫していた。
 原因? 言葉の神様に訊いてください。
 当方はトピ主の責任が大きいと思う。いくつかあったちゃんとしたコメントに対してあんな書き方をしていたら、コミュニケーションにならない。
 数年ぶりにカラアゲされたので、思うところあって[29]のコメントを入れたが……やっぱりダメみたい。
 これ、ちゃんと書こうとするとものすごくたいへんだと思う。だって、文脈によっては何も問題がない表現なんだから。当然、文法的には何も問題がない。
 こういうのは、本来はインネンをつける側が論理的に説明すべきものだろう。論理で説明できないのなら、ヘンに感じる例を集めて考えるしかないのかな、とは思う(これはOKだよね)。
 問題を切り分けながら、順番に考えていきたい。以下、煩わしいので基本的にデス・マス体ではなく常体で見ていく。

【1】「~と思う」と「~とハ思う」の違い
 まず、この「ハ」の働き。辞書の全文は末尾に。
 かなり微妙で「3 強調」でもいいんだけど、説明の都合上「2 対比」と考えておく。このほかに「限定」なんて働きもあったと思うけど見つからない。このあたりをあまり厳密に考えても意味はないだろう。
「~と思う」は、ごくフツーの表現。どんな意味になるのかは説明不能。これに「ハ」がついて「~とハ思う」になると何がかわるのか。
 おそらく、この「ハ」は「モ」に近い。
「Aとハ思う」けど「Bとモ思う」し、「Cとモ思う」……かもしれない。
 大元を「Aとモ思う」にしても、大きな違いはないだろう。
 つまり、「~と思う」と比べると「~とハ思う」には「逆接」(「躊躇」と言ってもいい)のニュアンスがある。実際に言葉にはしなくても、含意している、と思われる。
 
【2】「~と思う」と「~と思いハする」の違い
 コメント[42]でおもしろい話が出る。なんでトピ主はスルーしているのだろう。ちゃんと「議論」に付き合ってくれそうな人が登場したのに。
【2】と【1】の「ハ」の働きはよく似ている。「~とハ思う」と「~と思いハする」はほぼ同義と言ってもいいかも。
 もちろん厳密に考えれば違っている。
「Aとハ思う」の含意は「でもBとモ思う」「でもCとモ思う」が本線。
「Aと思いハする」の含意は「でも疑問が残る」「でも賛成できない」「でも現実には無理」……etc.が本線だろう。
「逆接」や「躊躇」の方向性が微妙に違う。当方は通常、この程度のことは「大差なし」で押し切ることにしている。(←オイ!)

【3】「~かな」の問題点
 近年若年層の流行とされる曖昧表現のひとつなのだろう。個人的には若年層特有とは思わない。トピにも口癖にしている上司の例が出てくる。さらに言うと、「曖昧表現」が広がっているのではなく、「曖昧」と「極論」の二極化だと思う。もっとさらに言うと、単に日本語を使えない人が増えたので、こういう安易な表現に流れるのだと思う。
「~とか」「~のほう」などの仲間なのかな、とは思う(これはOKだよね。以下略)。
 ただ、そんなふうに乱暴にひとくくりにして「全部ダメ」と言うと、単なる●●になりかねない。「~とか」あたりは、フツーに使うなら何も問題はない。度が過ぎるとヒステリックな言葉狩り(重言?)にしか見えなくなる。
 まあ「~かな」と「~とハ思う」を組み合わせると、文脈によっては曖昧さが強調されることはありそうなんだけど、何も問題がないこともある。適切な文脈を用意してくれないと、何も判断できない。
696)【バイト敬語/若者言葉──「~とか」の話】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1820136974&owner_id=5019671
【バイト敬語/若者言葉の話】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1818.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1824951700&owner_id=5019671

