助詞の話──「ニ」か「ト」か
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354427241&owner_id=5019671
mixi日記2010年04月29日から。
テーマトピは下記。
【「と似ている」/「に似ている」】日本語しつもん箱
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=52613011
助詞の話は過去に多くのトピで話題になっている。
●助詞に関する話
「ヘ」か「ニ」か/「ガ」か「ヲ」か/「ハ」か「ガ」か/「ニ」か「デ」か/
「ニ」か「ト」か
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=50998211
「ニ」と「ト」に関しては下記で少し書いた。
29)【日本語アレコレ──「自然に」と「自然と」の違い】(2009年04月03日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1127505631&owner_id=5019671
主として下記の2つのポイントに注目した。
1)副詞の働きをする「○○に」と「○○と」の違い
ex.「意外に」「意外と」/「割合に」「割合と」/「割に」「割と」
================================
以前は「意外に」「割合に」「割に」が正しい日本語で、「意外と」「割合と」「割と」は俗語、話し言葉の類いとされていたはず。最近は採用している辞書もあるらしい。古い話は記憶に頼っているだけなので、強く主張する気はない。
================================
2)結果などを表わす「に」と「と」の使い分け
ex.「~という結果になる」「~という結果となる」
================================
諸説あるようですが、個人的には意味はほとんど同じと考えています。
「と」のほうが少し堅苦しいニュアンスがあると感じるので、自分では極力「に」を使うことにしています。ただし、「一丸となる」の場合などは、「と」のほうが自然でしょう。
この話もキチンと書こうとするとかなり長くなるので省略します。
================================
今回の話はまた別のようだ。
とりあえず辞書をひく。けっこう微妙な気がするが、たぶん下記だろう。
■Web辞書(『大辞泉』)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AB&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11
================================
に
[格助]名詞、名詞に準じる語、動詞の連用形・連体形などに付く。
6 動作・作用の行われる対象・相手を表す。「人―よくかみつく犬」「友人―伝える」
================================
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A8&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11&index=15022712961900
================================
と
[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。
1 動作をともにする相手、または動作・関係の対象を表す。「子供―野球を見に行く」「友達―けんかをした」「苦痛―闘う」
================================
で、「○○に似ている」と「○○と似ている」の具体的な違いは、まったくわからないorz。
「2」のコメントに関しては深く掘り下げる必要がありそうだが、当方の知識ではなんとも言えない。主観で書こうにも、何も浮かばない。
「まったくわからない」ではコメントを書く価値がないので少しヒントになりそうなことを……。
似たような例を考えてみた。
0)「○○と似ている」「○○に似ている」
1)「○○と会う」「○○に会う」
2)「○○と話す」「○○に話す」
3)「体格に合うサイズの服を探す」「体格と合うサイズの服を探す」
1)は0)と同様で、ほとんど同じ気がする。
2)はどちらもアリだが、ニュアンスはちょっと違う。英語で言うなら、「○○と話す」はwithで、「○○に話す」はtoだろう。
3)はニュアンスが大きく違う。「に」のほうが圧倒的に自然だろう。
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テーマトピは下記。
【「と似ている」/「に似ている」】日本語しつもん箱
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助詞の話は過去に多くのトピで話題になっている。
●助詞に関する話
「ヘ」か「ニ」か/「ガ」か「ヲ」か/「ハ」か「ガ」か/「ニ」か「デ」か/
「ニ」か「ト」か
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「ニ」と「ト」に関しては下記で少し書いた。
29)【日本語アレコレ──「自然に」と「自然と」の違い】(2009年04月03日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1127505631&owner_id=5019671
主として下記の2つのポイントに注目した。
1)副詞の働きをする「○○に」と「○○と」の違い
ex.「意外に」「意外と」/「割合に」「割合と」/「割に」「割と」
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以前は「意外に」「割合に」「割に」が正しい日本語で、「意外と」「割合と」「割と」は俗語、話し言葉の類いとされていたはず。最近は採用している辞書もあるらしい。古い話は記憶に頼っているだけなので、強く主張する気はない。
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2)結果などを表わす「に」と「と」の使い分け
ex.「~という結果になる」「~という結果となる」
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諸説あるようですが、個人的には意味はほとんど同じと考えています。
「と」のほうが少し堅苦しいニュアンスがあると感じるので、自分では極力「に」を使うことにしています。ただし、「一丸となる」の場合などは、「と」のほうが自然でしょう。
この話もキチンと書こうとするとかなり長くなるので省略します。
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今回の話はまた別のようだ。
とりあえず辞書をひく。けっこう微妙な気がするが、たぶん下記だろう。
■Web辞書(『大辞泉』)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AB&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11
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に
[格助]名詞、名詞に準じる語、動詞の連用形・連体形などに付く。
6 動作・作用の行われる対象・相手を表す。「人―よくかみつく犬」「友人―伝える」
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http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A8&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=11&index=15022712961900
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と
[格助]名詞、名詞的な語、副詞などに付く。
1 動作をともにする相手、または動作・関係の対象を表す。「子供―野球を見に行く」「友達―けんかをした」「苦痛―闘う」
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で、「○○に似ている」と「○○と似ている」の具体的な違いは、まったくわからないorz。
「2」のコメントに関しては深く掘り下げる必要がありそうだが、当方の知識ではなんとも言えない。主観で書こうにも、何も浮かばない。
「まったくわからない」ではコメントを書く価値がないので少しヒントになりそうなことを……。
似たような例を考えてみた。
0)「○○と似ている」「○○に似ている」
1)「○○と会う」「○○に会う」
2)「○○と話す」「○○に話す」
3)「体格に合うサイズの服を探す」「体格と合うサイズの服を探す」
1)は0)と同様で、ほとんど同じ気がする。
2)はどちらもアリだが、ニュアンスはちょっと違う。英語で言うなら、「○○と話す」はwithで、「○○に話す」はtoだろう。
3)はニュアンスが大きく違う。「に」のほうが圧倒的に自然だろう。
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