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デス・マス体が書きにくいワケ4──デス・マス体のナゾを考えるヒント

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671

mixi日記2010年07月16日から

 関連日記は下記あたり。
【板外編7】デス・マス体が書きにくいワケ1(No.277)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-277.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1114634130&owner_id=5019671
【板外編7-2】デス・マス体が書きにくいワケ2(No.327)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-327.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1129808325&owner_id=5019671
【板外編7-3】デス・マス体が書きにくいワケ3(No.350)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-350.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1156101470&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。
1)【「であろう」の名詞修飾】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54677808
2)【「飲みます」のタ形は「飲みました」???】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54271993

 デス・マス体に関してはわからないことが多い。しばしば説明不能な現象が出てくる。
 ちょっと気になったので、メモしておく。
 もんのスゴくいい加減なことを、根拠もなく書く。キッパリ<( ̄- ̄)>

 テーマトピ1)。性懲りもなく●●質問を繰り返している(笑)。このかたの所業に関しては考えたくない。
228)【なんとかならんのか2】☆日本語教師☆
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1507680350&owner_id=5019671
 今回も知恵袋で同じ質問が出ているのは偶然か必然か。しかも最初に見たときには3つあったorz。
【明大生なら1度は行くであろう居酒屋】
http://my.chiebukuro.yahoo.co.jp/my/myspace_quedetail.php?writer=tanabeleisehi

 で、気になったのはトピの「2」のコメント。
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 デスは活用したデシタ・デショウを含めて、確かに連体用法を持ちません。「普通は」どころか「絶対」持ちません。
 しかし、マスは、マセン・マショウは連体用法を持たないにしても、マス・マシタは限られた場合に連体用法を持ちます。
================================
 たしかにそのとおりだけど、なぜ?
 一般には、デアル体の「だろう」「であろう」に相当するのはデス・マス体の「でしょう」のはず。
  1)来るだろう男
  2)来るであろう男
  3)*来るでしょう男
 ここでもうひとつ似た形が想起される。
  4)来るでありましょう男
 少し古風だが、これはアリだろう。
 デス・マス体という言い方をするけど、文末の「デス」と「マス」は歴史が違うはず。「マス」は相当古いが、「デス」は比較的新しい。それ以前は「デス」ではなく「デアリマス」と言ったという話を読んだことがある。軍隊(たしか大元は長州藩だったような……)発の言葉だったような。いわゆる花魁言葉の「アリンス」もこの変形。

 テーマトピ2)で気になったのは、まず「7」のコメント。
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「ます」と「です」とは全く異質なのだ。
「です」にも概言形「でしょう」があるのに、否定形、命令形がないのにも理由があるのだ。
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「デス」は本来は「デアリマス」。これなら否定形(でありません)も命令形(であれ?/でありませ?)もある。
 ナゾが深まったのは「9」のリンク先。BAのかたが興味深いことを書いている。
「デスはデゴザイマスの末裔」なのか? なんかこのほうが説得力がある。まあ、「デアリマス」と「デゴザイマス」は兄弟みたいなもんだから。でも、末裔と言う割には、「デゴザイマス」は現代でも使うよな。このあたりは谷崎潤一郎の意見を聞いてみたい。ということは下記もアリってこと。
   5)来るでございましょう男
 あと、こんなことも書いている。
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間違っているのは、丁寧体デスは非丁寧体ダに常に置きかえられる、という間違った規則を勝手に想像した日本語学習者です。
「太郎は走らなかった」の丁寧体は、マスの活用が衰退して来た現在では、「太郎は走りませんでした」「太郎は走らなかったです」デスを利用するほかありませんが、デスをダに置き換えた「太郎は走りませんだった」「太郎は走らなかっただ」は明らかにおかしな言い方です。名詞述語文はデスの本分ですが、「太郎は学生ですか?」を「太郎は学生だか?」にするのは明らかにおかしいことです。
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 これはどうなんだろう。基本的には「丁寧体デスは非丁寧体ダに常に置きかえられる」んじゃないかな。むしろ、「太郎は走らなかったです」はナシだろう。↑の【2】に書いたように、個人的には「太郎は走りませんでした」もナシだと思う。あえて書くなら「太郎は走らなかったのです」しかない。


【追記】
 すっかり忘れていた。下記から引く。
【◯◯の日本語相談】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1536187165&owner_id=5019671
「丸谷68 「である」調と「です、ます」調の混在」
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 もともと口語体といふのは明治中期に若い男たち(主として小説家)が血気にまかせて無理やり作った人工的な文体で、まだ百年もたってゐません。成熟してゐないし、生成の過程にある。みんなで工夫する余地が大いにあるし、といふよりむしろ工夫しなければならないものである。(p.68-69)
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 o( ̄ー ̄;)ゞううむ
 口語体全体が「生成の過程」か。困ったもんだ。
 念のため、Wikipediaも見てみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E
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文体

文は、目的や場面などに応じて、さまざまな異なった様式をとる。この様式のことを、書き言葉(文章)では「文体」と称し、話し言葉(談話)では「話体」[92]と称する。

日本語では、とりわけ文末の助動詞・助詞などに文体差が顕著に表れる。このことは、「ですます体」「でございます体」「だ体」「である体」「ありんす言葉」(江戸・新吉原の遊女の言葉)「てよだわ言葉」(明治中期から流行した若い女性の言葉)などの名称に典型的に表れている。それぞれの文体・話体の差は大きいが、日本語話者は、複数の文体・話体を常に切り替えながら使用している。

なお、「文体」の用語は、書かれた文章だけではなく談話についても適用されるため[93]、以下では「文体」に「話体」も含めて述べる。また、文語文・口語文などについては「文体史」の節に譲る。
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 このあとにもいろいろ書いてあるけど、何がなんだかわからないorz。
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