【4】「~かな、とは思う」の実例
 トピに出てきた例文で確認する。

1)やってもいいのかな、とは思う
※これを「やってもいいのだろうか?」と異議を唱える表現と解釈しているが、それはムチャでは。「そんなことをやってもいいのかな、と思う」くらいならそのとおりかもしれないかな、とは思う。コメント[4]に出てくる書きかえ案は「私はやりたい、と思う」。それはそれでムチャじゃないかな、とは思う。
2)面白い試合になるかな、とは思う
※書きかえ案は「面白い試合になると思う」。ニュアンスがかなり違うかな、とは思う。
3)来年度にでも企画してもいいのかな、とは思う
※書きかえ案は「来年度に企画してみてはいかがですか? 」。ニュアンスがかなり違うかな、とは思う。なんで1)の書きかえ案と主語がかわっているのかな、とも思う。
4)もうそろそろ販売の方法を変えてみてもいいのかなぁ、とは思います
※上司のこの発言に対して「それは、変えるってことですか?」と訊くのはどうなんだろう。上司の答えは5)。
5)「いや、そうではなくて検討する時期に来ているのではないのかなぁ、と言うことです」
※これに対して「また同じことを言いましたね。じゃ、販売方法の見直しを検討するんですか?」って、喧嘩売ってるのかな?
「~とは思います」はどこに行ったの? これは単に上司の曖昧な表現(たぶん口癖)に苛立っているだけじゃないかな。個人的な苛立ちでしかなければ、共感してもらうのはけっこうたいへんだよ。

 前半が感覚的なのがマズいのか、とも思ったが、違うようだ。結局、これは個人の好みの問題じゃないのかな。
 文脈によってハ、「そこまで曖昧にする必要はない」ってケースもあるかもしれない。でもその文脈を示してもらえないと、判断できない。

6)そういう考え方もアリなのかな、とは思う
※これを「そういう考え方もアリだと思う」と同義と考えるのはいくらなんでも乱暴だろう。少なくとも当方はそんな無茶な発送はしない。配送センターが混乱しかねない。

 

■Web辞書『大辞泉』から
http://dictionary.nifty.com/word/%E3%81%AF?dic=daijisen
================引用開始


[係助]名詞、名詞に準じる語、活用語の連用形、助詞などに付く。
1 判断の主題を提示する意を表す。「犬―動物だ」「教育―国民の義務である」「黒牛潟潮干の浦を紅の玉裳裾引(すそび)き行く―誰(た)が妻」〈万・一六七二〉
2 ある事物を他と区別して、または対比的に取り立てて示す意を表す。「風―強いが、日―照っている」「夕されば小倉の山に鳴く鹿―今夜(こよひ)―鳴かず寝(い)ねにけらしも」〈万・一五一一〉
3 叙述の内容、またはその一部分を強調して明示する意を表す。「喜ばずに―いられない」「やがてわかって―くれるだろう」「死を恐れざるに―あらず、死の近きことを忘るるなり」〈徒然・九三〉
4 (文末にあって)感動・詠嘆を表す。…ことよ。…だなあ。…よ。「されど、門の限りを高う作る人もありける―」〈枕・八〉
5 (形容詞・打消しの助動詞「ず」の連用形に付いて)順接の仮定条件を表す。…のときは。…の場合は。…ならば。「験(しるし)なきものを思はず―一坏(ひとつき)の濁れる酒を飲むべくあるらし」〈万・三三八〉
◆係助詞「は」は現在では「わ」と発音するが、「は」で表記するのが普通。格助詞「を」、また「ときに」に付くときは、音変化して「をば」「ときんば」の形をとることもある。4については終助詞とする説もある。また、5については近世初期以降には「は」が音変化して、「くば」「ずば」の形をとることもあり、「ば」を接続助詞と解して仮定条件を表すこともあった。→をば →ときんば →ずば →ては
================引用終了


「〜していきます」「~していきたいです」「~していきたいと思います」
──「~なのかな」「~とは思います」「~と思います」〈2〉

mixi日記2014年07月08日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1929188749

 下記が関係あるかも。
1020)【「~なのかな」「~とは思います」「~と思います」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2842.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1908860625&owner_id=5019671

 テーマサイトは下記。
【「~して行きたい」「~して行きたいと思う」など。】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12131579487

