このクールのドラマから09-01~03-2
昨日の続きです。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-139.html
『ラブシャッフル』で死語連発! カリスマ・野島伸司よどこへいく?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=726640&media_id=61
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今週16日にスタートしたドラマ『ラブシャッフル』(TBS系、金曜夜10時放送)で、脚本家・野島伸司が金曜ドラマ枠に戻ってきました! 野島氏の前作は、ちょうど1年前の月9ドラマ『薔薇のない花屋』。今回はそこからグイっと方向転換して、ぶっとんだラブコメが展開される模様です。
その内容は、高級マンションに住む4名(玉木宏、香里奈、松田翔太、谷原章介)とその恋人たち(貫地谷しほり、DAIGO、小島聖、吉高由里子)が、それぞれの恋人を交換、すなわち"ラブシャッフル"するというもの。
今回の野島脚本は明るいとは聞いていましたが、それにしてもなんて軽いノリ! なんて浮いたハイテンション! 正直、初回視聴者のビフォサーやアラサー女子は、うまく順応できずにポカーンとしてしまったのではないでしょうか? しかしだからといって、元気いっぱいの10代&20代前半チームならついて来れるノリだったかというと、それも違う......。なんなんだ、この"空元気&空回り"感。
その最大の原因の1つが、劇中に連打される死語・駄洒落の数々、コイツらであることは間違いありません。
「嘘だと言ってよ、ジョー!」、「アーイアイ♪ おっさーるさぁんだよ~♪」、「ラブ&ピース★」、「だめだこりゃ~」......って、ねぇ野島さん、これトレンディドラマですよね!? 主演、玉木宏&香里奈ですよね!? 今、2009年ですよね!? 見ている途中からだんだんこっちがヒヤヒヤしてきちゃって、いつのまにか画面の前で硬直寸前の自分がいました。野島さん、全く罪な台詞をお生みになること......。
ところが、意外にもこのサムい演出(とあえて言わせていただきましょう)を温かく受け止めているドラマーも少なくないようなのです。ブログやネット掲示板では、「これ80年代に観ても違和感ないな」、「ちょっとノリがキモイ」なんてコメントと同時に、「ドラマはこれくらい能天気な方が楽しい」、「野島センセー来週も『今どき使わねーよー!』というセリフをよろしく!」、「時代遅れも遅れすぎると懐かしいとかになるね」なんていう、"野島氏の古臭い節Welcomeムード"もにわかに漂っているのです。
そしてこのドラマを盛り上げる主題歌が、野島ドラマでは定番の"リバイバル洋ソング"。こちら今回はアース・ウィンド&ファイアーの『FANTASY』となっていまして、これまたかなりノスタルジックな70年代ナンバーであります。この歌の高いテンションと懐かしさが、ドラマ全体に流れる"今や昔的なバブリー感"に絶妙にマッチ。この歌が流れると、ドラマ本編の"極度にも程があるサムさおよび古さ"も、全て野島氏の計算通りに違いないと思い知らされます。
恐るべし、大胆不敵な奇才・野島伸司。"あえて"に挑戦し続け、視聴者をポカーンとさせながらも驚異的な引力で独自の世界に引きずり込んでいく......その手腕に、今回も結局目が離せないと言ったところでしょうか。
ただ、他人ごとながら、野島氏のこの手法が一体いつまで通用するのかは、ちょっと心配だったりして。ご自身の加齢が進むに連れて、誤って"単なる素で古臭い脚本家"となってしまわれることなど、くれぐれも無いといいのですが。
(つくしの万葉)
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えーと。まず↑のドラマ評に関して。かなり鋭い指摘で笑ってしまった。
この記事は21日のものか。「今週」?(←よしなさい!)
