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第1033回「最近「虹」を見ましたか?」──しょっちゅう見ます。多いときは1日に2回。

 だいたい1時半の30分後くらいの時間に時計に目をやると、高い確率で見かけます。

 昨年、姉が2人目の子供を産みました。
 遊びにいくと可愛い二児がいます。


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言葉は少ないほうが丁寧なのか

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年08月12日から

 下記の続き(コメント欄参照)
【「お座りください」は失礼な言い方なのか?】☆日本語教師☆
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1554047911&owner_id=5019671

 ↑にいただいたコメントから引く。
================================
行動要求の文で<丁寧さ>という軸で考えると、
 座る < 掛ける <(言表なし)
と言えるでしょう。言表を実現させるコスト大の「座る」よりもコスト小の「掛ける」が選択されるというのは理解できます。その考えでいくとさらに進んで、言表なし(「どうぞ」だけとか)の方がより婉曲的で、待遇表現として上位に位置づけられます。言表なしの場合は「座って良し、他人に譲って良し、荷物を置いて良し」の何でも良しです。譲った席を活用してくれさえすればOKな表現です。
================================

 電車やバスで席を譲る場合の話。
 相手の行動を長時間制限するニュアンスがある「座る」より、短時間しか制限しない「掛ける」のほうが丁寧な表現になる。さらに細かい制限を何もつけない「(言表なし)」のほうが丁寧な表現になる。
 ちゃんと最後まで言わないのは失礼……って考え方もある。だが、日本人の根本的な美意識(そこまで話を広げる?)を考えると、「言わぬが花」のほうが素直な気がする。
 古いトピのやり取りを思い出した。
49)【『お疲れさま』と『ご苦労さま』】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=30564749
『ジャポニカロゴス』の内容に関しては、「11」のリンク先のブログが詳しい。
http://trainer.livedoor.biz/archives/11749181.html
================================
<例題>
「総理大臣と食事に行って、総理のそばにある醤油(ちょっと自分からは距離がある)
を取ってもらおうとする場合、どのような敬語が適切か?」

私も、「取って頂けますか?」とか「大変失礼ですが…」とか、
前後に余計な言葉を付けることばかり考えていたが、

正解は、

「総理、醤油を……」(と、困ったように口ごもる)

だそうだ。
================================

 この背景にあるのは、「~ください」が命令形ってこと。「大変失礼ですが…」と前置きしても命令は命令。「~いただけますか」になるとおうかがいを立てているので丁寧になるが、本質的に命令であることにかわりはない。
278)【「ください」は命令口調なのか?】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1459.html

 別の例で考える。ガキどもがあまりにもうるさいんでキレた先生の行動。
 (教壇をバシンと叩いて)「うるさい! 静かにしなさい!」
 (教壇をバシンと叩いて)「うるさい!」
 (教壇をバシンと叩いて)「……」(無言)
 ダメだ。全然たとえになってない……orz。


【追記】
「日本人の根本的な美意識」とか大風呂敷を広げてから、イヤなことを思い出した。
 昔ネイティブ(イングリッシュスピーカー)並に英語に通じている人から聞いたこと。
 日本で「お名前を教えてください」を英語でなんと言うか。
 そもそも日本語でこういう言い方をするのか、という問題がある。この言い方があまりよろしくないために生まれたビジネス用語が「お名前を頂けますか?」ではないかと考えているが、その話はパス。http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-596.html

「お名前を教えてください」を英語でなんと言うか。中学1年生レベルだな。
“What's your name?”
 これをネイティブに向かって言うと相当失礼らしい。まあ、日本人がマジメに口にすれば、(あざ)笑って教えてくれるだろうが。これは日本語に直訳すると、「オマエは何者?」に近いらしい。
 では名前を訊きたいときにはどう言うか。適切な言い方はないらしい。couldなどを使った回りくどい言い方はあっても、日常会話としてはどうにも不自然。あえて言うなら、“Your name is ...”くらいではないかと話していた。
 かなりいい加減な記憶で書いているので、どこまでホントなのかは知らない。あまり本気にしないほうがいい。(←オイ!)
 でもこれがホントだとすると、「日本人の根本的な美意識」は大ウソってことになる。

【〈正体不明の「と」〉の用法(仮)】日本語

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年08月09日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1556694764&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。
【「と」の用法】日本語しつもん箱 トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=55367248

 トピ主の質問の全文を転載する。
================================
日本語の「と」の用法について質問があり書きこみました。

「先日、彼の小学校時代の友人との飲み会に一緒に行きました。そこで私は彼が小学校中学校とひどいいじめっ子だったことを知りました。」と教科書に書いてありますが、この「小学校中学校と」の「と」とは何の役割をしているのでしょうか?
================================

 o( ̄ー ̄;)ゞううむ
 なんという微妙な例を……。
 辞書をいくつかあたってみたが、適当なものが見当たらない。新種の発見か?
■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A8&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11&index=15022712961900
 どれもあてはまらない気がするが、あえて言うと下記ではないだろうか。
================================

【1】[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。
2 (文や句をそのまま受けて)動作・作用・状態の内容を表す。引用の「と」。「正しい―いう結論に達する」
================================

〈○○○○○○○○」と彼は言った〉というときの「と」と似た働きをしている気がする。
 実際の用例と働きに関しては「4」がまとめてくれている。
================================
a「連続する同一カテゴリーの時間の区切りを列挙して、それを通してずっと」
  という意味を持つ副詞句を作り出す働きを持つ。
b「同一カテゴリーの空間的区切りを列挙して、それらを通し全体として」
  という副詞句も作ることができる。
c抽象的概念による区切りに対しても同様に使用可能である。
================================

 かなり広い範囲をカバーしていて、なんでもアリって気もしてくる。
 ここまでいくと、単純に「列挙された名詞(句)の後ろについて、それらをひとかたまりにする」ってことなのかもしれない。

「列挙された名詞(句)の後ろについて、それらをひとかたまりにする」結果、↑であげた〈引用の「と」〉に近づくのではないか。
 以下は、それを裏づけるためのコジツケ。
「と」でひとかたまりになった語句は、副詞句でないこともある気がする。

1)佐藤、鈴木、田中と、A高校はエース級の投手を揃えている。
2)速球派の佐藤、技巧派の鈴木、変則投法の田中と、A高校はエース級の投手を揃えている。

 1)は列挙したのは名詞、2)は列挙したのは名詞句。ひとかたまりになった語句の働きはなんなのだろう。
 ここで「と、」を次のように変形すると、↑であげた〈引用の「と」〉の気配が濃厚になる(強引かな)。

1)-2 佐藤、鈴木、田中……(と)A高校はエース級の投手を揃えている。
1)-3 速球派の佐藤、技巧派の鈴木、変則投法の田中……(と)A高校はエース級の投手を揃えている。

 こうなると、おそろしいことに「と」がなくてもいい(泣)。

3)相次いだ負傷者、選手の未熟さ、采配の誤り、と監督は敗因を分析した。

 こうなると、典型的な〈引用の「と」〉だろう、これと原文の「小学校中学校とひどいいじめっ子だった」は明らかに違う気がする。
 しかし、間に「4」のコメントに出てくる「欧州、アジア、アフリカ、南北アメリカと、多くの地域にまたがってこの決議案に賛同が得られた。」を入れて考えると、3)と原文も同じ構造では、って気がしてくる。
 何がなんだかわからない……(泣)。


【追記】
 そもそも考えたのは、〈正体不明の「と」〉は修飾句をつけると引用に近づいていくんじゃないか、ってこと。
『圭子の夢は夜ひらく』で見てみよう。藤圭子のことを書きはじめると、また壮大なことになるのでパスしておく。
 元歌の「十五、十六、十七と」は典型的な〈正体不明の「と」〉。
 いろいろ修飾句をつけてみる。

初めて告白してフラれた15歳の春、本気でアタックして相手にされなかった16歳の夏、二股かけられた17の冬と、私の人生暗かった。

 こうなると、引用としか思えない。
 o( ̄ー ̄;)ゞううむ
 本多勝一にように強引な説明だな。
 ここで最後の部分をどうするのかはけっこう悩ましい。
 一般的には1)らしいけど、個人的な趣味だと2)。3)も捨てがたい。