 まず質問の全文を引く。
================引用開始
「~して行きたい」「~して行きたいと思う」など。
例えば不祥事を謝罪するときに「今後このようなことの無いように気を引き締めて行きたい」と気を引き締めるのではなく 引き締めて行きたい。
「ただいまから成績を発表して行きたいと思います」発表するのではなく発表して行きたいなど。
何故ぼかすような表現なんでしょうか。
================引用終了

 発言者の立場によって、事情が微妙にかわってくる。話の内容を考慮して、例文は基本的にデス・マス体で考える。
 断定的な言い方から曖昧な言い方まで、いくつか段階がある。

●謝罪の言葉
1)今後このようなことのないように気を引き締めます
  ↓
2)今後このようなことのないように気を引き締めていきたいです
  ↓
3)今後このようなことのないように気を引き締めていきたいと思います

 大前提として、謝罪の場合は「いきたいと思います」ではなく「いく所存でございます」くらいのほうが自然だろう。
 1)が一番スッキリしている。「引き締める」か否かは個人の心がけの問題だから「たい」をつけるのはおかしい、というのはごもっとも。「たい」は希望や願望を表わす(辞書の引用は末尾)。
 このように断言すると、同じような事態が再発したときに責任を追及されそう。
 だから少しボカすのだろう。政治家などの常套手段(笑)。そこで2)のように「たい」をつける。「いく」とは断言できないが、「いきたい」。「いく」努力はするけど、「いけなかった」ら許してね。
 デアル体で「いきたい」と言えば何も問題がないが、これに「です」をつけて「いきたいです」にすると、ちょっと問題がある。むずかしい話は別として、「たい」の活用を見ると形容詞とほぼ同じことがわかる。
 つまり、「たいです」(「たかったです」も同様)に覚える異和感は「うれしいです」に覚える異和感とほぼ同じもの。「間違い」ではないが、『大辞林』が〈現在かなり広がっているが,多少ぎこちなさも感じられる〉としているのだから、避けるべきだろう。
【この文章〈「形容詞終止形」+「です」〉は文法的に正しいですか】教えて!goo
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2891.html

 避ける方法はいろいろ考えられるが、一番安直なのは「〜と思います」をつけること。こうして3)のような形が広まることになる。
 2)の形を避けるのが「たいです」に対する異和感のせいか否か正確なところは、本人に確認しないとわからない。
「希望」にさらに「〜と思う」をつけるんだから、クドい印象になるのは当たり前。

●所信表明の言葉
「所信表明」というといかめしいが、プロ野球の新人の入団挨拶と考える。
1)一生懸命頑張ります
  ↓
2)一生懸命頑張りたいです
  ↓
3)一生懸命頑張りたいと思います
 1)がスッキリしているが、ちょっと控えめに言うなら2)、「たいです」に異和感があれば3)になるのだろう。
 これが「一生懸命頑張って新人王をとります」だとビッグマウスになる。3)のパターンが自然だろう。

 これが子供の将来の夢で「野球選手になります」だと2)が自然な気がする。もちろん3)でも構わない。「海賊王に、おれはなる」のほうが威勢はいいけど(笑)。



http://kotobank.jp/word/%E3%81%9F%E3%81%84?dic=daijisen&oid=11083400
================引用開始
デジタル大辞泉の解説
たい 【たい】

[助動][たかろ|たく・たかつ|たい|たい|たけれ|○]《希望の助動詞「たし」の連体形「たき」の音変化》動詞、および助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」の連用形に付く。
1 話し手の希望を表す。「御飯を食べたい」「日比(ひごろ)月日がおがみたいと思うたに」〈虎明狂・腰祈〉
2 話し手以外の人の希望を表す。「読みたいなら貸すよ」「やめたい人はやめればいい」
3 「ある」「である」「なさる」「くださる」や尊敬の助動詞「れる」「られる」に付いて、他に対する希望・要求を表す。…てほしい。「正直者がばかを見ない世の中でありたい」「別表を参照されたい」
◆「たい」が他動性の動詞に付く場合、希望の対象を表すのに、「水を飲みたい」「水が飲みたい」のように「…ヲ…タイ」「…ガ…タイ」の両形を、室町時代以来用いてきている。連用形「たく」の音便形「とう(たう)」は中世から行われているが、現代語では、「ございます」「存じます」を伴うときにかぎって行われる。また、接続助詞「て」を伴う場合、「たくって」となることもある。3は多く文章語に用いる。
================引用終了

