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【将棋74/渡辺竜王勝利 1勝2敗に】

 アップし忘れていた。

 下記の仲間。
●将棋(と囲碁)の話 お品書き
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-date-20170910.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1932509757

mixi日記2017年12月05日から

 今朝の朝日新聞に〈47歳羽生、挑む大記録 「永世七冠」なら史上初、最新研究怠らず〉って記事が掲載された。本文中にも「5日に決着予定の第3局に勝てばタイトル奪取に王手をかける」とある。
 こういう時期にこういう記事ってアリなんだろうか。
 そりゃ挑戦者のファンのほうが圧倒的に多いし、前人未到の「永世七冠」に向けて業界を盛り上げることも必要かもしれない。でも、いくらなんでも渡辺竜王に失礼じゃないか?
 当方はどちらかと言うと挑戦者ビイキだけど、こういう理不尽なのはどうかと思う。
 竜王自身も「カタキ役」「嫌われ役」には慣れているかもしれない。まして、「スマホカンニング事件」も記憶に新しい。恐ろしいことに、次のタイトル戦の挑戦者決定戦の決勝に、当事者の三浦九段が名乗りを上げている。これで挑戦が決まれば、これ以上ないくらいの遺恨試合になる。
 それはさておき、第3局は渡辺竜王が一番返した。
 先手番の挑戦者が中飛車を選んだことに解説陣営が驚いたらしい。以下は棋譜中継から引用する。
===========引用開始
(3手目 5六歩の解説)
対局開始に立ち会った藤井猛九段が控室に戻ってきた。モニターに▲5六歩が映し出されると「ええー」と驚きの声を上げる。驚きつつも笑顔であった。藤井猛九段は振り飛車党である。「これは中飛車ですか」と佐藤康光九段。佐藤康九段は日本将棋連盟会長として現地を訪れている。
今回、帯同している棋士は、藤井猛九段や西田四段をはじめとして振り飛車党が多い。明日は佐々木慎六段と田中悠一五段も指導対局のために現地を訪れる。佐藤康九段と阿久津八段はオールラウンダーで振り飛車も指すし、千葉六段は元振り飛車党である。

(4手目 6二銀の解説) 
12分の考慮で指された。「さすがに渡辺さんも意表を突かれたかもしれません」と千葉六段。
▲羽生-△渡辺戦でこの形は過去に2局ある。4手目△6二銀は今年7月の銀河戦決勝トーナメントで指された。2015年2月の朝日杯将棋オープン戦決勝は△3四歩。1局目と2局目の間は2年半ほどあったが、今回は4ヵ月も空けずに中飛車をぶつけてきた。千葉六段が「意表」と話したのは、この間隔の短さも理由のひとつ。
===========引用終了

 そんなに意外なのか? 当方は、第1局でも飛車を振るのでは、と考えていた。
【将棋73/ゴールデンカード再び? 羽生棋聖、「永世七冠」に向けて先勝】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12321917318.html
===========引用開始
 さて、第1局の内容。
 先手番の挑戦者が相掛かりを志向した。このところ、先手番で苦しんでいる気がする。王座戦はその傾向が顕著だった。
 矢倉が芳しくないのは居飛車党共通。横歩取りにしても角換わりにしても、パッとしない。もしかすると飛車を振るのではと思ったが、さすがにそれはなかった。
===========引用終了

 偉そうに書いてすみません。どうにも最近の挑戦者が先手番で苦戦している気がして。
 その一方、先手番の中飛車は、優秀な作戦として見直されている。
 これは久保王将の功績が大きい気がする。たしか、先手の中飛車に対しては相振りが有力。これに対し、久保王将は中飛車左美濃という斬新な対抗策を考案した。違ったらゴメンなさい。
 ただ、今回の挑戦者の作戦はどうだったのだろう。ちょっと仕掛けに無理があったような。
 竜王が調子を上げる前に決着をつけないと、「永世七冠」が未到になりかねない。


http://digital.asahi.com/articles/DA3S13214065.html?rm=150
===========引用開始
(文化の扉)47歳羽生、挑む大記録 「永世七冠」なら史上初、最新研究怠らず
2017年11月5日05時00分

 25歳で将棋界初の七冠独占を成し遂げ、47歳になった今も第一線で活躍する棋士・羽生善治。20代の新鋭が台頭し、同世代のライバルたちが次々と後退していく中、26年にわたり絶えずタイトルを保持し続けている。その力の源は何なのか。