  1)~冬と、私の人生暗かった。
  2)~冬、と私の人生暗かった。
  3)~冬……と私の人生暗かった。
  4)~冬……と、私の人生暗かった。
  5)~冬……私の人生暗かった。

【追記】
 コメントで、下記をご紹介いただいた。
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/M21/M210204/3.pdf
丹羽順子(1994)「副詞的修飾成分「~と」を整理する-具体化の「と」、引用の「と」、情態副詞の「と」をめぐって-」

 やはり当方はよほど文法が苦手なんだろうか。
 それも否定しないが、こういう論文独特の文体を前にするだけで脳が拒否気味になる。
 イチバン関係性が強いのは25ページの下記の部分だろうか。pdfからテキストを抽出すると、妙な感じで文字化けする。ナゾだ。理解を妨げるようなところだけ修正しておく。
================================
 (22)a.開拓者たちは西へと進んだ。
    b.開拓者たちは堕さと(荒野を)進んだ。
    C.開拓者たちは西へ西へと(荒野を)進んだ。

 具体化の「と」表現の一つに「例示」の特殊用法がある。これは「~と」部分の要素およびその並び方に厳しい制約があるもので、それだけに規則的で、慣用表現に近づいてきている「-と」部分は数値を表すもので、その並び方は「A、A(*)と」という一定のパターンを形成している。
 (23)ところが、一ケ月ニヶ月と過ぎるうちに…と考えるようになりました。(朝日新聞、1986-6-28)
 (22c)は「A」が数値ではないが、「A、A(*)と」というパターンになっており、連続性が見られる。この点において、(23)もまた副詞に接近した表現と言えよう。その他、「あれやこれやと」「あちらこちらと」「我も我もと」「次から次へと」なども同様に、「狭義の具体化副詞の「と」との境界に位置すると考えられる。
================================

 要は、〈正体不明の「と」〉は「引用」のときもあれば、下記の場合もあるってことだろうか。サッパリわからない(泣)。
================================
【1】[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。
5 (副詞に付いて新たな副詞をつくり)ある状態を説明する意を表す。「そろそろ―歩く」「そよそよ―風が吹く」
・「ほのぼの―春こそ空に来にけらし天のかぐ山霞たなびく」〈新古今・春上〉
================================

【「お冷や」をめぐるあれこれ】日本語

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年08月08日から

 直接的には下記の続き。
【お茶/おビール/お刺身……etc.】日本語
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1551125802&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。↑と同様のテーマでさらに新しいトピが立った。
【お冷という日本語について】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=55399299

 トピ主の質問の全文を転載する。
================================
日本語の「お冷」は、飲食店の店員さんがよく使う言葉ですよね?
その反対に、客が店員に「お冷下さい。」というのは間違った表現なのでしょうか?
私自身、水下さいよりも丁寧だと思い言っていたのですが、先ほど「お冷」という言葉を検索してみたら水商売の女性が使う言葉だと出てきました。
本当にそうなんですか?
信憑性が無かったので、この場を借りて質問させていただきました。
どなたかご回答の方よろしくお願いします。
================================

 トピに書く予定の結論を先に書く。
「お冷下さい。」は間違った表現ではない。
 大前提として、言葉の問題で「間違った表現」と言うには、明確な根拠が必要だと思う。明確な根拠がないと、なかなか「間違った表現」とまでは言えない(考え方に個人差はあるだろう)。たいていの場合は、せいぜいヘンか否か(もしくは「自然か否か」)程度だろう。
 名詞の前につく「お」や「ご」の問題は個人差(性別・年齢・相手との兼ね合い……etc.)もあって、一概に自然か否かは言えない。
 ただ、一般に「お冷や」は店のスタッフが使っても、客が使ってもヘンではないと思う。

「お」「ご」が一体化して、取ることができないものもけっこうありそう。とくに「女房言葉」と呼ばれるものにその傾向が強い。一体化しているもののなかには、美化語と考えることに疑問を感じるものもある(ex.おかき/おでん/おなら)。
■Wikipediaから
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%88%BF%E8%A8%80%E8%91%89

●「お」「ご」を取ると(現代語では)意味不明になるもの
  おかか/おかき/おかず/おから/おこわ/おじや/おみおつけ(おつけ)/
  おでん/おなか/おなら/おはぎ/おまわり(巡査)

●「お」「ご」を取ると意味がかわるもの
  ご飯(「飯」を「めし」と呼べばほぼ同義)
  お冷や(「冷や」だけだと「冷や酒」のイメージが強い)

※Web辞書を見る限り「冷や」でもいいようだが、やはりニュアンスがかなりかわる。
■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8A%E3%81%B2%E3%82%84&dtype=0&stype=1&dname=0na
================================
お‐ひや【▽御冷や】
1 《女房詞「お冷やし」の略から》冷たい飲み水。
2 《冷御膳(ひやごぜん)の「ひや」に「お」を付けたもの》冷や飯。
================================
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%B2%E3%82%84&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=1&index=18183115663400
================================
ひや【冷や】
1 「冷や水」の略。「お―」
2 「冷や酒」の略。「―で飲む」
3 名詞の上に付いて複合語をつくり、冷たい、温めていない、また、冷やした状態であるなどの意を表す。「―汗」「―酒」「―やっこ」
================================

 Web検索してみたが、トピ主のコメントの中にある「水商売の女性が使う言葉」の根拠がわからない。たしかに「水商売の女性」も使う。でも一般人も使う。
「お冷や」の場合は「お」が取れないので、「ビール」を例に考えてみる。
  客「ビールをください」(「ビールをもらえますか」のほうが丁寧)
  ※http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1553319113&owner_id=5019671
  店のスタッフ「おビールですね(。かしこまりました)」
 くらいがフツーの会話だろう。一方が客で、もう一方が店のスタッフなんだから。店のスタッフのほうが丁寧な言葉を使うのが自然。ただし、店のスタッフが「ビール」に「お」をつけるか否かは個人差が大きい(↑http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1551125802&owner_id=5019671に書いたように、この場合の「お」が尊敬語か美化語かは微妙)。
 水でも同様。
  客「水をください」
  店のスタッフ「お水ですね(。かしこまりました)」
 客が「おビール」「お水」と言っても何も問題はない。これも個人差がある。
 とはいえ、客が「おビール」「お水」と言っているのに、店のスタッフが「ビール」「水」と対応したら、ちょっと感じが悪い。
 これはあくまでも原則論。このあたりは言葉づかいの個人差もかかわってくる。妙齢の女性客に「おビールいただけます?」と注文され、苦み走った板さんがドスのきいた声で「おビールですね」と言うのが自然とは思えない(笑)。

「水」と「お冷や」の使い分けに関してはなんとも言えない。「4」のコメントにあるように使い分けるのが正しいか否かは不明。薬を飲むために冷えていない水が欲しいのなら「薬を飲みたいので水をもらえますか」とか言うべき、って気がする。
 また例によってついていけない流れになるかと思ったが、「6」が立て直してくれた……と思ったけど、もうダメなのかも。
 女房言葉は全般に上品なイメージがあるので、「(お)水」よりも「お冷や」のほうが上品な感じがする。
  客「お冷やをください」
  店のスタッフ「お冷やですね(。かしこまりました)」
 これがフツーのやり取りだろう。

 ちょっと気になるのは下記のようなやり取り。
  客「(お)水をください」
  店のスタッフ「お冷やですね(。かしこまりました)」
 これは別の意味で不適切だろう。客の言葉づかいを訂正しているニュアンスになる。短気な客が「水って言ってんだろ」とキレるおそれがある。言葉づかいはむずかしい(笑)。


【トピへのコメントを日記形式で書く理由──返信コメントは原則的にトピにお願いします】※あくまで原則論
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1468087432&owner_id=5019671


【追記】
 下記のようなコメントを頂いた。
「お」を分離しにくい「お+○○」は相当数あるようだ。

おしぼり(←『お』がないと想像しにくい)
おはよう(←『お』がないと急かされているようです)
おはじき(←『お』がないと危ない)
お開き(←『お』がないと干物)
お袋(←『お』がないと人間っぽくない)
おべっか(←『お』がないとサッカー選手)
お守り(←『お』がないとディフェンス)
お見合い(←『お』がないと相撲)

第1032回「2010年夏、何かやり残してませんか?」──昔とった杵柄で久しぶりに投擲競技をやったのですが

 しまい忘れてグラウンドに置いてきてしまいました。
 槍残してます。


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第1031回「今年の夏に観た映画について」──『踊る大捜査線』は傑作ですよね

 ムービーIもムービーIIもおもしろかった。
 家のテレビ14インチなんで、迫力はイマイチでしたが……。
 ムービーIIIの予定はないのでしょうか。

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第1030回「あなたはテレビっ子ですか?」──断固NOです。

 最近、起きている時間の大半はパソコンでYouTubeを見ています。
 テレビはほとんど見ません。


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第1029回「リップケアはしてますか?」──現役時代はやっていました。

 ほてった筋肉を冷やすために、「冷」タイプを。
 湿布ケアの話ですよね?


