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こんなとこにも弊害が(笑)

 下記の仲間です。
【出版とネットを巡るあれこれ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-468.html

mixi日記2009年12月07日から


【ネタ元】毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091207-00000038-mai-soci
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<国会図書館>パンク寸前…新刊急増、本のサイズも大型化
12月7日15時1分配信 毎日新聞

(キャプション)
出版社から納入された本の山。この日も寄贈分を含めて約900冊が届いた=東京都千代田区永田町1で2009年11月、合田月美撮影

 国内で出版されるすべての本を保管している国立国会図書館(東京都千代田区)の収容スペースが限界に近づいている。出版点数の激増とサイズの大きな本が増える傾向にあることやCD・DVDの保管も原因で、「あと2~3年持つかどうか」(担当者)という。書庫の増設計画はあるが完成には5年以上かかる見通しで、一部の保管点数を2冊から1冊に減らしたほか、閲覧を一部中止し、箱詰めして保存する「書架外配置」の検討も始めている。【合田月美】

【設立当時の国会図書館】1961(昭和36)年11月1日 国立国会図書館が開館

 同図書館は、国立国会図書館法で国内で発行されたすべての出版物を収集・保存することが義務付けられており、ほぼ毎日、全国から大量の本や新聞、雑誌が届く。蔵書は08年度末時点で、書籍929万冊を含む約3565万点に上る。08年度の来館者数は約65万人だった。

 68年に完成した本館(1冊の厚さを3センチとして収容能力約450万冊)に加え、86年に新館(同約750万冊)、02年に関西館(京都府精華町・同約600万冊)と国際子ども図書館(台東区・同約40万冊)が開館。それまでの実績をもとに、国立国会図書館では4館合わせて少なくとも2017年までは収容可能と想定していた。

 ところが、出版点数は想定を超えて増加。同図書館によると、90年に6万183冊だった民間からの納入点数は00年に8万9352冊、08年には11万1442冊と18年でほぼ倍増した。「出版業界は自転車操業。売れ残った返本分を新刊を出して補っているのが現状。売れなければ売れないほど新しい本が出る」(業界関係者)という事情がある。

 また、全般的に本のサイズが大きくなっていることも要因の一つだ。93年度から行政文書がA4判(縦297ミリ、横210ミリ)に統一された影響で、官庁から出される年鑑や報告書などが徐々にA4に拡大。「それに伴って一般の本や雑誌も着実に大きくなっている」(担当者)といい、同図書館は数年前から開館以来7段だった書架を5段に組み替えて収容している。

 さらに、同法改正で01年度から収集を開始したCDやDVDなどの音楽・映像資料が当初から倍増していることも一因だ。

 同図書館は、2冊ずつそろえていた一部の本を1冊にしたり、大きな本は横にするなどしているが、「少しでもいい状態で多くの資料を保存できるよう、数センチの単位で努力しているが焼け石に水。増え続ける本のスピードに追い付かない」(大塚奈奈絵・図書課長)と困惑している。
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 タイトルに(笑)とかつけたのは不謹慎かな。
 でもこの状況は笑うしかない。
 18年でほぼ倍増。でも売り上げはほとんどかわらない。利益はどうなってんだろね。
 過去のmixi日記だと、下記あたりか。

【2008年3月の朝日新聞から】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=762037061&owner_id=5019671
【出版不況、Amazonは独り勝ち】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1153041284&owner_id=5019671

 新刊点数の急増は国会図書館にも影響を与えてるのね。
 昔、知り合いとしたヨタ話。
 たしか出版社は刊行本の寄贈を求められる。それを拒むと定価の何割とかで買ってもらえる(違ったかな)。
 ってことはだ。定価2億円の本をつくれば……。
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「サンシャイン牧場」の利用者へ

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【出版とネットを巡るあれこれ】
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mixi日記2009年11月03日から

