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マスコミのタブー?

 下記の仲間です。
【出版とネットを巡るあれこれ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-468.html

mixi日記2008年04月22日から

 マイミクの日記に触発されて、「マスコミのタブー」について書きます。
 どんなまともなものに触発されたって、当方が書くとバカっぽくなる可能性は否めず、「触発」だの「否めず」だの響きのいい言葉を使っているとハッ倒されそうですが、許してね。

 ひと昔もふた昔も前……当方が社会に出た頃ですから、そんなに前のことではないが、マスコミにはタブーとされていることがいくつかあった。

【参照サイト】
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070410/1176173712

 このうちいまだにタブーとして残っているものがいくつかあるのか、正確なところはわからない。一部は「開かれた」というウワサも聞く。有名無実で実際にはもうタブーではない、とされるものもある。とはいえ、いまだに「イラストの指の数には注意」って話も聞く。
 
 先のサイトであげられているのは、なんとなくハード系のタブーって気がする。それに対応?するソフト系のタブーっていうと、エロとモー娘。ジャニーズじゃなかろうか。オーイ。明らかにひとつだけ毛色が違うぞー。ってことで、まずはエロに関するタブー。

 これって、どこまで残っているんですかね。ヘアヌードってのは事実上解禁されたけど、大手の週刊誌は自粛するようになったみたい。当たり前だよ。あんなものが売り上げにつながるわけないだろ。
 それでもさすがに、モロ出しってのはダメみたいだよな。このあたりはネットの得意分野かも。あんなのは、全部OKにしちまえばいいのよ。ヘアヌードと一緒で、自粛する媒体は自粛するって(「自浄作用が働く」くらい書けよ。思いつかなかったの。シクシク)。そう苦労しないで見られるようになれば、誰もあえて見たいと思わなくなるよ。それを麻痺って呼ぶこともできなくはないけど。
 まあいいや。このヘンのことを書いていると、自分でも何を書き出すかわからないので、やめとこう。

 モー娘。……「もーむす」て入力してこう変換できるってのはどういう了見だ? オイラが単語登録したのかな? モー娘。って言うより「ハロプロ」が勢いがあった頃、あっこに関するスキャンダルはタブー視されていた。
 あの頃に聞いた話。某大手出版社が出していた写真誌が、モー娘。のスクープを入手した。圧力がかかって、掲載は中止に。そのかわり、それからしばらくの間、同社の小学生向け雑誌にモー娘。が出まくった。まあ、当方が聞いたことがあるくらいだから、別にタブーでもなんでもなく、ただの「ありがちな話」だったのかも。
 ハロプロの勢いがなくなってきた(いまやエースは里田まい?)ら、週刊誌がヒドい書き方を始めた。当方がたまたま目にした「凋落のモー娘。のウンタラ」みたいな記事は、相当悪意がこもっていた。別に悪意を込めなくても、けっこう悲惨な状況みたい。ほっといてやれよ。ボツになったネタの恨みがあるのかもしれないけど、あんなにタタかなくてもいいと思う。

 ハロプロがタブーでなくなったいま、芸能界で唯一と言ってもいいタブー(実際にはホンマのタブーがあるんだろうけど)がジャニーズ関係。
 これも徐々にではあるが崩れてきた。

【参照サイト】
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20080419120147/JCast_19216.html
http://www.j-cast.com/2008/03/19018045.html

 中居クンも歌唱力に関しては、随分前からさすがにタブー扱いではなくギャグ扱いになっている。J-WAVEでこの問題を積極的に扱っているDJがいて、音痴のことを「ジャイアン」と呼んでいる。たしか中居クンのジャイアン度は文句なしのトップクラスのはず。長年歌手をやっていてあそこまでかたくなに上達を拒めるのはひとつの芸だよな。けっしてリズム感がないわけではないんだから。

 中居クン=ジャイアン説はごく一部の話で、一般にSMAPのジャイアンと言えば文句なくキムタクだろう。どう考えたってリーダーである中居クンよりずっと態度が大きい。
 それもしかたがないよ。あれだけ何をやらせてもカッコよくてソツがないタレントは記憶にない。
 前にテレビで、同い年の人間を多数集めてキムタクと1対1でトーク……って企画を見てつくづく感心した。どんな相手とでも真っすぐに向き合う姿勢がすばらしい。政治家秘書みたいな肩書きの人が「政治家を目指さないんですか」と真顔で訊いていたけど、いま木村拓哉が何かに立候補したら、対抗できる人物はいないだろう。石原都知事くらいじゃないかな。
 近々総理に就任するってウワサを聞いたけど、「さもありなん」ってとこだよな。
 あーあ、ツマンネエ話は、オチまでツマンネエや。
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まともな書き手はどこに行った

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mixi日記2008年01月21日から


 このところ、ライターの質の低下が著しい。理由はいくつか考えられるが、大きいのはライターという職業のハードルが下がっていることではないか。昔はライターになろうなんて物好きは少なかった。ところが、最近は猫も杓子も(死語かな?)ライターになろうとするし、その気になればなれてしまう。

