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突然ですが問題です【日本語編118】──常用漢字ってさぁ〈若語編〉

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日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
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mixi日記2012年05月20日から


【問題】
【問1】
 次の1)~4)のカタカナの部分を常用漢字のルールに従って漢字にしなさい。
1)目をミハる
2)コマやか(な心配り)
3)(景気の)カゲり
4)おカゲさま

【問2】
 【問1】の答えの漢字のなかで、「これは本来は違うんじゃないか」というものを選び、本来のものと思われる漢字を書きなさい。


【解答?例】
【問1】
1)見張る
2)細やか
3)陰り
4)お陰さま

【問2】
 微妙なものもあるけど、たぶん4つとも違うと思う。

【よくわからない解説】
 一部、きわめて主観的に書きます。(←オイ!)
 辞書はとくに断わりがなければ『大辞泉』です。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%BF%E3%81%AF%E3%82%8B&dtype=0&dname=0na&stype=0&index=17735500&pagenum=1
================================引用開始
み‐は・る【見張る】
[動ラ五(四)]
1 (「瞠る」とも書く)目を大きく開いて見る。「驚いて目を―・る」「目を―・るばかりの美人」
2 注意深く目を配って監視する。「敵の行動を―・る」
================================引用終了
 1の意味は「瞠る」しかないだろう。「瞠目」って言葉もある。「瞠」が使えないならひらがなで「みはる」でいいだろうに。もちろん、目の野郎が何をしでかすかわからないから監視するなら、「目を見張る」で構わない。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%93%E3%81%BE%E3%82%84%E3%81%8B&stype=0&dtype=0
================================引用開始
こま‐やか【細やか/▽濃やか】
(以下略)(←オイ!)
================================引用終了
「細」には「細かい」という意味はあっても、本来は「こまやか」なんて意味はない。「細かい」と「こまやか」は似ているようでかなり違う。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E9%99%B0&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=20819200&pagenum=1
================================引用開始
いん【陰】
[常用漢字] [音]イン(漢) オン(呉) [訓]かげ かげる
〈イン〉
1 光の当たらない所。かげ。「陰影/樹陰・清陰・緑陰」
2 山の北側。「山陰」
3 移りゆく日かげ。時間。「光陰・寸陰」
4 暗い。曇る。「陰雨/夜陰」
5 気分が晴れない。「陰鬱(いんうつ)・陰気」
6 表面に現れない。「陰徳・陰謀」
7 隠し所。性器。「陰萎(いんい)・陰部・陰門/会陰(えいん)」
8 (陽に対して)消極的、受動的な性質。「陰画・陰極・陰性・陰陽/太陰」
〈かげ〉「陰口/木陰(こかげ)・日陰・物陰・山陰」
[難読]陰陽師(おんようじ・おんみょうじ)・陰陽道(おんようどう・おんみょうどう)
================================引用終了

「陰」は「日向」や「陽」の反対語ってイメージだけど、意外に多義かも。でも「翳」が使えないからって「陰り」と書くには違う気がする。ユーミンが怒るぞ(意味不明)。
「蔭」に関しては朝日新聞に関しては「同音の漢字による置き換え」のなかに入っている。とにかくなんでも「蔭」→「陰」ってことらしい。ただ辞書は独自の道を行く(笑)。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%92%E3%81%95%E3%81%BE&stype=1&dtype=0
================================引用開始
おかげ‐さま【▽御×蔭様】
1 (多く「おかげさまで」の形で)他人から受けた助力や親切に対して感謝の意をこめていう語。「―で息子も卒業できました」
2 「おかげ1」をさらに敬っていう語。「すべて神様の―と感謝する」
================================引用終了
 辞書は「お陰さま」を認めていないようだ。『大辞林』も同様。ここまでキッパリ拒絶しているってことは、「お陰さま」は相当異様なんだろう。
 個人的にはこんな言葉使わないからなぁ。「(自らの)不断の努力の甲斐あって」とか書く。(←オイ!)
 ところで、なんで誰も「若語」に食いついてくれないんだろう。いえその「熟語」の反対語として思いつきで使ってみただけなんだけど。
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