 ちょっとメモ。
バイト敬語/若者言葉──「~とか」の話
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2310.html
================引用開始
 こうなると、近年の若者言葉に特有の曖昧表現、というククリ方もできそうな気がする。ただ、それは少し違うのでは、って気もする(「曖昧表現」の一方で「氏ね」などの直截な表現も目立つ。二極化と言うほうが正確だろう。)。
================引用終了


──「~なのかな」「~とは思います」「~と思います」〈3〉
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12245302735.html

 テーマサイトは下記。
【「は」が入ると、途端にやる気がないように思えるのはなぜ?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9624045.html
===========引用開始
以下の文章をご覧ください。

A「頑張ってみようと思います」
B「頑張ってみようとは思います」

A「やってみたいと思います」
B「やってみたいとは思います」

A「続けてみたいと思います」
B「続けてみたいとは思います」

A、Bどちらもほとんど同じ文章ですが、Aと比較してBは、「は」が入っています。
この「は」が入るだけでAと比較すると途端に「やる気のなさ」「100%全力を尽くす気がない」「上辺だけ」「本音じゃないよ、建前さ」という感じが際立ちます。

なぜでしょうか? 
===========引用終了

「途端にやる気がないように思える」ってフレーズに笑ってしまった。
 この「ハ」は【限定】と考えると判りやすいだろう。

A「頑張ってみようと思います」
B「頑張ってみようとは思います」
「頑張ってみようと思う」はそのままの意味。
「頑張ってみようハ思う」だと、その気があるけど、【あるだけ】。ほんとに「頑張ってみる」ことができるかは未知数。そりゃ覇気が感じられない。

 似たような言い方に下記がある。
C「頑張ってみようと思いハします」
 こちらも、思うけど【思うだけ】。そりゃダメだって。これはBよりもヒドい気がする。

【限定】も悪い意味だけではない。もっと元気いっぱいの場合もある。 
A「腹筋なら500回できる」
B「腹筋なら500回ハできる」
 これだと、Bでも覇気が感じられる。まあ限定しないAのほうが元気って気もするけど。


 以下は余談。
 格助詞の「ハ」にはいくつかの働きがある。
 かのベストセラー『日本語練習帳』は「ハ」お働きを4つに分けている。
===========引用開始
1)問題(topic)の下に答えを持ってくるよう予約する
2)対比
3)限度
4)再問題化  
===========引用終了

 説明はむずかしいだけでちょっとヒドいので、おすすめハ【限度……対比かも】できない。
 今回「ハ」は厳密に言うと「4)再問題化」だと思うけど、難しく考える必要はない。「3)限度」でいいだろう。
 一般的な「ハ」の用法のほとんど1)だけど、それだけでは説明できない例が出てくる。
 詳しくは下記をご参照ください。すんごく長い。勉強が好きな人にハ【対比かな】おすすめかも。
【チャレンジ日記──「は」と「が」 毒抜き編 〈1〉~〈7〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-592.html

 ちなみに名著の4分類にも入らない特殊な用法もある。これはホントに特殊なんで、別に考えるほうがよいだろう。
【「ハ」の用法 男は度胸、女は愛嬌 春はあけぼの 東京は浅草にやってまいりました〈1〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2177.html


【20170207追記】
 いかんなぁ。焦り気味で書くとボロボロだな。
〈格助詞の「ハ」〉って、いつから「格助詞」になったんだよ。じゃあ何助詞かって言うと、係助詞だろうな……メンドーなんで「助詞」って呼んでおく。文法音痴がバレバレ(泣)。まぁ、本題には関係しないからいいかっ。

 本題の「ハ」の働きを【限度】と言い切れるか否かは、実はけっこう微妙。
 念のため、辞書を再掲する。
https://kotobank.jp/word/%E3%81%AF-597777#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88
===========引用開始
大辞林 第三版の解説


