102「物語」のリアリティとは……1──このクールのドラマから10-1~3-9
下記の仲間。
【テレビ関係なんでもかんでも お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-780.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1328615584&owner_id=5019671
mixi日記2010年2月13日。
なんかとんでもないテーマに足を踏み入れる気がする。
できるだけアッサリ書くことにする。
テレビドラマをテーマに日記を書くことがある。おおむね、批判、揚げ足取り、ツッコミといった内容になる。これは批評スタイル(大きく出たもんだ)にかかわる問題。
ぬるーい褒め言葉なんてなんの意味があるかわからない。
たとえば、「今週もよかった」とか「来週も楽しみ」とか「感動した」とか……そういうひとこと感想って、なんの意味があるんだろう。映画のCMなら意味があるけどさ。まあ、「つまらなかった」とか「イマイチ」とかいう否定的なひとことコメントには意味があるのか、って考え方もある。これを書きはじめると、掲示板とかSNSの根幹にかかわってくる気がするんでパス。
要するに、個人的な趣味の問題、ってことにしておく。ああそうだよ。批判精神旺盛とも言うけど、ヒネクレ者とも言うよ。口が悪いとか、毒舌とか、鬼畜とか、人非risuとか……いくらなんでも言いすぎだと思う。シクシク。
「斜に構えてる」と言われることもある。(←それは誤用だって!)
「斜に構える」をめぐって【2】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1353365897&owner_id=5019671
そいでもって、気が向くとそういう批判的なコメントをトピに放り込む。こういうコメントがはいったときの反応は2つに大別できる。
1)おもしろいからもっとやれ
2)文句があるなら見るな
どちらも一理ある。2)の反応なかでよく出てくるのは「ドラマなんだから……」って趣旨のコメント。それって、制作者サイドをバカにすることになるってわかってるのかな。
ドラマなんだから、矛盾には目をつぶるべき
ドラマなんだから、多めに見るべき(体重は少なめにね)
ドラマなんだから……
なんか、意識的な設定(演出)と、凡ミスによって生まれる矛盾を一緒くたにしている気がする。
設定として荒唐無稽なことが出てくるのを責める気はない。それはそういうものなんだから。たとえば、昨年度ナンバーワンの作品と言われる『JIN―仁―』は、タイムスリップものだった。この設定に関して「そんな非現実的な話」と言ってしまったら、そこでおしまいだろう。そんなことを言うほうがおかしい。笑い話ではなく、ほんの数十年前まではこういう信じられないような理由で日本の文壇でSFはイロモノ扱いされていた。筒井康隆の初期のエッセイを読むとよくわかる。
もう少しわかりやすい例で考える。一度死んだ登場人物が平然と登場したらヘンでしょ。それが「よみがえり」とか「ゾンビ」をテーマにしているならアリ。それはそういう設定だから。
こども店長(加藤清史郎)が天才医師として主役を務めるなんてのも設定ならアリ。でもフツーのドラマで主人公がたまたま行った病院の院長がこども店長だったらコントだよ。
はなっからコメディとわかっているお話なら、多少のことには目をつぶる。
でも、バキバキにシリアスな内容でオマヌケなことがあると白ける。時代劇でまんまりにもヒドい時代考証の間違いがあったりすると、腰が砕ける。ツッコミのひとつも入れたくなるって。
【テレビ関係なんでもかんでも お品書き】
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mixi日記2010年2月13日。
なんかとんでもないテーマに足を踏み入れる気がする。
できるだけアッサリ書くことにする。
テレビドラマをテーマに日記を書くことがある。おおむね、批判、揚げ足取り、ツッコミといった内容になる。これは批評スタイル(大きく出たもんだ)にかかわる問題。
ぬるーい褒め言葉なんてなんの意味があるかわからない。
たとえば、「今週もよかった」とか「来週も楽しみ」とか「感動した」とか……そういうひとこと感想って、なんの意味があるんだろう。映画のCMなら意味があるけどさ。まあ、「つまらなかった」とか「イマイチ」とかいう否定的なひとことコメントには意味があるのか、って考え方もある。これを書きはじめると、掲示板とかSNSの根幹にかかわってくる気がするんでパス。
要するに、個人的な趣味の問題、ってことにしておく。ああそうだよ。批判精神旺盛とも言うけど、ヒネクレ者とも言うよ。口が悪いとか、毒舌とか、鬼畜とか、人非risuとか……いくらなんでも言いすぎだと思う。シクシク。
「斜に構えてる」と言われることもある。(←それは誤用だって!)
「斜に構える」をめぐって【2】
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そいでもって、気が向くとそういう批判的なコメントをトピに放り込む。こういうコメントがはいったときの反応は2つに大別できる。
1)おもしろいからもっとやれ
2)文句があるなら見るな
どちらも一理ある。2)の反応なかでよく出てくるのは「ドラマなんだから……」って趣旨のコメント。それって、制作者サイドをバカにすることになるってわかってるのかな。
ドラマなんだから、矛盾には目をつぶるべき
ドラマなんだから、多めに見るべき(体重は少なめにね)
ドラマなんだから……
なんか、意識的な設定(演出)と、凡ミスによって生まれる矛盾を一緒くたにしている気がする。
設定として荒唐無稽なことが出てくるのを責める気はない。それはそういうものなんだから。たとえば、昨年度ナンバーワンの作品と言われる『JIN―仁―』は、タイムスリップものだった。この設定に関して「そんな非現実的な話」と言ってしまったら、そこでおしまいだろう。そんなことを言うほうがおかしい。笑い話ではなく、ほんの数十年前まではこういう信じられないような理由で日本の文壇でSFはイロモノ扱いされていた。筒井康隆の初期のエッセイを読むとよくわかる。
もう少しわかりやすい例で考える。一度死んだ登場人物が平然と登場したらヘンでしょ。それが「よみがえり」とか「ゾンビ」をテーマにしているならアリ。それはそういう設定だから。
こども店長(加藤清史郎)が天才医師として主役を務めるなんてのも設定ならアリ。でもフツーのドラマで主人公がたまたま行った病院の院長がこども店長だったらコントだよ。
はなっからコメディとわかっているお話なら、多少のことには目をつぶる。
でも、バキバキにシリアスな内容でオマヌケなことがあると白ける。時代劇でまんまりにもヒドい時代考証の間違いがあったりすると、腰が砕ける。ツッコミのひとつも入れたくなるって。
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