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「そのようにおっしゃられても困ります」〈2〉毒抜き編 規範文法と記述文法

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【7】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1789673749&owner_id=5019671

mixi日記2011年11月29日から

 下記の毒抜き編です。。
【「そのようにおっしゃられても困ります」日本語 毒入り編】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1798935499&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。
【「そのようにおっしゃられても困ります」】日本語
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=66444513

 何やら不穏な雰囲気になっていた【テーマトピ】だけど、これはご臨終ですかね。
 展開にウンザリ(イヤなもの見たさでちょっとワクワク?)していたのだが……。
 なんでコメント[15][16]に対する長々々とした噛み付きコメントがないんだろう(黒笑)。

 トピ主は半分グレていて、コメント[8]は捨てゼリフに近い。フォローのコメントは入ったけど音沙汰なし。気持ちはよくわかる。
 今度はコメント[17]ですか。これはトドメですかね。
 コメント[17]の趣旨は一応わかる。当方が【毒入り編】で書いたことの一部を専門用語をまじえて詳しく書くとこういうことになるのかもしれない。ただ、この書き方でトピ主がわかるのかな。少なくとも、当方にはレベルが高すぎる。
 しかもこういう書き方をされると、「非難」にしか見えない。まあ、どんな書き方をしても「非難」にとれるような気もするけど。だって元の書き方がホニャララだから。そうなると「よってたかって」に近くなる。それは避けたいから、当方は機種依存文字の話もあそこでやめておいたの。

「規範文法」と「記述文法」の話って、どこまで一般的なんだろう。「文法って言ったら文法だろうが」って言うのは暴言なんだろうな。
「規範文法では×だけど、記述文法では○」とか書かれると、それだけで蕁麻疹が出そうになる。
「文法的には×だけど、一般には許容されている」
「厳密には×だけど、使う人は多い」
 くらいなら、なんとかついていける気がするけど。
 いずれにしても、もっと具体的に書いて説明してもらえないと何がなんだか。

「規範 記述 文法」でネット検索すると、ウンザリするような量がヒットする。その書き方もウンザリするものが多い。なんとなく理解しているつもりの当方も、読めば読むほどわからなくなる。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%A6%8F%E7%AF%84%E3%80%80%E8%A8%98%E8%BF%B0%E3%80%80%E6%96%87%E6%B3%95&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=

 比較的わかりやすいのは、下記あたりだろうか。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1122898861

 ただ、そういう考え方ではとらえきれないものもある気がする。
 たとえば、「い形容詞終止形」+「です」。
「うれしいです」「悔しいです」の類いで、「うれしかったです」「悔しかったです」も同類だろう。
 元々は×だったはず。もう少し詳しく言うと、「記述文法」では○だったけど「規範文法」では×だった(はず)。
 ところが昭和27年に文化庁が認めたせいもあって長らく許容されていたもんで、いまでは辞書も認めてしまったようだ。こうなると、「規範文法」的にも○なんだろう。
 そうなると、「形容詞+です」を×にする理由は何もない(笑)。
 実際の使われ方を見ると……。

1)一般人はけっこう使っている
2)日本語教師用の教科書は認めている
3)頭が固い(「語感が鋭い」とも言う)人は使わない
4)新聞は、カギカッコの中(≒話し言葉?)に限って認めているようだ

 日本語ネイティブ向けの教科書がどうしているのかはわからない。たぶん認めているのだろう。×にする理由がないから。どなたか教えてください。
 個人的には、よほどのことがない限り使わない。

「形容詞+です」は誤用とする根拠が希薄になった。
 これと「よく使われるけど誤用とされる」の違いを記述文法ではどうしているのだろう。下記あたりは一般には「よく使われるけど誤用とされる」はず。
「ラ抜き言葉」(これがイチバン微妙で、もはや「誤用」とは言いにくい)
「イ抜き言葉」
「サ入れ言葉」

 結局、またしても本題にはたどりつけなかった(泣)。


 とここまで書いて、似たような話に関して前に書いていた場所を思い出した。下記だ。
【デス・マス体が書きにくいワケ4──デス・マス体のナゾを考えるヒント】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1539218404&owner_id=5019671


「そのようにおっしゃられても困ります」〈3〉

mixi日記2011年11月30日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1800136243&owner_id=5019671

 【毒入り編】は公開制限があるので、改めて質問文を一部加工して転載する。
================================
「そのように『おっしゃられても』困ります」は許容された表現でしょうか?