( 係助 )
〔現在では「わ」と発音する。助詞「を」の下に付くとき、「をば」となることがある〕
種々の語や文節、活用語の連用形などに接続する。多くの事柄の中から、一つのものを取り出して提示するのが本来の用法である。
①特に一つの物事をとりあげて提示する。 「お酒-ぼくが買う」 「食事-もうすんだ」
②題目を提示して、叙述の範囲をきめる。 「象-鼻が長い」 「ぼく-学生だ」 「今日-よい天気だ」
③二つ以上の判断を対照的に示す。 「行き-よいよい、帰り-こわい」 「親に-孝行、友人に-信義」
④叙述を強める。
㋐〔格助詞・副詞などに付いて〕 意味や語勢を強める。 「たいてい-、そのまま帰る」 「君と-もう会わない」
㋑〔動詞・形容詞の連用形、および助詞「て・で」に付いて〕 一続きの叙述の一部分を強調する。 「絶対に行き-しない」 「なるほど美しく-ある」 「少なくともわかって-いる」 「まだ書いて-いない」 「真実で-ない」
⑤〔「…(で)は…(だ)が」の形で〕 譲歩の気持ちを表す。活用語の連用形に付くこともある。 「雨も、降り-降ったが、ほんのわずかだ」 「ごめんどうで-ございますが」
⑥動作・作用の行われる条件・事態を表す。現代語では「ては」の形で用いられるが、古語では「ずは」「くは」「しくは」などの形をとることもある。 「不正があって-ならない」 「おこられて-大変だ」 「会社として-万全の備えをするつもりです」 「忘れて-夢かとぞ思ふ/伊勢 83」 「あらたまの年の緒お長くあひ見ず-恋しくあるべし/万葉集 4408」 「鶯の谷よりいづるこゑなく-春くることをたれかしらまし/古今 春上」 「恋しく-形見にせよとわが背子が植ゑし秋萩/万葉集 2119」 → ずは(連語) ・ ずば(連語)
⑦文末にあって、終助詞的に用いられる。体言や活用語の連体形に接続して、感動の意を表す。よ。「はも」「はや」などの形をとることがある。 「歯固めの具にももてつかひためる-/枕草子 40」 「あはれ、それを奉り鎮め給へりし-や/大鏡 道長」
⑧(文末にあって終助詞的に用いられ)話し手自身に対して、念を押すような気持ちでの詠嘆を表す。 「すはよい-とて追たそ/史記抄 3」 「又五十字、百字有る歌もあらう-さて/狂言・萩大名 虎寛本」 〔⑦ は上代では「はや」「はも」の形をとる。⑧ は中世以後の用法。近世では「わ」と表記されることが多くなり、現代語で主として女性が用いる終助詞「わ」の源流となる〕 → はや ・ はも(連語) ・ わ(終助)
===========引用終了

「再掲」してみてもそんなに大きくかわっているはずはなく、ほぼ記憶どおり。
『大辞林』の[4]は【限度】ではなく【強調】と考えている。このあたりは、どちらでもいいとも言える。
 その気ハあるけど、【あるだけ】 ……なら【限度】。
 一応頑張ってハみるけど、みるけどさぁ……なら【強調】。このあたりは【言い訳】のほうがピッタリだと思うが、辞書はよほどのことがないとそんな書き方はしない(笑)。

平成23年度「国語に関する世論調査」に対する疑問 失笑 失恋 失効 失念 失禁〈1〉〜〈3〉

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【9】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1854387407&owner_id=5019671

mixi日記2012年09月29日から

 下記の続き。
【「言葉遣いに気を使っている人」が8割超……噓おっしゃい(失笑)】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1871850778&owner_id=5019671

 文化庁の平成23年度「国語に関する世論調査」の結果が発表されたのが20日。いろいろ疑問を感じ、書こう書こうと思って書けずにいた。もう夏炉冬扇(どこのジジイだ)かと思ったが、29日の「天声人語」が扱っていたので、考え直して書いておく。

