突然ですが問題です【日本語編207】──いろいろな書き方〈2〉
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2828.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【13】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1929935424&owner_id=5019671
mixi日記2014年10月04日から
下記の続き。
217)突然ですが問題です【日本語編8】──いろいろな書き方 【解答編】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1495777134&owner_id=5019671
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n135528
783)突然ですが問題です【日本語編118】──常用漢字ってさぁ〈若語編〉
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2759.html
【問題】
下記の辞書の記述を参考に、1)2)を漢字にしなさい。
1)きめこまか
2)きまこまやか
3)きめのこまやかな
http://kotobank.jp/word/%E6%9C%A8%E7%9B%AE%E7%B4%B0%E3%81%8B%E3%83%BB%E8%82%8C%E7%90%86%E7%B4%B0%E3%81%8B?dic=daijirin&oid=DJR_kimekomaka_-010
==============引用開始
大辞林 第三版の解説
きめこまか【木目細か・肌理細か】
( 形動 ) [文] ナリ
〔「きめごまか」とも〕
①皮膚や物の表面がなめらかなさま。 「 -な肌」
②気くばりがこまやかなさま。丁寧で緻密なさま。 「 -な筆致」 「 -な対応」
==============引用終了
http://kotobank.jp/word/%E7%B4%B0%E3%82%84%E3%81%8B?dic=daijisen&oid=06824400
==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
こま‐やか 【細やか/▽濃やか】
[形動][文][ナリ]
1 一まとまりになっているものの一つ一つの要素が微小なさま。
ア霧などの密度の濃いさま。「夜は―な霧が市街を包む」〈宮本・伸子〉
イ色の濃いさま。「緑色―なシャンゼリゼの森の上に」〈横光・旅愁〉
ウ地肌が美しいさま。「きめの―な肌」
2 すみずみまで行き届いているさま。
ア情が厚いさま。心がこもっているさま。「―な愛情」「―な心配り」
イくわしいさま。緻密なさま。「留守中の有体を―に話したのである」〈紅葉・多情多恨〉
3 洗練された味わいがある。微妙な趣がある。「春雨の音に東都の春の―なるを忍ぶとき」〈倉田・愛と認識との出発〉
4 細かくて雑多なさま。「―なる御調度は、いとしも調(ととの)へ給はぬを」〈源・初音〉
5 配慮が細部にわたっていてすぐれているさま。精巧なさま。「まだ―なるにはあらねども、住みつかば、さてもありぬべし」〈源・松風〉
[派生]こまやかさ[名]
==============引用終了
mixi日記2014年10月18日から
【解答?例】
1)きめ細か(「木目」「肌理」はあまり使われない)
2)?
3)きめの{細やか/濃やか}な
【よくわからない解説】
↑の辞書を見る限り、「きめこまやか(たぶん形容動詞)」という言葉はない。
「きめ{が/の}細かな」といった言い回しもたぶんない。木材の形容としてはアリかも。
どちらも「誤用」とまで言い切る自信はない。
そのうちなし崩し的(やはり誤用か)に全部OKになりそうな気が……。
「こまやか」と言う形容動詞は古くから(たぶん)ある。これを漢字で書くとどうなるのかは下記参照。
突然ですが問題です【日本語編118】──常用漢字ってさぁ〈若語編〉
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1736067&id=70787726
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2387.html
「濃やか」は常用漢字表にない音訓。ただそれを言うと「細」の音訓は「サイ/ほそ・い/ほそ・る/こま・か/こま・かい」。「こま・やか」なんて訓はない(はず)。
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【問題】
下記の辞書の記述を参考に、1)2)を漢字にしなさい。
1)きめこまか
2)きまこまやか
3)きめのこまやかな
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==============引用開始
大辞林 第三版の解説
きめこまか【木目細か・肌理細か】
( 形動 ) [文] ナリ
〔「きめごまか」とも〕
①皮膚や物の表面がなめらかなさま。 「 -な肌」
②気くばりがこまやかなさま。丁寧で緻密なさま。 「 -な筆致」 「 -な対応」
==============引用終了
http://kotobank.jp/word/%E7%B4%B0%E3%82%84%E3%81%8B?dic=daijisen&oid=06824400
==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
こま‐やか 【細やか/▽濃やか】
[形動][文][ナリ]
1 一まとまりになっているものの一つ一つの要素が微小なさま。
ア霧などの密度の濃いさま。「夜は―な霧が市街を包む」〈宮本・伸子〉
イ色の濃いさま。「緑色―なシャンゼリゼの森の上に」〈横光・旅愁〉
ウ地肌が美しいさま。「きめの―な肌」
2 すみずみまで行き届いているさま。
ア情が厚いさま。心がこもっているさま。「―な愛情」「―な心配り」
イくわしいさま。緻密なさま。「留守中の有体を―に話したのである」〈紅葉・多情多恨〉
3 洗練された味わいがある。微妙な趣がある。「春雨の音に東都の春の―なるを忍ぶとき」〈倉田・愛と認識との出発〉
4 細かくて雑多なさま。「―なる御調度は、いとしも調(ととの)へ給はぬを」〈源・初音〉
5 配慮が細部にわたっていてすぐれているさま。精巧なさま。「まだ―なるにはあらねども、住みつかば、さてもありぬべし」〈源・松風〉
[派生]こまやかさ[名]
==============引用終了
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【解答?例】
1)きめ細か(「木目」「肌理」はあまり使われない)
2)?
3)きめの{細やか/濃やか}な
【よくわからない解説】
↑の辞書を見る限り、「きめこまやか(たぶん形容動詞)」という言葉はない。
「きめ{が/の}細かな」といった言い回しもたぶんない。木材の形容としてはアリかも。
どちらも「誤用」とまで言い切る自信はない。
そのうちなし崩し的(やはり誤用か)に全部OKになりそうな気が……。
「こまやか」と言う形容動詞は古くから(たぶん)ある。これを漢字で書くとどうなるのかは下記参照。
突然ですが問題です【日本語編118】──常用漢字ってさぁ〈若語編〉
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1736067&id=70787726
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2387.html
「濃やか」は常用漢字表にない音訓。ただそれを言うと「細」の音訓は「サイ/ほそ・い/ほそ・る/こま・か/こま・かい」。「こま・やか」なんて訓はない(はず)。
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