 羽生善治棋聖(47)が渡辺明竜王(33)に挑戦している第30期竜王戦ログイン前の続き七番勝負に注目が集まっている。前人未到の大きな記録がかかっているからだ。

 将棋界では、タイトルごとに「連続5期」獲得などの条件を満たすと、それぞれ永世称号を名乗る資格を得る。羽生はこの制度がある7タイトルのうち、永世名人などすでに六つの資格を持っている。今期竜王戦を制すれば、残る「永世竜王」の資格を得ることになり、史上初の「永世七冠」を達成する。

 永世称号の資格を得た棋士は歴代10人いるが、故大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人(70)の五つが最多(終了棋戦を含む)。タイトル数が少なかった時代と単純には比較できないが、50歳を前に七つ獲得するのは驚異的なことだ。

 実は過去に2回、永世竜王獲得のチャンスはあった。だがいずれも渡辺竜王に敗れ、逃している。竜王挑戦は7年ぶり。5日に決着予定の第3局に勝てばタイトル奪取に王手をかける。

     *

 羽生がプロデビューしたのは中学3年の時。昨年に中学生プロとなった藤井聡太四段(15)が連勝記録を塗り替えて騒がれたが、当時、羽生はそれほど注目された存在ではなかった。

 初めて脚光を浴びたのは、NHK杯戦で歴代名人を破って優勝した18歳の時。加藤一二三九段(77)との対局では、終盤に絶妙手を放ち、解説の故米長邦雄永世棋聖を感嘆させた。

 「羽生マジック」と呼ばれる終盤の強さに加え、深い序盤研究で隙のない強さを発揮し、19歳で竜王を獲得すると、次々にタイトルを取っていく。当時としては先進的なパソコンでの棋譜(対局手順の記録)管理を採り入れ、「人生の経験と将棋には関係がない」と言い切り、その合理的な考え方は新時代の到来を感じさせた。

 そして1996年に前人未到の七冠同時制覇を達成。2004年に一冠に後退したものの、わずか8カ月で四冠に復活、以降もずっと複数のタイトルを保持し続けてきた。8月、10月と若手から立て続けにタイトルを奪われ、13年ぶりに一冠となったが、記録のかかった今期竜王戦では、第一人者としての戦いぶりがよみがえってきている。

     *

 羽生の通算タイトル獲得数は史上最多の98で、大台が目前だ。この強さを、棋士仲間はどうみているのか。

 羽生と研究会をともにし、タイトル戦を戦ったこともある木村一基九段(44)は「相手の得意戦法も研究し、苦手を作らないという意思を感じる。忙しいはずなのに最新の研究を怠らない」と日頃の姿勢に感心する。

 デビュー時から羽生をよく知る島朗九段(54)は「踏みとどまる強さ」を長所に挙げる。「棋士にはスランプや不調がつきものですが、羽生さんはその期間が短い。立ち直りが早い」

 ライバルたちの存在も、長くモチベーションを保ち続けてきた理由の一つだろう。タイトル戦で激闘を繰り広げた森内俊之九段(47)や佐藤康光九段(48)、藤井猛九段(47)、郷田真隆九段(46)、丸山忠久九段(47)らは同年代。いわゆる「羽生世代」と呼ばれ、長きにわたってしのぎを削ってきた。

 とはいえ、そのライバルたちも現在は無冠。これからの戦いは「いつまでトップを維持できるのか」という意味でも注目されている。

 (村上耕司)

 ■発想の幅広げたい 将棋棋士・羽生善治さん

 プロになって約30年、がむしゃらにやってきました。この間、将棋界は大きく変わりました。昔は対局が始まっても午前中はのんびりしていましたが、今は気が抜けません。すぐに優劣に差がついてしまうからです。

 2000年前後に革新的な戦法が出てきて、それまで異筋、邪道と言われるような指し方が見直され、戦術が進歩しました。棋譜データベースが整備され、ネットを通し場所を問わず対局できるようになり、序盤研究の密度が濃くなった。最近は人工知能(AI)の影響で価値観が覆り、経験や過去の知識がそのまま通用しなくなってきています。

