読書感想文/『問題な日本語』(北原保雄編/大修館書店/2004年12月10日初版第1刷発行)その1
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671
mixi日記2010年09月03日から
なんでいまさら、という疑問はごもっとも。当方もフツーの書店で探す気になれず、ついでのときに立ち寄ったブックオフで購入した。定価800円が550円じゃお得感ゼロorz。書店で新刊を買うほうがいい。ただ最近は、こういう少し前の本を書店で入手するのがむずかしい。
このテの言葉の雑学本ってみんな似たりよったりで、読んでも「またですか」って観が強い。個々の項目も常識的なことしか書いてないでの、ほとんど新しい情報がない。本書もかなり話題になったが、とくに食指は動かなかった。
実際に手にしてみて、考えを改めた。これは悪くない。欄外コラムの「使うのはどっち?」は不十分な記述が目立つが、本文のほうはそれぞれのテーマにそこそこページを割いていて読みごたえがある。まあ、体裁面には不満も感じる。なんでこんなにスカスカなんだ? ところどころにあるマンガもじゃま。なんの意味もない捨てカットと違い、マンガ家が苦労して描いているのはわかるが、このテの本だとムダに感じる。
具体的な内容を見ていこうか。すでに日記に引用した。
272)【「ご○○する」「お○○する」【仮】日本語】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1549552703&owner_id=5019671
274)【お茶/おビール/お刺身……etc.】日本語
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1551125802&owner_id=5019671
『明鏡国語辞典』と同じく北原保雄が編者。ほかの4人の書き手も全員『明鏡国語辞典』の編集委員。
当然文章の内容は『明鏡国語辞典』をベースにしていると思われる。ところが不思議なことに、『明鏡国語辞典』にはこう書いてある、といった記述はあまり出てこない。当然の事実として踏まえているのか、辞書の記述なんか役に立たないと考えているのか(←オイ!)……そのあたりは判断できない。
本書は、高校の国語教師からの質問への回答が元になっているらしい。
そうなると、思い出すのは「○○の日本語相談」。
260)【◯◯の日本語相談】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1536187165&owner_id=5019671
両者を読み比べると、「○○の日本語相談」のほうが圧倒的に文章がいい。そりゃ書き手が超一流だから当然か。しかし、扱っているテーマは『問題な日本語』のほうが身近で、どこかで見たことがあるも問題ばかり。それに比べて前者のテーマは多岐にわたり、意表をつかれることも多い。前者は教養書で、後者が実用書って気がする。
何年かに一度くらいのペースで「日本語ブーム」とか言われる。最近も第何次かのブームかもしれない。ネットの急速な普及などに伴い諸説・新説・珍説・ホニャ説・ララ説が飛びかっている。実際のところは、そんなに多くない問題をよってたかってグチャグチャにして拡散させているのでは……と思わなくはない。
ちょっと細かいことをメモしておく。
読んでてかなり気になったこと。編集委員の方々が「違和感を感じる」と書いている。
「どの部分に違和感を感じられるのか」(p.12/北原保雄)
「違和感を感じる人が多い」(p.14/北原保雄)
「違和感を感じる人も」(p.46/矢澤真人)
「違和感を感じるのか」(p.130/砂川有里子)
「不快感を感じる」(p.130/砂川有里子)
『明鏡国語辞典』で認めているなどの理由があって、あえて使っているのならそれもひとつの考え方。その場合は、「違和感を感じる」の項目を立てて解説するべきだろう。とくに意図もなくこういう言葉を使っているとしたら無神経すぎる。
162【重言の話5──「まず第1に」「違和感を感じる」】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1454999593&owner_id=5019671
ほかにも細かい話を書きはじめるととんでもないことになるので、その話は気持ちに余裕があるときに改めて。
下記に目次だけ転載しておく。
本文(数字は掲載ページ)
12 おビールをお持ちしました
17 全然いい
22 私って…じゃないですか
26 コーヒーのほうをお持ちしました
30 こちら~になります