16日の放映を見逃し(正確には見送り)、日曜日の再放送をビデオ録りした。現段階ではこのクールNO.1かも。このテンポのよさはなかなか。小道具の紙コップの扱いもよかった。
ただ、「劇中に連打される死語・駄洒落の数々」にはキョトンとしていた。たしか「アーイアイ♪ おっさーるさぁんだよ~♪」は、前クールに『ギラギラ』でも登場したように、まだかろうじて通用するかも(必然性は感じないけど)。でもほかのはちょっとイタかった。何を狙っているのだろう。
玉木宏&香里奈やり取りはおもしろい。この2人が付き合う1週間(ってことでいいのかな)は期待できる。
ただ、香里奈が太った? 顎のラインが妙に気になった。
このクールはチェックするドラマが多くなりそう。
見切るものは早めに見切らないと。
『トライアングル』
この異様なまでのキャスティングの充実ぶりは何?
稲垣吾郎が脇に、ってことで話題になったよな。江口洋介と共演じゃしかたがないよ。このドラマの江口が心なしか不細工なのは気のせいだろうか。公式ホームページのを見るといつもに江口なんだけど、ドラマを見ていると、甲本雅裕に見える瞬間がいつも以上に多い(いろんな意味で失礼?)。
で、ドラマのほうはミステリーなんだけど、すでに破綻してない?
そもそも、個人的にはドラマで本格派のミステリーをやるのはとんでもなく困難だと思っている。成功例を考えると『刑事コロンボ』くらいだろうか。あれは先に事件の全容を明かす倒叙式だから可能だったって気がする。謎解きではなく、心理戦がメインだった。同じく倒叙式の『古畑任三郎』が本格派のミステリーかと言うと……。疑問の声もけっこう耳にした。調べてみると『トライアングル』って原作があるのね。o( ̄― ̄;)ゞううむ。
最近だと『ガリレオ』と『流星の絆』はかなりよかった。どちらも東野圭吾作品なのは偶然か必然か。ただ、『流星の絆』が必要以上に趣向を凝らしたのは、本格一辺倒ではきつい、と判断したからって気がする。
えーと、昨日ちとふれた『メイちゃんの執事』に関しては、改めて。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-139.html
『ラブシャッフル』で死語連発! カリスマ・野島伸司よどこへいく?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=726640&media_id=61
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今週16日にスタートしたドラマ『ラブシャッフル』(TBS系、金曜夜10時放送)で、脚本家・野島伸司が金曜ドラマ枠に戻ってきました! 野島氏の前作は、ちょうど1年前の月9ドラマ『薔薇のない花屋』。今回はそこからグイっと方向転換して、ぶっとんだラブコメが展開される模様です。
その内容は、高級マンションに住む4名(玉木宏、香里奈、松田翔太、谷原章介)とその恋人たち(貫地谷しほり、DAIGO、小島聖、吉高由里子)が、それぞれの恋人を交換、すなわち"ラブシャッフル"するというもの。
今回の野島脚本は明るいとは聞いていましたが、それにしてもなんて軽いノリ! なんて浮いたハイテンション! 正直、初回視聴者のビフォサーやアラサー女子は、うまく順応できずにポカーンとしてしまったのではないでしょうか? しかしだからといって、元気いっぱいの10代&20代前半チームならついて来れるノリだったかというと、それも違う......。なんなんだ、この"空元気&空回り"感。
その最大の原因の1つが、劇中に連打される死語・駄洒落の数々、コイツらであることは間違いありません。
「嘘だと言ってよ、ジョー!」、「アーイアイ♪ おっさーるさぁんだよ~♪」、「ラブ&ピース★」、「だめだこりゃ~」......って、ねぇ野島さん、これトレンディドラマですよね!? 主演、玉木宏&香里奈ですよね!? 今、2009年ですよね!? 見ている途中からだんだんこっちがヒヤヒヤしてきちゃって、いつのまにか画面の前で硬直寸前の自分がいました。野島さん、全く罪な台詞をお生みになること......。