【ネタ元】読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091103-OYT1T00155.htm
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ミクシィ、4200人の情報が3日間「露出」
 パソコンや携帯電話の交流サイト「ミクシィ」上で人気のゲーム「サンシャイン牧場」のシステムに不具合があり、クレジットカードでアイテムを購入した利用者の電話番号とメールアドレス最大約4200人分が第三者によって取得可能な状態になっていたことが2日、明らかになった。


 同ゲームは230万人が利用するほどの人気で、ミクシィは「トラブルを重く受け止めている」として、今後、審査制度を見直す方針。

 ミクシィによると、トラブルがあったのは10月21日~23日。

 同ゲームは、ミクシィ上で会員が利用できるが、実際に制作・運営しているのは中国のゲーム会社「リクー・メディア」。

 画面上に自分の「農園」や「牧場」を作って、トマトやナスなどを植えて収穫したり、ニワトリやヤギなどの動物を育てたりするゲームで、8月末にスタート。

 最初はすべて無料で遊べるシステムだったが、10月21日から、有料の特別アイテムを使える仕組みを導入。クレジットカード決済で、ゲーム内通貨を取得し、その通貨で、野菜を早く大きくするための肥料など特別アイテムを手に入れるというもの。

 ところが、導入直後から、利用者から「金を払ったのに通貨がもらえない」などという苦情が殺到。リクー社が調べたところ、判明しただけで80人分の購入した計38万円分のアイテムの記録が消滅していたことが判明。さらに、クレジットカードでゲーム内通貨を購入しようとした利用者4200人分の電話番号やメールアドレスが外部から閲覧できる状態になっていたことが分かった。導入した課金システムに不具合があったとみられる。

 ◆「運用見直したい」◆

 ミクシィは「現時点で個人情報を悪用されたという報告はなく、一般のユーザーが偶然に見た可能性はほぼないと考えられる」としているが、「今後、課金システムを導入する際には弊社として審査するなど、運用を見直したい」としている。

 携帯サイトなどの「無料ゲーム」を巡っては、親が知らない間に子供が高額なアイテムを購入しトラブルになるケースが相次いでいる。

 ◆ミクシィ=インターネット上で経歴や日記を公開し、共通の趣味や話題を持つ人たちと掲示板などで交流できる国内最大規模の会員制サイト。2004年2月にサービスを開始、09年6月末現在のユーザーは1741万人に上る。8月から基本的に無料で遊べるゲームなどの提供を開始、現在約500種類ある。

(2009年11月3日03時01分 読売新聞)
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 なんだそうです。利用者の方々、ご愁傷様です。
 ゲッ。当方も一応参加しているんだった。昨日くらいから新しいパターンの迷惑メールが届くのはそのせいだろうか?

 mixiもユーザー獲得に必死なんだろうけど、アプリなんていらないから。
 やるならやるで、ちゃんとやってほしい。
 ちょっと興味持つのはたいてい「HEROZ」のもので、Macintoshでやるとリンクがおかしい。
 昨日、ちょっとやってみた「算数ドリル」とやらも、ランキングとかが反映されない。例によって100問までかと思ったら、それ以上ある。あんなものその気になれば半永久的に続くぞ。130問って、どの程度のレベルなのか、ご存じの方、教えてください。
 
 ちなみに「サンシャイン牧場」メーカーは中国らしい。「だからダメなんだよ」なんて言う気は少ししかない。数日前にはこんなニュースもあったらしい。ご自愛ください(意味不明)。
http://www.excite.co.jp/News/it/20091030/JCast_52922.html
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2009年10月30日 15時33分
「牧場ゲーム」課金トラブル 中国メーカー、J-CASTに回答

ミクシィ上の人気ゲーム「サンシャイン牧場」で課金トラブルが相次いだ問題で、中国のゲームアプリケーション会社「Rekoo Media」のパトリックCEOは2009年10月30日、J-CASTニュースの取材に回答し、トラブルがあったその日のうちにシステムの脆弱性を改善し、その後の返金希望などには迅速に対応していることを明らかにした。

