fc2ブログ

突然ですが問題です【日本語編205】──たった1行に何か所の間違いが……

================================
【問題】
 下の写真は、9月8日発売の「ビッグコミックスピリッツ」の目次です。

ビッグコミック

 右下の下記の記述があります。

次号41号は9月16日 月 発売!!

 この1行にいくつの間違いがあるか指摘しなさい。
================================











【解答?例】
 順番を無視して、こいつから。
 
 あまりヒトサマのミスをあげつらう(これも一時「誤用説」が盛り上がった)のはよくないのだが。

1)9月16日は火曜日
2)通常月曜日が祝日の場合、週刊誌は13日に発売される
3)個人的にはこれが一番みっともなく感じるが、次号は42号

 次週予告のページを確認した。正しい記述はおそらく下記のとおり。

次号42号は9月13日 土 発売!!
スポンサーサイト



よくある誤用40──定番の質問。「お休みをいただいています」「お休みをいただいております」「休ませていただいています」「お休みさせていただいています」

 外部から社内の人間に電話が来たとします。その人が休んでいる場合、どう言うべきでしょうか。下記の言い方に問題はありやなしや。

  お休みをいただいています。
  お休みをいただいております。

「〜います」よりも「〜おります」のほうが少し丁寧なのは説明不要でしょう。
 問題は「いただく」と言っていいか否か。
 ネット検索するとすごいことになります。詳しくは末尾に。

 まず敬語の専門家の説を紹介します。
【読書感想文/『敬語再入門』(菊地康人/講談社学術文庫)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327.html
================引用開始
また、社外の人に同僚のことを「○○は休暇をいただいておりまして」などと言うのも、休暇は会社なり上司なりからもらうわけですから、会社/上司を高めることになってしまいます。「休暇をとっておりまして」と言うべきところです。(P.137)
================引用終了
 
 当方は、基本的にこの書籍の記述をほぼ鵜呑みにしています。しかし、このテーマに関しては、ちょっと疑問があります。
 まず、「休暇」という言葉は1日だけの休みにはなじまない気がします。著者は男性なので「(お)休み」と言いにくかった気持ちはわかりますが。ちなみに、名詞の「休み」につく「お」は美化語とも考えられるので、つけても問題はないでしょう。身内の話に「お」はつけない、という主張は的外れです。詳しくは省略します。

 たとえば、取引先の偉いさんから連絡があったのに、担当者が休んでいる場合。「(お)休みをいただいております」ではダメですか。偉いさんでなくても、「せっかく連絡いただいたのに……」という気持ちがあるなら「(お)休みをいただいております」でもいいと思います。
 ただ、発言者は年配の女性のイメージになるってことは、やはり過剰敬語なのかもしれません。

 もっと極端なことを書くと、ものすごく多忙な人が結婚して、季節外れの夏休みをとって新婚旅行に出かけたとします。この休みをとるために、取引先には無理を言ってお願いし、やっとの思いで休んだとします。
 そういう状況なら「(お)休みをいただいております」と言ってもおかしくないでしょう。 「休みが取れるのは、取引先やお客様のご理解があってのこと」という感覚で「いただいております」と言ってもさほどおかしくないと思います。

 専門家の主張なので、「お休みをいただく」(「休暇をいただく」もほぼ同様)だと「会社/上司を高める」から×……ということにしましょうか。
 この説にシブシブ従うとして……当方なら下記あたりを選びます。
「あいにく」は是非つけたいところです。

  1)あいにく○○は、(本日)(お)休みでございます
  2)あいにく○○は、(本日)休んでおります
  2)’あいにく○○は、(本日)お休みしております

 2)と2)’は仲間と考えられます。個人的には謙譲語の「お~する」を含んで敬度が高い2)’のほうがオススメですが、このあたりは好みの問題でしょうか。
 1)と2)&2)’とどちらがオススメかと言うと、後者です。理由を書くと長くなりますが、シンプルな形にすると差がわかります。

  ○○は休みだ
  ○○は休んでいる

「○○は休みだ」も間違いではありませんが、個人的には異和感があります。この言葉足らず感は「うなぎ文」に近い気がします(違うかな~)。詳しくは「うなぎ文」で検索してください。