 「永世七冠」は節目の記録なのでもちろん達成できればと思います。一方でAIが将棋の未知の領域を示してくれた。若手棋士と戦うと、自分と読みが合わないと感じることがありますが、それはある意味、自分の発想の幅が狭いといえる。最近の将棋は同時にいくつかのことをこなす並列的思考が求められる。経験を生かしつつ、発想の幅を広げていくことが大切だと思っています。

 <読む> 『結果を出し続けるために』(日本実業出版社)は、40歳を超えた羽生が対局や日常生活での思考プロセスをつづった一冊。「勝負で大切なこと」「プレッシャーとの付き合い方」「ミスへの対応」など、ビジネスにも生かせそうな内容となっている。 
===========引用終了
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将棋65/最近気がついた妙な記録4

 アップし忘れ?

 mixi日記2015年10月28日から。

 下記の仲間。
●将棋(と囲碁)の話 お品書き
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1932509757

 28日、四冠を防衛したばかりの羽生名人四冠が、棋王戦の予選準々決勝で破れた。これで竜王戦に続いて今年度の挑戦はなくなった。
 毎年のことかもしれないが、対局の日程をもう少しなんとかできないのだろうか。勝っている棋士ほど対局数が多くなるのはしかたがないが……。
 最近の羽生名人四冠の対局スケジュール。明日も対局がある。

10月22日 ● 糸谷哲郎
10月26日 ○ 佐藤天彦
10月28日 ● 阿部健治郎
10月29日   深浦康市

 このところ、過密スケジュールに苦しんでいると思われる棋士がほかにもいる。
 豊島将之七段の最近の対局スケジュール。10月は5局指して全敗。こちらも30日に今月6局目がある。
10月1日 ● 稲葉陽
10月15日 ● 広瀬章人 
10月17日 ● 郷田真隆
10月22日 ● 橋本崇載
10月24日 ● 深浦康市

 渡辺明棋王の最近の対局スケジュール。10月は6局指して全敗(NHK杯はもっと前かもしれない)。こちらも29日から二日制のタイトル戦。
9月29日 ● 糸谷哲郎
10月7日 ● 深浦康市
10月12日 ● 三浦弘行
10月15日 ● 糸谷哲郎(二日制)
10月19日 ● 佐藤天彦
10月22日 ● 久保利明 
10月25日 ● 阿部健治郎(NHK杯戦)

 豊島七段は棋聖戦で羽生名人四冠に破れたあたりからなんかヘンな感じ。もしかすると、例によってハブ毒(←よしなさい!)にあたった?
 渡辺棋王のほうは、9月29日に連敗がスタート。こちらは……ダニ毒?(←ホントによしなさいって!)

将棋61/通算勝率7割の壁

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385699944&owner_id=5019671

mixi日記2015年05月03日から

 昔、河口老師の著作だかで、棋士の通算勝率と地位の関連性を読んだ記憶がある。
 いい加減な記憶で書く。6割を超えるとA級棋士になれ、6割5分を超えるとタイトルが取れ、7割に近づくと名人になれる……だったかな。
 通算勝率7割というのはとんでもない記録で、5月3日時点でクリアしている棋士は下記の6人。以下、基本的に敬称を略します。
     対局数 勝数 負数 勝率
羽生 善治 1818 1311 505 0.7219
佐藤 天彦 332 233 99 0.7018
豊島 将之 409 290 119 0.7090
菅井 竜也 231 171 60 0.7403
千田 翔太 95 69 26 0.7263
増田 康宏 11 8 3 0.7273

 将棋のことを知らない人のために補足しておくと、デビューしたての棋士が勝率7割というのは十分スゴいことではあるけど、そう珍しいことではない。↑を見るとほとんどいないけど(泣)。
 若手の頃は勝ちまくっていても、何年かすると対局相手も手ごわくなってくるから、勝率7割を維持するのは困難になる。500局を超えるとほとんどいない。1000局を超えて7割超えなんて過去にいたのだろうか。やはり羽生名人四冠は例外中の例外。

 これとは別に、A級昇級時に通算勝率7割を超えていると名人になれる……という説があるらしい。これは初めて聞いた。今年の新A級の佐藤天彦が勝率7割で注目された。
 この件に関して、下記ですんごい資料を見た。
せんすぶろぐ【豊島、棋聖戦挑戦・・・そろそろ結果出してください】
http://ameblo.jp/sensuanaguma/entry-12021455973.html

