突然ですが問題です【日本語編113】──接続助詞の「ガ、」の働き

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1821744441&owner_id=5019671

mixi日記2012年04月20日から
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1839210244&owner_id=5019671

【問題】
次の1)~6)の「ガ、」の働きはなんでしょう。
 下記のA~Dのなかから選びなさい。
  1) 彼は大いに勉強したガ、落第した
  2) 彼は大いに勉強したガ、合格した
  3) 彼は頭はよいガ、走るのも速い http://blog75.fc2.com/control.php?mode=editentry&no=2373#
  4) しばらく見ていたガ、ふっといなくなった
  5) わかっちゃいるガ、たえられない
  6) とてもじゃないガ、たえられない

A逆接  B順接  C文脈しだいで逆接に順接にも  Dその他

〈参考サイト〉 
【やっぱり曖昧接続の「ガ」が分かりません……。】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1285892422



【解答?例】

 例によって出題ミスっぽい(泣)。詳しくは出題のコメント欄参照。
 想定していた答え。

  1) 彼は大いに勉強したガ、落第した
   →A逆接
  2) 彼は大いに勉強したガ、合格した
   →Dその他(単にヘンな文の可能性あり)
  3) 彼は頭はよいガ、走るのも速い
   →C文脈しだいで逆接に順接にも
  4) しばらく見ていたガ、ふっといなくなった
   →C文脈しだいで逆接に順接にも
  5) わかっちゃいるガ、たえられない
   →A逆接
  6) とてもじゃないガ、たえられない
   →Dその他


【よくわからない解説】
 1)2)は『論文の書き方』で紹介された例。
 同書では1)が逆接で2)が順接と書いてある気がする。しかし実際には2)を順接ととれるか否かは不明。当方には単にヘンな文に見える。
 3)は『「超」文章法』に出てきた例。当方は〈逆接・順接のどちらにもとれる「曖昧のガ、」〉の典型例と考えている。
 4)は『大辞林』にあった例文。これも〈逆接・順接のどちらにもとれる「曖昧のガ、」〉だろう。これを少し前に見つけて【問題】にする気になった。
 6)は以前から気になっていた例。辞書によると「とてもじゃないガ」は「とても」の強調形らしい。そうなると、「とてもたえられない」と同義になる。意味的には順接になるのだろうが、特殊な慣用句と考えるべきだろう。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A8%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84&stype=0&dtype=0
================================引用開始
迚(とて)もじゃないが
「とても1」を強めた言い方。「その値段では―買えない」
================================引用終了

 詳しくは下記をご参照ください。
【「ガ、」の修辞学】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-915.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1364668143&owner_id=5019671
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