 よく似た表現に「休ませていただいています」「お休みさせていただいています」というのもあります。これも「いただく」を使っているから×とう説も目にします。
 同じように「いただく」を使っていても、「~(さ)せていただく」の場合は、話をしている相手への敬語なのでOKでしょう。過剰敬語気味という気はしますが、それはまったく別の話です。
 両者をまとめて「いただく」(「いただいております」もほぼ同様)を使っているから×と考えるのはいささか乱暴なのでは。



【本日はお休みをいただいております 】で検索すると、ほとんどが「本日はお休みをいただいております」を×にしています。一般的には×なのですから当然と言えば当然です。
【本日はお休みをいただいております 】の検索結果。約 11,900,000 件。
http://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=10_6_8&q=本日はお休みをいただいております&ie=UTF-8&oe=UTF-8&redir_esc=&ei=jJR_UObFGfGNmQWY6oGYBw


 ところが不思議なことに【電話の受け方 本日はお休みをいただいております】で検索すると、なぜかまったく違う感じになり、「本日はお休みをいただいております」肯定派が増えます。個人の意見ではなく、一見ちゃんとしたサイトに見えるのですが……。
 ネット情報のムチャクチャぶりがよくわかります。いろいろな意見が飛び交っていて、どれを信じればよいのでしょう。

http://itp.ne.jp/contents/business/kihon/keigo_denwa.html
 否定派ですが、修正案は「本日は休ませていただいております」。
================引用開始
(着信) 今日はお休みをいただいております。
⇒「お」はつけない。「休ませて」を用いる。
良→「申し訳ございません。本日は休ませていただいております」
================引用終了

http://www.town.minamiise.mie.jp/gyoukaku/pdffile/madoguti-2.pdf
================引用開始
■名指し人の休暇中に電話がかかってきた
「申し訳ございません。本日は、お休みをいただいております。明日は、出勤する予定 になっておりますので、折り返しご連絡させましょうか?」と相手の要望を聞きます。
================引用終了

http://allabout.co.jp/gm/gc/313326/2/
和文英訳の話ですが、「お休みを頂いております」を認めているようです。美月あきこさんの名前は、mixiニュースでもよく目にします。
================引用開始
今日は、お休みを頂いております。
She is off today.
================引用終了

http://www.jp-guide.net/businessmanner/tel/ukekata.html
================引用開始
[担当者が休みのとき]
あいにく本日はお休みを頂戴しております。
あいにく本日は休みを頂戴しております。
あいにく本日は休んでおります。
・他の人あてに電話がかかってきたとき、その人が休みを取っている時に使う表現。
・こんなときは左の言葉に続けて、できれば下記の対応をします。
「あいにく本日□□はお休みを頂戴しております。お急ぎのご用件でしょうか?よろしければ○○が代わりにお伺い致しますが」と、代わりの担当者につなぐ(或いは、「宜しければ~」という形で電話を受けた人が用件を聞く。但し、無理強いはしないこと。
================引用終了

http://jp.fujitsu.com/family/sibu/toukai/manar/5_2denwa.html
================引用開始
休暇中
Aはお休みをいただいておりまして、X日に出社の予定ですが
================引用開始

(以下略)

 詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2526.html

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365

よくある誤用39──定番の質問。「〜くださり」「〜くださいまして」と「〜いただき」「〜いただきまして」の違い

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n141470から。

 1)本日はご来店くださいましてありがとうございます。
  2)本日はご来店いただきましてありがとうございます。

 敬語の分類で考えるなら、

  くださる←尊敬語
いただく←謙譲語(正確には「謙譲語I」)

 になります。
 どちらの形が正しいのか。結論を先に書くと、どちらもOKです。
 どちらを主体に考えるのか、という違いがあるだけです。

  【客が】(店に)ご来店くださいまして
  【私が】(客に)ご来店いただきまして

 下記も1)と同様の表現と言えるでしょう。
  1)’本日はご来店くださり(、)ありがとうございます。
 論理的に考えると「くださいまして/くださり」が正しい、という説もありますが、一般にはどちらも認められています。
 下記が代表的な考え方です。

①文化庁の「敬語の指針」のP.40に「どちらの言い方も適切に 敬語が用いられているものである」と明記されています。
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf

②NHKの見解は下記です。
【「教えてくださり」? 「教えていただき」?】
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/146.html
================引用開始
現状としては、どちらかといえば「教えていただき~」のほうがよく使われており、「教えてくださり~」という言い方は自分ではしないという意見が、やや多くなっています。ですが、両方とも正しい言い方です。
================引用終了


個人的には下記のように考えています。長〜い話なので結論部だけ。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2339.html

