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最近知ったこと6──賛否両論になる AとBは一致である

●「賛否両論になる」「賛否両論となる」
 マイミクさんとのやり取りで知った。
「賛否両論になる」(「賛否両論となる」でもほぼ同義)という言い方はOKか。
 フツーは「賛否両論あるところ」くらいだろう。「賛否両論だ」もアリかもしれない。
 ところが、「賛否両論になる」でネット検索すると、かなりの数がヒットする。最初は「水掛け論になる」あたりとの混淆かと思った。最近の日本語は自由だからな。
http://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=10_6_8&q=%E8%B3%9B%E5%90%A6%E4%B8%A1%E8%AB%96%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B&ie=UTF-8&oe=UTF-8&redir_esc=&ei=wy2qUPStLYKNmQX3mIHYCQ

 想定外の使い方が出てきた。
〈85対少数が「賛否両論」になるんだ〉……これはヘンとは言い切れないかも。
「85対少数」どころか、「999対1」でも「賛否両論」と言えなくはない。実際には、「(少数ではあるが)反対意見もあった」とか、「賛成多数」とか言うべきでしょうが。

● 「AとBは一致である」
 ↑とちょっと似たケース。Yahoo!知恵袋に質問があったけど、なぜか削除された。
 フツーに考えれば「AとBが一致する」くらいだろう。
 どうやら、「AとBは偶然の一致である」の省略形として使っているらしい。
 そう考えると、ヘンとは言い切れないのかも。最近の日本語はホントに自由だ(泣)。
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すごい すごく すごい+用言

【日本語アレコレ】
 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年06月27日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1524371205&owner_id=5019671

テーマサイトは下記。
【最近、「すごい○○」という言い回しが気になります。】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1342841453

 古典的な問題とは思ったが、〈「すごい」 「すごく」〉のキーワードで検索して唖然とする。いっくらなんでも多すぎだろう。
「知恵袋」に限っても123件(グーグルにいたっては約14,500,000件だって(笑)。今回の「テーマトピ」のようにキーワードに引っかからない(いかん。「ように+否定形」になっている)ものを含めるとどれくらいあるんだろう。
http://search.chiebukuro.yahoo.co.jp/search/search.php?p=%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E3%80%8D%E3%80%80%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%8F%E3%80%8D&flg=3&fr=common-navi&dnum=2078297843

■「ように+否定形」に関しては下記参照。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1195.html

 辞書的には、「すごい+用言」は問答無用?で間違い。ただ、それではつまらない?ので少し屁理屈をこねてみる。
 以下はほぼヨタ話。

■Web辞書(『大辞泉』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84&stype=1&dtype=0
================================
すご・い【×凄い】
[形][文]すご・し[ク]
1 ぞっとするほど恐ろしい。非常に気味が悪い。「―・い目でにらむ」
2 びっくりするほど程度がはなはだしい。大層なものだ。「―・い人気」
3 (連用形を副詞的に用いて)程度のはなはだしいことを表す。「―・く寒い」「―・くおもしろい」

[派生] すごさ[名]すごみ[名]

[用法] すごい・ひどい――「すごい(ひどい)嵐」「すごい(ひどい)寒さ」「すごく(ひどく)速い」など、はなはだしいの意では相通じて用いられる。◇ 「すごい」は俗語的な言い方で、「すごく険しい」「すごくおいしい」「すごく悪い点数」など副詞的に幅広く用いられる。また「すごい評判だ」「すごいあばら家」などプラス、マイナス両面の評価に使う。◇「ひどい」は「ひどい人」「ひどい仕打ち」「ひどいことを言う」のように、マイナス評価について用いられる。◇俗に連体形を副詞的に用いて「すごいおもしろい人だ」のような言い方もある。
================================

[用法] の最後に〈◇俗に連体形を副詞的に用いて「すごいおもしろい人だ」のような言い方もある。〉とあるから、「俗」ならOKってことになる。でも「俗」って何?
 そもそも「すごい」自体が「俗語的な言い方」とされている。これではよくわからない。当方はけっこう使いますが。
 Web辞書『大辞林』のほうはこういう余計?なことはいっさいなく、「すごい+体言」しかのせていない。

「知恵袋」のなかでは下記がおもしろい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117443476
「すごい楽しい」は「すごい! 楽しい!」の短縮形……ものすっごく強引な気もするけど、一理あるのかな?
 別の解釈を出そう。
「すごいおもしろい人」は、「すごいおもしろい 人」と考えると「すごい+用言」で×になる。
 しかし、「すごい おもしろい人」と考えれば「すごい+体言」と考えることができなくはない。
「すごい バカなヤツ」ならさらに異和感がなくなるような……無理か。
 でも文法的に正しく書くと、「すごく変な人」で「すごい変人」ってことになってけっこうまぎらわしい。
 いっそ「すげー」にすれば、「すげー変な人」でも「すげー変人」でもOKかもしれない。



すごい すごく すごい+用言〈2〉

「すごいプロになった感。」

 マイミクさんのつぶやき(「mixiボイス」って呼称は亡きモノにされるのだろうか)で目にした。
 少し例文を加工しようと思ったが、ニュアンスがかわりそうでできなかった(ヘタレ?)。新しいツールを買ったという報告だった。
 通常、「すごい」と「すごく」の使い分けは下記のとおりだろう。
【すごい すごく すごい+用言】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1524371205&owner_id=5019671
================引用開始
 辞書的には、「すごい+用言」は問答無用?で間違い。ただ、それではつまらない?ので少し屁理屈をこねてみる。
================引用終了

 で、冒頭の例文の場合。
「プロ」にかかるなら「すごい」が正解。
「プロになった」にかかるなら「すごく」が正解。
「プロになった感」にかかるなら「すごい」が正解。
 さらに付け加えると、冒頭の例文が「すごいプロになった感がある。」だったとすると、「プロになった感がある」にかかるなら「すごく」が正解……その場合は「ある」にかかっているのかもしれない。
 さて、どう考えるのが自然なんだろう。
 やはりメンドーなので、両方に使える「スゲー」にするべきかもしれない。(←オイ!)
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