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【北63/帰省日記2010年夏編4──六花の森は超オススメ】

●北海道ネタなんでもかんでも(空腹時の閲覧厳禁) お品書き
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mixi日記2010年08月24日から


●17日
 昼前、従兄弟を空港へ送る。
 なんていい子なんだろう……と思いきや、空港近くの中札内に用事があったの。
 田中義剛牧場も近いんだけど、あそこはパス。そう言えば田中義剛って一時期はイヤってほどテレビでに出て宣伝していたのに、最近パッタリ見かけませんな。
 目的地は六花の森。http://www.rokkatei.co.jp/facilities/index2.html
 2007年9月にオープンしたらしいが、諸般の事情で未訪問だった。
 ここはオススメです。まだ整備の途中って気がするので、今後も定期的に訪れてみたい。おそらく飲食施設なんかもできると思う。
 入場料500円で茶菓がつく(雪やこんことマルセイビスケットだった)。敷地内の休憩所にセルフサービスのソフトドリンクがあるでの、こちらで茶菓をいただくのが常道らしい。


DSC01533-500.jpg

 田園風景と言うか、農村風景と言うか、のどかな風景が広がる。散策路に点在するバンガローのような展示棟もいい感じ。


DSC01536-500.jpg

 小高い丘の上にあるのは森のシンボル的なオブジェ。ロダンの『考える人』をモチーフにしているらしい。


DSC01537-500.jpg

 散策路の最後にある白亜の洋館風に建物は六花亭の工場。ガラス張りのカフェ風のスペースは従業員の休憩スペースらしい。絵画なんぞが飾られてなんともオシャレ。労働環境が劣悪で人がいつかないとウワサに某工場に対するアテツケだろうか(笑)。

 六花の森のすぐ近くにあるのが「十勝野フロマージュ」。
http://t-fromages.com/
 ここのカフェでランチにしようと思ったが、スイーツしか置いてない。
 しかたがないので、チーズを物色する。売店にはほかに客がいなかったので、ひととおり試食させてもらった。なんかそれだけで一食分に近かった気がする。
 どうやらここはチーズはカマンベール系しか扱っていないみたい。ほかにアイスとかチーズケーキもあるけど。適当にみつくろって家に配送してもらう。詳細は後日。

 家人が、帰り道に立ち寄りたい候補が2つあると言う。ひとつが柳月が経営する「トスカチーナ」。http://www.ryugetsu.co.jp/toskachina/access.html
 熟考の末、こちらは見送ることにする。
 もうひとつが、競馬場にある「とかちむら」。http://www.tokachimura.jp/
 こちらは8月6日にオープンしたばかりのスポット。これは予想以上によかった。地場の野菜がムチャクチャ安い。実家の冷蔵庫がパンク状態でなかったらいろいろ買いたかった。おみやげも各種揃う。ここも要チェックだな。


DSC01546-500.jpg

 素朴な外観が十勝っぽいなんて言ったら怒られるかな。


DSC01542-500.jpg

 敷地内にあったオブジェ。海亀だとばかり思っていたら、海豹(アザラシ)らしい。膃肭臍かな?


DSC01545-500.jpg

 床のタイル(こんなに大きい場合はタイルとは言わないのかな)状の塗装に北海道弁が書かれている。知らないものもけっこうあった。こちらは正体不明の過去形の例。「おはようございました」がヘンなことは地元の人もわかっているのね(笑)。


DSC01558-500.jpg

 家に戻ってから散歩に出た。近所に猫カフェがあるのにのけぞる。半地下の控え室にいた美猫を、家人が激写した。ほかにも数匹が控えていたとか。


DSC01562-500.jpg

 妙な夕焼け。「こりゃ明日も暑くなるな」と覚悟する。

 食い物の写真がないって?
 十勝は風景がイチバンのご馳走なの。当方は堪能しました。

【北62/帰省日記2010年夏編3──猛暑の中、お墓参りのはしご】

●北海道ネタなんでもかんでも(空腹時の閲覧厳禁) お品書き
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-763.html
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mixi日記2010年08月22日から


●16日
 昼過ぎ、猛暑の中、一族でお墓参り。
 いやー暑い。誰だよ、北海道に避暑に行こうとか抜かしたヤツは。
 叔母がご主人に実家のお墓も参りたいと言いだす。
 昨日の帰り道に看板を見かけ、午前中に電話で住所を調べていた。
 トコトコと出かけると、市営霊園は思いっきり広かった。受付でもらった地図を頼りに車で進む。奥の区画だと3kmくらいあるんじゃなかろうか。墓地の写真はムヤミの撮るもんじゃないので、写真は省略。


DSC01481-500.jpg

 抜けるような青空と言いたいところだが、写真を撮ると曇っているようにも見える。これは家人が撮ったカット。この写真ではわかりにくいが、雲の縁の部分に虹がかかったようになっている。こういう現象をなんと言うかは知らない。キッパリ<( ̄- ̄)>


DSC01487-500.jpg

 この市営霊園は広瀬牧場(正確にはリバティヒル広瀬牧場で、その中にあるジェラートショップが「ウエモンズハート」というらしい)のすぐ近くになる。2日続けて行くのは気が引けるが、暑さには勝てない。
http://www.uemons.com/intro.htm
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0111/A011101/1000900/dtlrvwlst/1102419/
 ジェラートはシングルが289円で、ダブルが381円。ふだんはシングルしか頼まない家人がダブルを注文したのは、よほど暑かったのだろう。


DSC01488-500.jpg

 家人が頼んだのはピンクソルトとアーモンド。
 昨日は家人のイチオシのブルーソルトを頼んでいた。

DSC01490-500.jpg

 当方が頼んだブラックカカオとバニラ。十勝のアイス系はどこで食べてもおいしいが、ここのジェラートは格別かも。


DSC01498-500.jpg

 店の前の道。混雑時はここにズラーッと車が並ぶ。こういうのを「農道」っていうんだろうな。左側に見えているのが、広瀬牧場の牛舎。この写真は空の色も出ている。


DSC01505-500.jpg

 夜、帯広のメインストリートの西2条は盆踊りでお祭り騒ぎ(「祭り」だって)。いとこが屋台を手伝っているという話を聞いて、のぞきにいく。
 たこ焼きやら、焼き鳥やらのメニューになかに、「タコ判」を見つける。要はタコ入りの大判焼き。1個200円なら、たこ焼きより手軽かも。


DSC01507-500.jpg

 アーケード街の広小路。こんなに人がいるのを見るのは初めて。やはりこの夏の人出は異常だよ。

【北61/帰省日記2010年夏編2──雨模様の中、豚丼発祥の店?へ】

●北海道ネタなんでもかんでも(空腹時の閲覧厳禁) お品書き
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-763.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1317597935&owner_id=5019671

mixi日記2010年08月21日から



●15日
 朝食は例によって六花亭へ。
 昨年はブルーベリーが不作で、これがなかったと家人が嘆いていた。
 一昨年は「農園のブルーベリー」という名前ではなかったような。盛りつけもかなり違う。でも旨いから文句を言う筋合いはない。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=941502102&owner_id=5019671