================引用開始
「〜してくださりありがとうございます。」⇒○「〜してくれてありがとう。」
「〜していただきありがとうございます。」⇒×「〜してもらってありがとう。」
これは否定できないから、厳密に言えば「くださり(まして)/くださいまして」なんだろう。論理的に考えるとそうなってしまう。
しかし、現実にはどちらも使われているし、どちらも「間違い」とは言えない。困ったことに個人的な語感では「〜していただきまして」のほうが自然。NHKの調査でも、「〜していただきまして」が優勢のようだ。こうなってくるとなんとも言えない。
ちょっとだけ屁理屈をこねる。
「〜してもらってありがとう。」はたしかにヘンだが、下記の形ならおかしくないだろう。
「〜してもらってありがたい」
「〜してもらってありがたかった」
これを丁寧にしたのが「〜してもらってありがとうございました。」と考えるならそんなにおかしくないかも。無理か……。
================引用終了

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365

よくある誤用38──間違えやすい慣用句〈3〉 煮詰まる ダントツ1位 的を得たアドバイス 元旦

1)昨年は、仕事が煮詰まって大変でしたね
2)昨年はダントツ1位、素晴らしかったですね
3)先輩の的を得たアドバイス、本当に助かりました
4)遅れて発送しておきながら“元旦”と書く



■tobiの感想
 テーマは「年賀状や仕事メールなどで使いそうな言葉で、間違えやすい日本語」なんだそうな。例によって細かい話はキリがなくなるので無視する。たとえば「プリント全盛期」って何、とか。
 これってさ。ありがちな誤用の話を無理矢理年賀状に当てはめてないか?
 年賀状の心得ということなら、宛名の敬称をどうするとか、忌み言葉だとか、ほかにいくらでもあるような。


「昨年は、仕事が煮詰まって大変でしたね」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n121351
 正しく書き直すと下記になるそうです。
「昨年は、仕事が行き詰まって大変でしたね」 
 そんなことを年賀状に書く●●がいるか。「昨年は、大変な一年でしたね」くらいならアリだろう。新年早々「行き詰まって」って、縁起でもない。
 電車の事故でホームに人があふれかえって……それは駅詰まって。


「昨年はダントツ1位、素晴らしかったですね」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n115253
 正しく書き直すと下記になるそうです。
「昨年はダントツ人気(で)、素晴らしかったですね」
 何が? いったい誰に書いている年賀状なら、こんな文面になるの。ついでに書くと「素晴らしかった」は要注意。目上に褒め言葉は避けたほうが無難。この場合、相手は誰でしょうね。
 寝正月で、スエットの上下に丹前をはおって……それは丹前トップ。


「先輩の的を得たアドバイス、本当に助かりました」
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n121646
 正しく書き直すと下記になるそうです。
「先輩の的を射たアドバイス、本当に助かりました」
 これは先輩相手だから限りなく×に近い。目上の人から適確なアドバイスをもらったときに、「的を射た」なんて言うか考えてみなよ。相当偉そうじゃないか。「助かりました」も「ありがとうございます」だろ。
 新年早々不興を買うと、暗い一年になるよ。


遅れて発送しておきながら“元旦”と書く
 やっと年賀状らしい話になった。
「元旦」は言葉の上では1月1日限定で、それも朝限定。だから「元旦の朝」は重言……って話は聞き飽きた。
 でもこんなの一種の定型文なんだから、なんでもいいと思う。目上対しては失礼かもしれない。だったら「遅れて発送」するほうが問題では。
 それ以前の問題として、いまどき、1月2日以降でもその前でも、年賀状に手書きで「元旦」と書く人っているのかな。少なくとも当方は、いまだかつてそんなことした記憶がない。


詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2535.html

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365

よくある誤用37──間違えやすい慣用句〈2〉 高熱にうなされる けんけんがくがく 取り付く暇もない 二の舞を踏む 目鼻が利く

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n138881から。

1)昨夜は寒気がして風邪をひき、高熱にうなされてたいへんだった

2)皆がそれぞれ違ったことを言うものだから、けんけんがくがく まるで収拾がつかなくなってしまった
3)あまりのことに、取り付く暇もない
4)二の舞を踏まないように気をつけたいと思います
5)「こういうことにかけては彼は誰よりも目鼻が利く」