 で、問題の資料は下記。
http://fast-uploader.com/file/6986122754890/

通算勝率


 いやはや、これだけでご飯が何杯もいただける(笑)。
 データ制作者の紫苑さんの注目ポイント。
==============引用開始
a.中原の勝率の高さ
b.羽生の22歳時点での対局数
c.30代棋士で上位に入ったのは深浦・木村のみ
d.(知ってはいましたが)加藤一二三のこの対局数でのA級到達
==============引用終了

 ブログ主のせんすさんの注目ポイント。
==============引用開始
1)田中寅彦A級昇級26歳、勝率698・・・素晴らしい成績であり、確か4期連続昇級だったはずで、典型的なエリートコース驀進。にもかかわらずA級ではいつも「鰯」だった。
2)同じく順位戦参加10期でA級到達にもかかわらず森下と渡辺の対局数が大差。棋戦数減少ということもあろうが、渡辺がタイトルを取り予選免除になった影響と思う。
3)南、本当に超エリートだったんだな。。224局、5期って、羽生よりも速い。
4)佐藤天彦は久しぶりの7割維持のA級到達者なんですね。
5)郷田もクリアしていたのか。。都市伝説化したのは彼からということになるのですね。
==============引用終了

 当方は、上に加えて谷川が外れているのが意外だった。勝ち数は中原とほぼ同数だけど、名人戦以外ではめぼしい活躍がなかったような……。
 もはや「都市伝説化」しているのかもしれないが、上位5人まではきっちり名人になっている。
 羽生世代のスゴさも目立つ。
 A級昇級時に通算勝率7割超えを果たしたのが9人。そのなかに、羽生、丸山、森内、郷田と4人もいる。さらには準羽生世代の深浦も。とんでもない……。

