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出ネ99/筒井康隆に語らせろ

 下記の仲間です。
【出版とネットをめぐるあれこれ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-468.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1234202257&owner_id=5019671

mixi日記2011年04月20日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1709253564&owner_id=5019671


 マイミクの日記でずいぶん早い時期に「エピレプシー」という単語を目にして、気持ちが暗くなった。世の中には勘の鋭い人がいる。まああの事故状況はフツーの居眠りにしては異常。
 日本語で言うなら、癲癇(最近は「てんかん」と書くのがフツーだろうか)。
 昔からデリケートな部分がつきまとう病気で、あまりいい加減なことは書けない。ただ、とりあえず新聞記事では「発作を伴う持病」といいかえているようだ。【ネタ元2】では、「持病のてんかん」と明記している。
 3年前にも同様の(あえてこう書く)事故を起こして執行猶予中だったことを考えると、これは「人災」(誤用か?)の類いでは、って気がする。【ネタ元3】によると、「08年の事故の前にも柴田容疑者が車を全損させる事故を複数回起こしていたようだ」とのこと。それって……。
 これはコトが大きくなるような気がする。
「てんかん」と運転免許って話になると、必然的にほじくり返されるのは、筒井康隆の断筆宣言。いろいろな意見が飛び交いそうだ。いま筒井康隆にコメントを求めたら、相当過激なことになる気がする。
 個人的には筒井康隆の態度を支持する。当該作品の記述もどうってことないと思う。ただ、昔から特定の病名のことを批判すると、すぐにオオゴトになる。
 栗本薫とライ病の話なんかも思い出した。


【ネタ元】毎日新聞
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110420k0000e040059000c.html
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クレーン車事故:3年前にも男児はね、民家に突っ込む

柴田将人容疑者=共同
 栃木県鹿沼市の国道で登校中の市立北押原(きたおしはら)小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、同県日光市大沢町、運転手、柴田将人容疑者(26)が約3年前にも、鹿沼市内で車を運転中に登校中の小学5年の男児(当時10歳)をはねて重傷を負わせ、民家に突っ込む事故を起こしていたことが捜査関係者への取材で分かった。また、柴田容疑者には発作を伴う持病があり、県警鹿沼署は、病院の診察券や薬などを押収し、日ごろの薬の服用習慣や当日の健康状態も調べている。

 捜査幹部によると、柴田容疑者は08年4月9日午前7時半ごろ、同市御成橋町の交差点で歩道を歩いていた男児をはね、民家に突っ込んだ。男児は右足を複雑骨折する大けがだったという。当時の取り調べに「前日は深夜0時過ぎに寝て午前6時半に起きた。事故当時は居眠りをしてしまった」と供述したという。柴田容疑者はこの事故で、08年12月12日に禁錮1年4月、執行猶予4年の有罪判決を受け、現在も執行猶予期間中だった。

 突っ込まれた民家に住む女性(91)は「ドスーンというすごい音がして車がフェンスを吹き飛ばして家に突っ込んできた。外で小学生ぐらいの子供が『痛いよ、痛いよ』と泣きながらうずくまっていた」と話す。再び同様の事故が起きたことに「事故後に謝りに来て素直でいい子に見えたあの子がなぜまた……」と驚いていた。

 一方、今回の事故については、柴田容疑者の症状と事故との因果関係は不明なため、血液検査もして、詳しく調べるという。【吉村周平、岩壁峻、松本晃】
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【ネタ元2】中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011042090120814.html
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クレーン車事故「発作抑える薬忘れた」 柴田容疑者、3年前も児童はねる
2011年4月20日 14時04分
 栃木県鹿沼市で集団登校していた市立北押原小学校の小学生の列に大型クレーン車(12トン)が突っ込み6人が死亡した事故で、自動車運転過失致死容疑で送検された運転手柴田将人容疑者(26)が「持病のてんかん発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。
 事故直前に車のハンドルを抱きかかえて伏せているように見えたという目撃証言もあり、鹿沼署は、事故当時柴田容疑者が発作を起こし、意識を失っていた可能性があるとみている。
 また、柴田容疑者は2008年4月にも鹿沼市の国道で、出勤途中に登校中の男児をはねて足に大けがを負わせた後、民家に突っ込む事故を起こしていたことが判明。自動車運転過失傷害罪で有罪判決を受け、執行猶予中だった。3年前の事故の判決では「前日の仕事の疲れから、眠気を覚えながらも運転した」と認定されていた。
 てんかんは、一時的にけいれんや意識障害などの発作が起きることがある。かつては免許の欠格事由とされ取得・更新ができなかったが、02年の道交法改正で一定期間発作がないことなどを条件に可能になった。
(中日新聞)
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【ネタ元3】読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110420-OYT1T00532.htm
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3年前に小5はね、全損事故数回…6児死亡事故

 栃木県鹿沼市樅山
もみやま
町の国道293号で18日、登校中の児童の列にクレーン車が突っ込み、児童6人が死亡した事故で、自動車運転過失傷害容疑で逮捕された同県日光市大沢町、運転手柴田将人容疑者(26)が3年前にも小学生をはね、民家の外壁を壊す事故を起こし、執行猶予中だったことが20日、捜査関係者などへの取材でわかった。


 捜査関係者の話や裁判記録では、柴田容疑者は2008年4月9日午前7時30分頃、鹿沼市御成橋町の国道121号で、登校途中に歩道を歩いていた小学5年生の男児を乗用車ではね、道路沿いの民家の外壁を壊した。男児は右足の骨を折るけがをした。柴田容疑者は仕事に向かう途中で、「前日の仕事の疲れから眠気を覚えながらも車を運転してしまった」などと供述したという。この事故で、柴田容疑者は自動車運転過失傷害罪で在宅起訴され、宇都宮地裁が08年11月に、禁錮1年4月、執行猶予4年の判決を言い渡した。

 また、柴田容疑者が以前勤めていた会社の関係者は、08年の事故の前にも柴田容疑者が車を全損させる事故を複数回起こしていたようだと話している。当時、柴田容疑者は「タイヤがパンクして縁石に乗り上げた」「カーブでスピードを出し過ぎた」などと語ったという。県警関係者への取材では、柴田容疑者は18日の事故について「居眠りをしていた」「持病の発作を抑える薬を飲み忘れた」と話している。

(2011年4月20日14時30分 読売新聞)
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■Wikipedia「筒井康隆」から
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E5%BA%B7%E9%9A%86
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1993年(平成5年)、角川書店発行の高校国語の教科書に収録されることになった『無人警察』内の癲癇の記述が差別的であるとして、日本てんかん協会から抗議を受け、数度交渉を行ったのちに決裂。このとき、筒井の自宅には嫌がらせの電話や手紙が殺到したという[11]。さらに角川書店が無断で『無人警察』を削除したことに怒り、『噂の眞相』に連載していたマスコミ日記「笑犬樓よりの眺望」上で断筆を宣言。
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 筒井康隆の断筆の経緯については下記あたりがくわしい。
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~nadamoto/work/199404.htm
http://okwave.jp/qa/q150722.html

6児死亡 3年前にも男児はねる
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1576293&media_id=2
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