間違い探ししてみます──人を呪わば穴二つ?
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1821744441&owner_id=5019671
mixi日記2012年02月25日から
人を呪わば穴二つ?……じゃないな。
人のふり見て我がふり直せ?
自分のことは棚に上げて……これか。(←オイ!)
こういう記事が増えるのは悪いことではないと思うけど、できればもう少し目新しい例をあげてもらえませんかね。ニュース日記を読むと、「こんなの揚げ足取り」というのがあった。こんなの揚げ足取りじゃないと思う。あまりにもおなじみでゴッテゴテに手垢がつきすぎたネタばかりなんだもん。
せっかくだから「揚げ足取り」させてもらおう。
>耳で聞いた表現を、意味や読み方を確認しないまま覚えていませんか?
何を書いているかわかってるのかな?
「正しい読み方」って意味なのかな?
一般的には「耳で聞いた言葉の書き方を確認しない」「目にした言葉の読み方を確認しない」じゃないかな?
「耳以外で聞けるなら聞いてみろ」なんて書くとホントに揚げ足取りになる。
>航海中に遭難したときに寄航できるところで「島」という意味。
「島」の解説に〈「島」という意味〉って、どういうこと?
ついでに書くと「寄航」って初めて見た。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%AF%84%E8%88%AA&stype=0&dtype=0
================================引用開始
き‐こう〔‐カウ〕【寄港/寄航】
[名](スル)
1 目的地まで航海中の船が途中の港に立ち寄ること。
2 (寄航)航空機が、目的地までの航路の途中の空港に立ち寄ること。
================================引用終了
これを見る限りでは、船は「寄航」できないみたい。
しかもね。「航海中に遭難したときに寄航」と「航海中の船が途中の港に立ち寄る」はかなり違う。じゃあどう書くべきかと言うと相当むずかしい(笑)。
「航海中に遭難したときに避難する」くらいかな? ただ、船は「取り付く」ことはないと思う。たとえとして出すなら溺れた人だと思うが、それでもちょっとおかしい。ヘンな解説はしないほうがいいってことかな?
「的を射た」が正しい表現、はそのとおりだけど、そうではないという意見も目にするよ(笑)。
【的を射る/的を得る/正鵠をめぐって】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1364010227&owner_id=5019671
>×微に入り細に入り
>○微に入り細を穿ち(うがち)
なんで断言できるのかな。最近の辞書は違うみたいよ。
550)突然ですが問題です【日本語編62】──微に入り細を穿つ 微に入り細に入り 微に入り細に入る【解答?編】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1761947273&owner_id=5019671
>×耳ざわりのいい
>○耳に心地いい
一般には「耳当たりがいい」だと思う(個人的には使わないけど)。「心地いい」を使うなら「耳」はいらないでしょ。
>×波紋を投げかけた
>○波紋を生じた、波紋が広がった
ここまでいくと「間違い」だろうな。解説中にも「波紋が生じた」が正しいとある。
どうしても「を」を使いたかったら「波紋を生じさせた」なのかな? それでもヘンだよ。
>間違いやすいとされている慣用表現をさらっと使いこなせたら、オフィスでのあなたの評価もグンとアップするはずです
「間違いやすい」? 「間違えやすい」? これは微妙。
グンとアップするかもしれないけど、おすすめはしません。
【第2章5】伝言板7-1 比喩の使い方
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下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
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【ネタ元】
http://allabout.co.jp/gm/gc/291842/
================================引用開始
間違って使ってない? 慣用表現
「歯に衣着せず」「サバを読む」など、普段の会話の中で、何気なく使っている慣用表現。意味をきちんと理解して使えているでしょうか。耳で聞いた表現を、意味や読み方を確認しないまま覚えていませんか? よく使いながらも、ちょっと自信がないという表現があれば、これを機に確認してみてくださいね。
■間違いだと気づかずに使っていませんか?
