【ゴミ箱67】【「絶対」と「必ず」の違い】のバックアップ
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1821744441&owner_id=5019671
mixi日記2012年月日から
【質問文】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「絶対」と「必ず」の違い
おしえてください
【回答1】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
tobirisu5019671さん
「絶対」と「必ず」の違い。
意味は同じようなものですが、用法に多少の違いがあります。念のためWeb辞書の「必ず」の項を↓に転載しておきます。
どちらも過去・現在・未来と時制に関係なく使えます。多少の制約があり、基本的には下記の【1】~【4】でいいと思います。
例外もあります。詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2323.html
以下は一部の抜粋(重言)。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「きっと」「必ず」「絶対(に)」は、いずれもかなり強い確信を表わす副詞。「願望(望ましいこと)」を表わすという説もあるが、違う気がする。
「確信」の内容は、「願望」のこともあれば、「戸惑い(望ましくないこと)」のこともあり、文脈によってかわってくる(「戸惑い」より「困惑」「絶望」のほうがいいかも)。
「確信」の度合いで言うと、「必ず」「絶対(に)」のほうが、「きっと」より強い傾向がある。「きっと」は文末に「だろう」がついたりするが、「必ず」「絶対(に)」にはつかないほうが自然。「間違いなく」あたりも「確信」の度合いが相当強くなる。
詳しくは下記をご参照ください。
【参考サイト1/「きっと」の意味】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1180508871
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【1】「必ず」の後ろは肯定形限定
1)(この日のことはいつまでも){きっと/必ず/絶対(に)}忘れない
2)(この日のことはいつまでも){きっと/必ず/絶対(に)}覚えている
↑の類語辞典を見ると、〈「必ず」が肯定の場合にだけ使われる〉とある。たしかに、
1)2)なかで、1)の「必ず」には異和感がある。個人的にはちょっと違う考えをしているが、辞書にはさかわらないでおく。
【2】現在/未来の話の形容詞に「必ず」はつきにくい
【3】過去の話の形容詞に「きっと」はつきにくいことがある
3)ここのカレーは{きっと/必ず/絶対(に)}おいしいよ
4)子供の頃、母の作るカレーは{きっと/必ず/絶対(に)}おいしかった
現在や未来の話だと、「必ず+形容詞」には異和感がある。
これが過去の話だと、なぜか「きっと+形容詞」のほうが異和感が強くなる。
【4】過去の話は「きっと」がつきにくいことがある
5)誕生日には{きっと/必ず/絶対(に)}ケーキを食べた
過去の話で「きっとケーキを食べた」だと異和感がある。
【3】【4】を見ると、過去の話に「きっと」は使えない印象がある。
なんらかの制約があるってことだろう。下記の形だと自然になる。
「きっとおいしかったに違いない」
「(彼は)きっとケーキを食べたに違いない」
他者の主観などを推測する形なら使えるのかもしれない。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■Web辞書『大辞泉』から(『大辞林』もほぼ同じなので省略)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%BF%85%E3%81%9A&stype=0&dtype=0...
================================引用開始
かならず【必ず】
[副]《「かり(仮)ならず」の音変化》
1 例外のないさま。きまって。いつでも。「毎朝―散歩する」「会えば―論争になる」
2 確実な推量、または強い意志・要請を表す。まちがいなく。絶対に。きっと。「いつかそういう日が―来る」「―勝ってみせる」「印鑑を―持参すること」「―成功するとは限らない」
3 (あとに打消しや禁止の語を伴って)決して。かならずしも。
「行幸といへど、―かうしもあらぬを」〈源・行幸〉
[用法] かならず・きっと――「この薬を飲めば必ず(きっと)病気が治る」「勉強すれば必ず(きっと)合格する」など、両語とも可能性の強い状態を表すが、「必ず」のほうが確率的により高い場合に使う。◇両語とも「この借りは必ず(きっと)返す」のように決意を表す語としても用いられる。◇「三に二をかけると必ず六になる」「太陽は必ず東から昇る」など、不変の真理を表す場合には「きっと」は使わない。逆に「彼はきっと帰ったんだろう」など、推量の気持ちの強いときには、「必ず」は使わない。
================================引用終了
【回答2】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○○さん
「必ず」は。将来の事にしか使えません。
○ ここのラーメン、絶対美味しいよ。
× ここのラーメン、必ず美味しいよ。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
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mixi日記2012年月日から
【質問文】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「絶対」と「必ず」の違い
おしえてください
【回答1】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
tobirisu5019671さん
「絶対」と「必ず」の違い。
意味は同じようなものですが、用法に多少の違いがあります。念のためWeb辞書の「必ず」の項を↓に転載しておきます。
どちらも過去・現在・未来と時制に関係なく使えます。多少の制約があり、基本的には下記の【1】~【4】でいいと思います。
例外もあります。詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2323.html
以下は一部の抜粋(重言)。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「きっと」「必ず」「絶対(に)」は、いずれもかなり強い確信を表わす副詞。「願望(望ましいこと)」を表わすという説もあるが、違う気がする。
「確信」の内容は、「願望」のこともあれば、「戸惑い(望ましくないこと)」のこともあり、文脈によってかわってくる(「戸惑い」より「困惑」「絶望」のほうがいいかも)。
「確信」の度合いで言うと、「必ず」「絶対(に)」のほうが、「きっと」より強い傾向がある。「きっと」は文末に「だろう」がついたりするが、「必ず」「絶対(に)」にはつかないほうが自然。「間違いなく」あたりも「確信」の度合いが相当強くなる。
詳しくは下記をご参照ください。
【参考サイト1/「きっと」の意味】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1180508871
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【1】「必ず」の後ろは肯定形限定
1)(この日のことはいつまでも){きっと/必ず/絶対(に)}忘れない
2)(この日のことはいつまでも){きっと/必ず/絶対(に)}覚えている
↑の類語辞典を見ると、〈「必ず」が肯定の場合にだけ使われる〉とある。たしかに、
1)2)なかで、1)の「必ず」には異和感がある。個人的にはちょっと違う考えをしているが、辞書にはさかわらないでおく。
【2】現在/未来の話の形容詞に「必ず」はつきにくい
【3】過去の話の形容詞に「きっと」はつきにくいことがある
3)ここのカレーは{きっと/必ず/絶対(に)}おいしいよ
4)子供の頃、母の作るカレーは{きっと/必ず/絶対(に)}おいしかった
現在や未来の話だと、「必ず+形容詞」には異和感がある。
これが過去の話だと、なぜか「きっと+形容詞」のほうが異和感が強くなる。
【4】過去の話は「きっと」がつきにくいことがある
5)誕生日には{きっと/必ず/絶対(に)}ケーキを食べた
過去の話で「きっとケーキを食べた」だと異和感がある。
【3】【4】を見ると、過去の話に「きっと」は使えない印象がある。
なんらかの制約があるってことだろう。下記の形だと自然になる。
「きっとおいしかったに違いない」
「(彼は)きっとケーキを食べたに違いない」
他者の主観などを推測する形なら使えるのかもしれない。
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■Web辞書『大辞泉』から(『大辞林』もほぼ同じなので省略)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%BF%85%E3%81%9A&stype=0&dtype=0...
================================引用開始
かならず【必ず】
[副]《「かり(仮)ならず」の音変化》
1 例外のないさま。きまって。いつでも。「毎朝―散歩する」「会えば―論争になる」
2 確実な推量、または強い意志・要請を表す。まちがいなく。絶対に。きっと。「いつかそういう日が―来る」「―勝ってみせる」「印鑑を―持参すること」「―成功するとは限らない」
3 (あとに打消しや禁止の語を伴って)決して。かならずしも。
「行幸といへど、―かうしもあらぬを」〈源・行幸〉
[用法] かならず・きっと――「この薬を飲めば必ず(きっと)病気が治る」「勉強すれば必ず(きっと)合格する」など、両語とも可能性の強い状態を表すが、「必ず」のほうが確率的により高い場合に使う。◇両語とも「この借りは必ず(きっと)返す」のように決意を表す語としても用いられる。◇「三に二をかけると必ず六になる」「太陽は必ず東から昇る」など、不変の真理を表す場合には「きっと」は使わない。逆に「彼はきっと帰ったんだろう」など、推量の気持ちの強いときには、「必ず」は使わない。
================================引用終了
【回答2】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○○さん
「必ず」は。将来の事にしか使えません。
○ ここのラーメン、絶対美味しいよ。
× ここのラーメン、必ず美味しいよ。
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