将棋22/A級順位戦終わる──盛り上がらない(泣)

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385699944&owner_id=5019671

mixi日記2012年03月05日から

 A級順位戦の最終戦は「将棋界の一番長い日」などと呼ばれる。しかし、今年度に限れば様相が違った。最終戦を前に名人挑戦者が決まったせいもあってか、最終戦は淡泊な内容に感じられた。
 それはさておき、今回の名人戦はいろいろな意味で画期的かもしれない。
 森内俊之名人のここまでの今年度の成績は10勝19敗(勝率0.345)。しかも現在10連敗中。歴代の名人でこんなヒドい成績の人はいたのだろうか。一方挑戦者の羽生善治二冠の今年度のここまでの成績は44勝18敗(0.710)。現在14連勝中。タイトル戦の前にあと1局対局が予定されている。ここまで成績に差がある2人のタイトル戦って……。
 それを言いはじめると、昨年のタイトル前の成績も羽生二冠のほうが圧倒的によかったのだが。「名人戦・順位戦の森内名人は別人」なのかもしれない。
 記録面で見ると、羽生善治二冠の全勝はかなり珍しい。長いA級順位戦の歴史でも全勝は3人目だから、どれだけ珍しいかわかる。ちなみに朝日新聞は「史上2人目の9戦全勝」と書いていた。第31期の中原誠十六世名人が8戦全勝だったから、これのほうが正しいといえば正しい。でもさぁ……。これが「全勝優勝」だとおさまりがいいんだけど、「優勝」ではないから「○戦全勝」と書きたくなる。でもさぁ……。
 ちなみに過去のA級全勝者のタイトル戦の成績。
http://www.shogi.or.jp/kisen/junni/index.html
■第31期(↑のサイトでは26期)の中原誠十六世名人
 4勝3敗で大山康晴名人を下し、初挑戦で名人初戴冠。事実上、大山時代が終わる。中原名人は以降V9達成。
■第62期の森内名人
 4勝2敗で羽生名人を下し、名人に復位。2年前に初の名人になったが、1年で失冠していた。今度は4連覇で十八世名人の資格を得る。
 やはり全勝した勢いは半端ではない。今度の羽生二冠はどうなるんだろう。

 今回のA級順位戦はタイトル戦と妙な感じで関係している。
 今年度のタイトル戦と順位戦の成績を見てみる。

■竜王戦
渡辺 明竜王 4-1 丸山忠久九段
A級順位戦は
渡辺 明竜王○  ●丸山忠久九段

■王位戦
広瀬章人王位 3-4 羽生善治二冠
順位戦は対戦なし

■王座戦
羽生善治王座 0-3 渡辺 明竜王
A級順位戦は
羽生善治王座○  ●渡辺 明竜王

■棋王戦(進行中)
久保利明棋王 1-2 郷田真隆九段
A級順位戦は
久保利明棋王○  ●郷田真隆九段

■王将戦(進行中)
久保利明王将 1-3 佐藤康光九段
A級順位戦は
久保利明棋王○  ●佐藤康光九段

■棋聖戦
羽生善治棋聖 3-0 深浦康市九段
順位戦は対戦なし

 久保二冠はこのままだと無冠になる可能性が高い。なにしろ将棋の内容が悪すぎる。とくに後手番の定番戦形だったゴキゲン中飛車で勝てる雰囲気を感じない。NHK杯では、ゴキゲン中飛車を避けて奇策とも映る立石流を使った。
 そうなると、渡辺―丸山をのぞいて順位戦の結果とタイトル戦の結果が逆になる。
 ちなみに羽生二冠に敗れた広瀬章人王位と深浦康市九段はともに順位戦で最終戦を待たずに昇級を決めている。
 逆に久保利明二冠は降級。2勝7敗の2勝はともにタイトル戦の対戦相手、という妙な巡り合わせになっている。
 竜王戦で挑戦者決定戦で対戦した久保利明二冠と丸山忠久九段がともにA級から降級というのも不思議な巡り合わせに思える。


【ネタ元】毎日新聞
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20120303k0000m040120000c.html
================================引用開始
名人戦:A級順位戦 羽生が9戦全勝…史上3人目

 第70期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の最終9回戦の5局が2日、東京・将棋会館で一斉に行われ、すでに森内俊之名人(41)への挑戦を決めていた羽生善治王位(41)が郷田真隆九段(40)に勝って、9戦全勝となった。A級での全勝は第31期の中原誠十六世名人(8勝)、第62期の森内(9勝)に次いで史上3人目。羽生は前期、森内に敗れて名人を失ったが、今期は万全の内容で挑戦を決め、通算8期目を目指す。通算7期目を目指す森内との七番勝負第1局は4月10、11日、東京都文京区の椿山荘で行われる。

 また、久保利明王将(36)と丸山忠久九段(41)の2人がB級1組へ降級となった。来期は深浦康市九段(40)と橋本崇載八段(29)のA級参加がすでに決まっている。【山村英樹】

(左が勝ち)

羽生王位(9勝)95手 郷田九段(4勝5敗)
高橋九段(2勝7敗)95手 谷川九段(5勝4敗)
渡辺竜王(7勝2敗)100手 佐藤九段(4勝5敗)
三浦八段(5勝4敗)79手 屋敷九段(5勝4敗)
丸山九段(2勝7敗)147手 久保王将(2勝7敗)
================================引用終了

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1937050&media_id=2
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