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知り合いの日記で見たのだけれど……

 下記の仲間です。
【出版とネットをめぐるあれこれ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-468.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1234202257&owner_id=5019671

mixi日記2011年08月09日から

 知り合いの日記を読んでのけぞる。
 マスコミって怖い。
 誰が悪者なのか、誰が善意の人なのか、何も伝わってなかった。
 拡散させてもらう。これから承諾を得ようと思う。(←オイ!)


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この送り火の話自体、京都市や大文字保存会、陸前高田市からの発案ではなく、福井から来たボランティアさんが、倒れた松を薪にして全国で販売、復興資金にするという案を出して薪を作り、それをフェイスブックで見た大分の一私人が「勝手に」京都の送り火に使おうと考えて「勝手に」保存会に連絡、回答が保留されてるにもかかわらず「勝手に」送り火用薪を作り始めたという誠に勝手な話だった。


■最初は販売用の薪を作るはずだったというか作っていた記事
http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201104300132.html
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陸前高田の松、支援「薪」に再生 県内からボランティア
2011年5月1日


出発式を終えて被災地に向かう準備をするボランティア=越前市粟田部町


高田松原から流されて散乱している松の木=岩手県陸前高田市、NPO法人「ふくい災害ボランティアネット」提供

 東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の国の名勝「高田松原」の松を回収し、薪として再生させる「復興支援“薪(まき)”プロジェクト」に向けて、重機を操作するボランティア16人の出発式が30日、福井県越前市内で開かれた。メンバー代表の辻猛さん(63)は「被災地を放っておくわけにはいかない」と意気込んだ。

 高田松原は震災前、海岸沿いに約7万本の松の木々が2キロほど続く景勝地だった。しかし、津波に襲われて1本の松を除き、折れたり、流されたりして、今も同市内の広範囲に大木が散乱している。

 この光景を目の当たりにした県内のボランティアが「地域のシンボルだった松を廃棄するのは忍びない。薪として再利用できないか」と、NPO法人「ふくい災害ボランティアネット」に提案。同ネットが陸前高田市側の意向も確認し、今回のプロジェクトが企画された。

 木々の回収や運搬で重機を扱う必要があるため、全日本建設交運一般労働組合北陸ダンプ支部のメンバーら16人がボランティアとして協力。16人は5月6日朝まで被災地に滞在し、回収作業にあたる。

 出発式で同ネットの細川かをり理事長は「この出動が流木を生かし、復興に役立てる第一歩になります」とあいさつ。16人は大型ダンプカーやクレーン車などに乗り込んだ。

 集められた木々は「復興支援“薪”」と名付け、全国に向けて販売。その収益を同市の支援に充てる。販売の時期や価格、方法については同ネット内で検討中だという。(荻原千明)
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http://www.j-cast.com/2011/05/02094709.html
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「高田松原」の流された松 薪にして復興資金に
2011/5/ 2 16:48

奇跡的に残った1本の松で有名になった岩手県陸前高田市の「高田松原」で、津波で流された数万本の松を薪などに加工して復興資金にあてる活動が始まった。
福井県災害ボランティアセンター連合会の被災地での支援活動に参加したボランティアの発案だという。福井県坂井市のNPO法人「ふくい災害ボランティアネット」が陸前高田市の許可を得て取り組むことになり、松の回収作業にあたる重機ボランティア隊15人が現地入りした。作業初日の5月1日は、市内に散乱する松の木を保管する場所の整備などにあたった。
担当者は「市民に愛された松を廃棄物にせず、復興に生かしたい」としている。薪は岩手県内の企業が加工する予定で、全国で販売して復興のための資金にあてられる。高田松原の海岸は約2キロにわたる樹齢300年を超す松並木で知られ、夏には海水浴客でにぎわう場所だった。
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■一私人・藤原了児(どうしても「さん」はつけたくない)のブログ
http://huji.hinamaturi.lolipop.jp/?eid=1437048
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東日本震災地(陸前高田市)に行ってきます。
突然のことですが。今週の日曜日より岩手県の陸前高田市に行く事になりました。
あの日以来、何度テレビを見ていて涙したり、ため息をついた方も多いと思います。私もあのときのビデオを思い出すと様々な事が思い起こされてきて、涙せずにはいられません。
そんなときに、フェイスブックで「高田松原の松を薪にして、復興支援を」という方のページを見て「これなら自分もできる」と思って、その方にメールしました。
幸い、今週でボランティアに来ている方がいなくなるという事で、私が入れ替わりにいく事になりそうです。
今日(金)は、大分市役所、県庁に行ってボランティアの保険、証明書などを受け取りにいってきました。
明日とあさっての2日間は地元大分でカヌーの大会があり、これが終わったらそのまま次男と一緒に大分ーーー神戸ーーー富山ーーー新潟ーーー仙台ーーー陸前高田を目指してフェリーに乗ります。
自分の人生において、これほどのショックを受けた事は初めてで、これに対して何らかの行動を起こさないと、私に人生に悔いを残すと思っての行動です。行ってきます
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■ほんとは自宅用の薪を探していたという記事
http://www.asahi.com/national/update/0705/OSK201107040187.html?ref=recc
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津波被害の松を京都五山の送り火に