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 これがたったの190円というのが信じられない。ブルーベリーの酸味とクリーミーなヨーグルトの相性がたまらない。


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 イートインコーナーには見たことないくらいの数の人がいた。やはりこの夏は異常なのかも。毎度のサクサクパイ140円とのセット。これで330円。コーヒーは飲み放題。ただし、相当のボリュームになるので「農園のブルーベリー」は2人で1個あれば十分。


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 ホントはいけないことなんだろうが、陳列ケースを写真撮りした。手前の「いちごの森」もそそるけど、「苺は旬じゃない」と家人に却下された。帯広のケーキ類はだいたい200円が相場。怖いところだ。

 昼前、叔母と従兄弟と4人でドライブへ。イチバンの目的は「豚丼発祥の店」探し。
 従兄弟が聞いた話。
 帯広の豚丼の元祖は、郊外にあるモーテルのような店。ここの豚丼が新聞などで取り上げられて一躍有名になった。不便なところだが、市内各所にこの店のタレが売られている……。
 済みません。そんな話聞いたことありません。一般には発祥の店は「ぱんちょう」だろう。近年は「とん田」「ぶた八」あたりも人気が高い。
 豚丼のタレは、また増えたような気がする。全部で10種類以上あるのでは。
 ただ、「モーテルのような店」と言うなら、一軒心当たりがある。
「ドライブインいとう」で、ここも有名店。
http://r.tabelog.com/hokkaido/A0111/A011102/1008569/

 地図を見ながら尋ねてみて呆れる。十勝と札幌などを結ぶ国道38号線沿いにあるとばっかり思っていたが、もっと奥に入ってところ。こんな不便なところで繁盛しているなら立派だよ。
 味は、当方の舌には少し甘いかも。でもこれがイチバン基本の味、と思わせる。
 いい豚肉をソテーして、甘辛いタレを絡めて丼仕立て……日本人でこれが嫌いな人っているんだろうか。


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 この素朴な外観がなんとも。けっこうオシャレにしたつもりなんだろうな……。


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 ノーマルな豚丼735円。このほかに二階建て大盛り豚丼1050円などがある。


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 とろ~り温泉たまご豚丼840円。甘辛いクドめのタレに温泉卵が合わないはずがない。

 食事の後、「十勝千年の森」へ。http://www.tmf.jp/index.shtml
 あいにくの雨だったんで、売店に寄って、無料エリアを散歩して帰ってきた。800円払って有料エリアに踏み込む勇気がなかった。

 帰路、「広瀬牧場」に寄る(翌日の記述参照)。
 さらに、北海道ホテルに隣接して8月10日にオープンしたばかりの「十勝トテッポ工房」へ。http://www.toteppo-factory.com/
 しまった。この工房の品揃えは悪くないんだが、「十勝千年の森」の売店とほとんど同じラインナップだったorz。

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【北60/帰省日記2010年夏編1──十勝は人の波】

●北海道ネタなんでもかんでも(空腹時の閲覧厳禁) お品書き
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mixi日記2010年08月20日から

●14日
 8月14日~18日、祖母のお誕生会(104回目)のために帰省してきた。
 猛暑の東京を離れて涼しい北海道へ。
 空港に降り立った段階で目論みが崩れたことに気づく。日差しがつおい。
 まあ、多少日差しがつおくても湿度が低いので体感温度が違う……はずなんだけどあちいよぉ。
 とりあえずバスで駅前へ。昼過ぎなんで、どこかで昼飯を食べる予定。
 旅に出ると思うこと。一食を大切にしたい。何を選ぶかは非常に大事で、つまんないものに当たると、ホントに損をした気がする。
 帯広駅の真ん前には、もはや観光名所とも言える「ぱんちょう」がある。この日も大行列。推定40人。これに並ぶと、豚丼にありつけるのは夕方になりそう。それだけじらされたら、さぞかし旨いだろうな~。
 駅から100mも行かないところに知る人ぞ知る「藤森食堂」がある。和食でも洋食でも食べられる小ぎれいな大衆食堂で、ここの豚丼もそこそこ評判がいい。でもどうせ晩飯は早めにテンコ盛り……と考えるとセーブするべきか……ここのチョイスが悩ましい。
 あれ? 「藤森食堂」の真ん前の空き地で、なんかイベントをやっている。「とかちビーフフェア」ですか。ちと覗いてみる。
 あの行列は何? 「北海道産牛肉千人焼き」って、世之介の名前を思い浮かべた人は廊下に行きなさい。
 ちょっと脱線します。
 昔は十勝では牛肉なんてほとんど食べなかった。だって牛は家族みたいなもんだから。すき焼きだって豚に決まっていた。牛丼ってなんですか?
 いつからか鬼畜な性格のヤツが牛を食べるようになった。これがけっこう旨いの。なかでも某ホテル(という名の旅館)の夕食に出る少量の十勝牛はホントに旨い。家人に言わせると、「旅館の食事にあるまじき味」なんだそうな。
 で、つい魔がさして並んでしまった。
 肩ロースがひとり100gくらい。炭火で焼いてあやしげなソースをかけただけだが、かなり旨い。ちょっと筋が気になるが、脂の質のよさが感じられる。銀シャリをもってこんかい!
 いささかクドい後味を持て余していたら、あっちのブースでは「ななつぼし」とかいう新しい道産米の試食をやっている。おろしたヤマワサビをのせてあるのを、「硬くないか?」とか言いながらガツガツと食ってしまった。
 こんなことで一食にしていいのだろうか。一食分食費が浮いたからヨシとしようか。(←オイ!) 

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 帯広の人出の頂点は星形だから5つある……わかりにく!
 帯広の人出のピークは13日に花火大会のはずだが、この日はアチコチで行列に出くわした。スイートポテトで知られる「クランベリー」は、店外だけで10人くらいいた(店内にも10人くらい)。ジモティーしか行きそうにない「高橋まんじゅう店」にも店外までウエイティングがいたのにはちょっと焦った。

 夕食は、駅近くのホテルの和食の店で。
 何が目玉なのかよくわからないので、順番にアップしておく。


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 前菜 茄子の利休寄せ/ししゃもの南蛮漬け/天豆の冷製すり流し風
 ※これってお品書きが間違ってないか?


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 お造りは鮪と帆立


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 焼き物 かじき鮪とズッキーニの和風トマトソース焼き
 ※これがイチバンよかったかな。単に牛蒡チップ好きだからかも。


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 煮物 北寄貝時雨煮/夏野菜の炊き合わせ


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 酢の物 十勝牛たたきと季節の野菜
 ※コンソメジュレにポン酢ソースだけど、これって酢の物?


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 あさりせいとご飯


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 香の物 ピンクに染まっているのは長芋。十勝のホテルでは長芋に漬け物とよく出合う。


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 デザート マンゴーケーキ
 ※やっぱ十勝のスイーツはおいしい。


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 ロビーの展示の可愛らしさに笑ってしまう。ホテル日航ノースランドの「ラテル」と「フルル」が結婚したらしい。お祝いに、全国各地の系列ホテルのマスコットが参列したそうな。
 ホテル日航東京のマスコットって、リラックマだったのね。

第1028回「みんなで乾杯!まず何を飲む?」──ゴックン。なまつば ですかね。

 前置きはいいから、早く飲ませろ!