1)ワープロ(ワープロ専用機&ワープロソフト)が普及した
 ワープロの普及によって、誰でも文章が書けるようになった。それまでは、文章を書くのは知的な作業という幻想があった(実際には肉体労働的な要素が多い)。ある程度の漢字や言葉を知らなければ文章を書くことはできなかったからだろう。文章を書くには、辞書が必需品だったし、頻繁に辞書を索かなければならない人は、文章を書く気なんて起こさなかった。
 ところがワープロという魔法の筆記用具が登場して事情がかわった。漢字なんか知らなくても機械が変換してくれるので、辞書を使わずに文章が書けてしまう。これは画期的なことです。ワープロを使う前にも文章を書いていた当方のような旧人類にとっても、非常に便利な機械だった。喜んで使った結果、漢字がまったく書けなくなった。当初は、「そんなことぐらいで忘れるわけが……」とタカをくくって強がっていたが、いまとなってはもう手遅れ。ほとんど●●に近い。それでも「紐解く」なんてバカげた書き方はしない。この頭の悪さ全開の書き方が普及したのは、MS-IMEのせいらしい。
 蛇足ながら。便宜上「ワープロソフト」と書いたが、あんなもので文章を書いている人の気が知れない。長い文章を書くならワープロではなくエディターを使うべき……というのは、Windowsが登場する以前から常識だった。ええーと、Windowsの登場は95年だったから、まだそれほど昔のことじゃないんだ(ちょっと驚いた)。何が嫌かって、余計な機能をテンコ盛りにしているからとにかく「重い」。最近はマシンの性能が上がったので「重さ」は以前ほど気にならないのかもしれないけど。ワープロとエディターを比較したうえでワープロを使っている人を否定する気はない(肯定する気もないけど)。比較したうえでの選択なら趣味の問題ですから。ただ、エディターを使ったことがないのに「ワープロが使いやすい」と思い込んでいる方も多い。まず、ちゃんと比べてみようね。ワープロが使いやすいと主張する御仁は、最低限、以下の3点ぐらいはクリアしてるんでしょうね。
・自動の箇条書きとオートインデントの外し方を知っている
・字詰めをきっちりかえることができる(20字詰めにしたはずが20.5字詰めになっているとか、数字と文字の間にヘンなアキがあるんでズレることがあるなんて人は帰っていいから)
・オリジナルの書式スタイルを使っている

2)バカな文章が増殖するようになった
 漢字はワープロがある程度教えてくれるようになった。単純な誤字・脱字も教えてくれる。このあたりの校正機能は、Word君の得意技のひとつらしい。でもね。言葉の正しい使い方はあんまり教えてくれないの。その結果、ネット上で訳のわからない表現が飛び交うようになった。それを目にしたバカが、同じ間違いを広めていくようになった。「概出」なんかは別の話。あれはギャグなんだから。頻繁に目にする「ご教授ください」に関しては、「誤用だ」「誤用とは言えない」と局地的な論争もあるようだ。たしかによーく考えると「誤用だ」と決めつける根拠は希薄で、「誤用とは言えない」気もする。でもさ。少なくとも当方の常識では「ご教示ください」しかない。メンドーだからどっちでもいいや。「一様」と書く人が多いけど、あれは「一応」では……そんな論争は関知したくない。
 世間には「書き続けていれば上達する」って幻想を信じている人も多いが、そんなことはない。学習意欲のある人はまだ救われるかもしれない。自分の文章を読み返して不備に気づくこともある。他者が書いた文章との比較によって上達する可能性もある。とはいっても一般論で言えば、ヘタな人がなんの工夫もせずに書き続けても、上達なんかしない。ヘタなままヤミクモに延々と書き続けるだけ。スピードだけは上がる可能性が高い。「書き続けていれば上達する」って幻想は大昔から広まっていて信者も多いみたいだから、ムキになって逆らう気はない。メンドーだから、これもどっちでもいい。

3)文章なんてなんだっていいことになってきた
 ワープロで文章を書くのが一般的なことになり、バカが文章を書くようになった結果、ライターの質は壊滅的に低下してしまった。反論が出てくることは予想できる。何を使って書こうが、誰が書こうが、質の悪い書き手は淘汰されるはず。もっともなご意見です。でもね。ちょっと考えてほしい。まともなライターAと、まともじゃないライターBがいたとする。
 Aはまともな原稿を書くために丁寧な仕事をする。パソコンの操作にあまり慣れていないせいもあって、原稿を書くのはあまり早くない。自信の持てない分野の仕事には消極的。一方、Bはとにかく書くのが早い。ネットでの調べものは得意中の得意で、パクリギリギリの原稿を書くことも気にしない。どんな分野の原稿でもとにかく早く仕上げる。早いのが取り柄だけあって、原稿はかなり粗い。AさんとBさんは、どちらがライターとして重宝されるでしょうか。間違いなくBのほうです。そりゃ、見る人が見れば原稿の質の違いは明らかだよ(そう思いたいだけかな)。でもさ。「見る人」が少なくなっているって現実がある。しかも、読者もそんな質の高い原稿なんて求めていないって現実もある。そんなことないだろう、って説も考えたいとは思うよ。でもねー。ちょっと誇張したけど、B的ライターがA的ライターを駆逐することは現実に起きている。
 話は少しかわるけど、駆逐つながりってことで。一応文学の話だから芸術の話ってことになるかもしれない。ケータイ小説があれだけ支持されている正当な理由を、誰か説明してくれ。「あんなものは文学ではない」って話は聞き飽きた。そんな「負け犬の遠吠え」的な言説ではなく、ちゃんとした論が聞きたい。この際だから、肯定でも否定でも構わない。とは言いながら、ものすごく論理的な肯定派がいたら、ちょっと怖い。