単に「言う」の尊敬語としては
「おっしゃる(尊敬を表す特別な動詞)」と「言われる(受け身の形)」とが結合した形(I)として不適切だと思いますが、
「言われる(本来の受け身の意味)」の敬語として、「おっしゃられる」(II)は正しい表現といえるのでしょうか?

ウェブ検索では玉石混淆で、
1.(I)は不適切だが、(II)は正しい
2.(I)はもちろん不適切。(II)に関しては、
・・尊敬語とはそもそも「目上の人の動作に対して敬意を表す」ものなので、尊敬語に受身はありえない。したがって、おっしゃられるという受身形は存在しない。
3.(これはまったく同意しかねるのですが)
・・「言う」⇒「言われる」⇒「おっしゃる」⇒「おっしゃられる」の順に敬意が高くなる

など、とありました。
私の個人的な意見としましては、日常的によく耳にする言葉ではありますが、やはり二重敬語の語感があり、2.を支持したいのですが、実際のところはどのように規定されているのでしょうか。
================================


 【毒入り編】にいただいた下記のコメントへの返信が長くなるので、日記の形にする。そういうことをするから、敬体と常体が混在して気持ち悪い(笑)。
================================
燃える闘魂
2011年11月27日 10:26
なんだか関連(参照)トピが多くてややこしいので後回しにしていましたが、ようやく状況を(うっすらと)理解しました。

私も、一番強く思ったことは、

> この質問文で趣旨が理解できたらスゴいよな。「許容された表現」と「正しい表現」は相当違うと思う。「言われる(受け身の形)」と「言われる(本来の受け身の意味)」って何が違うの? 
>  何よりヘンなのは、冒頭近くの長~い一文の下記の部分。

このへんで、引用部分とか元のトピを読んでいて、最初は自分の理解力が足りないのかと少々不安になり、何度も読み返してもよくわからないので諦めてコメントを読み進み、そして tobirisu さんのこの日記本文の続きを読み、「やっぱりわからないよなぁ」と、ようやく安心しました。

それはそれとして、私は「受身の尊敬語は無い」については、言っていることとその理屈は理解しますけれど、どうなのかなあ、と感じます。
「言われる」という行為の中の相手の「言う」部分を分離しても意味が無い、という類のコメントがありましたがそのへん。
「たしかにそういう側面はあるけれども、いつでもどこでも例外なく必ず、そして論理必然的にそういうことになるかと言えば、ちょっと違う(場合もある)んじゃない?」と感じます。

たとえば、「内容証明郵便を送りつけられた」ケースなどで、こっちがむしろ被害者なのにフザケンなよ! と、多少はモノのわかっていそうな相手の保護者とか上司に「お宅のヒトがこうなんですけど、勘弁してくださいよ!」と言いたい。で、相手の身内なので、少なくとも最初は(皮肉も込めて)相手の「送る」行為には尊敬語を使いたい、とか。
勿論、「貴殿のところの○○さんがお送りくださった書類」など、「他の言い方(受身を使わない)」はいくらでもあるだろうけれど、「送りつけられたんだけどさあ」を丁寧に言いたいときは、どう言うんだろう? など。
だから私も「受身を尊敬語混じりにしようとするのではなく、別の言い換えのほうが適切」だとは思いますが、そのことと「受身の尊敬語は無い」とは別の話だと思われ(と、純風に)。
「ある」とは思っても言ってもいませんが、「本当に無いの?」という感じです。

「叱られた」を「お叱りを受けた」と言い換えるのは「受身の尊敬語」とかそれに近いものではないのだろうか?
「メンバーから外された」は、通常は「外した」行為者をあまり(意識の中で)問題にせず、「外された」自分に焦点があるから敬語にする必要が無い。でも、それをした「監督」に注目する場合には「監督はなぜ、私を外したのですか?」では失礼になると思えば「外されたのですか」と(これは受身ではなくて尊敬語として)言うだろう。
でも、「外されられた」は流石におかしい。「お外しにならられた(なられた、ではない)」も絶対にヘン。