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北59/最近おいしかったもの81──北海道直送のアスパラガス

 こっちのジャンルにもあげておきます。
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mixi日記2010年06月05日から



 北海道からアスパラガスが届いたのは、先週の金曜日(5月28日)だったろうか。

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 アスパラガスとトウモロコシは鮮度が命なので、ガツガツと食ってしまった。
 届いたのはLサイズとMサイズが各20本くらい。
 別にスーパーで売っているヤツがマズいとは思わない。細いヤツは満足感がないとか、太いヤツ(とくに外国産)は繊維が気になって大味とか……そんな文句を言う気はない。

 でね、できるだけシンプルに食べようと思った。
 凝った料理にするなら、フツーのヤツでもいいの。いい素材はできるだけ手をかけないのが鉄則。
 Lサイズの半分を炒めものに。何も入れないのはさすがにどうかと思って、イチバン癖のない鶏肉を少し入れる。
 Mサイズを半分、かために茹でる。

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 食べ比べて、シミジミ思ったこと。旨いとかマズいとか言う気はない。おそらく昨日採ったものを農協あたりから直送したんだろう。風味が違う。歯ごたえが違う。
 塩と油は偉大。ほんの少しの塩と油が、アスパラの旨味と甘みを引き出す。一方、茹でたものは旨味と苦みが際立つ。「苦み」と言っても全然イヤな味ではない。うんと上質の山菜とでも言えばいいのか。
 マヨネーズとポン酢を用意したんだけど、結局ほとんど何もつけなかった。
 家人はご飯の上にマヨネーズを少し回し、その上にアズパラを盛って食べていた。それは反則だろ。

 で、夜少々のお酒を嗜むときに、「アスパラを食べようか」ということに。
 幸か不幸か少し前に買ったカチョカバロがある。アスパラをザッと炒めて、仕上げに刻んだカチョカバロをのせて……。これがまた。ワインセラー(ただの段ボール箱とも言う)にあった「清見の丘」を抜栓。池田町のワイン城内でしか売っていないワインとの相性がトンデモナイ。
 翌朝はパスタにしよう、と即決。

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 で、翌朝のパスタ。最後のカチョカバロを使い、多めの黒胡椒がポイント。
 この段階で残ったアスパラはMサイズが6本。晩ご飯で消えたとさ。

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第1027回「麺類では何が好きですか?」──好みは人それぞれでしょうね

女性ならイケメン。
クリスチャンならアーメン。
スケベは海綿……よしなさい!

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【最近おいしかったもの88──この夏のハマリ飯3】

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mixi日記2010年08月日から



【1】にもアップしたゴマダレそうめん。こっちのほうがわかりやすいな。

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【2】にアップしたナスサラダのアレンジ、夏野菜をいろいろブチ込んでカラフルに。

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 巷でウワサの食べるラー油。料理本にもいろいろのっている。これは、花かつお(削り節)を入れたもの。改良の余地があることがよくわかったので、近く再チャレンジする。

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 食べるラー油は非常に用途が広い。なかでもいけないのは、白いご飯と相性がメチャクチャいいこと。おかずがいらなくなる。

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 この数年産地直送の野菜が届く。なかでも芋とゴーヤの量が半端ではない。
 そこで作るようになったメニュー。なんのことはない細切りにしたジャガ芋をフライパンで焼くだけなんだが、きれいにまとめるにはちょっとコツがいる。焼くときにチーズを適量のせるのもテ。味も申し分ない。余計なものを使いたくなかったら、切った芋をザルに入れ、塩をふりかけてしばらく放置する。芋がシンナリしてまとまりやすくなる。

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 ゴーヤをおいしくいただくには、塩焼きそばがイチバンいいみたい。ピークには1日おきくらいに食べていた。スーパーでは塩味が置いてないこともある。一念発起して、自作した。99円で買ったソース焼きそばを使えば経済的。
 本邦初公開の秘伝の塩焼きそばパウダー。
 胡椒の空き瓶に、塩と昆布茶を同量入れる。あとは胡椒、一味唐辛子、コンソメを適量。理想を言えば、ホタテパウダーとかも欲しいところだが、贅沢は言わない。あとは好みでカレーパウダーを隠し味程度に振ったりする。まあこんなもんだ。
 具は、ゴーヤとモヤシは必須。あとは玉葱をちょっと入れたりする。写真はスパムがわりにハムを入れてみた。

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【最近おいしかったもの87──この夏のハマリ飯2】

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mixi日記2010年08月13日から


 【1】でアップしたナスのサラダの続き。こいつはひじきと胡瓜の混ぜご飯。ひじきの煮物を見て家人が料理本からメニューを探してきた。胡瓜は塩もみして水気をよく切る。このときは針生姜も入れた。妙に爽やかで美味。

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 電子レンジで作る肉団子。葱塩ダレが旨かった。(←オイ!)

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 こちらも夏の定番の胡麻豆腐。

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 一連のもので、夏の和食膳ができあがる。日本人に生まれてよかった、と思うのは主として魚料理だが、これもなかなか。

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 肉団子のアレンジ。野菜餡が多すぎてよくわからない(笑)。

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 揚げ物は基本的にしないのだが、発作的に作った人参と獅子唐のかき揚げ。適当に作っても揚げたては旨い。

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【最近おいしかったもの86──この夏のハマリ飯1】

 下記の仲間。
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mixi日記2010年08月12日から

 今夏も昨年に続いてトマショーを食い続けている。そのほかに最近よく食べているもの。


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 もはや恒例になった黒米そうめん&黒米冷や麦。今年もせっせと食べている。


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 これも夏恒例かな。そうめんを黒酢ベースのタレをかけエスニック感覚でかっ込む。何気なく昨年の写真http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1236581237&owner_id=5019671を見たら無性に食べたくなった。


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 ナスと豚肉のさっぱり南蛮漬け。
http://203.183.167.212/recipe/791438
 家人のイチオシ。残った漬けダレの使い方は研究中。焼き飯の味つけに使ったら、とってもいけないモノになった。豚肉のコク、適度の酸味&辛さが絶妙のハーモニーで、いくらでも食べられる。


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 しゃぶしゃぶ用の豚肉は前にちょっと書いた鈴木精肉店のもの。甘みが強いうえに脂がしつこくない。ゆでてもアクがほとんど出ないし、脂も浮かない。スープの使い道がいろいろある。


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 料理本で見たナスのサラダ。
 ナスはヘタを落として竹串などで7~8か所穴をあけ、1個ずつラップでくるんでチンする。加熱時間は1個1分30秒くらい。そのまま覚めるまで放置。なぜかこうすると色が鮮やかなまま。
〈ドレッシングの作り方〉
 醤油、酢、酒各小さじ1を合わせてタレを作る。フライパンにオリーブオイル小さじ1とニンニクスライスを入れて熱する。ニンニクが焦げたらタレを加える。これを適当な大きさに切ったナスにかけるだけ。
 お試しあれ。

【最近おいしかったもの85──神楽坂 ワヰン酒場にて】

 下記の仲間。
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mixi日記2010年08月12日から


 少し在庫を消化しておく。
 前から気になっていた神楽坂のワインパブに行ったのは6月27日。
神楽坂 ワヰン酒場
http://r.gnavi.co.jp/a021607/

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 アウトレットワインの店とうたうだけあって、たしかにワインが安い。ハウスワイン的なものがグラス350円くらいで数種類あるほか、その日のオススメが限定100杯(だったと思う)190円。
 まだ夕方だったが、この値段だと1杯では止まらない(笑)。
 料理メニューもなかなか充実していた。

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 海老と平貝のゆずこしょうオイル漬け580円。想像どおりの味。個人的にはもう少し酢がきいてるほうがいい。壺に入ってきたもんで、珍しくフラッシュを焚いてしまった。


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 前菜3種盛り合わせ980円。左から順に自家製テリーヌ、うなぎのパルメザンチーズあぶり焼、日南地鶏レバーパテバケット添え。
 正確にはバゲット(baguette=杖、棒)だろうな。

【最近おいしかったもの84──チキンソテー】

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mixi日記2010年07月31日から


 少し在庫を消化しておく。
 数か月前に近所の精肉店のメール会員になった。毎月「4」のつく日に特売情報が届く。
 イチバン買っているのは「国産あじわい鶏モモ肉」。通常100g158円のものが136円になる(細かっ)。そんなに高いものではないのだが、スーパーで売っているものとは、ビックリするくらいものが違う。
 たいてい塩コショーだけでシンプルに焼く。これがなんともジューシーでおいしい。撮影用に気取って、ソースなんぞを作ってみた。
 10束くらいで安売りしていた大葉の残り3束を、みじん切りにする(大量に作るならフードプロセッサーを使う)。例によって酢2対オリーブオイル1(一般には1対1くらいだと思う)、醤油少々、塩少々。

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 翌日、家人が暴挙に出た。残ったソースにちょっと塩を追加してご飯を入れて混ぜる。なんかリゾットみたいなものになってしまった。これがまた殺人的に……。

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第1026回「あなたの「自慢」教えてください!」──ほかのところはあまり気になりませんが……

 やはり腹部です。
 このところ少したるんできたような……。
 ちょっと「ヒマン」気味かも。


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第1025回「あなたの好きな【ことわざ】」──「掃き溜めに鶴」の反対の意味で……

 お花畑に野●。

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 思うところがあって「掃き溜めに鶴(はきだめにつる)」の逆の意味になるコトワザを探した。
『成語林』では、 「掃き溜めに鶴」の対義語を「団栗の背競べ」にしている。それは違うだろう。
「プラスに抜きん出る」の反対は「五十歩百歩」や「目●鼻●」ではない。「マイナスに抜きん出る」ことを表わしてくれなくては困る。
 俗に「紅一点」の対義語として「黒一点」と言う。あれはギャグだろうが、よくできている。
 いろいろ考えたが、適切なのがない。「玉に瑕(きず)」はちょっと違う。それは勝海舟のこと。(←オイ!)