「音は、似ているけど意味が違う」「似た言葉と混同している」など、間違いに気づかないまま使っている慣用表現は、結構あります。
×取りつく暇もない
○取りつく島もない
「話しかけても、ちゃんと答えてくれる余裕がないほど忙しい」という状態を「取りつく暇もない」と覚えている人、いませんか? 正しくは「取りつく島もない」です。航海中に遭難したときに寄航できるところで「島」という意味。「島」は、頼りや助けになるもの。つまり「頼りになるようなところがなく、どうしようもない」という意味。
×大目玉をいただく
○大目玉を食う
上司に叱られたのだし、「食う」なんて、下品な言葉を使うなんてと「大目玉を食う」を「いただく」と丁寧語に変えてはだめ。「大目玉を食う」という決まった言い方なのです。
×あたりさわらずの意見
○あたりさわりのない意見
聞いたことがあるような、ないような表現ですが、これは「あたりさわりのない」と「あたらずさわらず」の二つの言葉が、混同されていると思われます。両方「物事の核心にふれず、ほかの人やものへの影響が少ない」という意味なので、似ているのですが、言葉としては別のものですから注意しましょう。
×的を得た発言
○的を射た発言
「得る」と「射る」は、音が似ているのでよく間違う表現ですが、「的」は「射る」もの。「的を射た」が正しい表現です。「得た」を使って「当を得た発言」とすれば、同じ意味でこれも正しい表現です。
×間髪(かんぱつ)入れずに
○間髪(かん、はつ)を入れずに
「カンパツ入れずに答えた」などという風に使う人が多いと思います。「すぐに、とっさに」という意味はあっているのですが、読み方が違います。「間髪を入れず」は、もともと間に髪の毛1本も入る隙間もないほど、(事態が)非常に切迫していてゆとりがない状態という意味。「かん、はつをいれず」が正しい読み方。
×いやがおうにも、期待が高まる
○いやがうえにも、期待が高まる
「いやがおうにも」を漢字で書くと「否が応にも」。意味は「なにがなんでも、有無を言わせず」。「いやがうえにも」は、「弥が上にも」で、「さらにますます、その上に」という意味。さらに期待が高まるという意味では、「いやがうえにも、期待が高まる」が正しいです。
■ 「耳ざわりのいい表現」は、いいの?悪いの?
×照準を当てる
○照準を定める、あわせる
「照準」は、銃の弾丸が的に当たるように、ねらいを定めることが元々の意味なので、照準そのものを標的に当てるという表現は間違い。「照準を定める、あわせる」が正解です。
×汚名挽回
○名誉挽回、汚名返上
これも、名誉挽回と汚名返上の二つの言葉を混同したものでしょうか。「挽回」は、取り戻すという意味ですから、汚名挽回だと、汚名を取り戻すということになります。「失った名誉、汚名を回復する」という意味で使うなら、名誉挽回・汚名返上が正解です。
×微に入り細に入り
○微に入り細を穿ち(うがち)
「とても細かいことについてまで質問された」というようなときに使う表現ですが、「微に入り」と「細に入り」をなんとなくリズムで使ってしまっている人が多いのではないでしょうか。実は「細に入り」が間違いで、「細を穿ち」が正しい表現です。ちなみに「穿つ」というのは、穴を開けること。「微に入り細を穿ち」は、「細かいところにまで及ぶ」という意味です。
×耳ざわりのいい
○耳に心地いい
「耳ざわりのいい言葉」という風に使う人が時々いますが、「耳ざわり」は、漢字で書くと「耳障り」。「聞いていて不快、嫌な感じ」がするという意味ですから、「耳障りがいい」とは、全く矛盾した言葉になります。聞いていて気持ちがいいのは、「耳に心地いい」。
×太鼓判つき
○太鼓判を押す
絶対に確実という意味で、「○○編集長の太鼓判つき!」という表現を雑誌などで時々見かけることがありますが、「折り紙つき」と混同したものと思われます。「太鼓判を押した」「折り紙つき」なら正解です。
×波紋を投げかけた
○波紋を生じた、波紋が広がった
そもそも、静かな水面に物を落としたときに生じるのが波紋。波紋そのものを投げることはできませんから、「波紋を投げかけた」は間違い。何かの発言、行為などによって影響・動揺を与えたことについては、「波紋が生じた」または「波紋が広がった」とするのが正しい表現です。
いかがでしたか? あらためて日本語って難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。無理に慣用句を使う必要はありませんが、間違いやすいとされている慣用表現をさらっと使いこなせたら、オフィスでのあなたの評価もグンとアップするはずです。
【美月 あきこガイド:ビジネスマナー】
================================引用終了
間違って使ってない? 慣用表現
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人を呪わば穴二つ?……じゃないな。
人のふり見て我がふり直せ?