35 よろしかったでしょうか
39 っていうか
44 なので
47 理由は特にないです
52 知らなさそうだ
56 いただいてください
60 ふいんき/ふんいき
64 真っ茶
68 やむおえない
71 わたし的にはOKです
76 すごいおいしい
80 お連絡/ご連絡
87 メイル/メール
90 こんにちわ/こんにちは
94 台風が上陸する可能性があります
98 おざなり/なおざり
102 二個上の先輩
106 昔、その公園で遊んだときがある
111 とんでもありません
114 猫に餌をあげる
119 お連れ様がお待ちになっております
123 なにげに
128 きもい・きしょい・うざい
134 これってどうよ
139 いう/ゆう
144 違かった・違くて
147 みたいな
151 耳ざわりのよい音楽
155 事/こと
160 話し/話
欄外コラム ■使うのはどっち?(数字は通しナンバー)
1 一所懸命vs.一生懸命
2 病、膏肓(こうこうvs. こうもう)に入る
3 独擅場(どくせんじょう)vs. 独壇場(どくだんじょう)
4 脱北(だつほくvs. だっぽく)
5 客観(きゃくかんvs. きゃっかん)
6 三角形(さんかくけいvs. さんかっけい)
7 味わうvs. 味あう
8 稲妻(いなずまvs. いなづま)
9 とおりvs. とうり
10 ぞうっとしたvs. ぞおっとした
11 巌流島の決闘vs. 巌流島の決斗
12 関vs. 關、与vs. 與
13 斎vs. 斉
14 餘は満足じゃvs. 世は満足じゃ
15 貼付(ちょうふvs. てんぷ)
16 依存(いそんvs. いぞん)
17 包帯vs. 繃帯
18 一獲千金vs. 一攫千金
19 祈念vs. 記念
20 ネクタイを絞めるvs. ネクタイを締める
21 一升瓶を空けるvs. 一升瓶を開ける
22 起こるvs. 興る
23 フロッピーvs. フロッピィ
24 お待ちどおさまvs. お待ちどうさま
25 カツオをズケにするvs. カツオをヅケにする
26 おとっつぁん?
27 融通(ゆうづうvs. ゆうずう)
28 石塚(いしづかvs. いしずか)
29 愛想ずかし・心ずくし・腕ずく・黒ずくめ?
30 癒すvs. 癒やす、癒しvs. 癒やし
31 証vs. 証し
32 年令は六才vs. 年齢は六歳
33 新人賞を受賞して晴れの受賞式に臨む?
34 人工受精vs. 人工授精
35 崖っ淵vs. 崖っ縁
36 難破船vs. 難波船
37 逆転の満塁ホームランvs. 逆点の満塁ホームラン
38 掛けがえvs. 欠けがえ
39 訣別vs. 決別vs. 袂別
40 シリコンvs. シリコーン
41 テトラポットvs. テトラポッド
42 ホームステイvs. ホームステーvs. ホームスティ
43 二〇世紀(ニジッセキvs. ニジュセイキ)
44 布団を敷くvs. 布団を引く
45 鍋に油を敷くvs. 鍋に油を引く
46 市場開放vs. 市場解放
47 定価改定vs. 定価改訂
48 十分vs. 充分
49 仏道の修行vs. 仏道の修業
50 学問の修行vs. 学問の修業
51 「~を」と言えるのは他動詞?
52 受身ができる動詞は他動詞?
53 クマが人を襲ったvs. 人がクマに襲われた
54 信じざるをえないvs. 信ぜざるをえない
55 愛しないvs. 愛さない
56 蹴り上げるvs. 蹴上げる、蹴り飛ばすvs. 蹴飛ばす
57 罰せられるvs. 罰される
58 いかに愛すべきかvs. 愛するべきか
59 察せられるvs. 察しられる
60 蹴れる・しゃべれる・すべれる?
61 見れれる・来れれる・出れれる・食べれれる?
62 読ませていただきますvs. 読まさせていただきます
63 降りさせてくださいvs. 降ろしてくださいvs. 降ろさせてください
64 会社に行くvs. 会社へ行く
65 ミステリーが好きvs. ミステリーを好き
66 酒が飲めないvs. 酒を飲めない
67 水が飲みたいvs. 水を飲みたい
68 彼は私の気持ちがわかってくれないvs. 彼は私の気持ちをわかってくれない
69 ノーベル文学賞を与えられたvs. ノーベル文学賞が与えられた
70 先生にお会いしましたvs. 先生とお会いしました
71 あの子は父親に似ているvs. あの子は父親と似ている
72 山に登ったvs. 山を登った
73 玄関から入るvs. 玄関を入る
74 机の上に置くvs. 机の上へ置く
75 被害者を取材するvs. 被害者に取材する
76 老骨に鞭打つvs. 老骨を鞭打つ
77 ~に感謝するvs. ~を感謝する
78 情けない・かたじけない・つまらない…形容詞はどれ?