 一般には平均点(あるいは「偏差値」)を下げるとか、「足を引っ張る」 とか言い方もある。
 しかしそれではコトワザっぽくない。もっとカッコいいのはないんだろうか。
 かつての半分以下とウワサされる脳細胞をフル活動させて考えた。なけなしの知識も総動員して考えた。
 ない!
 しかたがないから作ることにした。三日三晩かけてそれらしいものを思いついた。

 お花畑に野●
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第1024回「お菓子作りはしますか?」──日々は励んでます。

 問題は、自分ではいとオカシと思っても、誰も笑ってくれないことです。
 お笑いの道は険しい。オカシづくりはむずかしい。

第1023回「夏バテ、してませんか?」──泣かぬなら

夏バテ待とうホトトギス。

第1022回「夏になったら肌を焼く?焼かない?」──それがイチバンいい方法なんだけどよー

 近頃は、焼いちゃいけねえって役所が言うんだ。
 昔の人の知恵なんだけどなぁ……焼き畑は。

第1021回「ご先祖様にまつわる話」──祖母の祖母にあたる人がはじめての子を妊娠したとき

 ……誰も見たことがないほど体調が悪くなって、何週間もの間、何も食べられなくなったそうです。
 わが家に伝わる「ご先祖様がつわる話」です。

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第1020回「あなたのパソコンの壁紙を教えてください!」──本体のボディが無機質で殺風景なので

……花柄の包装紙を張……ったりすると熱で自然発火しそうだよな。

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【10分の読み方は「じっぷん」か「じゅっぷん」か、はたまた……】日本語

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年07月11日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1535051181&owner_id=5019671

テーマトピは下記。
【「4分」「10分」の読み方について】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54614817

 トピ主の「0」から抜粋する。
================================
初級クラスで、時刻の表現を導入しようとしています。
「4分」と「10分」の読み方について、養成講座では「よんぷん」「じっぷん」と習いましたが、
●4分については、Japan Timesから出ている辞書に
「『~分』という単位の発音は、『~本』と同じ変化をするが、数字が3のときだけ『b』音ではなく『p』音になる」(つまり、数字が3のとき以外は、「~本」と同じ発音になるということで、「4分」も「4本(よんほん)」と同じく「よんふん」と読む)
と書いてあり、
●10分については、Japanese For Busy Peopleに
「じゅっぷん(Juppun)」
という表記が出ています。
================================

「4分」は「よんぷん」が一般的らしい。「よんふん」でも間違いではないと思うけど、天下のNHKに逆らう気はない。受信料を払う気はもっとない。これが漢字の読み方のテストに出ることはないだろうな。
「9」「10」のかたが歴史的な音韻変化?についてふれた。これに関しては『大野晋の日本語相談』に同じような記述がある。「9」「10」コメントと大野晋説がどう違うのか、当方の知識ではなんとも言えない。
 大野晋先生も「三杯」「三本」がb音になり、「三敗」「三泊」「三発」「三歩」がp音になった理由は「ちょっとわかりません」と書いている。そんな難問が当方にわかるわけがないorz。
 かなり専門的な話なんで、どこを抜粋したらよいかもわからない。しかたがないので、全文をスキャンして末尾に転載する。ちょっと問題がある行為なので、この画像はしばらくしたら削除する。
 あれ? 「9」「10」のコメントが消えてるorz。

 問題は「10分」。これは昔からよく話題になるテーマで、「じゅっぷん じっぷん」で検索すると山ほど出てくる。歴史的なことも踏まえた下記がわかりやすいかも。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=119628801&sort=1

 問題を切り分ける必要はないのかな。
 そもそも「10分」と「十分」って、読み方はおなじなの?(意味がかわる「じゅうぶん」に関しては考えない)
 たとえば「一人」「一つ」を「ひとり」「ひとつ」と読むのはOKだが、「1人」「1つ」を「ひとり」「ひとつ」と読むのはおかしい、と主張する人がいる。一理あると思う。そういう主張をする人は「10分」をなんて読むのだろう。「10」は「じゅう」としか読まないだろう。少し無理すれば「とう」なんだろうな。
 そんな意地悪を言ってもしょうがないから、「10分」と「十分」はほぼ同じということにしよう(笑)。
 編集・出版業の常識として、「十分」を「じゅっぷん」と読んだら間違い。アナウンサーの現場では「じゅっぷん」も許容とか言われても困る。
 歴史的なことはよくわからないが、常用漢字表を見れば明らか。「十」の読みは「ジュウ・ジッ・とう・と」しかないから、「じゅっぷん」にはならない。これは小学校の低学年で習うらしい。一般には「じゅっぷん」と言っている人が多いかもしれないが、だからと言って常用漢字表を無視してもらっては困る。学校教育は常用漢字表に準じているはずだし、編集・出版業だって、基本的には常用漢字表に従っている。
「実際にはこう言っている」なんてことを言いはじめると、「女王」はどうする「体育」はどうするという話になる。そーゆーことって書くのか、って話も出てくるし、はては最近は「ふいんき」と言う人が多いなんてヨタ話も出てくる(笑)。
 ちなみに、「一人」を「ひとり」と読むのも変則的だが、これは常用漢字表の【付表】にあるから何も問題はない。

【追記】
 信頼できるサイト(国立国語研究所)を見つけたので、転載しておく。
http://www.ninjal.ac.jp/products-k/kokken_mado/qa/
【「十本」などの「十」の発音は?】(第9号)
http://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/kokken_mado/09/06/
================================
質問
「十本」などの「十」の発音は,辞書には「ジッ」とありますが,「ジュッ」と発音するアナウンサーもいます。どちらが正しいのでしょう。

回答
現在刊行されている国語辞典を引いてみると,見出し項目としていずれも「ジッ」の方を主に採用しています。「常用漢字表」にも「十」の読み方として,「ジュウ」と「ジッ」はあっても「ジュッ」はなく,語列として「十回」は「ジッカイ」を採っていることから,「十本」などの「十」の発音は,一般に「ジッポン」のように「ジッ」とするのが標準的であると言えそうです。

歴史的仮名遣いでは「じふ」と書くように,漢字音の系統からもともと「十」の字音は「ジフ」でした。「フ」を末尾に持つ字音は,サ行,タ行,カ行,パ行の音で始まる語に続いていくとき,例えば「合 カフ→カッ(合戦)」「執 シフ→シッ(執権)」のように促音化しました。17世紀初頭の『日本大文典』『日葡辞書』にも,当時の発音として「ジッ」に当たる発音が示されているだけで,「十本」は本来「ジッポン」であったと判断できるわけです。その一方,この「ジフ」は長音化して「ジュウ」に変化していきます。「ジュッ」が生じたのは,おそらく「ジフ」から長音化した「ジュウ」が,先のサ行等の音で始まる語に続いていくときに,既存の「ジッ」という発音に影響を受けて,「ジュウ」→「ジュッ」と類推してしまったと考えられます。