自分のことは棚に上げて……これか。(←オイ!)
こういう記事が増えるのは悪いことではないと思うけど、できればもう少し目新しい例をあげてもらえませんかね。ニュース日記を読むと、「こんなの揚げ足取り」というのがあった。こんなの揚げ足取りじゃないと思う。あまりにもおなじみでゴッテゴテに手垢がつきすぎたネタばかりなんだもん。
せっかくだから「揚げ足取り」させてもらおう。
>耳で聞いた表現を、意味や読み方を確認しないまま覚えていませんか?
何を書いているかわかってるのかな?
「正しい読み方」って意味なのかな?
一般的には「耳で聞いた言葉の書き方を確認しない」「目にした言葉の読み方を確認しない」じゃないかな?
「耳以外で聞けるなら聞いてみろ」なんて書くとホントに揚げ足取りになる。
>航海中に遭難したときに寄航できるところで「島」という意味。
「島」の解説に〈「島」という意味〉って、どういうこと?
ついでに書くと「寄航」って初めて見た。
■Web辞書『大辞泉』から
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================================引用開始
き‐こう〔‐カウ〕【寄港/寄航】
[名](スル)
1 目的地まで航海中の船が途中の港に立ち寄ること。
2 (寄航)航空機が、目的地までの航路の途中の空港に立ち寄ること。
================================引用終了
これを見る限りでは、船は「寄航」できないみたい。
しかもね。「航海中に遭難したときに寄航」と「航海中の船が途中の港に立ち寄る」はかなり違う。じゃあどう書くべきかと言うと相当むずかしい(笑)。
「航海中に遭難したときに避難する」くらいかな? ただ、船は「取り付く」ことはないと思う。たとえとして出すなら溺れた人だと思うが、それでもちょっとおかしい。ヘンな解説はしないほうがいいってことかな?
「的を射た」が正しい表現、はそのとおりだけど、そうではないという意見も目にするよ(笑)。
【的を射る/的を得る/正鵠をめぐって】
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>×微に入り細に入り
>○微に入り細を穿ち(うがち)
なんで断言できるのかな。最近の辞書は違うみたいよ。
550)突然ですが問題です【日本語編62】──微に入り細を穿つ 微に入り細に入り 微に入り細に入る【解答?編】
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>×耳ざわりのいい
>○耳に心地いい
一般には「耳当たりがいい」だと思う(個人的には使わないけど)。「心地いい」を使うなら「耳」はいらないでしょ。
>×波紋を投げかけた
>○波紋を生じた、波紋が広がった
ここまでいくと「間違い」だろうな。解説中にも「波紋が生じた」が正しいとある。
どうしても「を」を使いたかったら「波紋を生じさせた」なのかな? それでもヘンだよ。
>間違いやすいとされている慣用表現をさらっと使いこなせたら、オフィスでのあなたの評価もグンとアップするはずです
「間違いやすい」? 「間違えやすい」? これは微妙。
グンとアップするかもしれないけど、おすすめはしません。
【第2章5】伝言板7-1 比喩の使い方
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=953437560&owner_id=5019671
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
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【ネタ元】
http://allabout.co.jp/gm/gc/291842/
================================引用開始
間違って使ってない? 慣用表現
「歯に衣着せず」「サバを読む」など、普段の会話の中で、何気なく使っている慣用表現。意味をきちんと理解して使えているでしょうか。耳で聞いた表現を、意味や読み方を確認しないまま覚えていませんか? よく使いながらも、ちょっと自信がないという表現があれば、これを機に確認してみてくださいね。
■間違いだと気づかずに使っていませんか?