棋士名 対局数 勝数 負数 勝率
羽生 善治 1818 1311 505 0.7219
糸谷 哲郎 397 276 121 0.6952
渡辺 明 746 504 242 0.6756
郷田 真隆 1255 794 460 0.6332
谷川 浩司 2024 1247 774 0.6170
佐藤 康光 1513 961 552 0.6352
森内 俊之 1367 865 502 0.6328
加藤 一二三 2460 1320 1139 0.5368
桐山 清澄 1823 964 859 0.5288
森 けい二 1695 854 841 0.5038
田中 魁秀 1423 658 765 0.4624
田丸 昇 1259 542 717 0.4305
淡路 仁茂 1391 694 697 0.4989
青野 照市 1458 732 726 0.5021
小林 健二 1345 669 676 0.4974
田中 寅彦 1406 753 653 0.5356
福崎 文吾 1285 631 654 0.4911
高橋 道雄 1436 807 628 0.5624
中村 修 1327 725 602 0.5463
島 朗 1402 780 621 0.5567
南 芳一 1383 777 606 0.5618
塚田 泰明 1249 685 564 0.5484
井上 慶太 1201 674 527 0.5612
森下 卓 1455 874 580 0.6011
先崎 学 1052 630 422 0.5989
屋敷 伸之 1147 720 427 0.6277
丸山 忠久 1248 805 443 0.6450
藤井 猛 995 579 416 0.5819
深浦 康市 1158 750 408 0.6477
三浦 弘行 898 528 370 0.5880
久保 利明 1036 645 391 0.6226
宮田 利男 1165 535 630 0.4592
土佐 浩司 1305 649 656 0.4973
東 和男 1080 466 614 0.4315
脇 謙二 1201 604 597 0.5029
泉 正樹 1149 580 569 0.5048
神谷 広志 1111 544 567 0.4896
浦野 真彦 1013 497 516 0.4906
日浦 市郎 1117 630 487 0.5640
富岡 英作 1026 529 497 0.5156
阿部 隆 1214 728 486 0.5997
中田 宏樹 1160 697 463 0.6009
中川 大輔 1068 643 425 0.6021
行方 尚史 884 553 331 0.6256
北浜 健介 768 443 325 0.5768
鈴木 大介 772 439 333 0.5687
木村 一基 841 545 295 0.6488
山崎 隆之 764 502 262 0.6571
阿久津 主税 628 399 229 0.6354
橋本 崇載 535 329 206 0.6150
広瀬 章人 421 278 143 0.6603
佐藤 天彦 332 233 99 0.7018
森 信雄 967 399 568 0.4126
西川 慶二 1059 488 571 0.4608
室岡 克彦 976 434 542 0.4447
棋士名 対局数 勝数 負数 勝率
堀口 弘治 964 449 515 0.4658
有森 浩三 931 492 439 0.5285
小林 宏 896 409 487 0.4565
所司 和晴 833 372 461 0.4466
中田 功 979 510 469 0.5209
石川 陽生 929 459 470 0.4941
長沼 洋 963 513 450 0.5327
神崎 健二 1008 550 458 0.5456
小倉 久史 929 496 433 0.5339
藤原 直哉 822 399 423 0.4854
畠山 鎮 895 503 392 0.5620
畠山 成幸 894 486 408 0.5436
佐藤 秀司 852 483 369 0.5669
杉本 昌隆 899 510 389 0.5673
平藤 真吾 770 411 359 0.5338
豊川 孝弘 775 424 351 0.5471
真田 圭一 786 446 340 0.5674
飯塚 祐紀 817 460 357 0.5630
北島 忠雄 661 352 309 0.5325
田村 康介 700 410 290 0.5857
堀口 一史座 673 373 300 0.5542
中座 真 638 348 290 0.5455
野月 浩貴 650 369 281 0.5677
小林 裕士 659 393 266 0.5964
松尾 歩 639 408 231 0.6385
飯島 栄治 545 340 205 0.6239
村山 慈明 454 298 156 0.6564
豊島 将之 409 290 119 0.7090
稲葉 陽 285 199 86 0.6982
伊藤 博文 734 292 442 0.3978
木下 浩一 744 326 418 0.4382
高田 尚平 724 339 385 0.4682
伊藤 能 520 212 308 0.4077
川上 猛 679 341 338 0.5022
岡崎 洋 696 347 349 0.4986
窪田 義行 691 358 333 0.5181
矢倉 規広 673 368 305 0.5468
勝又 清和 608 292 316 0.4803
松本 佳介 583 293 290 0.5026
近藤 正和 600 319 281 0.5317
佐藤 紳哉 616 358 258 0.5812
増田 裕司 544 282 262 0.5184
高野 秀行 536 281 255 0.5243
伊奈 祐介 506 260 246 0.5138
安用寺 孝功 484 257 227 0.5310
千葉 幸生 482 275 207 0.5705
佐々木 慎 494 290 204 0.5870
宮田 敦史 441 264 177 0.5986
村田 智弘 417 216 201 0.5180
横山 泰明 442 277 165 0.6267
西尾 明 430 255 175 0.5930
佐藤 和俊 393 237 156 0.6031
片上 大輔 374 225 149 0.6016
村中 秀史 341 188 153 0.5513
高崎 一生 337 206 131 0.6113
棋士名 対局数 勝数 負数 勝率
中村 太地 353 223 130 0.6317
戸辺 誠 310 198 112 0.6387
及川 拓馬 260 151 109 0.5808
澤田 真吾 245 163 82 0.6653
大石 直嗣 244 148 96 0.6066
永瀬 拓矢 242 169 73 0.6983
菅井 竜也 231 171 60 0.7403
斎藤 慎太郎 118 80 38 0.6780
山本 真也 429 195 234 0.4545
中尾 敏之 381 157 224 0.4121
金沢 孝史 367 159 208 0.4332
上野 裕和 370 152 218 0.4108
大平 武洋 394 194 200 0.4924
熊坂 学 278 123 155 0.4424
藤倉 勇樹 301 128 173 0.4252
島本 亮 319 139 180 0.4357
中村 亮介 369 207 162 0.5610
阪口 悟 328 180 148 0.5488
長岡 裕也 311 148 163 0.4759
遠山 雄亮 304 162 142 0.5329
瀬川 晶司 285 159 126 0.5579
金井 恒太 280 164 116 0.5857
伊藤 真吾 224 123 101 0.5491
村田 顕弘 276 172 104 0.6232
田中 悠一 223 108 115 0.4843
佐藤 慎一 201 105 96 0.5224
西川 和宏 212 116 96 0.5472
吉田 正和 192 101 91 0.5260
阿部 健治郎 206 134 72 0.6505
牧野 光則 186 103 83 0.5538
佐々木 勇気 188 122 66 0.6489
船江 恒平 172 112 60 0.6512
阿部 光瑠 178 114 64 0.6404
高見 泰地 127 72 55 0.5669
千田 翔太 95 69 26 0.7263
門倉 啓太 145 75 70 0.5172
藤森 哲也 126 72 54 0.5714
八代 弥 124 81 43 0.6532
上村 亘 69 28 41 0.4058
石田 直裕 88 51 37 0.5795
渡辺 大夢 59 33 26 0.5593
竹内 雄悟 69 35 34 0.5072
石井 健太郎 50 31 19 0.6200
三枚堂 達也 48 31 17 0.6458
星野 良生 31 13 18 0.4194
宮本 広志 31 15 16 0.4839
増田 康宏 11 8 3 0.7273
黒沢 怜生 12 7 5 0.5833
今泉 健司 0 0 ----
青嶋 未来 1 1 0 1.0000
梶浦 宏孝 0 0 ----