■tobiの感想
 根本的な問題として、ここにあげられている慣用句ってよく使うの?
 少なくとも当方は使ったことがないものが入っている。少なくとも、こんなジジムサい言葉を手紙で使うことは滅多にない。それ以前に、手紙なんてもう何年も書いてねえよ。

2)ケンケンガクガク
 間違いですか。
『広辞苑』が採用して20年以上たつんですけど、それでも間違いですか。

http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1227.html
================================引用開始
『お言葉ですが…9) 芭蕉のガールフレンド』高島俊男

10-3-6  p.47~のテーマは〈ケンケンガクガク?〉。
『広辞苑』は1991年の第4版の段階で喧々諤々を採用しているらしい。フーン。ってことは、世間的には「喧々諤々」が誤用と言い切れなくなって20年近くたつのね。 
================================引用終了

4)二の舞を踏まないように気をつけたいと思います
 これ「二の舞を演ずる(演じる)」にすれば正解ですか。「二の舞を演じないように気をつけたいと思います」ならOKですか?
 そんなことを言うヤツがいたら相当ヘンだよ。「そんなことをすると、二の舞を演じることになるぞ」のように警告するならまだアリかも。小説とかで「二の舞を演じてしまった」「二の舞を演じることになる」と書くのはアリだろう。
 日常的には、「前車の轍を踏む(前轍を踏む)」のほうがまだ使えるかもしれない。
 どうしても諺を使いたいなら、「○○の失敗を他山の石として……」ならアリかも(これも誤用されることが多い)。
 そんなホニャララな表現を使わずに、「同じ失敗をしないように……」くらいがいいんじゃないかね。「~を反面教師に」あたりならアリかな。 
 
5)こういうことにかけては彼は誰よりも目鼻が利く
 そりゃ「目端」だろう。でもね。相当ジジムサいからやめときなさい。「気がきく」でいいじゃん。「心配りができる」でもいい。ほかにいくらでもフツーの言葉があるでしょうに。明治の文豪じゃアルマイトの弁当箱(ウーム、かなりのオヤジギャグだ)
 それと、これは主観で書くけど、「目端がきく」ってあんまりいいイメージじゃない。「要領がいい」とか「抜け目がない」の仲間って気がする。
突然ですが問題です【日本語編90】──いちいち【解答?編】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2271.html

 こんなジジムサい慣用句をふりかざしても何もいいことないって。
【伝言板7-1  比喩の使い方1】
(略)
================================引用開始
 これとやや似ているのが、ことわざの使い方だ。

【引用部】
 以下は、文章の入口と出口の話。文章の書き出しをことわざで始めるのはもうよしませんか。「人間、なくて七癖というが」だとか「喉元すぎれば熱さを忘れるということわざもあるが」とか。古すぎます。(山口文憲『読ませる技術』p.151)

〈古すぎ〉るのでジジムサくなる。持ち出すことわざの難度が上がるほど、ジジムサ度も高くなる。かといって、ありふれたものを持ち出すとありがたみが薄れるし、紋切り型になる可能性が高い。
 悲惨なのは、意味を間違って使ってしまうケース(これがまた非常に多い)。間違ってはいなくても、使い方のピントがズレているのもよくある。間違っていても、ピントがズレていても、オバカに見えてしまう。
 成功してもジジムサく、失敗するとオバカ。それでも使いたい人はご自由に。
================================引用終了

詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2346.html

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365

よくある誤用36──間違えやすい慣用句〈1〉 足もとをすくう やおら 憮然 ぞっとしない こけら落とし

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n138878から。

1)足もとをすくわれるところだった
2)彼は急に椅子から、やおら立ち上がった
3)彼はムッとしたのか、憮然とした表情で立ち去った
4)このホラー小説って、あまりぞっとしないね
5)明日は新しいタワービルのこけら落としなんだって
6)たくさんのご馳走につい舌を鳴らした
7)まったく昨日は、上や下への大騒ぎだった
8)そんなに声をあらげないでよ
9)昨日とは言ってることが真逆だよね
10)あのドラマの登場人物ってみんな破天荒で楽しいよね


■tobiの感想
1)
X「足もとをすくわれる」
○「足をすくわれる」
 ご指摘のとおりだけど、朝日新聞では「足もと」のほうが圧倒的に使用例が多いんですけど。
「足元をすくう」か「足をすくう」か【2】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-884.html

3)彼はムッとしたのか、憮然とした表情で立ち去った
 これも朝日新聞ではおなじみ。朝青龍の枕詞のように使われいた。とても「落胆する、驚きあきれて、ぼう然とするさま」で使っていたとは思えない。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-286.html