>「なにげなくそうした」ということを,「なにげにそうした」と言う
 で、文化庁様としては「なにげに」はまだ許容してないということでよろしいのでしょうか。下記の●●辞書の版元をご指導いただけませんか。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%92%E3%81%AB&dtype=0&dname=0na&stype=3&index=20456800&pagenum=1
================================引用開始
なにげ‐に【何気に】
《「何気ない」の「ない」を取り、形容動詞活用語尾「に」を付けて副詞化した語》⇒何気ない[補説]
================================引用終了

>「寝る前に歯を磨きます。その時に…」ということを,「寝る前に歯を磨くじゃないですか,その時に…」と言う
 これは例文が悪い。そもそも「寝る前に歯を磨きます。その時に…」って言い回しが使われるのはどういうときか考えましょうよ。「歯の磨き方」という解説書ならアリでしょうが、会話でこんな言い方しますか? 「~じゃないですか」を使う人でも、こんな妙な使い方はしないでしょう。

 以下、◎印が正解です。メンドーなのでデアル体で書く。

>煮え湯を飲まされる
>  (ア) 信頼していた者から裏切られる◎・・・・・・・・・・・・・・・・・64.3%
>  (イ) 敵からひどい目に遭わされる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23.9%
 うーん、微妙。当方は両方の意味で使えると思っていたような……。味方限定ですか。しかも「信頼」している。こういう言葉を自分で使うことはまずないからなぁ。ちなみに「敵から」ではなく「敵に」では。

>うがった見方をする
>  (ア)物事の本質を捉えた見方をする◎・・・・・・・・・・・・・・・・・・26.4%
>  (イ)疑って掛かるような見方をする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48.2%
 これも微妙。当方の語感だと「うがった見方」は「深読みした見方」くらいの意味(妙な日本語だな)。ほぼ(ア)だろな。(イ)ってことはない。
 下記にある古い辞書の記述は興味深い。ただ、この記述が「疑って掛かるような見方をする」と通じるか否かはなんとも……。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7710167.html
 下記あたりだともう何が争点なのか……。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1494524579
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1494524484

>にやける 例文:彼はいつもにやけている。
>  (ア)なよなよとしている◎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14.7%
>  (イ)薄笑いを浮かべている・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76.5%
 これには参った。個人的には「正用」の使い方は目にしたことがない。しかも「誤用」のほうはかなりの頻度で見聞している。ほとんど使われない言葉なら辞書の意味と合致していてもいなくてもあまり問題はない。でもこれは……。

>失笑する 例文:彼の行為を見て失笑した。
>  (ア)こらえ切れず吹き出して笑う◎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27.7%
>  (イ)笑いも出ないくらいあきれる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60.4%
「笑いも出ないくらいあきれる」なんて解釈があることに驚く。「笑いを失う」と考えれば、そうとれなくもない。失格/失恋/失効……の仲間かも。以前、別の意味で「失笑」について教えてもらった。
【気になった言葉を挙げていきます】(226&243~245)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=12&comm_id=365263&id=2501635
 当方の語感では、「失笑する」は「こらえ切れず苦笑してしまう」くらいの意味。「吹き出し」はしない。

>割愛する 例文:説明は割愛した。
>  (ア) 不必要なものを切り捨てる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65.1%
>  (イ) 惜しいと思うものを手放す◎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17.6%
 これも異和感がある。「割愛」をよく見るのは「紙面の都合で一部割愛する」のような例文。「手放す」よりも「(やむをえずに)省略する」に近い。