たしかに「殴られた」「(ケンカを)売られた」「噛まれた」などは、そもそも意味から言って相手に尊敬語を使わないだろう。
でも、「いたわられた」「ねぎらわれた」などの場合に、そうしてくれた相手が目上のときは、どう言ったらよいのでしょうか。

「受身を尊敬語にすると、おかしかったりわかりにくかったりするので、そういう表現をしないほうが、相手の行為として能動態で尊敬語にするような、別の言い方をしたほうがベターな場合が多い」までは完全に同意するけれど、本当に「無い」のだろうか??

すみません、まとまりません。


「二重敬語」については、私も嫌な感じがすることが多いし、「そりゃ過剰だろ」とも思いますけれど、いつも必ず間違いとは言えないし、これは正誤の問題ではなくて適正と感ずるかどうかの程度の問題なのではないか、そしてそのグレイな境界線は、個人差もあるし、慣例的にどのへんまでが多くの人に許容されるかは、使用頻度などから時代によって変化する、ということなのではないかと思います。

================================

燃える闘魂
2011年11月27日 10:28
それから、そもそものご質問について言えば、「日本語として正しいかどうかは微妙だが、その場合にそう言いたいときには、それしか方法がない(それが消極的ではあるけれどベストアンサー)なんじゃないの?」と感じます。
「まったく別の角度、切り口から別の言い方をする」を除けば。
================================


 なんと言うか、むずかしくてなんとも……。
 元々敬語が苦手なうえに、そもそもの質問の趣旨が理解できていないところがあるので、腰が引けている……。
 こんな妙な問題を思いつくのは、ある意味すごい発想力だと思います。

 下記に書いたコメントから。当方の感覚では、これが基本線です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1791606657&owner_id=5019671
================================
文脈しだいって気もしますが、基本的には「おっしゃられる」は×に近い△だと思います。
================================

>「貴殿のところの○○さんがお送りくださった書類」
 これは授受関係ですよね。敬語を外した形だと「送ってくれた」になります。
 これを受け身にすると、「送ってくれられた」(笑)ではなく「送ってもらった」でしょう。
 そう考えると「ご送付くださった」ではなく「ご送付いただいた」が正解、という話をどこかで読んだ記憶があります。
 個人的な感覚だと「送ってくれた」がアリなんだから「ご送付くださった」もアリって気がします。
 ただ、「送りつけられたんだけどさあ」だと、いわゆる「迷惑の受け身」になりそうなので、尊敬語とどう組み合わせるのかナゾです。当方が古くからギャグにしている「ぶち殺してさしあげる」に近づく印象があります。

 さて、本題の「おっしゃられる」に関して。
 大前提として【毒入り編】に書いた形で考えるべきでしょう。いまさら指摘しても「揚げ足取り」に見えるんだろうな。誰も指摘しないってことは、当方が間違っているのだろうか?
================================
 何よりヘンなのは、冒頭近くの長~い一文の下記の部分。

>「おっしゃる(尊敬を表す特別な動詞)」と「言われる(受け身の形)」とが結合した形(I)

「言われる(受け身の形)」じゃなくて〈尊敬を表わす助動詞「れる」〉じゃないのかな。そうでなきゃ(II)との区別がつかないし、二重敬語にもならない。
================================

 文法的に×にする理由はない気もしますが、これを使う状況が想定しにくい。
 先生が私に「おっしゃった」とします。
 つまり私が先生に「おっしゃられた」……×ではないでしょうが、かなり疑問です。
 これが「言う」&「言われる(受け身)」だとアリでしょう。
「そのように言われても困るよ」なら、自然に感じられます。これは敬語を使わない間柄だから成り立つのでしょう。
 そうなると、通り道は違っても、「尊敬語には受け身はない」が結論かもしれません。

「そのようにおっしゃられても困ります」
 は「そのようにおっしゃっても困ります」で同じ意味になると思います。
 「も」を「は」にすると、もっと自然かもしれません。

 これが第三者に言う(「グチる」ような状況)場合だとちょっとかわります。
1)先生に無理をおっしゃられて困った
2)先生に無理を言われて困った

 受け身でない形にします。
1)’先生が無理をおっしゃるんで困った
2)’先生が無理を言うんで困った

 1)より1)’のほうがはるかに自然に感じられます。理由はわかりません。日本語はそういうもんだ、としか……。
 2)と2)’の自然さは同じくらいでしょうか。

「おっしゃる」を受け身にすると不自然になるもうひとつの理由は、二重敬語に見えるから……そのとおりとは思いながら、これがまた微妙。
 二重敬語の是非に関してホントのところはよくわかりませんが、一般には×でしょうね。とりあえずパス。
 教えてもらいたくて下記で質問したのですが、なぜか当事者のコメントが途中で終わっています。途中まではあんなに元気があったのに……。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43858453&comm_id=365263

 とりあえず、文化庁が【習慣として定着している二重敬語の例】としてあげているなかに「おっしゃられる」がないことはたしかです。「例」ですからなんとも言えませんが。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1798665663&owner_id=5019671
================================
【習慣として定着している二重敬語の例】
 ・(尊敬語)お召し上がりになる,お見えになる
 ・(謙譲語I)お伺いする,お伺いいたす,お伺い申し上げる
================================
 定着している例はいずれも「不規則敬語」(仮称)なので、同じく不規則敬語の「おっしゃる」に「れる」をつけた「おっしゃられる」も「習慣として定着している」のかもしれません。こんな中途半端なことを発表した文化庁がホニャララなんでしょう。
 せめて、Wikipedia(末尾)があげている不規則敬語くらいはひと通り検証してほしかった。


 敬語を扱ったサイトなどでは、「おっしゃられる」は二重敬語の例として真っ先に取り上げられる印象があります。
 もうひとつ言えそうなのは、【習慣として定着している二重敬語の例】を見ても、受け身にはなりにくい印象があることです。やはり、「尊敬語には受け身はない」が結論かもしれません。不規則敬語の場合は、謙譲語にも受け身がない気がします。これが不規則ではない尊敬語や謙譲語だとどうなるのかを含め、詳しいことは未確認です。

>「まったく別の角度、切り口から別の言い方をする」
 そっちが正解でしょう。それを除いて無理に受け身にする意味がわかりませんし、必要性も感じません。


【アップ直前の追記】
 コメント[18]はグッドジョッブだと思う。
 たしかにこの書き方ならアリって気がする。
================================
そんなに早く召し上がられたら
料理が間に合わなくなります。
もう少しゆっくり召し上がってください、あなた。


そう矢継ぎ早におっしゃられても
覚えられません。
もう少しゆっくりおっしゃってください、あなた。


こんなに早くからおいでになられても
まだ用意が十分にできておりませんわ。
お客様を角の喫茶店にお連れして
あなたお相手なさっててくださいまし。

…奥ゆかしく、ういういしい、新妻(にいづま)口調で
上の台詞を言ってみて。
================================

 あげられた表現は3つ。
1)召し上がられる
2)おっしゃられる
3)おいでになられる
 
 3つとも、受け身ではなく二重敬語じゃないかな。と言うより、二重敬語(クドいようだが、是非についてはパス)の定番で、3つとも文化庁も許容していない。ただし、「お召し上がりになる」だと、なぜか【習慣として定着している二重敬語の例】になる。なんでそんなことになるのかは文化庁に訊いてください。


■不規則動詞一覧(Wikipediaから)表組形式
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E

不規則動詞一覧 [編集]
「お~になる」「~れる・られる」(尊敬語)、「お~する」(謙譲語)、「~ます」(丁寧語)のようにいろいろな語に適用できる一般的な語形(一般形)ではなく、特定の語形(特定形。補充形とも言える)が用いられる動詞とその特定形の一覧を示す。ただし特定形に限定されず一般形を使える場合も多いことから、「三省堂 Web Dictionary」の一覧表において一般形が挙げられず特定形のみ示されているケースを太字で示す[6][5]。
(注)空欄は一般形のみ存在するケース。「-」は一般形も存在しないケース[† 1]。

不規則1(2011-11-30 11.35.00)

不規則2(2011-11-30 11.35.23)

1.^ 表中の「-」は、特定形が無く「お~する」の一般形も作れないケース(<向かう先>に人物が想定できない動詞、あるいは<向かう先>に人物があっても慣習上使われなくなった場合)。
2.^ あまり使われない女性語
3.^ 旧来の規範では謙譲語とされていたが「謙譲語から美化語に向かう意味的な変化」が定着しつつあり、文化審議会答申「敬語の指針」において敬語意識の多様性に留意すべき一例とされた。
4.^ 「敬語の指針」では「行かれる」で相手に対する敬語の程度が十分な地域もあれば不十分になりかねない地域(例:東京圏)もあることを例示し、敬語には地域差があることを指摘した(参照:敬語#方言における敬語表現)。「お行きになる」は統語的に間違いではないが慣習上あまり使われない。
5.^ 「おる」と「おられる」の用法は地域差が大きい。「おる」は元々西日本的な表現であり、「おられる」も西日本で多用される。「いる」を常用する東日本では「おる」は謙譲語であるとの意識が強く、「おられる」に抵抗を持つ者もいる。また京阪地域では「おる」は軽い軽蔑語・謙譲語に用いられ本来尊敬語には用いられないが、共通語の影響から現在では「おられる」が多用されている(参照:おられる - ウィクショナリー日本語版[1])。「いられる」は統語的に間違いではないが、共通語では慣習上ほとんど使われない。
6.^ 主に書き言葉として使用
7.^ あまり使われない
8.^ 主に書き言葉として使用
9.^ 日本国語大辞典(小学館)は「尊敬表現や謙譲表現を用いるべき人に対しても、単に「なくなる」ということもできる。」としている。
10.^ 「ご存じだ」は「知っている」の尊敬語(参照:「敬語の指針」(文化審議会答申 平成19年2月2日))。
11.^ あまり使われない
12.^ 日常会話ではあまり使われない。
13.^ a b 主に書き言葉として使用
14.^ 例外として名前等の文字の読み方を尋ねる場合などは「拝読する」ではなく「お読みする」を使う。




『敬語再入門』P.226〜
「1)主な動詞の尊敬語形・謙譲語形」

特定形





【20120626追記】
【読書感想文/『敬語』(菊地康人/講談社学術文庫/1997年2月10日第1刷発行)──予想していたことではあるが……。】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2415.html
================================引用開始
【引用部】
が、受身表現はしばしば迷惑を受けたという趣をもちやすく、ある人物を尊敬語で高めながら、その同じ人物によって迷惑をこうむったという言い方をするのは、やはり、そもそもなじまない感がある。「困った」ということを意図的に強調する場合や、ふざけて、あるいは皮肉で言うような場合はともかく、一般的には避けたほうがいいだろう。(P.175)
 この前にあるのは「ナル敬語+受身」の話。「お/ご~~になられる」の形は理屈の上ではなくはない。と書いたあとに続く部分。尊敬語を受身にすることへの異和感は、このあたりにもあるのかもしれない。
================================引用終了

 トピのコメントを回収しておく。
http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=177&community_id=519758&bbs_id=3750089
================引用開始
2013年09月20日

  o( ̄ー ̄;)ゞううむ 。
 Wikipediaの「不規則動詞一覧」によると、「ある」の謙譲語が「ございます」になっています。それはないと思うのですが……。
 文責は誰?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E
================引用終了


■不規則動詞一覧(Wikipediaから)テキスト形式
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E8%AA%9E

不規則動詞一覧 [編集]
「お~になる」「~れる・られる」(尊敬語)、「お~する」(謙譲語)、「~ます」(丁寧語)のようにいろいろな語に適用できる一般的な語形(一般形)ではなく、特定の語形(特定形。補充形とも言える)が用いられる動詞とその特定形の一覧を示す。ただし特定形に限定されず一般形を使える場合も多いことから、「三省堂 Web Dictionary」の一覧表において一般形が挙げられず特定形のみ示されているケースを太字で示す[6][5]。
(注)空欄は一般形のみ存在するケース。「-」は一般形も存在しないケース[† 1]。

一般   尊敬語     謙譲語        丁寧語
会う           お目に掛かる    
             お目もじする[† 2]    
与える          差し上げる      上げる[† 3]
やる           上げる    
             献上する    
             献呈する    
             献じる    
             進呈する    
ある    ―      ございます    
言う    おっしゃる  申し上げる      申す
             申す    
行く    いらっしゃる 伺う         参る
      おいでになる 参上する    
      お越しになる 上がる    
      .[† 4]    参る    
いる    いらっしゃる おる         おる
      おいでになる        
      おられる[†5]        
受ける          拝受する[† 6]    
思う    思し召す[†7] 存じる    
買う    お求めになる    -        求める
      求められる        
借りる          拝借する    
聞く (~が)お耳に入る 伺う    
             承る    
             拝聴する    
着る    召す        
      お召しになる        
来る    いらっしゃる 参る    参る
      おいでになる        
      見える        
      お見えになる        
      お越しになる        
くれる   下さる    ―    
      賜わる[† 8]        
死ぬ  お亡くなりになる ―      亡くなる[† 9]
    亡くなられる        
    逝去する        
知らせる         お耳に入れる    
知る  ご存じだ[†10]  存じる    
             存じ上げる    
             承知する    
する    なさる    いたす    いたします
      あそばす[† 11]        
訪ねる          伺う    
尋ねる          参上する    
             上がる    
             お邪魔する    
食べる   召し上がる  頂く     頂く
飲む    上がる    頂戴する    
寝る    お休みになる ―      休む
      休まれる        
見せる          お目に掛ける    
             ご覧に入れる    
見る    ご覧になる  拝見する    
命じる 仰せ付ける[† 12] ―    
もらう          頂く    
             頂戴する    
             賜わる[† 13]    
             拝受する[† 13]    
読む           拝読する[† 14]    

1.^ 表中の「-」は、特定形が無く「お~する」の一般形も作れないケース(<向かう先>に人物が想定できない動詞、あるいは<向かう先>に人物があっても慣習上使われなくなった場合)。
2.^ あまり使われない女性語
3.^ 旧来の規範では謙譲語とされていたが「謙譲語から美化語に向かう意味的な変化」が定着しつつあり、文化審議会答申「敬語の指針」において敬語意識の多様性に留意すべき一例とされた。
4.^ 「敬語の指針」では「行かれる」で相手に対する敬語の程度が十分な地域もあれば不十分になりかねない地域(例:東京圏)もあることを例示し、敬語には地域差があることを指摘した(参照:敬語#方言における敬語表現)。「お行きになる」は統語的に間違いではないが慣習上あまり使われない。
5.^ 「おる」と「おられる」の用法は地域差が大きい。「おる」は元々西日本的な表現であり、「おられる」も西日本で多用される。「いる」を常用する東日本では「おる」は謙譲語であるとの意識が強く、「おられる」に抵抗を持つ者もいる。また京阪地域では「おる」は軽い軽蔑語・謙譲語に用いられ本来尊敬語には用いられないが、共通語の影響から現在では「おられる」が多用されている(参照:おられる - ウィクショナリー日本語版[1])。「いられる」は統語的に間違いではないが、共通語では慣習上ほとんど使われない。
6.^ 主に書き言葉として使用
7.^ あまり使われない
8.^ 主に書き言葉として使用
9.^ 日本国語大辞典(小学館)は「尊敬表現や謙譲表現を用いるべき人に対しても、単に「なくなる」ということもできる。」としている。
10.^ 「ご存じだ」は「知っている」の尊敬語(参照:「敬語の指針」(文化審議会答申 平成19年2月2日))。
11.^ あまり使われない
12.^ 日常会話ではあまり使われない。
13.^ a b 主に書き言葉として使用
14.^ 例外として名前等の文字の読み方を尋ねる場合などは「拝読する」ではなく「お読みする」を使う。
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