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このクールのドラマから09-01~03-7

●28日
「キイナ 不可能犯罪捜査官」の第2回目(それは重言だって)。
 まじめに視聴している人が多いんだから、あんまりくだらないインネンをつけてはいけないとは思う。でもあまりにも無理を感じる。このままいくとトンデモドラマになるよ。
 どうやら、実際に起きた事件をもとにつくった番組(主演の菅野美穂も出ていたはず)をネタ元に、オリジナルのストーリーを作っているらしい。
 いちばんおかしかったのは、兄を事故で失った妹の描写。自分のせいで兄が死んだ、という自責の念があったため、怪奇現象が起きたとき、兄の幽霊だと思い込んだ……ここまではあるとしよう。余談だけど、妹役の川島海荷って、今回も包帯姿。『ブラッディ・マンディ』では腎臓病だったし、『コールド・ブルー』では腕を切断されてなかった? 
 トランス(?)状態になった妹が、いきなり野太い声になったのはなぜ?
 ありえないでしょ。
 イタコとか呼ばれる方々の特殊能力を否定する気はない。憑依なんてありえない、と否定する気もない。
 ただ、イタコに対する最大のタブーは、遠い過去の人や外国人の召還(「召還」と「召喚」って意味が全然違うんだって。よくわからない)を求めること、と聞いたことがある。だって、憑依された人は現代の日本語しか話せないんだもん。もし、昔の言葉遣いや外国語を完璧にこなせたらスゴいんだけどね。
 で、本題に戻ると、なぜ妹は野太い声に。だって憑依したとしても、むずかしいんだよ。本人の思い込みだけで声まではかわんないでしょ。しかも死亡時の兄は何歳よ。あんなに野太い声じゃないでしょうに。
 ほかにもおかしい点はいくつかあった。こういう見方を始めると、イヤな性格全開になってしまいそう。

・共振現象のなぞ
 そういう現象自体はあるらしい。以前『ガリレオ』でもやっていたと思う。ただ、あんなに激しくはならないでしょう。

・主人公のキイナの記憶力
 とんでもない記憶力の持ち主って設定はアリとしよう。あの超人的な速読術もアリとしよう。ただ、パッと見たカップの水玉模様の数が88個ってどうしてわかるの? 目にした映像を焼き込めるとても、水玉の数を確認するには、周囲全体を見る必要があると思うけど。
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