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このクールのドラマから&最近のマンガから1013

mixi日記10月13日から

一応
10月4日の日記の続きってことで。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=952983739&owner_id=5019671

 このクールのドラマから。
 まだ出揃ってないけど、ここまで視聴したなかで圧倒的に迫力があったのは「ブラッディ・マンデイ」。初回が2時間スペシャルって、相当力が入ってます。このところ「ドラマのTBS」が「渡鬼」以外パッとしなかったのに「ROOKIES (ルーキーズ)」がウケたもんで、その気になって、またしても若い世代向けのマンガ原作ものをもってきたようだ。
 原作が「少年マガジン」連載と訊いてショックを受けた。しかも単行本がすでに7巻も出ている。まったくノーチェックだった。だって最近は少年誌のチェックが甘くなってんだもん。慌ててコンビニに走った。
【ブラッディマンデイ】(はてなキーワード)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D6%A5%E9%A5%C3%A5%C7%A5%A3%A5%DE%A5%F3%A5%C7%A5%A4

 このテのことに詳しいマイミクさんの情報によると、「24」のseason3(テーマは「バイオテロ」)と、かなり前のマンガ作品『YASHA』(吉田秋生)のイイトコドリっぽいとか。そりゃおもしろくならないはずがない。
 ツッコミどころはいくつもある。どこかのサイトで、主人公(三浦春馬)の高木藤丸が名字のタカ(鷹)からとってハンドルを「ファルコン」にしたらしいけどファルコンは「隼」と書いてあった。おっしゃるとおり。
 当方が見ていていちばん気になったのは、主人公の父親が連行されたシーン。次のシーンでは逃亡していた。どうやって振り切ったかくらいは教えてよ。
 隼の背景に地球儀が描かれたファルコンのシンボルマークを見て、大正製薬を想起しない人がどれだけいるのか教えてほしい。
 吉瀬美智子(ここんとこ出まくりやな)の服装も態度もありえなさすぎて笑うしかない。
 
 細菌テロを軸にした高校生(天才ハッカー)の活躍を描く、とでも言うのかな。感染爆発(「バンデミック」と言うらちい→正しくは「パンデミック」pandemicらちい)がテーマの話で、たぶんいちばん有名なのは『バイオハザード』。この映画はパート1だけをテレビで見た。
 マンガだと、記憶にあるのは数年前(2004年らちい)に「モーニング」で連載された『エマージング』(外薗昌也)。けっこう長い作品と思ったが、コミックスは2巻しか出ていない。
 もうひとつ思い当たるのは「ビッグコミックスペリオール」で連載が始まったばかりの『感染列島』(柿崎正澄)。10月10日発売のNO.21が第3回。原作は映画「感染列島」制作委員会で、来年1月公開の映画とのメディアミックスらしい。絵が微妙にリアルなもんで、血しぶきが生々しい。
 細菌じゃなく最近、映画の公開前にマンガ連載開始って手法がやたら目立つ。
 記憶にある限りあげてみる。ほかにも相当数あるはずだ。こういう手法にメリットがあることはわかるけど、あんまり頻発すると反動が来る気がする。

『亡国のイージス』(横山仁)
 原作は1999年に講談社から刊行された福井晴敏の小説。マンガ連載は2004年で、映画は2005年公開。「モーニング」の連載マンガはよほど不評だったのか、ものすごく中途半端なところで終わっている。

『隠し砦の三悪人』(しりあがり寿)
 原作は半世紀前の1958年12月28日に公開された黒澤明監督の映画。2008年5月にこの映画のリメイク版が公開されるのと同時期くらいに、「ビッグコミックスピリッツ」誌上でマンガ作品が連載された。これは映画評とも言えるギャグマンガで、ちょっと異質。

『相棒』(こやす珠世)
 原作はTVドラマ[相棒]になっている。2008年5月の映画公開の少し前に連載開始。「ビッグコミックスペリオール」NO.21でFile21。

『ICHI』(篠原花那)
 原作は子母澤寛の小説。今年10月25日の公開に先立って「イブニング」で連載開始。9月23日発売のNO.20で第6話。


【続きは】↓
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最近のマンガから1004-2

「ビッグコミックスピリッツ」が、NO.41で新装刊になった。表紙のうたい文句だと「新装刊第1号 総ページ数900オーバー!」なんだそうな。これにはちとカラクリがあり、「超豪華5大付録」がついていて、そのうち4冊は小冊子(もうひとつはDVD)。その小冊子の合計が408ページある。本体は512ページ(300円)。それでもこのボリュームはかなりのもの。ちなみに、NO.40は392ページで280円。
 何が新装かっていうと、休刊になった「ヤングサンデー」からの移籍組みが登場しはじめた。とりあえず、この号で登場したのは下記の5作品。
『新クロサギ』(黒丸/原案・夏原武)、『イキガミ』(間瀬元朗)、『とめはね!』(河合克敏)、『鉄腕バーディー』(ゆうきまさみ)、『土竜の唄』(高橋のぼる)。
 人気作だけが生き残っただけあって、なかなかのラインナップ。

 NO.42(498ページ/300円)では、移籍組の『LOST MAN』(草場道輝)が始まる。
 この作品はノーチェックだったけど、かなりおもしろい。
 それよりぶっ飛んだのは、巻頭の新連載。『のぼうの城』(作画・花咲アキラ/原作・和田竜)。人気時代小説のマンガ化ってのは昨今珍しくない。ビックリしたのは作画が花咲アキラだったから。この名前を出しても、ピンと来ない人もいるんじゃないだろうか。実質1作しか描いていないから知名度は低い。でも、絵柄を見れば誰でもわかる。長らく同誌で『美味しんぼ』を描いていたマンガ家です。あのー、『美味しんぼ』はなし崩しで終了ですか? そんなことはないだろうけど、本格的に長期休載になりそう。

 この「ビッグコミックスピリッツ」の試みはひとつの試金石(重言?)になるだろう。いままでマンガ雑誌が休刊になると、掲載作が移籍するのはきわめてマレだった。せいぜい1作とか2作ってイメージがある。ここまで大量の移籍は記憶にない。こうなると合併というほうが適切な気がする。これで休刊候補(いまだに信じられない)だった「ビッグコミックスピリッツ」が元気になるなら、今後は積極的に同様の試みが行なわれても不思議ではない。
 そりゃ出版社としては、2冊出して2冊とも黒字になるならそっちのほうがいいかもしれない。でも現状は、代わり映えのしない作品・雑誌の粗製濫造の観が強い。

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フリーランスの編集者兼ライターです。

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