ところが、意外にもこのサムい演出(とあえて言わせていただきましょう)を温かく受け止めているドラマーも少なくないようなのです。ブログやネット掲示板では、「これ80年代に観ても違和感ないな」、「ちょっとノリがキモイ」なんてコメントと同時に、「ドラマはこれくらい能天気な方が楽しい」、「野島センセー来週も『今どき使わねーよー!』というセリフをよろしく!」、「時代遅れも遅れすぎると懐かしいとかになるね」なんていう、"野島氏の古臭い節Welcomeムード"もにわかに漂っているのです。
そしてこのドラマを盛り上げる主題歌が、野島ドラマでは定番の"リバイバル洋ソング"。こちら今回はアース・ウィンド&ファイアーの『FANTASY』となっていまして、これまたかなりノスタルジックな70年代ナンバーであります。この歌の高いテンションと懐かしさが、ドラマ全体に流れる"今や昔的なバブリー感"に絶妙にマッチ。この歌が流れると、ドラマ本編の"極度にも程があるサムさおよび古さ"も、全て野島氏の計算通りに違いないと思い知らされます。
恐るべし、大胆不敵な奇才・野島伸司。"あえて"に挑戦し続け、視聴者をポカーンとさせながらも驚異的な引力で独自の世界に引きずり込んでいく......その手腕に、今回も結局目が離せないと言ったところでしょうか。
ただ、他人ごとながら、野島氏のこの手法が一体いつまで通用するのかは、ちょっと心配だったりして。ご自身の加齢が進むに連れて、誤って"単なる素で古臭い脚本家"となってしまわれることなど、くれぐれも無いといいのですが。
(つくしの万葉)
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えーと。まず↑のドラマ評に関して。かなり鋭い指摘で笑ってしまった。
この記事は21日のものか。「今週」?(←よしなさい!)
16日の放映を見逃し(正確には見送り)、日曜日の再放送をビデオ録りした。現段階ではこのクールNO.1かも。このテンポのよさはなかなか。小道具の紙コップの扱いもよかった。
ただ、「劇中に連打される死語・駄洒落の数々」にはキョトンとしていた。たしか「アーイアイ♪ おっさーるさぁんだよ~♪」は、前クールに『ギラギラ』でも登場したように、まだかろうじて通用するかも(必然性は感じないけど)。でもほかのはちょっとイタかった。何を狙っているのだろう。
玉木宏&香里奈やり取りはおもしろい。この2人が付き合う1週間(ってことでいいのかな)は期待できる。
ただ、香里奈が太った? 顎のラインが妙に気になった。
このクールはチェックするドラマが多くなりそう。
見切るものは早めに見切らないと。
『トライアングル』
この異様なまでのキャスティングの充実ぶりは何?
稲垣吾郎が脇に、ってことで話題になったよな。江口洋介と共演じゃしかたがないよ。このドラマの江口が心なしか不細工なのは気のせいだろうか。公式ホームページのを見るといつもに江口なんだけど、ドラマを見ていると、甲本雅裕に見える瞬間がいつも以上に多い(いろんな意味で失礼?)。
で、ドラマのほうはミステリーなんだけど、すでに破綻してない?
そもそも、個人的にはドラマで本格派のミステリーをやるのはとんでもなく困難だと思っている。成功例を考えると『刑事コロンボ』くらいだろうか。あれは先に事件の全容を明かす倒叙式だから可能だったって気がする。謎解きではなく、心理戦がメインだった。同じく倒叙式の『古畑任三郎』が本格派のミステリーかと言うと……。疑問の声もけっこう耳にした。調べてみると『トライアングル』って原作があるのね。o( ̄― ̄;)ゞううむ。
最近だと『ガリレオ』と『流星の絆』はかなりよかった。どちらも東野圭吾作品なのは偶然か必然か。ただ、『流星の絆』が必要以上に趣向を凝らしたのは、本格一辺倒ではきつい、と判断したからって気がする。
えーと、昨日ちとふれた『メイちゃんの執事』に関しては、改めて。
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