 こっそり入れておく。
【電脳の譜 1】
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将棋60/言い分は一理あるけど、敗者がそれを言ったら難癖にしかならない。

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385699944&owner_id=5019671

mixi日記2015年04月11日から

 いわば欠陥品を勝負の場に出してしまった自らの非を認めるべきでは。これじゃ単なるゴロツキだよ。

「すでにアマチュアが指して知られているハメ手をプロが指してしまうのは、プロの存在意義を脅かすことになるのでは」
「一番悪い手を引き出して勝つというのは、何の意味もないソフトの使い方」
〈何の意味もないソフトの使い方〉……研究段階なら、そのとおりなのかもしれない。
 しかし、棋士側の事前研究を前提にしたルールなのだから、阿久津八段にはなんの非もない。なんか、最悪の結末になったような……とても残念。
 主催者はこういうヤカラを認めているの? こんな泥仕合になるなら、これでFINALにしたのが正解なのだろう。

 下記の続き。
【将棋59/「将棋電王戦FINAL」速報】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1940903164&owner_id=5019671

【ネタ元】ねとらぼ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150412-00000014-it_nlab-sci
==============引用開始
電王戦最終局、異例の「21手投了」に至ったAWAKEの真意は 「一番悪い手を引き出して勝っても意味ない」

 既報の通り、阿久津主税八段が勝利を収め、プロ棋士側が3勝2敗で勝ち越した「将棋電王戦FINAL」。4月11日に行われた最終局では、AWAKE側がわずか21手で投了を宣言し物議をかもしましたが、対局後の記者会見でもやはり、AWAKEの「21手投了」という決断に質問が集中しました。

【勝ちはしたものの、終始苦い表情だった阿久津主税八段】

 AWAKEは以前、「電王『AWAKE』に勝てたら100万円!」という企画でアマチュアと対戦した際、「自陣にあえて隙を作ることで、AWAKE側に持ち駒の角を打たせて捕獲してしまうことができる」という、ある種の「ハメ手」が見つかっていました。今回、阿久津八段もこの打ち方を採用し、序盤にAWAKEの角を獲得。この直後、AWAKE開発者・巨瀬亮一さんが投了を宣言し、AWAKE側の負けが決まりました。角を取られたことでAWAKE側が不利な状態になったことは確かですが、それでもかなり早い段階での投了宣言に、会場は一時ピリピリとした空気に包まれました。

 記者会見で投了の意図を問われた巨瀬さんは、「ハメられる形の中でもかなり損している局面。あのまま指し進めても勝ち目はなかった」と説明。また阿久津八段の指し手に対しては、「すでにアマチュアが指して知られているハメ手をプロが指してしまうのは、プロの存在意義を脅かすことになるのでは」「一番悪い手を引き出して勝つというのは、何の意味もないソフトの使い方」と厳しいコメントを寄せました。

 一方、試合前には「(ハメ手について)人間相手にはやらない作戦のため葛藤もあった」と述べていた阿久津八段でしたが、どういう心境でこの手に至ったか記者から問われると、「事前にソフトを貸し出していただくというルールの中で、自分にできる最善ということでこの作戦を選びました」と回答。ニコニコ生放送のコメントでも「勝つために最善を尽くすのがプロである」という意見と、「勝つだけでなく面白い勝負をするのがプロ」という意見どちらも見られ、あらためて「電王戦」という特殊なルールにおける対局の難しさをうかがわせました。
==============引用終了