【動画】高田松原の被災松を五山送り火へ

肉親を亡くした人や被災者らが、思いを書いた薪=6月28日、岩手県陸前高田市、小林裕幸撮影

津波で松が失われ、無残な姿になった高田松原=6月28日、岩手県陸前高田市、小林裕幸撮影
 津波で被害を受けた岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」の松を薪(まき)にして、8月16日の「京都五山送り火」で燃やす計画が進んでいる。肉親を亡くしたり被災したりした人たちが、それぞれの思いを薪に書き込んでいる。

 大分市の美術家、藤原了児さん(61)が、自宅で使う薪を探していたところ、高田松原の松が薪になって売られていることを知り、計画を思い立った。京都の「大文字保存会」に協力を呼びかけると同時に、自ら被災地で薪作りをし、200本を用意した。薪は、計画に賛同する陸前高田市内の「鈴木旅館」や避難所に置き、被災者らがメッセージを書き込めるようにした。

 津波で母親を亡くした盛岡市の会社員、大坂章さん(35)は、「今までありがとう」と書き込んだ。「あまり旅行もしたことのない母でしたが、最後に京都で送ってもらえるんですね」(小林裕幸)
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何を勝手に話を進めてるのか。
てかなんで大分の奴が勝手に被災者の気持ちを代弁したつもりになってるのか。
何様のつもりだ?

保存会の方にしても、いきなりそんな事言われてはいそうですか、とは即答できまい。
それを勝手に「被災地のためなんだから受け入れてくれるはず(憶測だが間違ってはいないと思う)」という楽観的、というか考えなしで行動する軽率さ。
いい歳をしてなにを考えてるんだ?
こいつの軽率な行動が京都市と保存会の評価を下げ、高田の被災者の気持ちを踏みにじったんだが、こいつはのーてんきにも高田で迎え火が焚かれる事になったのを喜んでいる。

■複雑な気持ちの高田市民の声
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108080552.html
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京都で拒否された被災松、夜空焦がす 陸前高田で迎え火

メッセージが書かれた薪(まき)に火が付けられた=8日午後7時10分、岩手県陸前高田市、葛谷晋吾撮影

メッセージが書かれた薪(まき)に火が付けられた=8日午後7時10分、岩手県陸前高田市、葛谷晋吾撮影

「送り火」で燃やされるメッセージが書かれた薪(まき)=8日午後7時12分、岩手県陸前高田市、葛谷晋吾撮影
 東日本大震災の津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」の松でつくった薪をたく、お盆の迎え火が8日、同市矢作町であり、夜空を焦がした。被災者らの願いを記した薪は京都の伝統行事「五山送り火」の大文字で燃やされるはずだったが、放射能汚染を不安視する根拠のない声に押されて中止になった。

 約50人の遺族らが迎え火を見守った。「お父さんは最高の父です。ありがとう」「前へ前へ行くぞ」「絆」――。燃された333本の薪の一本一本には、津波で亡くなった人への思いや、復興に向けての決意が記されていた。

 母と姉を亡くし、「鎮魂」とフェルトペンで書いた斎藤哲夫さん(51)は「(京都に受け入れられず)やるせない」。祖父母を亡くした高校2年の及川亮さん(16)は「自分の思いが炎とともに届けられたかな」と目を潤ませた。

 薪にメッセージを記すことを呼びかけた鈴木繁治さん(66)は、6日に受け入れられないことを伝えに来た大文字保存会の松原公太郎理事長(58)と共に見守った。鈴木さんは「京都で願い事を書き写した護摩木を燃やしてもらうことになり、ほっとした。京都市に抗議が殺到していると聞いて複雑な気持ちだ」と言葉少なに話した。(井上未雪)
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しかもこの迎え火も、保存会側の厚意で行われたものらしい。

理事長ら「大文字保存会」が高田に行き、迎え火を焚くという記事
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201108070079.html
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陸前高田の松、使用中止に=京都・送り火の薪―放射能懸念の声で
2011年8月8日0時11分
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 東日本大震災で津波に流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松を、「大文字」で知られる京都の伝統行事「五山送り火」で燃やす薪として使用する計画が、福島原発事故による放射能汚染を懸念する声が寄せられたため中止になったことが7日、分かった。

 送り火を主催する「大文字保存会」(京都市左京区)の松原公太郎理事長によると、計画が報道された後、「放射性物質は大丈夫か」「燃やした灰が琵琶湖に落ちて水が飲めなくなるのでは」などと心配する電話が保存会に複数寄せられた。

 検査の結果、薪から放射性物質は検出されていないものの、保存会は「食品の放射能汚染問題もある中、地元の心配を払拭(ふっしょく)できない」(松原理事長)として中止を決断した。

 薪は200~300本あり、「津波で死なせてゴメン」「みんなで力を合わせてがんばろう」など、被災者がそれぞれ亡くなった家族への思いや復興に向けたメッセージを書き込んでいた。

