【日本語アレコレ】
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html日本語アレコレの索引(日々増殖中)【4】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1583890705&owner_id=5019671
mixi日記2011年01月20日から
下記の仲間でもある。
【全方位毒吐きのお品書き】
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下記の仲間でもある。
【黒いコレクション──日本語教師関連28】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1442972256&owner_id=5019671
相変わらず訳のわからないトピが多い。
と言うより、まともなやり取りになっているトピってあるの?
【事例1──通54】【『見せる』と『見させる』の違い】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59422751
質問を要約すると……タイトルのまんま。
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「見せる」と「見させる」との違いがニュアンスでは分かりますが
これをいざ、文章になると分かりません。
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「ニュアンスでは分かります」と書くなら、どう違うのか書いてもらえませんかね。それを詳しく書けば、どのように誤解しているかがわかると思う。
頭の痛い質問に対して、コメントのほうはややまとも。ただ、微妙にズレているものもあって気持ちが悪い。
それに対してトピ主は逃げた?
単純に言ってしまえば、「見させる」は「見る」の使役形。
「見る」と「見せる」は似ているけど、ほぼ違う動詞と考えるほうがいい。
たぶん英語の「look」と「show」の違いってことだと思う。
「1」。
この人、前にもユニークなことを書いていた気がする。詳細は忘れた。
【追記】
下記だな。
298)【「のだ」 「のである」 「のです」】日本語教師
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1581639047&owner_id=5019671
>通常は「見させる」をあまり使わず、「見せる」を使うと思います。
違う言葉だから、そういうことはないと思う。「見させる」をあまり目にしないのは、そういう状況が少ないからだろう。
>似た例として、「着(き)させる」「着せる」が思いつきます。
たぶんそのとおりだと思うが、前提が違っているから伝わる可能性は低い。
「2」
>単語の意味が分からないと言うので、私は彼女に辞書を見させた。
>(私の許可を得て、彼女は自分で自分の辞書を見る)
「使役」ってそういうことなの?
>単語の意味が分からないと言うので、私は彼女に辞書を見せた。
>(私が私の辞書を彼女に見せる)
「私の」辞書でなければダメですか。「彼女の辞書の当該ページを開いて見せた」ではダメなのですね。
>「辞書を見る」というのが不自然で申し訳ないのですが、このような違いだと思います。
なんで「不自然」と思う例をわざわざもってくるのだろう。「絵本」ではダメなんだろうか。さらに言うと、「辞書を見る」はそんなに不自然なんだろうか。
「3」
最近活躍が目立つ人なんで、記憶にある。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59245961&comm_id=19124
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59246697&comm_id=19124(かなりヒドい)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59390507&comm_id=19124(2/意図不明)
今回のコメントはまともだけど、トピ主に伝わるのかな。
【事例2──通55】【~てたまらない】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59476300
これもホニャララすぎて……。
トピ主の質問文を読んでいるだけで酩酊感がある。
誤解や間違いが重なって……。
ちなみにこの人は、過去に下記のトピを立てている。探せばほかにも出てくるんだろうなぁorz。
【もかまわず】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57741264
このトピも相当ヒドい。しかも訊き逃げ。
☆tobiクンの意見。
【全方位毒吐き10──甘毒】日本語教師 2010年11月26日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1628897730&owner_id=5019671
【ぜひ きっと について】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57298451
誰も相手にしていない。
【わけがない と わけはない】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57179927
「ガ」と「ハ」の話か……。
【お母さんほど好きな人はいない】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=57052687
これもなんと言うか……。しかも訊き逃げ。
【~せず】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=56298572
ビックリした。きれいに解決している。昔はこういうこともあったんだ。でもホントにわかったのかな。
【お忙しいとは思いますが】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=56287125
これも解決? さすが○○。
ただ、これは質問が微妙すぎないか。これは「は」の働きなのか「が」の働きなのか……。文脈によるのでは。
>「それは確かにいいのですが、これもいいですよ。」
>のように「逆接」とはいえない用法もあります。
これは「逆接」ととれなくもない。「。しかし、~」にかえることができそうだから。
これが〈工程表は必要な工程の種類に合わせて作成するガ、以下のような書式を準備しておくと便利である〉だと「順接のガ、」。
〈これは実際にやってみればわかるガ、「天声人語」の文章みたいになる。〉だと〈意味的には順接の「曖昧のガ、」〉になる。
110)【「ガ、」の修辞学】2009年12月16日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1364668143&owner_id=5019671
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-915.html
【事例3──通56】【「の」について】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59390507
【事例4──通52】【「の」について】の続き
もったいないなぁ。
もう少しで、助詞の概略のハシッコくらいが明らかになる気がしたのに。
質問を要約する。
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生徒質問を受けました。
「での」、「からの」、「への」など、「の」の前に助詞をつけることができるのに、なぜ「にの」は使えないのか?
