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引用35 名字と苗字

【ネタ元】
http://www.myj7000.jp-biz.net/q&a/q&a1.htm
==============引用開始
Q5.苗字と姓氏の違いについて                                          

A5.苗字は近世に発生した語彙で、古代は氏族集団の氏と階級を表す姓(カバネ)が複合されて使用されていた。
 平安時代末期あたりから、貴族は居住地などの称号、武家は名田の名字などを称して、古代の氏は姓または氏と混称されるようになる。
 近世に入ると源平藤橘などの氏は公式文書のみ使われ、日常は名字が一般的となり苗字と呼ばれるようになる。
 明治以降の国民皆称の時代に入ると、氏は廃されて苗字が日常的な呼称となった。
 しかし、現代でも文部科学省では名字、法務省では氏を正式呼称としている。

足利左馬頭源朝臣直義 ⇒ 足利 左馬頭 源 朝臣 直義

             ↑    ↑   ↑   ↑ ↑
             苗字   官職名  氏   姓   名前
             (名字)   (カバネ)
==============引用終了

ホニャララ回答
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11143646191
==============引用開始
kaijin21_1さん 2015/3/2721:19:20
苗字≒名字ですが、本来「姓」は全く異なるものです。
明治までは同一人が姓と苗字を両方持っていました。

苗字は近世に発生した語彙で、古代は氏族集団の氏と階級を表す姓(カバネ)が複合されて使用されていました。
平安時代末期あたりから、貴族は居住地などの称号、武家は名田の名字などを称して、古代の氏は姓または氏と混称されるようになります。
近世に入ると源平藤橘などの氏は公式文書のみ使われ、日常は名字が一般的となり苗字と呼ばれるようになります。
明治以降の国民皆称の時代に入ると、氏は廃されて苗字が日常的な呼称となりました。
しかし、現代でも文部科学省では「名字」、法務省では「氏」を正式呼称としています。
==============引用終了
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引用34 対義語

【ネタ元】
https://kotobank.jp/word/%E5%AF%BE%E7%BE%A9%E8%AA%9E-556671
==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
たいぎ‐ご【対義語】

1 同一言語の中で、意味が正反対の関係にある語。一方を否定すれば必ず他方になる関係の「男⇔女」「生⇔死」などの場合、程度の差を表す「大きい⇔小さい」「遠い⇔近い」「よい⇔悪い」などの場合、一つの事柄を見方や立場をかえて表現する「売る⇔買う」「教える⇔習う」などの場合がある。アントニム。反意語。反義語。反対語。
2 広く1に加えて対照的な関係にある語、例えば「天⇔地」「北極⇔南極」などをも含めていう。
==============引用終了

【Wikipedia】
 ↑の記述を参考にしたことを明記して書いている。脚注の[3]に〈goo辞書「対義語」とある〉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E7%BE%A9%E8%AA%9E
==============引用開始
対義語対は一般・慣用的に用いられているものを蒐集したものが教本化されたものであり、そのなかには一定の法則性が存在していることが指摘されている。
漢字二文字からなる対義語は、次の4パターンに分かれる。
「短所」と「長所」のように、漢字一文字の意味が反対になっているもの。
「拡大」と「縮小」のように、漢字二文字の意味が反対になっているもの。
「成功」と「失敗」のように、熟語全体として意味が反対になっているもの。
「平凡」と「非凡」のように、打ち消しの漢字(不・無・未・非)を使って一方の意味を消しているもの。
意味での分類は3パターンある[3]。
一方を否定すれば必ず他方になる関係。(男-女、生-死)
程度の差を表すもの。(大-小、遠-近、良い-悪い)
一つの事柄を見方や立場を変えて表現するもの。(売る-買う、教える-学ぶ)
但し、互いに対義語とされる2語が同じ品詞ということは必ずしもない[4]。
==============引用終了


【ホニャララ回答】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12138439297
==============引用開始
ただし、必ずしも、互いに対義語とされる2語が同じ品詞とは限らない。