 松原理事長らは陸前高田市に赴き、8日に薪を盆の迎え火として燃やす予定。被災者が書いた思いやメッセージは京都で別の薪に書き写され、16日に五山送り火で燃やされる。

 「高田松原を守る会」の鈴木義久会長は「風評被害は恐ろしい。亡くなった方の冥福を祈る気持ちに水を差されたようで残念だ」と話した。

 計画は、ボランティアで陸前高田市を訪れた大分市の藤原了児さんが「被災者に思いを書き込んでもらい、気持ちの整理を付けてもらえれば」と発案。保存会と交渉して準備を進めていた。 

[時事通信社]
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新聞で↑の記事を読んで喜んでいる藤原了児のブログ
http://huji.hinamaturi.lolipop.jp/?eid=1437068
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新しい展開になりました。

朝日新聞2011年8月6日の写真より

昨日の朝日新聞で、陸前高田の松が、京都の大文字の送り火に使われなくなった、という記事を見ました。これは、保存会が世論の流れや、京都市民の方々の不安を完全に取り除くのは、無理と判断されたのでしょう。
しかし、私が感動したのは、大文字保存会の会長が決断された新しい形の送り火の記事を読んでからです。

それは、送り火の前に、「迎え火」という形で亡くなられた霊を呼び寄せる儀式を、自分たちが京都から陸前高田に行って行われるという所です。
もともと私が陸前高田に行って高田松原の松にこだわったのも、此が陸前高田の人々の心の象徴としてあったからですが、今はこの薪に対する京都市民の不安の声も避けて通れません。この状況を解決する方法というのか、両者に対しての京都人の心遣いの一案が、この「迎え火」という方法だと思います。

これまでに、この計画には陸前高田の方や、岩手県内の多くの方々の協力もありましたし、京都の大文字保存会のご協力無くしてはできない事でありました。また、この計画を岩手県内に告知して頂いた新聞、テレビの報道機関の役割も大きいと思います。そのどなたもが心に強く持っておられたのが、「東北への思い」です。

今回の大文字保存会の新たな計画で、この「東北への思い」は変わることなく受け継がれていると私は思っています。そして、今もこの計画を進められている多くの方々に、心から感謝します。
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本当にこいつは、自分が一体何をしたのかわかってるんだろうか。
いやわかってないなバカだから。

こいつが本当に高田のためを思っていたんなら、まず高田に行くより薪を買えばいいって話だ。
1年分でも10年分でも、相場より高い値段で買った方がよっぽど高田のためになる。
結果的に迎え火に使われたからいいってもんじゃないだろう。
これで本当に喜んでいるのはお前だけだ。

>津波で母親を亡くした盛岡市の会社員、大坂章さん(35)は、
>「今までありがとう」と書き込んだ。
>「あまり旅行もしたことのない母でしたが、最後に京都で送ってもらえるんですね」
http://www.asahi.com/national/update/0705/OSK201107040187.html
>鈴木さんによると、薪は市内の避難所や旅館などに置き、被災者がメッセージを書き込める
>ようにした。話を聞きつけた人たちが市外からも訪れ、400本ほど集まったという。
>「いつまでも空の上から家族を見守って下さい」
>「お袋殿 オヤジと仲良くやってくれよ」。
>1本1本に、亡くなった家族の元へ届けたい思いがフェルトペンでつづられている。
>「遠くからわざわざ来て『天国に伝えて欲しい』という方もいらしたから、本当に残念です」
>と鈴木さん。
http://www.asahi.com/national/update/0806/OSK201108060131.html

あたしゃこれ読んだ時、本当に涙が出たよ。

こんなたくさんの気持ちをもてあそんで、いい事したと喜んでるバカ。
やらない善よりやる偽善、とは言うが、こいつのやった事は偽善ですらない。
自己満足でも被災者のためになるならいいとは思うけど、こいつのやった事はひとつも被災者のためになってない。
ただただ関係者を混乱させ、事態を悪化させ、被災者の気持ちを踏みにじり、自分だけが悦に入っている。

二度と来るな。
二度と高田の、岩手の、被災3県の地を踏むな。
お前に被災地に来る資格はない。


■送り火使用中止の薪陸前高田で迎え火に
(読売新聞 - 08月09日 01:44)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110809-OYT1T00102.htm
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送り火使用中止の薪、陸前高田で迎え火に


陸前高田市で燃やされた薪。「ふるさとは負けない」などと被災者らが書き込んでいた(8日午後7時10分)=冨田大介撮影
 東日本大震災で被害を受けた岩手県陸前高田市の「高田松原」の松で作った薪
まき
を「京都五山送り火」(16日)で燃やす計画が中止されたことを受け、この薪が8日夜、陸前高田市で盆の迎え火としてたかれた。

 計画中止について、京都市の門川大作市長は、市内の別のイベントで薪を燃やす代替案を提示したが実現しなかったことを明らかにし、「今回の結果は残念」と述べた。

(2011年8月9日01時44分 読売新聞)
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だからといって「琵琶湖の水が汚染される」とかいうバカな理由で反対した奴が許される訳じゃないからな。

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送り火使用中止の薪、陸前高田で迎え火に
(読売新聞 - 08月09日 01:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1700662&media_id=20

【続きは】↓
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2089.html
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