「での(図書館での勉強)」、「からの(両親からの手紙)」、「への(学校への道)」などの使い方は理解しており、会話の中にも問題なく取り入れて話すことができるのですが、「にの」という使い方がないということが納得できないようです。
納得してもらうためには、どのように説明してあげたら良いのでしょうか。
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「1」~「4」までのコメントは無視するべきだろう。「3」の「ニ」と「ヘ」の解釈は一般の説と相当違う気がするが、どこから出てきたんだろう。
「5」でヒントが出て、「6」のコメントが入った……と。
画期的なコメントだと思うが、当方にはレベルが高すぎる。疑問点がいくつかある。
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6
ノの前に来ない格助詞:ガ・ヲ・二・ヤ・ノ(へ・カラ・マデ・ヨリ・トは来る)「太郎が次郎を叩くvs太郎の次郎の叩き方」「太郎が次郎に本を送るvs太郎の次郎への本の送り方」
ノの前に来ない副助詞類:ハ・モ・コソ・サエ・デモ・シカ・ナンテ(ダケ・ノミ・バカリ・クライ・ナンカ・ナドは来る。副助詞的意味のマデは来ない。モには例外あり「10人もの人がいた」)
接続助詞類・終助詞類は全部来ない。
細かい点は、ノダへの承接と同様。どうしてもノをつけようとするとナノダになる。「彼が看病していたのだ。驚いたことに、あの太郎がなのだ」
不十分な点がありましたら追加をお願いします。
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1)副助詞的意味のマデは来ない
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%BE%E3%81%A7&dtype=0&dname=0na&stype=0&index=21247217383700&pagenum=1
■Web辞書(『大辞泉』から)
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【1】[副助]名詞、活用語の連体形、一部の助詞などに付く。
1 動作・事柄の及ぶ距離的、時間的な限度・範囲・到達点を表す。「ここ―来れば安心だ」「明日―待ってください」「東京から大阪―三時間かかる」
「堀江越え遠き里―送り来(け)る君が心は忘らゆましじ」〈万・四四八二〉
2 動作・事柄の及ぶ程度を表す。…ほど。…くらいに。「そんなに―ぼくのことを思ってくれるのか」
「作法、世に珍しき―、もてかしづき聞こえ給へり」〈源・桐壺〉
3 動作・事柄がもうそれ以上には及ばず、それに限られる意を表す。…だけ。「気に入らなければ断る―さ」「念のために聞いてみた―だ」
「タダ出陣ノトキ、貝ヲ吹クコト、コレ家ノ役ナレバ勤ムル―ヂャ」〈天草本伊曾保・陣頭の貝吹き〉
4 極端な例をあげて、他の場合を言外に推測させる意を表す。…さえ。「子供に―ばかにされる」「実の親に―見放される」
「賤(しづ)の男(を)―、おのが顔のならむさまをば知らで笑(ゑ)みさかえたり」〈源・葵〉
【2】[終助]確認・強調を表す。…ね。…よ。…ぞ。
「私がまゐって呼び返いて来(こ)う―」〈虎明狂・乞聟〉
【1】を格助詞と扱う説もある。また、【1】3は、多く断定の意を表す語を伴って文末に用いられるが、「まずはお礼まで」のように断定の助動詞を伴わないで用いることもある。は3の用法が転じたものと考えられ、中世末から近世にかけて用いられた。
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ウウッ。「副助詞的意味」がどこのことかわからない。
たとえば「1」の例文の「東京から大阪まで三時間かかる」を「東京から大阪までの所要時間は三時間」にすると「副助詞」ではなくなるのだろうか。
「3」の例文の「まで」を「までのこと」にすると「副助詞」ではなくなるのだろうか。
2)モには例外あり
例外があるってことは、「来ない」ことはないのでは。
ここで引っかかるのは「モの特殊性」。「モ」はたいていの助詞とセットで使える(「共起する」?)。
格助詞:ガ・ヲ・ニ・ヤ・ノ・へ・カラ・マデ・ヨリ・ト
のうち、セットで使えないのは、ヤだけかな。モが前に来る場合と後ろにくる場合があるのはなぜ?
副助詞類:ハ・モ・コソ・サエ・デモ・シカ・ナンテ・ダケ・ノミ・バカリ・クライ・ナンカ・ナド
のうち、セットで使えないのは、ハ、モ、デモ、シカ、ナンテ、ノミあたりかな。限定系(ハ、シカなど)と付加系(モ、デモなど)ってことかな。前者は意味が相反し、後者は意味が重複するからだろうか。
3)接続助詞の例外
接続助詞にどんなものがあるのかわからんorz。
とりあえず思いついたもの。同時系(なんのこっちゃ?)はOKでは。「ナガラノ」「ツツノ」。「~と思いながらの行動」とかは無理なのかな?
【追記】
ちょっと待てよ。
よく読み直すと、「6」のコメントっておかしくないか?
質問は「での」「からの」「への」などのように「の」の前に直接助詞をつけられるか否かだろう。
「6」のコメント中の「太郎が次郎を叩くvs太郎の次郎の叩き方」「太郎が次郎に本を送るvs太郎の次郎への本の送り方」ってどういうこと?
あーあ。トピ主が締めちゃった。きっとわかったんだな。超人的な理解力orz。