「天声人語」の全文は下記。
================================引用開始
2012年9月29日(土)付

 生まれては消え、消えては生まれ。うたかたのような言葉の中にも、生き延びて市民権を得るものがある。腹が立つ意味の「むかつく」もどうやら根を張ったらしい。日常会話で使う人が全体の約半数、30代までに限れば4分の3を超えるそうだ▼文化庁の国語世論調査は毎年、ひとしきりの話題を提供してくれる。今年の調べでは、「なにげなく」を「なにげに」と言う人が約3割いた。「正反対」を「真逆(まぎゃく)」、「中途半端でない」を「半端ない」がともに2割強と聞けば、言葉は生きものだと痛感する▼この手の言葉は、若者の間から生まれて、年かさの世代へ攻め上がる。年配層は眉間(みけん)にしわが寄るが、「真逆」も「半端ない」も16~19歳では6割以上が使っている。遠からず定着と相成るのだろう▼これを乱れと見るか、言葉の賑(にぎ)わいと見るか。茨木のり子さんに「日本語」と題する詩がある。〈制御しがたい奔流は/濁りに濁り/溌剌(はつらつ)と流れてゆくがいい/決壊を防ごうと たとえ百万人/力を併せて清潔なダムを作ってみても/そこに魚は住まないだろう〉▼茨木さんは別の随筆で、聞き苦しい言葉は無数にあると言いつつ、「いやな日本語を叩(たた)きつぶせば、美しい日本語が蘇(よみがえ)るというものでもないだろう」と書いていた▼曖昧模糊(あいまいもこ)を「あいもこ」、かくかくしかじかでを「かくしかで」――などと若者言葉は多彩だ。眉が八の字になりかけるが造語の才には脱帽する。頑迷にならず、迎合もせず、生きた濁流を眺めようか。
================================引用終了


失笑 失恋 失効 失念 失禁〈2〉  
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12244656755.html

 直接的には下記の続きだろうな。
【平成23年度「国語に関する世論調査」に対する疑問】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2518.html
 以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
>失笑する 例文:彼の行為を見て失笑した。
>  (ア)こらえ切れず吹き出して笑う◎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27.7%
>  (イ)笑いも出ないくらいあきれる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60.4%
「笑いも出ないくらいあきれる」なんて解釈があることに驚く。「笑いを失う」と考えれば、そうとれなくもない。失格/失恋/失効……の仲間かも。以前、別の意味で「失笑」について教えてもらった。
【気になった言葉を挙げていきます】(226&243~245)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=12&comm_id=365263&id=2501635
 当方の語感では、「失笑する」は「こらえ切れず苦笑してしまう」くらいの意味。「吹き出し」はしない。
===========引用終了

 トピのやり取りを保全しておく。

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[226] 2008年05月28日 19:30

S
>225

(略)
それと、意外に思われるかもしれませんが、「失笑」には本来、「軽蔑して笑う」というニュアンスはありません。ほとんどの人が間違えていますので気をつけましょう。(^^;

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[243] 2008年05月30日 01:35

tobirisu

(略)
>225
>Sさん

>それと、意外に思われるかもしれませんが、「失笑」には本来、「軽蔑して笑う」というニュアンスはありません。ほとんどの人が間違えていますので気をつけましょう。(^^;

 あせり気味に辞書を確認しました。たしかにおっしゃるとおりですね。誰も食いつかないってことは常識……と考えてさらに汗が(泣)。
 ただ、「失笑を買う」とか「失笑を禁じえない」という慣用句の場合は「軽蔑して笑う」のニュアンスですよね。
 これは誤用が広まってからできた慣用句ってことでしょうか。

 恥をかくついでに質問をもうひとつ。
「失笑」の「失」ってどういう働きをしているのでしょうか。 
  1)うしなう……失格/失恋/失効など
  2)そこなう……失策/失言など
「失礼」あたりはどちらともとれる……。
 で、「失笑」は、「笑いをそこなう」?

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[244] 2008年05月30日 02:08

A
>243 2008年05月30日 01:35 tobirisu さん

(略)
>「失笑」の「失」ってどういう働きをしているのでしょうか。

「失禁」の「失」と同じだと思います。
「無意識に~してしまう」「~をとめられない」というところでしょうか。

とすると、今気づきましたが、
「失禁」って、「“禁”を禁じえない」のような、ちょっと面白い言葉かもしれません。

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[245] 2008年05月30日 02:27

A
追って気づきましたので、連投失礼します。

243 2008年05月30日 01:35 tobirisu さん
>「失笑を買う」とか「失笑を禁じえない」という慣用句の場合は「軽蔑して笑う」のニュアンス

いや、「失笑を買う」のほうは、本来の「失笑」を「されてしまう(ようなことをした)」ということで
意味は通ると思います。

「失笑を禁じえない」のほうは、言われてみれば、
本来の意味だとすると重複表現っぽくなってしまいますね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[246] 2008年05月30日 18:17

