マンガ93/よしながふみ版『大奥』の話
下記の仲間。
【マンガ関連なんでもかんでも】 お品書き
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-765.html
どさくさまぎれのPR。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-242.html
mixi日記2010年10月23日から
すっかり忘れていた。
以前に、『大奥』の話をマイミクの日記に書いた。映画が始まったら回収して日記にしようと思っていたorz。
6月はじめのことだもんな。そんな大昔のこと、覚えていたらそのほうがヘンだよ(泣)。
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2010年06月02日 23:21
>って、Black Listじゃなくて、
>Boys Love?
やはりそこから……。よく「Boys Love」を思いつきましたね。ある意味天才かも。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%B5%E3%81%BF
「24年組」は下記。
〈24年組の正当な継承者〉って書いてあるでしょうに。〈継承者〉ですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/24%E5%B9%B4%E7%B5%84
でね。『大奥』に関してはレビューに書く予定だって……。
いいや。下書き(←オイ!)のつもりで書いてしまおう。
当方がよしながふみを知ったのは比較的最近。黄色い本を書くときにウワサに聞いていた『大奥』の細部を知って、BL出身の恐ろしさを知った。ドラマ化された『西洋骨董洋菓子店』の原作マンガを描いていることもこのとき知った。ただ、黄色い本では読者層を考えて正当派の学園ものの『フラワー・オブ・ライフ』を紹介した。
その後、「モーニング」に月一連載されている『きのう何食べた?』は実用マンガとして読んでいる。ほんだしやめんつゆをフツーに使うレシピは、きわめて実用度が高い。
で、『大奥』の何がスゴいって、ひとことで言うと「物語の枠組みがとんでもない」(意味不明)。
史実を踏まえたうえで虚構にねじ曲げる力業がスゴい。「やり手ババア」春日局も怖さとか、「暴れん坊将軍」吉宗の奔放さとか。綱吉親子のエピソードはため息もん(うっかり「鳥肌もん」って書きそうになった)だし、忠臣蔵の話まで出てくる。
とりあえず5巻まで読んで、1巻の密度の濃さに呆れる。どうやら映画化された吉宗(柴咲コウ)と水野(二宮和也)の話は、この1巻で終わりのよう。
吉宗は6巻以降に再登場する可能性が高いので、水野が再登場する可能性もなくはない。5巻の最後に少女時代の吉宗が出てくる。器量が悪く男勝りの性格の描き方がみごと。
1巻で、8代吉宗の時代を描き、大奥の歴史を振り返って3代家光の時代に行く……このパターンは昔何かで見た気がする。フジテレビのドラマの『大奥』も似たようなつくりになっている。
1巻の主人公は水野だろう。おそらく映画の主人公は吉宗だろうが、マンガは水野の側で描かれている
部分が多い。2巻以降が「歴史絵巻」と呼ぶにふさわしいスケール感をもっているのに比べ、1巻は大奥の内情や水野の心理描写を詳述している。
スゴいと思うのは、1巻で水野の物語が完結していること。昨今はマンガは密度が高くなる一方で、昔のマンガの数倍のボリュームになっている。『巨人の星』や『あしたのジョー』の巻数の少なさは、現代の感覚ではありえない。『鉄腕アトム』の連載2回分(たしか数十ページ)のエピソードが全8巻の『PLUTO』になったのが象徴的だ。
そういう時代に、単行本1巻で話を完結させた作者の構想力は驚嘆すべきもの。
この奇跡的な一冊を読んで、当方は↑でも名前が出ている清水玲子の『WILD CATS』想起した。
http://www.amazon.co.jp/WILD-CATS%E2%80%95%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88-JETS-COMICS-%E6%B8%85%E6%B0%B4/dp/4592142705/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1275487586&sr=8-1
これは黄色い本で紹介するラインナップに穴があき、急遽ねじ込んだ。たった一冊に数冊分のストーリーを盛り込んだ「奇跡の一冊」と考えている。これと『大奥』の1巻は、マジにオススメです。
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【ネタ元】cinemacafe.net
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2010/10/9322/index.html
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『大奥』16億円突破 二宮和也&大倉忠義が着用の劇中の秘蔵衣裳の展示が決定
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映画『大奥』が10月1日(金)の公開より20日間で興行収入16億円を突破! この大ヒットを受けて主演の二宮和也、共演の大倉忠義が劇中で着用した衣裳が、上映館の丸の内ピカデリーのロビーで展示されることが決まった。
よしながふみの人気漫画を映画化した本作。謎の疫病で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した江戸時代。様々な思いを胸に秘めた美しき男たちが江戸城の男の園・大奥で繰り広げる愛憎まみれた人間ドラマが展開される。人気絶頂の嵐の二宮和也に、同じくジャニーズで関ジャニ∞の大倉忠義、玉木宏、中村蒼といったイケメン俳優たちがキャストに名を連ね、公開前から大きな話題を呼んでいたが、予想通りの大ヒットスタートに続き、その後も快進撃を続け、このほど興行収入16億円を突破した。
客層は、小学生から大学生の層をを中心にしつつも、30代から60代以上まで幅広い世代の女性層。興行成績のみならず、ぴあ満足度1位をはじめユナイテッド・シネマの女性会員シェア数1位など各ランキングでトップに。さらに、嵐による主題歌「Dear Snow」も今月6日(水)に発売後、18日(月)付けオリコンシングルチャート1位と、まさに手がつけられない状態。この大ヒットを受けて、『大奥』の世界を観客に少しでも身近に感じてもらおうと、今回の衣裳展の開催が急遽、決定した。
二宮さん演じる水野祐之進と、大倉さん演じる鶴岡の衣裳を丸の内ピカデリーのロビー内に展示。もちろんこちらは実際に二宮さんと大倉さんが着用したもの。ちなみに、公開に先立って神戸にて「大奥展」が開催されたが、今回の衣裳2点はこのときにも展示されなかった秘蔵の衣裳。どのシーンで2人が着ていた衣裳か映画館でチェックしてみては?
映画『大奥』は全国にて公開中。
『大奥』衣裳展示
場所:丸の内ピカデリー内ロビー
期間:10月23日(土)~11月7日(日) 11:00~19:00
※事情により、期間などが急遽変更となる場合がございます。
『大奥』“美しき男”キャラクター投票
http://blog.cinemacafe.net/live/fes/ohoku/
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『大奥』16億円突破 二宮和也&大倉忠義が着用の劇中の秘蔵衣裳の展示が決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1382594&media_id=25
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すっかり忘れていた。
以前に、『大奥』の話をマイミクの日記に書いた。映画が始まったら回収して日記にしようと思っていたorz。
6月はじめのことだもんな。そんな大昔のこと、覚えていたらそのほうがヘンだよ(泣)。
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2010年06月02日 23:21
>って、Black Listじゃなくて、
>Boys Love?
やはりそこから……。よく「Boys Love」を思いつきましたね。ある意味天才かも。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%B5%E3%81%BF
「24年組」は下記。
〈24年組の正当な継承者〉って書いてあるでしょうに。〈継承者〉ですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/24%E5%B9%B4%E7%B5%84
でね。『大奥』に関してはレビューに書く予定だって……。
いいや。下書き(←オイ!)のつもりで書いてしまおう。
当方がよしながふみを知ったのは比較的最近。黄色い本を書くときにウワサに聞いていた『大奥』の細部を知って、BL出身の恐ろしさを知った。ドラマ化された『西洋骨董洋菓子店』の原作マンガを描いていることもこのとき知った。ただ、黄色い本では読者層を考えて正当派の学園ものの『フラワー・オブ・ライフ』を紹介した。
その後、「モーニング」に月一連載されている『きのう何食べた?』は実用マンガとして読んでいる。ほんだしやめんつゆをフツーに使うレシピは、きわめて実用度が高い。
で、『大奥』の何がスゴいって、ひとことで言うと「物語の枠組みがとんでもない」(意味不明)。
史実を踏まえたうえで虚構にねじ曲げる力業がスゴい。「やり手ババア」春日局も怖さとか、「暴れん坊将軍」吉宗の奔放さとか。綱吉親子のエピソードはため息もん(うっかり「鳥肌もん」って書きそうになった)だし、忠臣蔵の話まで出てくる。
とりあえず5巻まで読んで、1巻の密度の濃さに呆れる。どうやら映画化された吉宗(柴咲コウ)と水野(二宮和也)の話は、この1巻で終わりのよう。
吉宗は6巻以降に再登場する可能性が高いので、水野が再登場する可能性もなくはない。5巻の最後に少女時代の吉宗が出てくる。器量が悪く男勝りの性格の描き方がみごと。
1巻で、8代吉宗の時代を描き、大奥の歴史を振り返って3代家光の時代に行く……このパターンは昔何かで見た気がする。フジテレビのドラマの『大奥』も似たようなつくりになっている。
1巻の主人公は水野だろう。おそらく映画の主人公は吉宗だろうが、マンガは水野の側で描かれている
部分が多い。2巻以降が「歴史絵巻」と呼ぶにふさわしいスケール感をもっているのに比べ、1巻は大奥の内情や水野の心理描写を詳述している。
スゴいと思うのは、1巻で水野の物語が完結していること。昨今はマンガは密度が高くなる一方で、昔のマンガの数倍のボリュームになっている。『巨人の星』や『あしたのジョー』の巻数の少なさは、現代の感覚ではありえない。『鉄腕アトム』の連載2回分(たしか数十ページ)のエピソードが全8巻の『PLUTO』になったのが象徴的だ。
そういう時代に、単行本1巻で話を完結させた作者の構想力は驚嘆すべきもの。
この奇跡的な一冊を読んで、当方は↑でも名前が出ている清水玲子の『WILD CATS』想起した。
http://www.amazon.co.jp/WILD-CATS%E2%80%95%E5%AE%8C%E5%85%A8%E7%89%88-JETS-COMICS-%E6%B8%85%E6%B0%B4/dp/4592142705/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1275487586&sr=8-1
これは黄色い本で紹介するラインナップに穴があき、急遽ねじ込んだ。たった一冊に数冊分のストーリーを盛り込んだ「奇跡の一冊」と考えている。これと『大奥』の1巻は、マジにオススメです。
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【ネタ元】cinemacafe.net
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2010/10/9322/index.html
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『大奥』16億円突破 二宮和也&大倉忠義が着用の劇中の秘蔵衣裳の展示が決定
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映画『大奥』が10月1日(金)の公開より20日間で興行収入16億円を突破! この大ヒットを受けて主演の二宮和也、共演の大倉忠義が劇中で着用した衣裳が、上映館の丸の内ピカデリーのロビーで展示されることが決まった。
よしながふみの人気漫画を映画化した本作。謎の疫病で男性の人口が激減し、男女の役割が逆転した江戸時代。様々な思いを胸に秘めた美しき男たちが江戸城の男の園・大奥で繰り広げる愛憎まみれた人間ドラマが展開される。人気絶頂の嵐の二宮和也に、同じくジャニーズで関ジャニ∞の大倉忠義、玉木宏、中村蒼といったイケメン俳優たちがキャストに名を連ね、公開前から大きな話題を呼んでいたが、予想通りの大ヒットスタートに続き、その後も快進撃を続け、このほど興行収入16億円を突破した。
客層は、小学生から大学生の層をを中心にしつつも、30代から60代以上まで幅広い世代の女性層。興行成績のみならず、ぴあ満足度1位をはじめユナイテッド・シネマの女性会員シェア数1位など各ランキングでトップに。さらに、嵐による主題歌「Dear Snow」も今月6日(水)に発売後、18日(月)付けオリコンシングルチャート1位と、まさに手がつけられない状態。この大ヒットを受けて、『大奥』の世界を観客に少しでも身近に感じてもらおうと、今回の衣裳展の開催が急遽、決定した。
二宮さん演じる水野祐之進と、大倉さん演じる鶴岡の衣裳を丸の内ピカデリーのロビー内に展示。もちろんこちらは実際に二宮さんと大倉さんが着用したもの。ちなみに、公開に先立って神戸にて「大奥展」が開催されたが、今回の衣裳2点はこのときにも展示されなかった秘蔵の衣裳。どのシーンで2人が着ていた衣裳か映画館でチェックしてみては?
映画『大奥』は全国にて公開中。
『大奥』衣裳展示
場所:丸の内ピカデリー内ロビー
期間:10月23日(土)~11月7日(日) 11:00~19:00
※事情により、期間などが急遽変更となる場合がございます。
『大奥』“美しき男”キャラクター投票
http://blog.cinemacafe.net/live/fes/ohoku/
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『大奥』16億円突破 二宮和也&大倉忠義が着用の劇中の秘蔵衣裳の展示が決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1382594&media_id=25
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