では,「ジュッ」は間違いかというと,平成5年のNHK言語調査では「十中八九」について「ジュッ」の支持者が61%と多いように,現在では「ジュッ」と発音する人がかなりいます。さらに,昭和41年のNHK放送用語委員会で「20世紀」の発音として「ニジッ・ニジュッ」の両様を採ること,また「十」の発音の「ジッ」「ジュッ」については,他の用例についてもすべてこの決定を準用することを決めています。放送での標準発音の集大成とされるNHK編『アクセント辞典』でも,41年版から「二十本」「五十歩百歩」など,両様の発音を平等に認めています。つまり,伝統的には「ジッ」であるというだけで,実際には年代層あるいは地域によっていろいろであり,同じ東京でも「ジッ」と発音する人も「ジュッ」と発音する人もいるというのが現状なのです。

時代とともに言葉は変化し,発音にも「ゆれ」が生じます。伝統的な規範があったとしても何を規範とするかについては多様性があると考えられます。
================================



【引用のご作法10 「十」の読み方の話
──「ジュウ」「ジッ」「とお」「と」……「ジュッ」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2827.html

mixi日記2013年07月11日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1906878854

 2010年(平成22年)に常用漢字表が改定された。
 変更の概要はWikipediaが詳しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97

 主な改定内容。
●追加(196字)
(略)

●削除(5字)
(略)

●追加音訓(29音訓)
(略)

●変更音訓(1訓)
(略)

●削除音訓(3音訓)
(略)

備考欄等について以下の通り変更された。
(略)

付表は以下の通り追加、変更された。
(略)

 さて、これを踏まえて本題に入る。
 問題は「十」の読み方。
 従来は「ジュウ」「ジッ」「とお」「と」だった。
 ただし、備考欄の変更のところに下記のようにある。
================引用開始
十 - 備考欄に〈「ジュッ」とも。〉と注記。
================引用終了

 どういうことなのか【改定常用漢字表】を確認すると、下記のようにある。
【改定常用漢字表】
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/kaitei_kanji_toushin.pdf
================引用開始

ジュウ  十字架,十文字  十重二十重(とえはたえ)
             二十・二十歳(はたち)
             二十日(はつか)
ジッ  十回       「ジュッ」とも。
とお  十,十日
と   十色,十重
================引用終了


「十」の読みとして「ジュッ」が認められたのか? 
 今回の改定に準拠している『記者ハンドブック』を見ると、「十」の読みは従来どおりになっている。
 なんでこんなことするのかな。「ジュッ」の読みを認めるならちゃんと認めればいいのに。こういう中途半端なことはやめてもらいたい。これでは、認められてはいないけど間違いではなさそう、くらいに考えるしかない。
 小学校ではどう教えるんだろうね。



【追記】
 下記を見ると、『言葉に関する問答集 総集編』という本に詳しく出ているらしい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1496924774
 でも例によって引用のしかたがホニャララなので、本当はどんなことが書いてあるのかわからない。
 いったいどこからが、『言葉に関する問答集 総集編』にのっているのだろう。常識で考えれば、冒頭から罫線までだろう。
 しかし、『言葉に関する問答集 総集編』は常用漢字表が改訂される前に出版されているのだから、〈〔備考〕欄に、「ジュッ」とも.....と記載されて〉いるはずがない。
 2段落目の2行も『言葉に関する問答集 総集編』の記述とは思えな。いったいどこからどこまでが『言葉に関する問答集 総集編』からの抜粋なのだろう。


 下記を見るに、2014/01/31の段階で、小学校の教科書の大半は「ジュッ」を認めてないらしい。
 子供に訊かれたら、親はどうしたらいいんだろう(黒笑)。
http://www.889100.com/midori/category/qa/000228.php
==============引用開始
 現在、小学校で使用されている教科書では、一年生で学習する「十」の読みとして、「ジュウ ジッ とお」の三つをあげているものが多いです。(「と」は他の学年で学習します。)ただし、例えば、光村図書の教科書にはかっこ書きで(ジュッ)の読みが掲載されています。これは、常用漢字表の備考欄に「ジュッ」という読みが掲載されたことを受けての対応とのことです。
 「学研教室」の国語教材では、常用漢字表に掲載されている「ジッ」という読みを学習しますが、昨年4月から、(  )に入れた形で、(ジュッ)という読みも紹介しています。
==============引用終了




「早急」の読み方は「そうきゅう」? 「さっきゅう」?

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
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mixi日記2010年08月06日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1554744798&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。
【日頃おかしいと思う日本語の使われ方】日本語の乱れが気になる会 トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=697073

「874」で「早急」の読み方に関するコメントが入った。
「876」のコメントは「さっきゅう」派(根拠は「記憶」)。
「879」のコメントは「さっきゅう」派(だと思う。根拠は不明)。別な意味で非常に興味深い。後述する。
「881」で質問者のコメント。もともとは「さっきゅう」(根拠は「聞きかじり」)。
================================
で、今の多数派は、たぶん『そうきゅう』でしょう。
でもNHKのアナウンサーだけは、今も『さっきゅう』と読んでいるようですよ。
================================
「882」は本線は「さっきゅう」(根拠は「記者ハンドブック第10版」共同通信社)

 この問題は、いろいろなところで目にする。
 本来は「さっきゅう」で、現状は「そうきゅう」が優勢……というのが大勢なんだろうか。
 常用漢字表を見ると「早」の読みは「ソウ・サッ・はや」。「サッ」は特殊な場合の読み方になっている。「早速」「早急」のほかに何かあったかな。
 で、本来はどちらなのかをWeb検索すると、いろいろな意見が飛び交っていて収拾がつかない。ほかの例をいろいろあげている1)-1や1)-2は信用できるように見えるが、「早急」以外の記述を見ると首を傾げたくなるところがある。

1)本来は「さっきゅう」派
1)-1【誤用・慣用】
http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/kanyouon.htm
1)-2【慣用讀み 言葉の誤讀と慣用讀み】※リンク切れ
http://nippongo.hp.infoseek.co.jp/nippongo/content/kanyou.html
1)-3【■漢字の読み方・問題3の解答■】※リンク切れ
http://gakken.hp.infoseek.co.jp/yomi.kaito.3.htm
※多数の辞書からの引用あり。

2)本来は「そうきゅう」派
2)-1【Wikipedia】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A3%E7%94%A8%E9%9F%B3#.E5.AD.97.E8.A8.93.E3.81.AE.E5.AD.97.E9.9F.B3.E5.8C.96

3)よくわかりません
3)-1【漢字の読みや文字の正確なつづりがわかりません。】
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1594228.html

 個人的にどうしているかと言うと、そんな言葉を使った記憶がないのでなんとも言えない(←オイ!)。仕事の原稿に出てきた場合も、何も考えたことがない。「早急」って言葉自体を目にする機会が少ないし、ルビを振った経験はない。
 実際にはいろいろな書籍で目にしているはずだが、なんにも記憶がないorz。
 どちらでもOKであることは間違いない。どちらが本来の形なのかも、現状でどちらが本線なのかもよくわからない。↑の1)-3を見ると、辞書によっても見解が分かれていることがわかる。安易に口を挟める問題ではない気がする。

 で、「879」のコメント。
================================
 国会中継での『ソウキュウすぎるのが問題では~』という発言に、なんだか変だなと感じました。早急であるというのは、どちらかといえばポジティブな印象で捉えていたので。
 そこで、この人は『性急(せいきゅう)』と言いたかったのかなと思い至りました。
 もしかすると早急(さっきゅう)をソウキュウと読むのは、性急との混交の可能性も?
================================
「早急」の読み方の話は離れる。
 確かに「早急すぎる」にはちょっと異和感がある。
「性急」との混交……可能性はありそう。
 もうひとつ可能性があるのは「早計」との混交。これも「ソウキュウ」が優勢になりつつある一因になっている?
「性急すぎる」「早計すぎる」が重言か否か、ってのはまた別の話になる。

【「早計すぎる」「早計にすぎる」】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1468139824&owner_id=5019671


【トピへのコメントを日記形式で書く理由──返信コメントは原則的にトピにお願いします】※あくまで原則論
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1468087432&owner_id=5019671

