このクールのドラマから09-01~03-4
注目番組の視聴率
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=728778&media_id=10
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●亀梨和也は原作のイメージにピッタリだが
《10.3%》
今のところ、1月ドラマで見ていてホッとするのは「ありふれた奇跡」(フジテレビ)と「神の雫」(日本テレビ)。
「奇跡」は自殺を考えたことがある男女が引かれ合うドラマ。山田太一が久々に脚本を担当した連ドラで、仲間由紀恵と加瀬亮の共演だが、加瀬が左官屋という設定がいかにも山田らしい気がする。時間がユッタリ流れ、画面に落ち着いた印象があるのがいい。ノンビリ楽しみたい人にオススメ。視聴率は初回12.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)、2回目が10.9%。
「神の雫」は漫画が原作のワインがテーマのドラマ。主人公の神咲雫を演じる亀梨和也が原作のイメージに合っていて、珍しく好感が持てるし、ワイン党は興味を持って見ることができる。視聴率は初回10.3%と伸び悩んでいるが。
●浅尾のビーチバレーは健闘
《15.3%》
桂由美の「09年春夏パリ・オートクチュールコレクション」のモデルとして今月下旬にパリコレデビューするなど、浅尾美和がますますマルチぶりを発揮している。とはいっても、原点はビーチバレー。テレビ局は浅尾の起用に熱心で、冬にもかかわらず浅尾を担ぎ出して、スタジオでビーチバレーをやった。18日の「ジャンクスポーツ!」(フジテレビ)のSP前半。
浅尾・西堀ペアが浜田雅功ら総勢14人と対戦。最後の最後までもつれる接戦になったが、浅尾ペアが勝利。視聴者を引き付けたのは小麦色のビキニ姿以外に考えられないが、視聴率15.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。大河「天地人」24.7%の裏としては健闘した方だろう。
(日刊ゲンダイ2009年1月20日掲載)
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『神の雫』は見ていない。キャスティングを見て興味を失った。
原作のマンガは、はじめから連載誌の「モーニング」でチェックしている。
連載が始まったときには、「なぜ、いまワインなんだろう」って気がした。ワインブームは去り、焼酎ブーム真っ盛りの時期にワインをテーマに?
夏炉冬扇の観は否めなかったが、作品はオシャレ(「スタイリッシュ」と言いなさい)でクオリティは恐ろしく高い。単なるウンチクマンガではなく、親の遺産をめぐる「対決マンガ」にもなっている。「親の遺産をめぐる」と言ってもドロドロとした話ではなく、互いの矜持を懸けている観が強い(いかんな。おもしろ半分で「夏炉冬扇」なんて使ったら、語彙が妙になっている)。
過剰なまでのワインの表現がスゴい。「日向の枯れ草の~」「草原を~」なんて序の口。ひと口のワインでいきなり掌編小説が始まってしまう。
ワインブーム下火どころか完全に鎮火してしまった日本ではイマイチみたいだが、原作マンガが韓国やフランスで大人気らしい。ワインブームの韓国ではやるのはわかる。ワインの本家フランスでワインマンガですか。それだけ本格派ってことなんだろう。
余談だけど、フランスでの日本のマンガ・アニメの人気はスゴいらしい。ずいぶん昔、永井豪原作のアニメ『UFOロボ グレンダイザー』(いつの話だ? けっっこう好きだったそうです、父が)がブームって話を聞いた。60%だか70%だかの視聴率を記録しているとか。ネット情報だと「100%」なんて話もとびかっている。そりゃすごいわ。各家庭にもれなくオタクがいて、お留守のお宅は1軒もないんですね(あークダラナイ)。
ドラマの初回は視聴率10.3%ですか。それは低いな。
主演の亀梨和也にとっても由々しき問題だけど、ジャニーズ事務所にとっても大問題だろう。
『ありふれた奇跡』は一応見ているが、すでにギブアップ寸前。もう少しヒジが伸びたら即タップしそう。