「音は、似ているけど意味が違う」「似た言葉と混同している」など、間違いに気づかないまま使っている慣用表現は、結構あります。
×取りつく暇もない
○取りつく島もない
「話しかけても、ちゃんと答えてくれる余裕がないほど忙しい」という状態を「取りつく暇もない」と覚えている人、いませんか? 正しくは「取りつく島もない」です。航海中に遭難したときに寄航できるところで「島」という意味。「島」は、頼りや助けになるもの。つまり「頼りになるようなところがなく、どうしようもない」という意味。
×大目玉をいただく
○大目玉を食う
上司に叱られたのだし、「食う」なんて、下品な言葉を使うなんてと「大目玉を食う」を「いただく」と丁寧語に変えてはだめ。「大目玉を食う」という決まった言い方なのです。
×あたりさわらずの意見
○あたりさわりのない意見
聞いたことがあるような、ないような表現ですが、これは「あたりさわりのない」と「あたらずさわらず」の二つの言葉が、混同されていると思われます。両方「物事の核心にふれず、ほかの人やものへの影響が少ない」という意味なので、似ているのですが、言葉としては別のものですから注意しましょう。
×的を得た発言
○的を射た発言
「得る」と「射る」は、音が似ているのでよく間違う表現ですが、「的」は「射る」もの。「的を射た」が正しい表現です。「得た」を使って「当を得た発言」とすれば、同じ意味でこれも正しい表現です。
×間髪(かんぱつ)入れずに
○間髪(かん、はつ)を入れずに
「カンパツ入れずに答えた」などという風に使う人が多いと思います。「すぐに、とっさに」という意味はあっているのですが、読み方が違います。「間髪を入れず」は、もともと間に髪の毛1本も入る隙間もないほど、(事態が)非常に切迫していてゆとりがない状態という意味。「かん、はつをいれず」が正しい読み方。
×いやがおうにも、期待が高まる
○いやがうえにも、期待が高まる
「いやがおうにも」を漢字で書くと「否が応にも」。意味は「なにがなんでも、有無を言わせず」。「いやがうえにも」は、「弥が上にも」で、「さらにますます、その上に」という意味。さらに期待が高まるという意味では、「いやがうえにも、期待が高まる」が正しいです。
■ 「耳ざわりのいい表現」は、いいの?悪いの?
×照準を当てる
○照準を定める、あわせる
「照準」は、銃の弾丸が的に当たるように、ねらいを定めることが元々の意味なので、照準そのものを標的に当てるという表現は間違い。「照準を定める、あわせる」が正解です。
×汚名挽回
○名誉挽回、汚名返上
これも、名誉挽回と汚名返上の二つの言葉を混同したものでしょうか。「挽回」は、取り戻すという意味ですから、汚名挽回だと、汚名を取り戻すということになります。「失った名誉、汚名を回復する」という意味で使うなら、名誉挽回・汚名返上が正解です。
×微に入り細に入り
○微に入り細を穿ち(うがち)
「とても細かいことについてまで質問された」というようなときに使う表現ですが、「微に入り」と「細に入り」をなんとなくリズムで使ってしまっている人が多いのではないでしょうか。実は「細に入り」が間違いで、「細を穿ち」が正しい表現です。ちなみに「穿つ」というのは、穴を開けること。「微に入り細を穿ち」は、「細かいところにまで及ぶ」という意味です。
×耳ざわりのいい
○耳に心地いい
「耳ざわりのいい言葉」という風に使う人が時々いますが、「耳ざわり」は、漢字で書くと「耳障り」。「聞いていて不快、嫌な感じ」がするという意味ですから、「耳障りがいい」とは、全く矛盾した言葉になります。聞いていて気持ちがいいのは、「耳に心地いい」。
×太鼓判つき
○太鼓判を押す
絶対に確実という意味で、「○○編集長の太鼓判つき!」という表現を雑誌などで時々見かけることがありますが、「折り紙つき」と混同したものと思われます。「太鼓判を押した」「折り紙つき」なら正解です。
×波紋を投げかけた
○波紋を生じた、波紋が広がった
そもそも、静かな水面に物を落としたときに生じるのが波紋。波紋そのものを投げることはできませんから、「波紋を投げかけた」は間違い。何かの発言、行為などによって影響・動揺を与えたことについては、「波紋が生じた」または「波紋が広がった」とするのが正しい表現です。
いかがでしたか? あらためて日本語って難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。無理に慣用句を使う必要はありませんが、間違いやすいとされている慣用表現をさらっと使いこなせたら、オフィスでのあなたの評価もグンとアップするはずです。
【美月 あきこガイド:ビジネスマナー】
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間違って使ってない? 慣用表現
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