fc2ブログ

『あしたのジョー』を復刻連載──コミックになるまで待ちます

 マンガの話だから下記の続き。
【快挙であることは間違いないけど……】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-205.html

================================
 今でも根強いファンが多い漫画『あしたのジョー』を復刻連載する『週刊現代』(講談社)は27日(金)、復刻連載を開始する3月14日号の表紙に、同漫画の主人公・矢吹丈を起用することを発表した。同誌は長年、表紙に女優やタレントなど女性を起用しており、男性で、しかも漫画の主人公が表紙になるのは「きわめて稀」だという。

あしたのジョー』復刻連載、連載1回目の扉ページ写真

 1968年から73年にかけて「週刊少年マガジン」で連載された『あしたのジョー』は、高森朝雄(現・梶原一騎)原作、ちばてつや作画のボクシング漫画。連載当時、矢吹丈のライバル・力石徹が劇中で死んだ際には実際に“葬儀”が行われ、ファンが多数つめかけた人気作。単行本・文庫本などのコミックスは「累計2000万部を数える」(講談社)という。

 今回の企画は、『週刊現代』と『週刊少年マガジン』が創刊50周年、『あしたのジョー』が誕生40周年であることを記念して実現。また、復刻連載について同社は「過去の連載をそのまま総合週刊誌に掲載するケースは、今回が初になる」とコメントしている。

 矢吹丈のニヒルな微笑みが表紙を飾る同誌は、3月2日(首都圏基準)に発売。
================================

 この復刻連載の話は少し前に聞いた。試みとしてはアリかもしれない。団塊世代のバイブルみたいなもんだから。
 でも、この企画で「週刊現代」の売り上げが伸びるとは到底思えない。そりゃ表紙を飾った号は少しは伸びるかもしれない。でも、それだけでしょう。
 昔、「週刊読売」に『新巨人の星』の連載されたことがある。調べてみて驚いた。1976~1979年なんだ。本編の『巨人の星』の連載期間が1966年~1971年だから、間が5年しかない。しかも、3年以上連載していたの?(まあページ数は違うけど) それなのに、知っている人は少ない。正直言って、あんまりいいデキとは言えなかった。

 今回の場合は復刻連載だから、もっと厳しい。
 おそらく、マンガを読む層と、週刊誌を読む層は違っている。『あしたのジョー』が読みたくて「週刊現代」を買う人っているのかな。当方なら、コミックになるまで待つ……それはもうあるって(笑)。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1095674097&owner_id=5019671

スポンサーサイト



テーマ : マンガ
ジャンル : アニメ・コミック

2008年12月の朝日新聞から

08-12-1
3日
規則変更 後押し
高橋3位 ジャンプ一発勝負(夕刊3面)
 海外のスポーツ記事の見出し。村上研志記者(クーサモ〈フィンランド〉)。ほとんどインネンとは思いつつ書く(何をいまさら)。ノルディックW杯の複合競技のルールが変更になったらしい。複数の方式があった競技法がジャンプ1回、距離10kmに一本化された。これまでは、ジャンプ2回、距離15kmが一般的だったらしい。で、見出しを読めば事情がよくわかる。高橋選手は、「ジャンプ1回」になったことで有利になったんだろう。疑問を感じた。ジャンプが1回になって有利なのは、ジャンプが苦手な選手だろう。試技の回数が増えれば、実力が上の選手のほうが順当に上位に来る可能性が高くなる。日本の選手で距離が得意ってのは珍しい。記事を読むと、距離が苦手な高橋選手は、距離のキロ数が短くなったので有利になったらしい。そりゃそうでしょ。要するに、見出しが真逆のことを言っている。

08-12-2
13日
柳としては、白56の急所に迫っていじめれば、よりが戻ると判断したのだろう。(朝刊16面)
 囲碁の観戦記。内藤由起子記者。記録にある限りで、この「より」の用例は3回目(過去の表記は「ヨリ」で、将棋の観戦記だった)。※08-1-1/08-8-4参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=980687972&owner_id=5019671
 3回とも書き手が違うということは、この誤用が蔓延していると判断せざるを得ない。「迫っていじめればヨリが戻る」って、相手はMですか?

08-12-3
14日
入れず打てず決まられず(朝刊s1面)※「決まられず」なのか?
 サッカーの日本代表の欠点を分析した記事。森治文記者。誤用ではない。単純に「イレズ」と読んでしまった。ルビでも振るしかないのかな。

08-12-4
15日
 『私は隗になりたい』 派遣切り避けたいと賞与返上一番に申し出た役員の物語。隗より始めよ、今時皆無の涙の感動作。(夕刊1面)
「素粒子」ってコラムの役割もよくわからない。最近のニュースをネタにウマいことを書こうとしてるんだろうな。助詞や読点の使い方がヘンですんごくわかりにくいうえに、「隗より始めよ」の使い方が誤用。これももうダメか。※02-4-1参照。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1017997758&owner_id=5019671