S
225で最初に「失笑」について書いたSです。

実はこれ、最近の「おバカブーム」「インテリブーム」「雑学ブーム」でその種のTV番組が乱立していますが、そういった番組のひとつで紹介されていたもので、私自身、それまでは誤解した意味で「失笑」を捉えていました。

「軽蔑して笑う」意味としては、「冷笑」というのがありますが、最近は「失笑」が幅を利かせていて、あまり耳にしません。
ただ、自分の感覚では「冷笑」には「とことん見下す」ニュアンスがあるのに対し、「失笑」(もちろん誤用としてですが)には「軽く見下す」ニュアンスがあって、そんなに悪くないと思っています。

「一生懸命」が本来「一所懸命」の誤用でありながらも、もはや主流になっているように、「失笑」も誤用の意味が定着してもそんなに悪くないんじゃないかなと思っています。

ついでに似たような事例を幾つか。

「姑息」に「ひきょう」や「ずるい」というニュアンスはありません。
「陳腐」に「古臭い」や「程度が低い」というニュアンスはありません。
「憮然」に「むっとして不機嫌になる」というニュアンスはありません。
「こじゃれた」に「ちょっとお洒落な」というニュアンスはありません。

全部最近のTVを観て自分の用法が誤っていたことを知らされた言葉です。

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失笑 失恋 失効 失念 失禁〈3〉  
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12244668613.html

 テーマサイトは下記。
【失笑の誤用の方の意味の熟語ってないですか?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9620268.html
===========引用開始
文章を書くときに「呆れて笑いを失う、まったく笑えない」
みたいな状況を表したい事態によく直面します。
つい、失笑した…と書きたくなるのですが、それは誤用なので、
その間違った方の意味の熟語があれば教えて欲しいです。
===========引用終了

 まず「失」の働きを確認する。
https://kotobank.jp/word/%E5%A4%B1-521044#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89
===========引用開始
デジタル大辞泉の解説
しつ【失】
1 うしなうこと。損失。
2 あやまち。失敗。「利潤に耽るは商人の失」
3 きず。欠点。「学者の失は人を侮(あなど)る」
4 野球で、失策の略。エラー。「三失」「遊失」


しつ【失】[漢字項目]
[音]シツ(漢) [訓]うしなう うせる
[学習漢字]4年
1 なくす。うしなう。うせる。「失業・失点・失望・失恋/遺失・消失・焼失・喪失・損失・得失・紛失・忘失・滅失・流失」
2 うっかり出してしまう。「失禁・失言・失笑」
3 あやまち。しくじり。「失策・失敗/過失」 
===========引用終了

[漢字項目]のほうがわかりやすいだろう。『大辞泉』の[漢字項目]は、ちょっとした漢和辞典のように使える(「使えない」ことも多かった気がするけど)。
 うーむ。「うっかり出してしまう」か。これは「うっかり〜してしまう」でよいのでは。「うっかり禁を出す」って……。「うっかり出してしまう」だとほかにもいろいr……ぐゎ、何をするんだ。
 言うまでもなく、「失笑」の誤用は「1」の意味で解釈したのだろう。ただなぁ。〈1〉〈2〉で見た「国語に関する世論調査」だと6割超が誤用しているそうな。そんな●●がホントにそんなにいるんだろうか。

 それは別にして、本題。
「正用」の「失笑」の類語なら「苦笑」「苦笑い」「微苦笑」「薄笑い」あたりが近いかな。
「誤用」の「失笑」の類語は……熟語限定だと浮かばないorz。
「茫然(自失)」「唖然」あたりだろうか。
 ちょっと捻って「脱力」かな。
 熟語でなければ、「ドン引きする」「しらける」「呆れる」「言葉を失う」あたりだろうか。
「言葉を失う」つながりで「閉口(する)」もアリかも。

 こういう事態がさらに悪化すると、「失言」は「言葉を失う」こと、なんて珍解釈も出てくるのだろうか。なんだかなぁ。
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