漢字二文字からなる対義語
①漢字一文字の意味が反対になっているもの……「短所⇔長所」
②漢字二文字の意味が反対になっているもの……「拡大⇔縮小」
③熟語全体として意味が反対になっているもの…「成功⇔失敗」
④打ち消しの漢字(不・無・未・非)を使って一方の意味を消しているもの
....…「平凡⇔非凡」

意味での分類
①一方を否定すれば必ず他方になる関係……「男⇔女」「生⇔死」
②程度の差を表すもの…………………………「大⇔小」「遠⇔近」「良い⇔悪い」
③一つの事柄を見方や立場を変えて表現するもの…「売る⇔買う」「教える⇔学ぶ」
④対照的な関係…………………………………「天⇔地」「北極⇔南極」「親⇔子」
==============引用終了

引用33 「より」 

【ネタ元】
https://kotobank.jp/word/%E5%9B%A0%E3%82%8B-655188
==============引用開始
1 (因る・由る)それを原因とする。起因する。「濃霧に―・る欠航」「成功は市民の協力に―・る」
==============引用終了

ホニャララ回答
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10138151000
==============引用開始
kaijin21_1さん 2014/11/1313:45:07
「より」は比較するときか、方向などを表すときに使います。
「により」は原因、手段を表すときに使います。「…に基づいて、…が原因で、…を使って」という意味で、「交通事故により遅刻した」など。これは「によって」と書いても同じ意味になります。

「よ・る(因る・由る)」には、「それを原因とする。起因する」という意味があり、「~“に”よる」、「~“に”より」(口語では「~“に”よって」)と「に」を付けて連語で、「濃霧による欠航」「成功は市民の協力による」などと用いられます。
「故障“により”」と表現するのがふつうの使い方です。

なお、一般に「故障“中”」という表現も、私には違和感があります。

(以下略)
==============引用終了

引用32 書物と文献

【ネタ元】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/11926/m0u/
==============引用開始
本(ほん)/書物(しょもつ)/書籍(しょせき)/図書(としょ)/書冊(しょさつ)/書(しょ)/巻(かん)

★文章や写真、絵などを印刷し、ページを繰って見ていく形にまとめたもの。
(中略)
「書物」「書籍」は、やや硬い言い方。絵本や雑誌などは含まない。

(中略)
◆(文献) 書かれた、または印刷された本。特に、研究の参考資料となるようなものをいう。「文献をあさる」「参考文献」
==============引用終了

https://kotobank.jp/word/%E6%96%87%E7%8C%AE-623121
==============引用開始
1 昔の制度・文物を知るよりどころとなる記録や言い伝え。文書。
==============引用終了

【ホニャララ回答】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11135728466
==============引用開始
「書物」は、
「文章や写真、絵などを印刷し、ページを繰って見ていく形にまとめたもの」のことで、いわゆる「本・書物・図書」などともいいます。「書物・書籍」は、やや硬い言い方で、絵本や雑誌などは含みません。

「文献」は、
「昔の制度・文物を知るよりどころとなる記録や言い伝え。文書」で、特に「研究上の参考資料となる文書・書物」のことをいいます。例:「参考文献」「文献を検索する」
==============引用終了

引用31「~すべき」は、「~すべし」の連体形

【ネタ元】 2001-06-30
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa97653.html
==============引用開始
文語では「する」は連体形で、終止形は「す」ですから、終止形接続の助動詞である「べし」がつくと「すべし」(連体形では「すべき」)になります。
現代語でも「すべき」が用いられるのは、文語においてすでに成句となっていた「すべき」が自然に感じられるからではないでしょうか。
==============引用終了

【ホニャララ回答】2014/9/19
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11135746496/a340117537
==============引用開始
「~すべき」は、「~すべし」の連体形で、「注目すべき○○」「特筆すべき○○」「遵守すべき基準」「対処すべき問題」などと使われます。
文語では「する」は連体形で、終止形は「す」ですから、終止形接続の助動詞である「べし」がつくと「すべし」(連体形では「すべき」)になります。
現代語でも「すべき」が用いられるのは、文語においてすでに成句となっていた「すべき」が自然に感じられるからではないでしょうか。
==============引用終了