79 読まなさすぎるvs. 読まなすぎる
80 気持ちよさそうvs. 気持ちよそう、カッコよさすぎるvs. カッコよすぎる
81 頼りなそうだvs. 頼りなさそうだ
82 危なそうだvs. 危なさそうだ
83 せつなそうvs. せつなさそう、ぎこちなすぎるvs. ぎこちなさすぎる
84 所在なげvs. 所在なさげ
85 つまらなげだvs. つまらなそうだ、落ち着かなげだvs. 落ち着かなそうだ
86 湯がわくvs. 水がわく
87 朝が明けるvs. 夜が明ける、新年が明けるvs. 旧年が明ける
88 一石を投じるvs. 波紋を投じる
89 犯罪を犯す
90 お茶を淹れるvs. お茶を入れる
91 私は幹事ですvs. 私が幹事ですvs. 幹事は私です
92 おっしゃられるvs. いらっしゃられる?
93 召し上がられる?
94 お見えになられる・おいでになられる
95 申される?
96 おられる?
97 お求めやすい値段?
98 合いの手を打つvs. 合いの手を入れる
99 明るみに出るvs. 明るみになる
100 押しも押されもせぬvs. 押しも押されぬ
101 古式ゆかしくvs. 古式豊かに
102 名誉挽回vs. 汚名挽回
103 一瞬の夢vs. 一炊の夢vs. 一睡の夢
104 一瞬先は闇vs. 一寸先は闇
105 胸三寸vs. 胸先三寸
106 言葉を濁すvs. 口を濁す
107 侃々諤々vs. 喧々囂々vs. 喧々諤々vs. 侃々囂々
108 寸暇を惜しんで働くvs. 寸暇を惜しまないで働く
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1486031711&owner_id=5019671
mixi日記2010年09月03日から
なんでいまさら、という疑問はごもっとも。当方もフツーの書店で探す気になれず、ついでのときに立ち寄ったブックオフで購入した。定価800円が550円じゃお得感ゼロorz。書店で新刊を買うほうがいい。ただ最近は、こういう少し前の本を書店で入手するのがむずかしい。
このテの言葉の雑学本ってみんな似たりよったりで、読んでも「またですか」って観が強い。個々の項目も常識的なことしか書いてないでの、ほとんど新しい情報がない。本書もかなり話題になったが、とくに食指は動かなかった。
実際に手にしてみて、考えを改めた。これは悪くない。欄外コラムの「使うのはどっち?」は不十分な記述が目立つが、本文のほうはそれぞれのテーマにそこそこページを割いていて読みごたえがある。まあ、体裁面には不満も感じる。なんでこんなにスカスカなんだ? ところどころにあるマンガもじゃま。なんの意味もない捨てカットと違い、マンガ家が苦労して描いているのはわかるが、このテの本だとムダに感じる。
具体的な内容を見ていこうか。すでに日記に引用した。
272)【「ご○○する」「お○○する」【仮】日本語】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1549552703&owner_id=5019671
274)【お茶/おビール/お刺身……etc.】日本語
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1551125802&owner_id=5019671
『明鏡国語辞典』と同じく北原保雄が編者。ほかの4人の書き手も全員『明鏡国語辞典』の編集委員。
当然文章の内容は『明鏡国語辞典』をベースにしていると思われる。ところが不思議なことに、『明鏡国語辞典』にはこう書いてある、といった記述はあまり出てこない。当然の事実として踏まえているのか、辞書の記述なんか役に立たないと考えているのか(←オイ!)……そのあたりは判断できない。
本書は、高校の国語教師からの質問への回答が元になっているらしい。
そうなると、思い出すのは「○○の日本語相談」。
260)【◯◯の日本語相談】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1536187165&owner_id=5019671