08-12-5
17日
▼歌舞伎の市川団十郎さん(62)の血液型が、AからOに変わったそうだ。貧血の治療で、O型の妹さんから造血幹細胞を移植した結果という。新春の復帰公演に向けた会見で「A型とO型で演技が違うのか、じかに確かめてほしい」と楽しげに語った▼血液型と性格の関係は昔から議論されてきた。人体のことだから、姓名判断や占いよりは信じられる、と思う人がいるのだろう。そうした「科学のにおい」ゆえか、日本人女性の63%、男性の47%が「関係あり」と答えた調査(07年)もある▼今年のベストセラー(トーハン調べ)で『B型 自分の説明書』(文芸社)が3位に、同じシリーズのO型が4位、A型が5位、人口比で1割に満たないAB型も9位に入った▼5人も居合わせれば三つくらいの血液型は集まるから、仲間内で軽く盛り上がるには便利な話題かもしれない。しかし、根拠に乏しい性格との結びつきが独り歩きするとなれば、お遊びと笑ってもいられない。誤解や思い込みは、相手ばかりか自分の損にもなる▼例えば、人づきあいの摩擦を血液型のせいにするのは簡単だが、現状打破の努力はそこで止まる。定めに身を任すのは、最後の最後でいい。それまでは粘り強く、前向きに生きたい▼白血病を克服し、芸歴55年の先をつないだ団十郎さん。一般からの輸血を受けながら「どんな美人の血かな」と考えていたそうだ。そして「たくさんの善意に生かされている」と。O型の前に大型、揺るぎのない骨太の芸風である。新しい血も迷わず弟子入りしたはずだ。(朝刊1面)
 最近は、探すと「天声人語」くらいはネット上に転がっている。「天声人語」って、もう終わっているのかもしれない。血液型と性格が無関係であることを主張したいなら、冒頭の逸話を使ってもっとハッキリ書けばいい。これじゃ何を言いたいかわからない。決定的にヒドいのが結びの二文。ここまでベタなダジャレを書くのは度胸がいる。「新しい血も迷わず弟子入りした」って、書き手はウマくまとめたつもりなんだろうな。

08-12-6
24日
フグのすしが出ると2人は独特な食べ方を披露する。(朝刊32面)
 テレビ欄。「独特な」って間違いではないんだろうな。個人的には相当イヤ。「披露する」って、さぞスゴい流儀だったんだろうな。見逃した。

08-12-7
27日
 故人を含め、指してみたい相手は誰ですか。この質問に、羽生善治さん、森内俊之さんらプロ棋士の多くが同じ名を挙げている。昭和の鬼才と呼ばれた元名人の升田幸三さんだ。家出して頂点を極め、人情味と毒舌、斬新な手で皆を魅了した▼91年に没した升田さんが、勝負と懐具合の関係を語っている。「米びつ開けてみて米がいっぱいではいかん。しかしながらカラでも困る。マスを底のほうへ突っ込んでしゃくったら、ジャリッと音がしたという状態がいい」▼お金が余っていても、すっからかんでも、確かに渾身(こんしん)の力は出にくい。勝負師でもない身なら、少しばかり集中を欠いたとて「満腹」でいたい人が多かろう。逆に、米びつの底が見えたうえ、雇い止めにおびえる立場はどうか。仕事が手につくはずもない▼北風が吹いたきのう、新たに寒い数字が出た。12月だけで3万4千人の非正規社員が失職だという。寮を追われ、初の野宿を強いられる人もいる。防寒の工夫、段ボールや廃棄弁当の入手法、炊き出しの場所など、屋根なく一夜をしのぐすべを知らない、弱者中の弱者だろう▼この年末年始は、週末の巡り合わせで休みが長い。きょうから9日間、駆け込むべき窓口の多くは閉まり、日雇いの仕事も減る。路上ならずとも試練の時だ▼生活困窮者を支援する「反貧困ネットワーク」の湯浅誠さんは話す。「この期間をどう生き延びてもらうか。なにしろ、行政で頼れるものは救急車ぐらいしかないですから」。あまたの命と尊厳が、王手をかけられて年をまたぐ。
「天声人語」。数日前のよりはマシだが、これも相当ヒドい。いまどき升田幸三のことを言っても誰もわからないから、冒頭のような書き方をしたんだろうな。「家出して頂点を極め」ってどんな人生だよ。コギャルか。「人情味と毒舌」ってどんな性格だよ。tobirisuか。「斬新な手で皆を魅了」って、将棋のことを知ってて書いてるのかな? 結局こんな中途半端な書き方だと、「知識のひけらかし」にしかならない。「王手をかけられて年をまたぐ」って、そういうウマそうなことを書くのはやめたほうがいいよ。スベると悲惨だから。
 まったく話はかわるけど、以前「文士と落語家と碁打ちは呼び捨てにするべし」(これが正用とは言うけど、「べし」ってなんかヤだな)って話を読んだことがある。当然将棋指しも呼び捨てにするものなんだろう。芸能人なんかも呼び捨てにするのがフツーらしい。個人的に面識がある場合は別だけど、そうでなければヘンに「さん」などをつけるのは失礼になる。「さん」をつけるのは、「アンタはまだ無名」って意味でかえって失礼になるとのこと。たしかに夏目漱石さんとか言ったらヘンだよな。
 で、この記事の中では、羽生善治名人と森内俊之前名人を「さん」づけしている。こういうのはどうなんだろう。相当異様に感じる。少なくとも当方は、「升田幸三さん」なんて恐れ多い書き方は絶対できない。

テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

tobi

Author:tobi
フリーランスの編集者兼ライターです。

カレンダー
01 | 2009/02 | 03
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード