下記の仲間。
【テレビ関係なんでもかんでも お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-780.html http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1328615584&owner_id=5019671
mixi日記2009年12月21日から
【ネタ元】の全文は最後に張っておく。
>最高の
視聴率という形で締めくくるという、文字通り有終の美を飾った
その「文字通り」の使い方はやめようよ、って話はおいておく。
「有終の美」を飾ったのかな?
たしかに数字の上では飾ったかもしれない。でもこの内容だとブーイングが出るよ。数字が高ければ高いほどブーイングも大きくなると思う。ドラマ不調の昨今、画期的に話題になった作品の最終回があれではアンマリだよ。
>同ドラマの魅力は、何といっても主人公・
仁が、少ない医療器具のなかで、知恵を絞り病気の人を助けようと奮闘する姿と、なぜ江戸時代にタイムスリップしてしまったかという謎解きだ。
ここで問題です。「何といっても」はどこにかかるのでしょうか。
2つある大きな魅力のうち、「なぜ江戸時代にタイムスリップしてしまったかという謎解き」はどうなったのよ。そもそもこの「なぜ」は絶対解決しないと思う。そこを「魅力」にされても……。
ただ、いくつかヒントはあった。
・胎児
・包帯男
・
仁を襲う激しい頭痛
・平成22年の十円玉
これらの伏線の解説はどこにいったんでしょうね。アンマリです。もしかすると、十円玉の件は解決したつもりなのかな。
しかも、最終回で新たな謎が出てきた。坂本龍馬は失踪中に何をしていたのか。まさか浦島太郎みたいな経験をしたって話が真実ってことはないだろうね。そうではない何よりの証拠に、龍馬は玉手箱をもっていない。
あの間に現代にタイムスリップした、というのが本線だと思うが、どうなんだろうね。
原作が途中なのでドラマでネタバレするわけにはいかない、って考え方もある。もっともなご高説だが根本的に間違っている。ドラマでネタバレできないなら、その部分はカットするか、別のことに差し替えるしかないでしょ。
>シリーズ化を望むファンからの期待も高まっている。
期待の声よりもはるかに大きいブーイングが巻き起こっていると思う。最近のドラマはこんなのばっかりだから。
>雪が降りしきる中での別れのシーンは屈指の名シーンとして語り継がれていきそうだ
そうですか? 当方は雪の粗さが気になってしかたがなかった。小道具係が手を抜いたとしか思えない。ああいうシーンは多少のことがあってもNGは出せないんだろうな。いっそあとから雪をCG合成するほうがいいんじゃないだろうか。
>
最終話では、江戸の花魁・野風の2役を演じる中谷美紀などが脇を固める。
そうですか。ってことは、第10話までは誰が脇を固めていたのよ。中途半端に流用するからこういうことになる。もう少し考えて文章を書こうよ。
ドラマの細部でも気になる点がひときわ多かった。
「乳豈弁證」とかいうレポートが出てたけど、江戸時代に「弁證」なんて言葉があったのかな。
「オチる」──これがイチバンぶっ飛んだかも。龍馬が「アータラしたら、ワシの度量の大きさに野風がオチる」みたいな言い方をした。「惚れる」のような意味の「オチる」って用法がいつの時代に生まれた言葉かしらないけど、江戸時代にはないだろ。
「転移」「研鑽」「解放」──どれも当時はなかったと思う。このあたりは簡単に言いかえができるんだから言いかえようよ。たしか「ドレーン」なんて言葉も出てきたよな。これは言いかえられないからしかたがないか(笑)
野風のアッカンベー──これは前にも見た気がする。予告編かな。これは演出としておもしろかった。アッカンベーの歴史については……わかりませんorz。
魔法のように絵柄がかわっていた写真──これは演出としてアリだろう。前にも書いたが、昔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で見た手法。http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-774.html。
ただ、写真自体が消えるのは乱暴だろう(箱を開けたときには紙切れがあったような気がしたけど……)。そもそもあの写真はどんな材質なのか知らないが、和服の袂に入れっぱなしにしても、そのへんに落としてもビクともしない頑丈なブツだったんだけど。
よかったです……と連呼していたのは
仁だったろうか。
それは日本語としておかしい、って話はおいておく。ただ、クライマックスで連呼はやめてほしかった。
【関連トピ紹介】6──「うれしいです」「悲しいです」の類いは是か非か
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=41893779
そもそもこの時代にデス・マス体が存在するのか、と考えれば、たぶん存在しないよな。それを言っては時代劇が成り立たないか(笑)。
【ネタ元】ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/movie/71761/full/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091218-00000033-oric-ent
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人気ドラマ『
JIN-
仁-』最終回、今年度民放連ドラ最高
視聴率25.3%で有終の美
12月21日9時59分配信 オリコン
大沢たかおが主演を務める人気ドラマ『
JIN-
仁-』最終回(20日放送 TBS系)の
視聴率が、ビデオリサーチの調べで
25.3%(関東地区・番組平均)と、現時点で今期連ドラでの最高
視聴率を記録したことが21日、わかった。11月8日の第5話では、20.3%と今期連続ドラマとしては初の20%越えを達成。さらに同月29日の8話では22.3%と、常に高
視聴率をキープしていたが、最終回を全話通し、最高の
視聴率という形で締めくくるという、文字通り有終の美を飾った。
同ドラマの魅力は、何といっても主人公・
仁が、少ない医療器具のなかで、知恵を絞り病気の人を助けようと奮闘する姿と、なぜ江戸時代にタイムスリップしてしまったかという謎解きだ。主演の大沢の姿に、テレビの前で毎回涙する視聴者も多く、
最終話でも乳がんの治療を終えた仁と別れを告げる江戸の花魁・野風(中谷美紀)の雪が降りしきる中での別れのシーンは屈指の名シーンとして語り継がれていきそうだ。さらに“続編”を示唆するようなエンディングで締めくくられた事から、シリーズ化を望むファンからの期待も高まっている。
『
JIN-仁-』は、漫画誌『スーパージャンプ』(集英社)連載中の漫画家・村上もとか氏の同名タイトルをドラマ化。大沢演じる主人公・南方仁がひょんなことから江戸時代にタイムスリップしてしまい、さまざまな歴史上の人物との交流を交えながら、歴史とかかわりを持っていくうちに、現在に残した恋人・未来(中谷美紀)の運命に変化が訪れるという物語。
最終話では、江戸の花魁・野風の2役を演じる中谷美紀などが脇を固める。そのほかにも武田鉄矢、小日向文世などベテラン陣も交差し、主人公・仁を軸に、さまざまな人間模様が展開され、各々の迫真の演技力で物語をさらに重厚なものとしている。
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ヒマな人は前回の日記の【ネタ元】と見比べてほしい。
【『
JIN―仁―』
最終話1──このクールのドラマから09-10~12-23】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-921.html 前回の記事をリライトしている気がする。
なんでダメかと開き直られると困るが、少なくとも紙の媒体ではありえない暴挙だと思う。事実上、量の制限がほとんどないネットだから許されることなのかもしれない。
非常に気持ちが暗くなった。
テーマ : JIN-仁-
ジャンル : テレビ・ラジオ