両者を読み比べると、「○○の日本語相談」のほうが圧倒的に文章がいい。そりゃ書き手が超一流だから当然か。しかし、扱っているテーマは『問題な日本語』のほうが身近で、どこかで見たことがあるも問題ばかり。それに比べて前者のテーマは多岐にわたり、意表をつかれることも多い。前者は教養書で、後者が実用書って気がする。
何年かに一度くらいのペースで「日本語ブーム」とか言われる。最近も第何次かのブームかもしれない。ネットの急速な普及などに伴い諸説・新説・珍説・ホニャ説・ララ説が飛びかっている。実際のところは、そんなに多くない問題をよってたかってグチャグチャにして拡散させているのでは……と思わなくはない。
ちょっと細かいことをメモしておく。
読んでてかなり気になったこと。編集委員の方々が「違和感を感じる」と書いている。
「どの部分に違和感を感じられるのか」(p.12/北原保雄)
「違和感を感じる人が多い」(p.14/北原保雄)
「違和感を感じる人も」(p.46/矢澤真人)
「違和感を感じるのか」(p.130/砂川有里子)
「不快感を感じる」(p.130/砂川有里子)
『明鏡国語辞典』で認めているなどの理由があって、あえて使っているのならそれもひとつの考え方。その場合は、「違和感を感じる」の項目を立てて解説するべきだろう。とくに意図もなくこういう言葉を使っているとしたら無神経すぎる。
162【重言の話5──「まず第1に」「違和感を感じる」】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1454999593&owner_id=5019671
ほかにも細かい話を書きはじめるととんでもないことになるので、その話は気持ちに余裕があるときに改めて。
下記に目次だけ転載しておく。
本文(数字は掲載ページ)
12 おビールをお持ちしました
17 全然いい
22 私って…じゃないですか
26 コーヒーのほうをお持ちしました
30 こちら~になります
35 よろしかったでしょうか
39 っていうか
44 なので
47 理由は特にないです
52 知らなさそうだ
56 いただいてください
60 ふいんき/ふんいき
64 真っ茶
68 やむおえない
71 わたし的にはOKです
76 すごいおいしい
80 お連絡/ご連絡
87 メイル/メール
90 こんにちわ/こんにちは
94 台風が上陸する可能性があります
98 おざなり/なおざり
102 二個上の先輩
106 昔、その公園で遊んだときがある
111 とんでもありません
114 猫に餌をあげる
119 お連れ様がお待ちになっております
123 なにげに
128 きもい・きしょい・うざい
134 これってどうよ
139 いう/ゆう
144 違かった・違くて
147 みたいな
151 耳ざわりのよい音楽
155 事/こと
160 話し/話
欄外コラム ■使うのはどっち?(数字は通しナンバー)
1 一所懸命vs.一生懸命
2 病、膏肓(こうこうvs. こうもう)に入る
3 独擅場(どくせんじょう)vs. 独壇場(どくだんじょう)
4 脱北(だつほくvs. だっぽく)
5 客観(きゃくかんvs. きゃっかん)
6 三角形(さんかくけいvs. さんかっけい)
7 味わうvs. 味あう
8 稲妻(いなずまvs. いなづま)
9 とおりvs. とうり
10 ぞうっとしたvs. ぞおっとした
11 巌流島の決闘vs. 巌流島の決斗
12 関vs. 關、与vs. 與
13 斎vs. 斉
14 餘は満足じゃvs. 世は満足じゃ
15 貼付(ちょうふvs. てんぷ)
16 依存(いそんvs. いぞん)
17 包帯vs. 繃帯
18 一獲千金vs. 一攫千金
19 祈念vs. 記念
20 ネクタイを絞めるvs. ネクタイを締める
21 一升瓶を空けるvs. 一升瓶を開ける
22 起こるvs. 興る
23 フロッピーvs. フロッピィ
24 お待ちどおさまvs. お待ちどうさま
25 カツオをズケにするvs. カツオをヅケにする
26 おとっつぁん?
27 融通(ゆうづうvs. ゆうずう)
28 石塚(いしづかvs. いしずか)
29 愛想ずかし・心ずくし・腕ずく・黒ずくめ?
30 癒すvs. 癒やす、癒しvs. 癒やし
31 証vs. 証し
32 年令は六才vs. 年齢は六歳
33 新人賞を受賞して晴れの受賞式に臨む?
34 人工受精vs. 人工授精
35 崖っ淵vs. 崖っ縁
36 難破船vs. 難波船
37 逆転の満塁ホームランvs. 逆点の満塁ホームラン
38 掛けがえvs. 欠けがえ
39 訣別vs. 決別vs. 袂別
40 シリコンvs. シリコーン
41 テトラポットvs. テトラポッド
42 ホームステイvs. ホームステーvs. ホームスティ
43 二〇世紀(ニジッセキvs. ニジュセイキ)
44 布団を敷くvs. 布団を引く
45 鍋に油を敷くvs. 鍋に油を引く
46 市場開放vs. 市場解放
47 定価改定vs. 定価改訂
48 十分vs. 充分
49 仏道の修行vs. 仏道の修業
50 学問の修行vs. 学問の修業
51 「~を」と言えるのは他動詞?
52 受身ができる動詞は他動詞?
53 クマが人を襲ったvs. 人がクマに襲われた
54 信じざるをえないvs. 信ぜざるをえない
55 愛しないvs. 愛さない
56 蹴り上げるvs. 蹴上げる、蹴り飛ばすvs. 蹴飛ばす
57 罰せられるvs. 罰される
58 いかに愛すべきかvs. 愛するべきか
59 察せられるvs. 察しられる
60 蹴れる・しゃべれる・すべれる?
61 見れれる・来れれる・出れれる・食べれれる?
62 読ませていただきますvs. 読まさせていただきます
63 降りさせてくださいvs. 降ろしてくださいvs. 降ろさせてください
64 会社に行くvs. 会社へ行く
65 ミステリーが好きvs. ミステリーを好き
66 酒が飲めないvs. 酒を飲めない
67 水が飲みたいvs. 水を飲みたい
68 彼は私の気持ちがわかってくれないvs. 彼は私の気持ちをわかってくれない
69 ノーベル文学賞を与えられたvs. ノーベル文学賞が与えられた
70 先生にお会いしましたvs. 先生とお会いしました
71 あの子は父親に似ているvs. あの子は父親と似ている
72 山に登ったvs. 山を登った
73 玄関から入るvs. 玄関を入る
74 机の上に置くvs. 机の上へ置く
75 被害者を取材するvs. 被害者に取材する
76 老骨に鞭打つvs. 老骨を鞭打つ
77 ~に感謝するvs. ~を感謝する
78 情けない・かたじけない・つまらない…形容詞はどれ?
79 読まなさすぎるvs. 読まなすぎる
80 気持ちよさそうvs. 気持ちよそう、カッコよさすぎるvs. カッコよすぎる
81 頼りなそうだvs. 頼りなさそうだ
82 危なそうだvs. 危なさそうだ
83 せつなそうvs. せつなさそう、ぎこちなすぎるvs. ぎこちなさすぎる
84 所在なげvs. 所在なさげ
85 つまらなげだvs. つまらなそうだ、落ち着かなげだvs. 落ち着かなそうだ
86 湯がわくvs. 水がわく
87 朝が明けるvs. 夜が明ける、新年が明けるvs. 旧年が明ける
88 一石を投じるvs. 波紋を投じる
89 犯罪を犯す
90 お茶を淹れるvs. お茶を入れる
91 私は幹事ですvs. 私が幹事ですvs. 幹事は私です
92 おっしゃられるvs. いらっしゃられる?
93 召し上がられる?
94 お見えになられる・おいでになられる
95 申される?
96 おられる?
97 お求めやすい値段?
98 合いの手を打つvs. 合いの手を入れる
99 明るみに出るvs. 明るみになる
100 押しも押されもせぬvs. 押しも押されぬ
101 古式ゆかしくvs. 古式豊かに
102 名誉挽回vs. 汚名挽回
103 一瞬の夢vs. 一炊の夢vs. 一睡の夢
104 一瞬先は闇vs. 一寸先は闇
105 胸三寸vs. 胸先三寸
106 言葉を濁すvs. 口を濁す
107 侃々諤々vs. 喧々囂々vs. 喧々諤々vs. 侃々囂々
108 寸暇を惜しんで働くvs. 寸暇を惜しまないで働く
スポンサーサイト