電王戦最終局、異例の「21手投了」に至ったAWAKEの真意は 「一番悪い手を引き出して勝っても意味ない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3366926

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将棋59/「将棋電王戦FINAL」速報

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
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mixi日記2015年04月11日から

「将棋電王戦FINAL」は、いい意味でも悪い意味でも、対将棋ソフトらしい戦いだった。
 阿久津八段が採用したのは、2月28日に中継された「電王AWAKE(ノートPC)に勝てたら100万円」(1日目)で披露された戦法とほぼ同様。

 下記が詳しいかも。
【電王AWAKEに勝利し100万円ゲットした山口直哉さんの必勝法。△2八角を打たせる】
http://shogi1.com/awake-100manyen-winner/

 棋譜は下記。
【<祝>将棋棋譜続報(89手目以降追加) アマ完全勝利!!!(1勝目) 電王AWAKE(ノートPC)に勝てたら100万円!】
http://hantosidegodan.seesaa.net/article/414816028.html



 こっそり入れておく。
【電脳の譜 1】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2911.html
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【ネタ元1】毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/news/20150411k0000e040203000c.html
==============引用開始
電王戦:棋士側が初勝ち越し…3勝2敗
毎日新聞 2015年04月11日 11時30分(最終更新 04月11日 12時39分)

 将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが5対5で対戦する「電王戦FINAL」の第5局が11日、東京の将棋会館で行われ、午前10時49分、阿久津主税八段(32)が「AWAKE」(巨瀬亮一氏開発)に21手で勝ち、棋士側が3勝2敗として初めて団体戦で勝利を決めた。

 序盤で「AWAKE」が不利になる進行になり、巨瀬さんが投了を宣言した。【山村英樹】
==============引用終了

【ネタ元2】マイナビニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000029-mycomj-ent
==============引用開始
「将棋電王戦」最終局はソフト側21手で電撃投了、3勝2敗でプロ棋士が勝ち越し
マイナビニュース 4月11日(土)11時56分配信


写真: マイナビニュース
5人のプロ将棋棋士がコンピュータ将棋ソフトと団体戦で戦う「将棋電王戦FINAL」の第5局・阿久津主税八段 対 AWAKEの対局が11日、東京・将棋会館にて行われた。

【もっとほかの写真をみる】

第5局は10時49分、「第2回将棋電王トーナメント」第1位の将棋ソフト・AWAKEが、21手で投了し、両陣営勝ち越しをかけた第5局は阿久津八段が勝利。「将棋電王戦FINAL」はプロ棋士が3勝2敗で勝ち越す結果となった。将棋は、先手の阿久津八段は、序盤で角交換四間飛車と呼ばれる形に進めたが、そこからあえて自陣に隙をつくって角を打たせる特殊な作戦を選択。その直後にコンピュータ将棋ソフトAWAKEが21手で投了するというハプニングが発生し、対局開始から1時間も経たずに終局となった。消費時間は阿久津八段が13分、 AWAKEが30分。

AWAKEは「将棋電王戦FINAL」出場に先立って、アマチュアと対戦する企画に出場していたが、その際本局と同じ展開から敗れており、第5局でも同じ形を阿久津八段が採用するかどうか注目が集まっていた。AWAKEの開発者・巨瀬亮一氏は、アマチュア対戦企画の敗戦と同じ形に進んだら投了すると決めており、開発者の意思として投了を選択したという。

終局後の会見で阿久津八段は「(AWAKEの弱点は)ソフトを貸し出してもらって3日目か4日目ぐらいに気づきました。(特殊な作戦について)普段やらない形なので葛藤もありましたが、一番勝ちやすい形を選ぼうと思いました。(団体戦勝利については)素直にうれしいという感じではないですが、とりあえずはよかったなと」と振り返り、巨瀬氏は「△2八角と打ってしまったら▲2六香と上がられたところで投了しようと決めていた。アマチュアが指した形なのでプロが指してくるかどうかはわからないと思っていた。こうした穴があるのは、しかたがないところもある。最初から勝ちにはそれほどこだわっていなかった」「アマチュアが先に指した手なので、プロは指してこない可能性もあると思った」と語っている。

なお、第5局および「将棋電王戦FINAL」の記者会見は、本日18:00より行われるという。
==============引用終了

電王戦、棋士側が初勝ち越し
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3366507



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