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アザゼル&のだめ&新風舎(どういう三題噺や)

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mixi日記2008年1月7日から

 明日は「イブニング」の発売日~。最近の一番のお楽しみと言いたいところだが、今号は『アザゼルさん』は休み。連載始めたばかりで休むんじゃねんよ、もうネタが切れたのかよ。あーあ、2週間も待たなけりゃならないなんて、悲しすぎる。今年はロクな年じゃねえな。
 昨晩、一日遅れで『のだめ』のSPの後半を見た。いやー、いいもん見せてもらった。涙アリ、笑いアリの傑作でした。上野樹理ってすごいわ。白眉はのだめと千秋先輩の乱闘シーン。のだめ、いきなりの飛び蹴り。千秋、反撃のマフラーつかんでの背負い投げ。「ジュードー」だの「イッポン」だのパリ人のヤジが飛び交う。のだめ、マフラーを鞭のようにつかって千秋の足を払う。オマエは砂土谷峻か。怒りながら立ち上がろうとする千秋の上にのだめが降ってくる。マウントからの首締め……って、それは反則。
 のだめがキレたのも無理はなく、けなげなのだめを邪険に扱った千秋が悪い。「オレ様」という一人称すら使う傲慢非道な千秋。すがりつくのだめ……強ーい既視感があった。一度そう思ってしまうと、千秋先輩が芥辺にしか見えなくなった。のだめも魚顔に見えなくはない。そのうち千秋の目があやしく光るんじゃないかとワクワクしてしまった。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=377019&media_id=2
 自費出版の大手の新風舎が倒産した。いろいろ批判もあるのは当然だが、商業活動の形態としてはアリだろう。問題なのは、料金設定があまりにもボッタクリで、やり口があまりにも誇大広告ぽいから。
 03年には約12億円だった売り上げが、06年には52億8600万円に急成長したんだって。現時点で、約1100人が自費出版契約を結んで書籍を製作中とか。そのぶんだけでもなんとか出してやれないものかね。
 急成長ぶりや、東京、大阪などに直営書店があるのも驚きだったけど、出版点数の凄まじさには驚いた。05年、06年には講談社を抜いて連続1位をだったとか。06年は2788点って、どういう数字よ。それだけボロい商売しといて倒産? 相次ぐ訴訟から逃れるための計画なんたらじゃないでしょうね。

【続きは】↓
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香港出張の話2

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mixi日記2007年09月03日から

DSC00731香港夜景500

●交通事情
 香港を観光する方々って、交通手段はどうするのが一般的なんでしょうね。アジア全般というか、全世界的にっていうか、とにかく日本以外の国はタクシー代が安い。香港だと初乗りがHK$15(約240円。マカオだとさらに安くてHK$11)だった。気軽に乗れるのはいいけど、謎も多い。
 香港は大まかにいって北半分の九龍サイドと南半分の香港サイドに分かれている。タクシーで九龍サイドと香港サイドを移動する場合、有料の海底トンネルを通ることになる。この料金がよくわからない。海底トンネルは東西に1本ずつあり、通行料は西側がHK$35(こちらのほうが料金が高いため、すいている)、東側がHK$10らしい。タクシーを利用して、東側のトンネルを通るとHK$20、西側のトンネルを通るとHK$50増しになる。帰りのトンネル代を含むという建前です。たまーにタチの悪い運転手がいて、東側のトンネルを通ってもHK$50増しにすることもあるらしい。そもそもメーターのシステムが怪しくて、通常の料金のほかに「附加費」をHK$10単位で入力するボタンがある。有料道路を通ったときやトランクにバゲージを入れたときに運転手が附加費ボタンを押すのだが、注意して見ていないと、いくら増やされるかわかったものではない。おまけにHK$1以下は切り上げるのが原則。料金がHK$26.2でHK$30を出すと、お釣りはHK$3しかもらえない。
 タクシーはたしかに便利だけど、時間的にゆとりがあるならぜひ乗ってみたいのがスターフェリーとトラム。
 九龍サイドと香港島サイドを結ぶスターフェリーは、たったHK$2.2。ほんの数分だけど、船旅気分が味わえる。
 トラムは、東西に長い香港島のほぼ中央を横断している。どこまで乗ってもHK$2。2階の先頭部に座れば、町の雰囲気が楽しめる。
 地下鉄も整備されていて利用しやすいが、外が見えないのでつまらない。

テーマ : 海外旅行記
ジャンル : 旅行

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フリーランスの編集者兼ライターです。

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