2015年09月の朝日新聞から

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2828.html

日本語アレコレの索引(日々増殖中)【14】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1935528999&owner_id=5019671

【索引】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-244.html

●朝日新聞から──番外編 よく目にする誤用の御三家
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-122.html

●朝日新聞から──ではない 世に誤用の種は尽きまじ
「7割以上が間違ったら、もうそれは誤用ではない」のか?
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-194.html


【2015年09月】
 古いメモを発掘。

15-06-02
http://ameblo.jp/kuroracco/entry-12034654082.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1942748608


15-07-04
5日
参考図、腰の高い△をとがめて、黒1と足もとをすくいたいという。(朝刊24面)


15-07-05
5日
54と低姿勢ながら逆に白が黒の足もとをすくった形。(朝刊24面)
 春秋子記者。囲碁の観戦記での「足もとをすくう」は前にも見た。これはアリなんだろうな。


15-07-06
8日
 普段から難易度の高い球を打っていれば、試合のときに楽に感じる。(朝刊22面)
 山口史朗記者。もう「難易度」もダメって気がする。「学校の難易度」はアリかもしれない。「技の難易度」も大目に見るべきかもしれない。でも「難易度の高い球」なんて言葉を、わざわざ使う理由があるのだろうか。


15-07-07
8日
 配偶者の呼称をめぐるやり取り。発端は、5月17日の投稿らしい。ウーン。「嫁」の本来の意味は「息子の妻」じゃなかったっけ。そこにふれなくていいのだろうか。一般には「嫁」⇔「婿」で、「家内」⇔「主人」では。なぜ、「嫁」「主人」を並べて考えるのだろう。これじゃネットの蒟蒻問答とかわらない(泣)。誰も指摘しないと、不安になってくる。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11846693.html
==============引用開始
(声 どう思いますか)5月17日付掲載の投稿『「嫁」「主人」に代わる言葉ないか』
2015年7月8日05時00分

■「嫁」「主人」に代わる言葉ないか

 無職 浜田謙一(山形県 66)

 タレントを含めて若い人が、妻を「嫁」と言うことに違和感を感じる。40年ほど前に結婚した私たちは「嫁」や「主人」という言葉は使うまいと決めた。戦前の「家制度」を思い起こすからだ。現憲法では結婚は個人と個人のものであり、女性が他家に嫁ぐことではない。

【以下会員限定】
==============引用終了


15-09-01
16日
しかも、野球賭博や八百長問題など不祥事が続き、大相撲存亡の危機の時には一人横綱として責任を背負ってきた。(朝刊23面)
 巌本新太郎記者。白鵬の休場を伝える記事。どうやら大相撲の話に限れば、「存亡の危機」が慣用表現になっているらしい。ホントか?


15-09-02~04
24日
スコットランドは試合開始から油断も隙もなく、まなじりを決して挑んできた。(朝刊17面)
 記者不明。ラクビーワールドカップで、金星をあげた日本の次の相手はスコットランド。短い一文に3か所も引っかかってしまった。
 まず、「まなじりを決する」。「間違い」ではないだろうが、目にしたのはいつ以来だろう。しかも、そこはかとなく悲壮感が漂う。そこまでじゃないだろう。
「挑んできた」も、格下が格上と戦うときの表現では。「挑戦者」の「挑」だもん。
 そんなものは罪が軽い。問題は「油断も隙もない」。こんなふうに使う言葉だった?
https://kotobank.jp/word/%E6%B2%B9%E6%96%AD%E3%82%82%E9%9A%99%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%84-651962#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89
==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
油断(ゆだん)も隙(すき)もな・い【油断も隙もない】

少しも油断することはできない。油断がならない。「相手は策士だから―・い」
==============引用終了

 ↑の辞書を見る限り「間違い」とは言いにくい。当方の感覚だと「油断も隙もないヤツだから、注意するように」とか「やられたか。ホントに油断も隙もないヤツだ」のように使う。↑の記事のように「油断も隙もなく」の形で「手加減なしに、真剣に」のようなニュアンスで使うのは初めて見た。かなり気持ちが悪い。
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フリーランスの編集者兼ライターです。

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