8)そんなに声をあらげないでよ
 本来はご指摘のとおり。でも世間はもっと進んでいるの。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-191.html
 あれ? いま確認したら「荒げる」は誤用扱いになっている。書きかえやがったな。

9)昨日とは言ってることが真逆だよね
 これももうダメでしょ。

 詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2346.html

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365

【将棋44/羽生名人四冠 七冠ロード再び──竜王戦挑戦者決定三番勝負  今年度内の七冠はなし】

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385699944&owner_id=5019671

mixi日記2014年09月10日から

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385699944&owner_id=5019671

 羽生名人四冠の連勝は、死のロード4戦で終了。
【1】○8月27~28日:王位戦第5局(対木村八段)
8月29日:移動日(神戸→札幌)
【2】○8月30日:JT将棋日本シリーズ2回戦(対行方八段)
8月31日?:移動日(札幌→東京)
【3】○9月2日:竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局(対糸谷六段)
9月3日:移動日(東京→大阪)
【4】○9月4日:王座戦第1局(対豊島七段)
9月5日?:移動日(大阪→東京)
【5】×9月8日:竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局
9月9日?:移動日(東京→神奈川)
【6】9月10~11日:王位戦第6局

 イチバン重要な一番を落としてしまった。
 結果論になることを承知で、縁起でもないので書けなかったことを書く。
 羽生名人四冠の調子が落ちている気がする。【将棋42】で少し書いたが、微妙に異和感がある。対局過多による疲労が最大の原因の気がする。
 王位戦の対局はパッとしない内容が続いている。
 竜王戦挑戦者決定三番勝負も第1局を落とした(ねじり合いで逆転されるのはきわめて珍しい気がする)。
 JT将棋日本シリーズ2回戦は激戦を制したが、行方八段の詰み逃しに救われたとも言える。
 王座戦第1局も、苦しい将棋だったが豊島七段が自滅した感がある。

 竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局は、後手番の名人四冠が横歩取りを採用した。
 勝敗を重視するなら第1局も横歩取り採用するべきだと思ったが、あえて糸谷新七段の角換わりを受けて立った。「なめてかかった」とは言えない。名人四冠は、相手の得意を避けることはめったにしないから。
 あえて受けて立って逆転負け。第2局は糸谷新七段の1手損角換わりに苦戦を強いられる。
 第3局は、名人四冠の鬼手、タダ捨ての26銀が炸裂する。フツーはこれで楽勝になる。控室もそんな雰囲気になった気がする。ところが糸谷新七段の対応が適確だった。むずかしい戦いではあったが、おそらく研究手だった26銀が空を打ったことになる。

 竜王戦は角換わりシリーズになるのだろう。ただ、森内竜王が先手のときに26歩34歩25歩と進めたらどうなるのだろう。糸谷新七段は正調の角換わりを指すのだろうか。
 その対策は興味深いが、個人的には角換わりの将棋はあまり好きではない。理由は長くなるのでパス。
 7番勝負は、糸谷新七段ノリ。圧勝もある気がするが、森内竜王もそう簡単には崩れないかな。4-2(もしくは4-3)で新竜王誕生と予想しておく。
 
 こっそり入れておく。
【電脳の譜 1】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2911.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1904352164&owner_id=5019671

【ネタ元】読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20140908-OYT1T50128.html
================引用開始
竜王戦、羽生を破り昇段の糸谷七段が挑戦者に

 将棋界の最高位を争う第27期竜王戦(読売新聞社主催)の挑戦者決定三番勝負第3局が8日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、午後9時26分、糸谷哲郎六段(25)が95手で羽生善治名人(43)を破り、2勝1敗で森内俊之竜王(43)への挑戦を決めた。

 糸谷はこの勝利で七段に昇段した。

 糸谷は広島市出身。2006年に四段に昇段し、同年の新人王戦を制した。これまでNHK杯で2度の準優勝があるが、タイトル戦は初登場となる。大阪大学大学院に在籍して哲学を専攻する異色の棋士で、定型にこだわらない力強い戦いで知られる。

 第3局は、横歩取りの戦型から激しいねじり合いとなったが、糸谷は羽生の勝負手をかわして押しきった。
================引用終了


プロフィール

tobi

Author:tobi
フリーランスの編集者兼ライターです。

カレンダー
08 | 2014/09 | 10
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード