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こういうのを「ビジネス枕詞」と……言うわけないだろ

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354427241&owner_id=5019671

mixi日記2010年02月03日から

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【2】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354427241&owner_id=5019671

 敬語関係だと、下記あたりの仲間かな。
【「御社」と「貴社」の使い分け&「当社」と「弊社」の使い分け】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1403899806&owner_id=5019671
117)【イチバン恥ずかしいのは、この原稿か?】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1383326011&owner_id=5019671
48)【20代が間違えやすい敬語──この記事大丈夫か? 相当ヘンだぞ!】(2009年07月09日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1220398318&owner_id=5019671
25)【頂きもののメモ「他人に使えない表現」】(2009年02月06日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1073488653&owner_id=5019671

 書こうと思っていることがどんどんたまっているのに、ツッコミの虫がうずくような●●記事を垂れ流すのはやめてくれないかな。
 ちなみにたまっている素材。
  体脂肪計/大相撲/闘病生活/クレーマー@郵便局
 リクエストがあれば優先します。そんな奇特な人はいないか(泣)。

 あのさぁ。
 こういうテーマが注目度が高いことはわかる。啓蒙的な意味合いがなくはないこともわかる。たいへん恐縮ですが、もう少しちゃんと書いていただけませんか。
 冒頭の一文で倒れる。
ビジネス枕詞」って、造語だよね。あたかもこういう言葉があるように書くなよ。
 しかも「枕詞」の意味がわかってないだろ。「人間関係を円滑にする」効果はあると思うが、「口調を柔らかくする」効果はないよ。
 お言葉を返すようですが、こういう文章を書くアンタは●●だろ。
 これって「口調を柔らかくする」効果ありますか?
 もしこういう文章を書くなら……。

 短歌の世界などで使われる「枕詞」というものがあります。たとえば「たらちね」は……(中略)。ビジネスの世界でも同様の働きをするフレーズが……(後略)。

 とか書くべきだと思う。
 そういう決まった言い回しが使いこなせると、「人間関係を円滑にする」効果はある。それは主として、「これから話す内容が予想できるから」だろう。
 要は、文章の世界だと「接続詞をうまく使う」ってこと。「結論から書く」にも通じるかもしれない。繰り返すが、「口調を柔らかくする」効果なんてあるわけないじゃん。
 問題は、慣用句、決まり文句の類いだから、形式的で心がこもらないこと。乱用するとすんごく不快だよ。とくに「たいへん恐縮ですが~」「お言葉を返すようですが~」「ごもっともではございますが~」あたりは極力使わないほうがいい。

>「たいへん申し訳ないのですが」を前に添えるだけで、反省をこめた報告であることが伝わります
 ウソを書くんじゃない。いつもそんなことを言っていたら、はっ倒されるよ。

>「そうじゃなくてぇ」と口に出してしまわないように注意してください。
 読者を完全にナメてるだろ。

>と切り出せば、相手にとってショックな話でも、多少のフォローにはなります
 なるかもね。ならないかもしれないけど。

>・様々なシーンで使える「恐縮です」
 エート。本日はカットではなくクセっ毛をストレートにするパーマですね。承りました。「店長ー。矯縮でーす」
 ……言わねえよ。


【ネタ元】All About
http://allabout.co.jp/gs/businessmanner/closeup/CU20090623A/
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掲載日: 2009年 06月 30日
人間関係を円滑にするビジネス枕詞
関連記事:ビジネスマナー会話術

社内外でのコミュニケーションを円滑にするために欠かせないのが、「ビジネス枕詞」です。これを自在に使いこなすことが出来れば、あなたも一人前のビジネスパーソンといえます。どのようなシチュエーションで「ビジネス枕詞」を使うのか、具体的に解説してまいりましょう。

ビジネス枕詞って何?

「おかげさまで」と謙虚に切り出すことで仲間との協調性を大切にする姿勢を表現しています
ビジネスシーンで本題の前に置いて、口調を柔らかくする言葉を「ビジネス枕詞」といいます。普段、何気なく使っている人も多いと思いますが、ビジネスマナーとセットになっているものなので注意が必要です。

■おかげさまで
たとえば、「(上司や同僚の力添えがあって)おかげさまで、非常にスムーズに事が運びました」といった場合の「おかげさまで」。たとえ自分1人で進めた仕事であっても、この表現を使う事によって、協調性を重んじる姿勢を表現出来ます。よって、好感が持たれ仕事上での応援者が増えていきます。

■残念ながら~、ご承知の通り~
ビジネス上で失敗した際には、「残念ながら~」と切り出すと、上司は失敗の報告だとすぐにわかります。友人との間でなら「わかっていると思うけど~」と切り出すことがありますが、ビジネスシーンでは「ご承知の通り~」といったように使います。

■上司に使う「~ですが」
「失礼ですが~」「早速ですが~」「たいへん申し上げにくいのですが~」「ごもっともだと思いますが~」などの「~ですが」は、上司に報告する際、本題の前にひと言添えるだけで、グンと話が始めやすくなります。その理由は、次に続く言葉のトゲトゲしさが打ち消されるからです。

例えば、上司に向かって唐突に「今月の目標、達成できませんでした」と報告するのではなく、「たいへん申し訳ないのですが」を前に添えるだけで、反省をこめた報告であることが伝わります。

異論を唱えるときは、「そうじゃなくてェ」と口に出してしまわないように注意してください。「お言葉を返すようですが~」「ごもっともだと思いますが~」と切り出すのが、敬語にのっとったビジネス枕詞です。実はこういった細かな心配りが、コミュニケーションの潤滑油になるのです。

次のページでは上司だけではなく、取引先とのやり取りでも大活躍するビジネス枕詞をご紹介致します。



取引先とのやり取りでも大活躍のビジネス枕詞

ビジネス枕詞は「話をオブラートに包む」手法です。もともとの呑みにくい言葉や角が立ってしまいそうな状況をやわらげるもの。ダイレクト過ぎる表現は日本では抵抗感を持たれることが多いはず
■大変申し上げにくいのですが
取引先に断りを入れる際には、相手の失望を緩和する効果があります。たとえば「御社の提案、不採用です」と言い切ると、カドが立ちます。取引先の担当者には、傲慢な口調に聞こえることもあるでしょう。これを緩和するために、「たいへん申し上げにくいのですが、御社のご提案は今回、不採用となりました」と切り出せば、相手にとってショックな話でも、多少のフォローにはなります。

■ごもっともだと存じますが~
「言いたいことはわかるけど」というニュアンスをこめて反対意見を切り出す場合は、「ごもっともだと存じますが~」。これは相手の人格を認めたうえで、次にやんわりと異論を唱える、という順番になっているのがポイントです。

■ご心配かもしれませんが~
取引先の心配を払拭したい場合は、「ご心配かもしれませんが、ご安心ください。弊社では~」と、不安を打ち消してから始めると、話がポジティブな方向に運びます。

ビジネス枕詞の万能表現
■様々なシーンで使える「恐縮です」
「恐縮です」は、いろんな状況に応じて役立つビジネス枕詞のひとつです。もともとは「恐れ入ります」「ありがたく思います」「すまなく思います」といった意味の言葉ですが、以下のような状況で使ってください。
プライベートな事情で休暇を申請する際
私事(わたくしごと)で恐縮ですが~。

来客中の部長へ緊急な要件を伝えたい時
お話し中、たいへん恐縮でございます。部長、~。

商談相手が訪問してきた場合
お忙しいところ、わざわざご足労いただきまして、たいへん恐縮です。

前にお願いしたことをもう一度お願いする場合
重ね重ね恐縮ですが~

やんわりと断る場合
多くのご提案をいただいておきながら、たいへん恐縮ですが~

お礼を述べる際に添える
細かなお心づかい、恐縮に存じます

このように様々なシーンで「使いまわし」できるからこそ、基本フレーズになっているのでしょうね。

多用するとそらぞらしくも
ビジネス枕詞は、口調を柔らかくすることで、緊張感をときほぐす効果があります。それでも、多用すると、かえってそらぞらしく聞こえることがあります。軽い口調で「恐縮です」を連発する人は、皮肉なことにあまり恐縮しているように見られません。「失礼ですが」を何度も使うと、しつこいと思われるかもしれません。

「お言葉を返すようですが」とか「たいへん申し上げにくいのですが」といった言葉は、確かに丁寧な表現ですが、使いすぎるとまわりくどい人だと思われかねません。何事も程度が肝心です。会話の途中で、ビジネス枕詞を多用しすぎていると感じたら、それ以降は慎むようにしましょう。

欧米のビジネスシーンだと「ダメ」「できない」「これではダメです」とダイレクトな表現が好まれる傾向がありますが、人間関係を重視する日本人にはこれらはむしろ不向きといえるでしょう。ビジネス枕詞は、ギスギスした関係になるのを避け、できるかぎり協調して仕事を続けていこうと考える、日本文化の中から生まれたものだといえます。

「話をオブラートに包む」という表現がありますが、「ビジネス枕詞」がまさにオブラートの役割を担っています。角が立ってしまいそうな状況を上手く避けながら、その場の空気を和らげてくれます。ギスギスした社会の中、あえてこの言葉を遣うことによって、重苦しさから開放されもっと軽くしなやかに変わっていくのではないでしょうか。
ガイド:美月 あきこ
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テーマ : 対人コミュニケーション
ジャンル : ビジネス

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