【「お座りください」は失礼な言い方なのか?】☆日本語教師☆

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年08月05日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1554047911&owner_id=5019671

 下記の仲間でもある。
【黒いコレクション──日本語教師関連28】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1442972256&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。
【ご着席下さいとお座り下さい】☆日本語教師☆ トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54960574
※場合によってはトピ主にコンタクトをとるので、いつもより抑え気味に書く。敬語は苦手という自覚はある当方でも、あそこまでムチャクチャだとさすがにヘンだと思う。

 トピ主の質問をほぼ全文転載する。
================================
最近日本語の勉強をはじめたのですが、昨日バスのなかで「お座り下さい」と年配の方に若い男性が言っていました。「お座り」は犬に使うのでとても違和感がありました。また、よく聞いているとバスアナウンスも「お立ちのお客様はつり革や…」とながれていてその場合は間違ってないのでしょうか。またそれに関しての良い教科書等ありましたら教えて頂けないでしょうか。
================================

 質問がいくつもあり、わかりにくい気がするので箇条書きにする。
  質問1)「ご着席ください」と「お座りください」のニュアンスの違いは?
  質問2)「お座り」は犬に使う言葉では?
  質問3)「お立ちのお客様」の「お立ち」は誤用ではないか?
  質問4)敬語表現に関するよい教科書があったら教えてほしい。

 当方は、質問4)に関しては門外漢なのでコメントは控える。最後に参考になりそうなリンクだけ張っておく。
 回答コメントのほとんどは質問2)に集中し、ほかの質問にはふれていない気がする。
 まず質問2)以外から片づけていこう。

質問1)「ご着席ください」と「お座りください」のニュアンスの違いは?
 タイトルはこういうことだと思う。なぜか本文中にはいっさい出てこないが。
 意味に大きな違いはない。前者は漢語系の表現で、後者が和語系の表現と考えるのが素直だろう。おおざっぱに言って、前者のほうが堅苦しいイメージがあるので、バスで座席を譲るときに「ご着席ください」は相当不自然(間違いとは言いきれないけど)。「1」のコメント主が微妙な違いを書いているが、根拠は不明。
 元々座っていたかどうかで使い分けるなんてことはないだろう。
 たとえば、裁判の最中に自分の席から立ち上がった傍聴人を制するのに、裁判長が「お座りください」と言うのは何も問題はないだろう。もちろん「ご着席ください」でもOK。裁判長の言葉なら「ご着席ください」のほうがふさわしいのでは……というのはまったく別の問題。

質問3)「お立ちのお客様」の「お立ち」は誤用ではないか?
「お立ち」は、名詞(動詞の連用形)に「お」がついた形なので何も問題はないはず。この接頭語の「お」は、尊敬語のときと、丁寧語(美化語)のときがある。この場合は「お客様」の行為だから尊敬語。「お待ちのお客様」「整理券をお持ちのお客様」なども同様。通常、接頭語の「お」は着脱可能だが、この場合はつかない形でも使えるか否かは微妙な気がする。

質問2)「お座り」は犬に使う言葉では?
 さて、問題の質問2)。質問者は勘違いをしている気がする。「お座り」と「お座りください」は別に考えるべきだろう。

 例によって辞書をひく。
■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8A&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11&index=02618502053600

 犬に対して言う「お座り」は「4」だろう。「お座り!」と書きたくなる。
================================
4 動詞の連用形に付いて、軽い命令を表す。「用がすんだら早く―帰り」「―だまり」
================================
 このほかに「お食べ」「お待ち」「お入り」「お休み」なども使えそうだが、ちょっと古くさい。これが「お食べなさい」のような形なら現代でも使えるだろう。「お休みなさい」は別の意味合いになってくる。

 命令ではない「お座り」もある。「赤ん坊がお座り(を)している」「犬がお座り(を)している」
 ↑の質問3)「お立ち」と同様だろう。こちらは尊敬語ではなく丁寧語(美化語)。

「お座りください」は「3」1)。「くださる」の命令形。何も問題はない。尊敬語を命令形にしていいのか、と考えると迷路に入るのでパスしておく。詳細は最後のリンク先参照。
================================
3 動詞の連用形に付く。
1)その下に「になる」「なさる」「あそばす」「くださる」などの語を添えた形で、その動作主に対する尊敬の意を表す。「―連れになる」「―書きなさる」「―読みあそばす」「―話しくださる」
================================

「4」で新たな問題が出る。
「お座りください」より「お掛けください」のほうが適切ではないか。
 たしかに「お掛けください」のほうが丁寧な感じがして、シックリ来る。ただ、辞書類を見る限り、理由は不明。「掛ける」のほうが丁寧な感じなので、「お○○ください」の形になじみやすいので、こちらを使うほうが無難ということだろう。これをちゃんと説明するのは相当の難問なのでパス。
 ただし、↑の裁判長の言葉としては「お掛けください」より「お座りください」のほうがシックリくる。尊敬語の形をとっていても実質上は命令だからだろうか。

■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=1&index=03855403133000
================================
か・ける【掛ける/懸ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二]
16 1)物のある部分を他の物の上に置いて支える。「いすにお―・けください」「肩に手を―・ける」
================================

 質問4)敬語表現に関するよい教科書があったら教えてほしい。
 敬語全体については別にして、今回の問題に関して、下記は読んでおいて損はないと思う。
【「ご○○する」「お○○する」【仮】日本語】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1549552703&owner_id=5019671
【「お○○してください」「ご○○してください」☆日本語教師☆ 】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1515394161&owner_id=5019671
【「ください」は命令口調なのか?】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1553319113&owner_id=5019671


【追記】
 いただいたコメントへの返信を書こうとして考え込んでしまった。
 立ち止まっていてもしかたがないので、少しでも前に進む。

【1】「こちらにお座りして、お待ちしてください」はなぜ無礼か
 若い店員に言われた言葉とのこと、そりゃ怒って当然。いくつかの要素が絶妙にからんでいる。

1)「お座りして」「お待ちして」はなぜヘンか
「お座りして」は「お座りする」(謙譲語)の連用形に「て」がついた形(ちょっと違うか?)。
 つまり「お座りして~」は、相手に謙譲を強制することになるから×(「お待ちして」も同様)。
 待つ側が「こちらでお待ちしてよろしいでしょうか」というのは正しい謙譲語。ただし「こちらにお座りしてよろしいでしょうか」は相当不自然。「こちらに掛けさせていただいてよろしいでしょうか」くらいが自然だろうか。
 店員が言うなら「こちらにお座りになって、お待ちください」くらいだろう。すでに書いたように「お座りになって」より「お掛けになって」のほうが丁寧な印象になる。

2)「お○○してください」の話再び
 ↑にリンクを張った下記のトピに出てきた話。
【「お○○してください」「ご○○してください」☆日本語教師☆】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1515394161&owner_id=5019671
「お○○してください」が成立するのは特別な状況設定のときだけ。
「お座りください」(尊敬語)もしくは「座ってください」(丁寧語)がフツーだろう。

3)「お座りして」は犬への命令?
 1)2)の不自然さに加え、「座る」を「お座りして」の形にすると、〈「お座り!」して/「お座りして!」〉のニュアンスになりかねない。人によっては「犬扱いする気か!?」ということになっても不思議ではない。
 店員も悪気はなかったのだろうが、ここまで言葉づかいがヘンだと接客には向かない。


【2】「お座りになってください」がちょっとヘンなのはなぜ?
「お座りになってください」は敬語の使い方としては間違っていない。ただ、当方はちょっとヘンな感じがする。
「お○○になる+ください」だから、「お座りください」よりも丁寧な言い方だろう。これがちょっとヘンに感じる理由は、主観としか言いようがない。
 無理に理屈をつけると次のようになる。
「お座りください」より「お掛けください」のほうが丁寧。
 つまり、やや丁寧さに欠ける「お座りください」を、丁寧な言い方の「お○○になる」にすることにチグハグ感がある。「お掛けになってください」にするほうが素直。ちょっと強引かな。
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フリーランスの編集者兼ライターです。

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