同社のビジネスサポートをしているインフィニティ・ベンチャーズLLPが、CEOの回答としてメールで伝えてきたものだ。それによると、返金希望にはすべて対応をしているほか、一つ10円で交換できるKコインについて、お金を払っても付与されないときは、即座にKコインを付与する対応をしているという。

また、課金トラブルが出たその日中にシステムをアップデートし、その後はセキュリティーホールなどは存在しないとしている。クレジットカードの情報が抜かれるのではという心配についても、そうした脆弱性はないと否定している。言語の問題については、日本語を話せるスタッフが問い合わせのメールなどに対応しているとした。

一方、購入した肥料などのアイテムがなくなったとの書き込みが出ていることについては、非常にまれなケースだとしながらも、詳細を調査していることを明らかにした。

なお、Rekoo社は、中国の主要なSNSにゲームを提供しており、中国のソーシャル・ゲーム業界ではトップクラスの会社だという。J-CASTニュースが10月27日に取材を申し込んでから3日後に回答したことについては、ユーザーから数千もの問い合わせに追われ、それらを優先したためと説明している。
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【追記】
 1つ目のニュースの「◆「運用見直したい」◆」以降の部分が、なぜかmixiニュースでは削除されている。どういう意図があるのかは不明だが、mixiニュースはときどきこうことがある。ちなみに、不適切なタイトルにすることはしばしばある。

大手出版社もマンガ頼り──そんなこと30年前から言われている

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【出版とネットを巡るあれこれ】
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 これも単なるメモです。


【ネタ元】(Business Media 誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0910/28/news013.html
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なぜ総合週刊誌は凋落したのか? 出版社を取り巻く3つの課題

「電車の中で、週刊誌を読んでいる人が少なくなったなあ」と感じている人も多いのでは。なぜ人は政治家や芸能人のスキャンダル記事を読まなくなったのだろうか。『週刊現代』などで編集長を務めた、元木昌彦氏が出版界の現状などについて語った。


 『月刊現代』『論座』『諸君』など、雑誌の休刊が相次いでいる。このほかグラビア誌『sabra』や学習雑誌『小学五年生』『小学六年生』も休刊を明らかにするなど(関連記事)、ジャンルを問わず、雑誌が苦しい立場に置かれている。

 また総合週刊誌と呼ばれる『週刊現代』『週刊ポスト』『週刊文春』『週刊新潮』などは、どのような状況に置かれているのだろうか。昔は電車の中でサラリーマンが読んでいた……といったイメージがあるが、最近では「見かけることが少なくなった」と感じている人も多いのでは。

 総合週刊誌といえば政治家や芸能人のスキャンダル記事を扱うことが多いが、読者はこうした記事に興味を失ったのだろうか。『週刊現代』や『FRIDAY』の編集長を務めた元木昌彦氏が、総合週刊誌を取り巻くの課題について語った。

※本記事は日本ジャーナリスト会議主催の集会(10月16日)にて、元木氏が語ったことをまとめたものです。


■漫画がダメになれば、大手出版社は厳しい
 私が携わってきた男性向けの総合週刊誌は、いま大変な時期を迎えている。総合週刊誌といえば『週刊現代』『週刊ポスト』『週刊新潮』『週刊文春』などがあるが、いまや完全にシルバー雑誌化している。私が『週刊現代』の編集長をしていたのは1992年から1997年まで。いまから10年以上前だが、このときの読者の平均年齢は30代の後半だった。最近の『週刊現代』の読者(平均年齢)は40代後半だという。私が現場を離れてから、読者の平均年齢が上がっているようだ。

 私が現場にいるころは「40歳を過ぎたら『週刊新潮』」といったキャッチフレーズがあった。しかしいまの『週刊新潮』の読者の平均年齢は50歳を超えているのではないだろうか。ひょっとしたら50代半ばかもしれない。また『週刊文春』の平均読者は『週刊新潮』よりも少し若いかもしれないが、それでも50歳前後だろう。

 シルバー雑誌といえば『サライ』などがあるが、いまは総合週刊誌もシルバー雑誌になったと思う。そのため、部数も落ち込んでいるのではないだろうか。各雑誌は読者の若返りを図っているが、なかなか難しいようだ。残念ながら、総合週刊誌に若い読者は入ってこず、その一方でシルバー世代の読者も離してしまった。

 私が『週刊現代』の編集長をしていたころの部数は80万部ほど。また合併号で、一番多いときは150万部あった。いまの『週刊現代』は20万部ちょっと。私が担当していたころと比べ、3分の1以下に減少してしまった。

 かつて大手出版社といえば出版(書籍)が中心の会社だった。しかし20年ほど前から雑誌の売り上げが大きくなり、雑誌が書籍を凌駕(りょうが)してしまった。講談社も「総合出版社」とうたっているが、実態は「雑誌を中心とした出版社」だ。講談社、小学館、集英社は漫画の雑誌や単行本の売り上げが、大きなウエートを占めている。例えば講談社の総売上に対し、漫画の売り上げは3分2近くを占めている。もし『週刊現代』や『FRIDAY』が休刊になっても、講談社は営業を続けていくことができるが、漫画がダメになれば講談社だけに限らず、小学館や集英社も潰れてしまうかもしれない。

 私も企業年金を講談社からもらっているので、なんとかあと10年くらいは存続してもらわないと……(笑)。講談社の悪口は相当言っているが、悪口を言うということは「会社が存続してほしい」という“愛のムチ”だと考えている。しかし、なかなかそうは受け止めてもらえていないようだ。

■裁判所から“恫喝”された出版社
 今年に入ってから、週刊誌にとって大きな出来事があった。いまから3代前の『週刊現代』の編集長は(関連記事)、朝青龍の八百長問題を取り上げた。そして「朝青龍が八百長をし、カネが動いた」※という記事を書いたことで、朝青龍側から訴えられたのだ。一審の判決が2009年1月にあり、「総額4290万円払え」という判決が出た。もちろん高額の賠償金額にも驚いたのだが、判決に「取り消し広告を出せ」と書いてあったことにも驚いた。つまり「この記事はウソでした。間違っていました」という記事広告を出すことだが、これは前代未聞ではないだろうか。

 また『週刊新潮』も、元横綱の貴乃花から訴えられた。賠償金額は400万円ほどだったが、判決文に「新潮社の社長に監督責任がある」とあったことに驚いた。確かに社長名で訴えられることは多いが、貴乃花のケースでは「間違った記事を載せるということは、社長に監督責任がある」ということを裁判所が認めたのだ。この判決は出版社にとって、“恫喝”とも受け取れるのではないだろうか。

 例えばヤクザの世界では、組の傘下の人間が、相手の親分を殺したりすると、その責任が組のトップにも及ぶという法律がある。これをメディアに例えると、朝日新聞が訴えられて、朝日新聞の社長に「お前に監督責任がないから、こんな記事が出るんだ」ということになる。また週刊誌でいうと、社長は毎号の記事をチェックしているわけではないのに、監督責任が問われてしまうのだ。ほとんどの出版社では週刊誌が発行されてから、社長室にその雑誌が届けられるといったケースが多いのに……。

※『週刊現代』が朝青龍と30人の力士から提訴されていた一連の八百長疑惑記事で、総額4290万円支払えという超高額賠償金が言い渡された。

■説明義務を果たしていない新潮社
 週刊誌の問題を考える上で、2009年に起きた『週刊新潮』の大誤報を忘れてはいけないだろう。「朝日新聞の阪神支局襲撃事件は『オレがやった!』『オレが犯人だ!』」という男が現れ、『週刊新潮』はその男と接触した。そして彼をインタビューし、「大スクープ」といった形で、記事を掲載したのだ。

 しかし記事を読む限り、「この男が真犯人だ」と思わせるものがなかった。『週刊新潮』といえば、事件モノに強いといったイメージがある。それこそ「新潮は取材をシンチョーに行う」(笑)雑誌だ。これまでにも数々のスクープを飛ばしており、出版社系週刊誌の草分け的な存在。しかしその新潮社が「こんな記事を掲載するのか!?」と思うくらいの内容だった。さらに驚いたことは、記事の終わりに「以下、次号」と書いてあったことだ。「こんな記事を続けるのか!?」と思ったが、きっと2回目は「この男が真犯人に間違いない」といった証拠を出してくると思った。しかし2回目にもそのようなものはなく、3回目も4回目もなかった……。

 犯人が事件現場から持ち去った、緑の手帳などが掲載されるのかと思ったが、「犯人は持っていない」という内容。また共犯の若い奴は「昔に自殺した」とのこと。この男が、朝日新聞の阪神支局襲撃事件の犯人であるということを、『週刊新潮』はどうやってウラを取ったのだろうか。この記事を読む限り、全く分からなかった。

 連載中に、朝日新聞は「あの男は、真犯人ではない。我々も彼から話を聞いたが、彼が真犯人である確証は得られなかった」と、『週刊新潮』に反論した。そして犯人と称する男は連載終了後に、朝日新聞や『週刊文春』を集めて「あの記事は週刊新潮が勝手に作りあげたもので、オレはしゃべっていない」などと話した。私もこの世界で40年以上いるが、このようなケースは前代未聞だ。なぜ『週刊新潮』ともあろうものが、こんな男に簡単にだまされてしまったのか。

 記者や編集の仕事をしていると、だまされることはある。ただ、これだけのことを引き起こしたのだから、『週刊新潮』はだまされたことを真摯(しんし)に説明しなければならない。新潮側は「我々はなぜだまされたのか」といったことを説明していたが、残念ながら「自分たちも被害者だ」という書き方だった。そして、それ以上の説明は全くなかった。

■新聞、テレビ、雑誌は切磋琢磨しなければならない
 2009年に入ってから総合週刊誌にとって、3つの大きな出来事があった。このままだと総合週刊誌への不信感は高まるだろうし、部数も坂道を転げ落ちるように減少していくかもしれない。例えば『サンデー毎日』の部数は10万部を切っている。失礼な言い方だが、もはや“ミニコミ”(少数者に対して情報を伝達すること)の世界だ。かつての『週刊朝日』は150万部の部数を誇っていたが、いまは17~18万部。このままだと、バタバタと総合週刊誌が休刊してしまう。

 残念ながら、総合週刊誌は利益を生み出していない。また名誉毀損によって、高額の損害賠償を支払わなければならないかもしれない。「こんな雑誌は早く潰して、あまりトラブルを起さない雑誌を作りたい」という会社側の気持ちも分かる。しかし新聞、テレビ、雑誌――この3つのメディアは切磋琢磨しながら、国民の知る権利に答えていくべきだろう。ちなみにネットメディアはまだまだ力不足だと思う。

 多様な言論があって、その中で人は「この情報は面白そう」「こういったものを読んでみたい」と考え、1冊350円の週刊誌を手に取る――私はこういった世の中の方が良いと思っている。(続く)
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 あのね。
 マンガの定期刊行物をもたない出版社はつぶれる……と言われるようになってから、もう30年くらいはたつはず。
 大手出版社の皆さんは何をしていたのかな?
 ここ数年はネット環境が予想以上に整備され、そのことを大手出版社の皆さんはどう感じていたのかな?
 ホンマにヤバいとこまで来ているのかもしれない。
 活字媒体は廃れないと思う。
 ただ、読者は紙媒体からネット媒体に確実にシフトしている。この数年で大きな改革がある気がする。

【板外編11】新死語──使いにくくなった言葉たち

 下記の仲間。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-category-12.html


 ものの順番として「赤い本」(p.253~)から引く。こうなると、これは【伝言板】の【板外編】の扱いになる。
 o( ̄ー ̄;)ゞううむ。
 宛先のない伝言板って、なんかシュール。

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【練習問題27】
 次の「故事ことわざ」の共通点を考えてください。
  1)犬も歩けば棒に当たる
  2)他山の石
  3)情けは人のためならず

故事ことわざ」をうまく使うと文章が具体的になってわかりやすくなる、と書いてある「文章読本」を見たことがあります。正論だとは思いますが、あまりおすすめはできません。安易に「故事ことわざ」を使うと、誤用してしまうことがあるからです。
 1)~3)は、「故事ことわざ」の誤用の例として取りあげられることが多い、という点が共通しています。それぞれの正しい意味と、誤った解釈は次のとおりです。

  1)犬も歩けば棒に当たる
   正 でしゃばってよけいなことをすると、ロクなことがない
   誤 積極的に動き回れば、幸運に出合うことがある
  2)他山の石
   正 反面教師として役立つ他者の行動のこと。「彼らの失敗を他山の石とし
     て、慎重に計画を見直す」のように使う
   誤 「先生の教えを他山の石として、肝に銘じます」のように、見習うべき
     言動などに使うのは誤り
  3)情けは人のためならず
   正 人にかけた情けは、めぐりめぐって自分に返ってくるものである
   誤 むやみに情けをかけるのは甘やかすことになるので、結局その人のため
     にならない
 
 1)はあまりにも誤用されることが多かったせいか、「誤」の解釈も許容されるようになってしまいました。「犬も歩けば棒に当たるというぐらいだから、やってみる価値はある」という使い方もできるということです。
 2)と3)は、現段階では「誤」の解釈はあくまでも誤用と考えられていますが、将来的にどうなるかはわかったものではありません。このように「誤」の解釈が広まったのは、それだけ誤用されることが多いからです。
故事ことわざ」を誤用しないためには、正しい意味を確認したうえで使えばよいのですから、さほど問題はありません。しかし、たとえ正しい意味で使っていても、文章がむずかしい印象になることもあるので、安易には使わないほうがよいと思います(★ページ参照)。

●誤用が定着してしまった表現も多い

【練習問題28】
 次の表現のそれぞれの意味と、共通している点を考えてみてください。
  1)悪貨は良貨を駆逐する
  2)確信犯
  3)登龍門
  4)手をこまねく
  5)最悪の事態はまぬがれる

故事ことわざ」に限らず、誤用されることが多い表現はたくさんあり、誤用の解説をした書籍も多数出版されています。誤用をしないためには、それらの本を読むか、辞書などでマメに調べる習慣をつけるしかありません。
 誤用について知っておいていただきたいのは、誤用が定着して許容されるようになった例が思いのほか多いことです。「犬も歩けば棒に当たる」の「誤」の解釈もそうですし、★ページで紹介した「とても+肯定形」も、登場したころには誤用とされていたはずです。
 ここであげた1)~5)も、誤用が定着してしまった例と考えられます。
 1)は、「誤用が一般的になると正しい用法のほうが使われなくなる」といいたいときにぴったりの表現ですが、本来はそういう意味ではありません。2)3)も本来の意味とは違うニュアンスで使われている表現です。本来の意味についての説明は、煩雑になるので省略します。
 4)5)は、意味の誤用が定着したのではなく、言葉そのものの誤用が定着してしまったと考えられます。本来は「手をこまぬく」のはずだった4)は、「手をこまねく」も許容されているようです。5)も本来の「最悪の事態はまぬかれる」の形のほうがむしろ珍しいでしょう。
 もともと誤用だったのなら、本来の正しい意味や形で使うべきだ、と主張する気はありません。もともとの意味を尊重するより、一般に通用している意味を重視するほうが、言葉の使い方として現実的だと思います。誤用であるにもかかわらず定着しただけあって、1)~3)は非常に使いやすい表現ですし、4)5)も本来の形よりも語感がよい気がする表現です。


【Coffee Break】

「役不足」の誤用はマンガの定番
 誤用されることが多い表現としては、次のようなものがよくあげられます。
  役不足/さわり/私淑/斜に構える/気が置けない
 なかでも目にすることが多いのが「役不足」の誤用です。この言葉はもともとは芝居の用語で、「役者の格に比べて、割り当てられた役が軽すぎる」ことを指したといわれます。これが転じて、一般社会でも「当人の力量に比べて役割などが軽い」という意味で使われるようになりました。
 ところが、実際の使用例を見ると、ほとんどが正反対の「力不足」「力量不足」「荷が重い」「荷が勝つ」の意味で使われています。おそらく、「役不足」のほうが語感がよいからです。もう少し正確にいうと、「役不足」のほうがカッコよくて言葉に迫力が感じられるからでしょう。
 この誤用が頻繁に出てくるのは、マンガの対決シーンです。
「キサマじゃ役不足だ!」
 と相手をののしるときに使われます。
「キサマじゃ力不足だ!」
「キサマには荷が重い!」
 と正しい言葉の使い方をすると、間が抜けた感じになります。
「たかがマンガの中の誤用に目くじらを立てなくても……」という考え方もあるでしょうが、マンガの影響力はあなどれません。「役不足」の誤用を目にするたびに、「このまま定着してしまうんじゃないだろうか」と不安を感じます。
 もともとの意味を知らなくても、論理的に考えれば「役」が「不足」しているのですから「力不足」とは逆の意味になるのは明らかです。もっとも、「負けず嫌い」のように論理的には説明できない表現もあるので、あまり強くは主張できませんが。
「役不足」にかわる表現として有力なのは、「役者不足」です。誤用に関する本のなかには「そんな言葉は存在しない」と書いてあるものもありますが、感じが出ている言葉だと思います。新聞でも何度か目にしたことがあり、今後は定着していくかもしれません。

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〈メモ&クイズ〉下記の言葉に共通することはなんでしょう。 
負けず嫌い
置き忘れる
取り付ける

【追記メモ】
 下記あたりはもう誤用なんて言えないよな。

 とても+肯定形
 なるほど(好ましくない相槌)
 こだわり(本来は否定的な語)
 生き様
 さらなる


「役不足」「役者不足」に関しては下記参照。
【よく目にする誤用の御三家 】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-122.html
【海老蔵、役者不足で強行出演も!】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1669.html

テーマ : レポート
ジャンル : 学校・教育

この言葉遣いはなんとかならんのか

 下記の仲間。
【日本語アレコレの索引(日々増殖中)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1129089107&owner_id=5019671

mixi日記2009年12月10日から

【ネタ元】東京ウォーカー
http://news.walkerplus.com/2009/1209/28/
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“オス化”の波に負けるな!!“女子力”UPの方法
2009年12月9日 東京ウォーカー

最近何かと話題となっている、女性の“オス化”。「草食男子」「弁当男子」の増殖に対抗するかのように、グイグイと勢力を伸ばしている。
先日、日本電気株式会社(NEC)が25~35歳の未婚女性500名に実施したアンケートでも「自分が“オス化”していると思いますか」の問いに対し、実に63%が「思う」と答えたという。
だが、一方ではこんなデータもある。「自分には“女子力が足りない”と思いますか」という質問に約7割が「思う」と答え、「もっと“女子力”をアップしたいと思うことはありますか」の問いには、9割以上が「思う」との回答を寄せているのである。
「自分はオス化してしまっている」と自覚しながらも、実は「もっと女性らしくありたい」と、現代の女性は悩んでいるようだ。
では、このオス化の波から逃れるためには…、言い換えれば「女子力を上げる」ためには、何が必要なのだろうか。
今アンケートによると、世の女性が女子力向上のために心がけていることは、下記の通り。
「メイクやファッションなど、どこか1ヶ所は女らしい部分を作る」「外でだけでも、食事などの際はマナーに気をつける」「日街にいる可愛い女の子を見て研究する」etc...
なるほど、いきなり全部を変えるのはさすがに無理、ということで“一部分でも”とスモールスタートで女子力アップに励む女性が多い模様。「千里の道も一歩から」ならぬ「女子への道も一部から」といったところか。と言っても、その「女子への道」を歩くのが女性というワケの分からない世界だが。
一部分の変化、例えば「色」ではどうだろう。身の周りのモノの色をちょっと変えてみるだけでも女子力が上がるかもしれない。これには圧倒的な�鷂1が存在する。「女子力が上がる色」について86%もの得票を得た色「ピンク」である。
そして、部位としては手がオススメだ。今回の調査でも女子力アップのアイテムとして「ネイル」(68%)や「携帯電話」(10%)など、手の周りのモノが多数挙がっている。人からよく見られる場所である「手」に、ピンクを散りばめるのは確かに効果的かもしれない。
ピンクの爪が輝く手でピンクの携帯電話を操る――女子への道の第一歩としていかがだろうか。
それにしても「○○化」現象の話題の多い時代になってきたものだ。では、近い未来に「オス化終了“ピンク女子”増殖」のニュースでお会いしよう(笑)。【東京ウォーカー】
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 マイミクさんが「日街」に注目して書いた日記に触発されて……。
 なんかすんごい文章だな。これがイマドキの“女子”を対象にした文章作法なんだろうか。
 まず気になるのは“オス化”。「草食男子」に対して「肉食女子」と言うのはまだわかる。でも“オス化”は露骨すぎないか? ひょっとするとこういうのか?(ベ、ベタすぎるorz)。
http://images.google.com/images?client=safari&rls=ja-jp&q=%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB&oe=UTF-8&um=1&ie=UTF-8&ei=mi8gS4GXEJWXkQX0jsTvCg&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CBoQsAQwAA

「女子力」って言葉も定着したみたいだな。「女らしさ」と言いなさい……とは言わないけどさ。
 で、「日街」だ。
 可能性を無理矢理いくつか考えてみた。
1)「日頃街」の「頃」が落ちた(「頃」があっても日本語としてはかなりヘン)
2)何かの手違いで「日」が入った(「日」をとっても日本語としてはかなりヘン)
3)独自の個性をもってタウン化した、日本電気本社の周辺の通称

 ……。
「女子力」を容認してしまったんなら、「女子力アップ」も認めるしかない。でも「女子への道」はないでしょ。
 現状は「女子」じゃないのかよ。せめて「○○女子」って書けよ。
 まあ「メス女子」じゃあんまりかな。「フェロモン女子」(略して「フ女子」?)はもっとひどい。「ナデシ子」……何を書いておる。

 そこであまりにも強引な提案が〈例えば「色」〉。しかもピンク。mixiの仕様って「No.」のヤクモノもバケるんだ。
 まあ、「女らしさ」ではなく「女子力」をアップさせるならピンクってのはわかる。でもそれは使い方しだいじゃないかな。ドピンクのネイルでドピンクのケータイ……って相当気持ち悪いよ。どこを目指してるのよ。

>ピンクの爪が輝く手でピンクの携帯電話を操る――女子への道の第一歩としていかがだろうか。

 知らねえよ。なんでそんなに気持ちの悪い話……って悩んでバカを見た。
 これって、NECとのタイアップ記事なのね。この記事と写真じゃネガティブキャンペーンって気もするけど。

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ジャンル : 学問・文化・芸術

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