あのスピード感のなさとセリフ回しの古さは……。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=728778&media_id=10
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●亀梨和也は原作のイメージにピッタリだが
《10.3%》
今のところ、1月ドラマで見ていてホッとするのは「ありふれた奇跡」(フジテレビ)と「神の雫」(日本テレビ)。
「奇跡」は自殺を考えたことがある男女が引かれ合うドラマ。山田太一が久々に脚本を担当した連ドラで、仲間由紀恵と加瀬亮の共演だが、加瀬が左官屋という設定がいかにも山田らしい気がする。時間がユッタリ流れ、画面に落ち着いた印象があるのがいい。ノンビリ楽しみたい人にオススメ。視聴率は初回12.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)、2回目が10.9%。
「神の雫」は漫画が原作のワインがテーマのドラマ。主人公の神咲雫を演じる亀梨和也が原作のイメージに合っていて、珍しく好感が持てるし、ワイン党は興味を持って見ることができる。視聴率は初回10.3%と伸び悩んでいるが。
●浅尾のビーチバレーは健闘
《15.3%》
桂由美の「09年春夏パリ・オートクチュールコレクション」のモデルとして今月下旬にパリコレデビューするなど、浅尾美和がますますマルチぶりを発揮している。とはいっても、原点はビーチバレー。テレビ局は浅尾の起用に熱心で、冬にもかかわらず浅尾を担ぎ出して、スタジオでビーチバレーをやった。18日の「ジャンクスポーツ!」(フジテレビ)のSP前半。
浅尾・西堀ペアが浜田雅功ら総勢14人と対戦。最後の最後までもつれる接戦になったが、浅尾ペアが勝利。視聴者を引き付けたのは小麦色のビキニ姿以外に考えられないが、視聴率15.3%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。大河「天地人」24.7%の裏としては健闘した方だろう。
(日刊ゲンダイ2009年1月20日掲載)
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『神の雫』は見ていない。キャスティングを見て興味を失った。
原作のマンガは、はじめから連載誌の「モーニング」でチェックしている。
連載が始まったときには、「なぜ、いまワインなんだろう」って気がした。ワインブームは去り、焼酎ブーム真っ盛りの時期にワインをテーマに?
夏炉冬扇の観は否めなかったが、作品はオシャレ(「スタイリッシュ」と言いなさい)でクオリティは恐ろしく高い。単なるウンチクマンガではなく、親の遺産をめぐる「対決マンガ」にもなっている。「親の遺産をめぐる」と言ってもドロドロとした話ではなく、互いの矜持を懸けている観が強い(いかんな。おもしろ半分で「夏炉冬扇」なんて使ったら、語彙が妙になっている)。
過剰なまでのワインの表現がスゴい。「日向の枯れ草の~」「草原を~」なんて序の口。ひと口のワインでいきなり掌編小説が始まってしまう。
ワインブーム下火どころか完全に鎮火してしまった日本ではイマイチみたいだが、原作マンガが韓国やフランスで大人気らしい。ワインブームの韓国ではやるのはわかる。ワインの本家フランスでワインマンガですか。それだけ本格派ってことなんだろう。
余談だけど、フランスでの日本のマンガ・アニメの人気はスゴいらしい。ずいぶん昔、永井豪原作のアニメ『UFOロボ グレンダイザー』(いつの話だ? けっっこう好きだったそうです、父が)がブームって話を聞いた。60%だか70%だかの視聴率を記録しているとか。ネット情報だと「100%」なんて話もとびかっている。そりゃすごいわ。各家庭にもれなくオタクがいて、お留守のお宅は1軒もないんですね(あークダラナイ)。
ドラマの初回は視聴率10.3%ですか。それは低いな。
主演の亀梨和也にとっても由々しき問題だけど、ジャニーズ事務所にとっても大問題だろう。
『ありふれた奇跡』は一応見ているが、すでにギブアップ寸前。もう少しヒジが伸びたら即タップしそう。
あのスピード感のなさとセリフ回しの古さは……。
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