擬態語 擬音語 擬声語 擬情語 擬容語の品詞
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【8】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1821744441&owner_id=5019671
mixi日記2012年06月23日から
テーマサイトは下記。
【擬音語、擬態語について】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1389422028
当方のコメントを回収しておく。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
オノマトペ(擬音語、擬態語の総称としてこの言葉を使います)の品詞に関して以前調べたことがあります。結論を書くと、オノマトペの品詞は、辞書によっても見解が分かれるようです。法則性も感じられません。個々に辞書をひくしかないのでは。あまりこだわってもしかたがない気がします。
おおざっぱに言うと、オノマトペ自体の品詞はバラバラで、助詞などがついて副詞的に使われることが多いようです。
質問の例で見ておきます。辞書の引用は長くなるので末尾にまとめます。当方が調べたのはWeb辞書だけです。ほかの辞書は別の考え方をしているかもしれません。
●ドキドキする
動詞。
「ドキドキ」自体は副詞。個人的には名詞もアリだと思う。「ドキドキが止まらない」という使い方もアリだろう(やや俗語っぽい?)。でも辞書は「副詞」にしている。
●ビチョビチョ
副詞か形容動詞。
この場合は形容動詞だろう。辞書を信じるなら、形容動詞だから「ビチョビチョな床」が正しく、名詞ではないので「ビチョビチョの床」は間違いになるのかもしれない。当方の語感だと「ビチョビチョの床」なのだが。
●ハッキリしている
動詞。
「ハッキリ」は副詞。「ハッキリと」なら副詞に「と」がついて別の副詞になっているのだろう。
「ハッキリする」の形で動詞としても使われる。これに「~ている」がついたのが「ハッキリしている」。
●ザーザー
副詞。
ただし、辞書にのっているのは「ざあざあ」。
「ザーザーと」は副詞に「と」がついて別の副詞になっているのだろう。
副詞につく「と」に関しては下記参照。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-305.html
〈5 (副詞に付いて新たな副詞をつくり)ある状態を説明する意を表す。「そろそろ―歩く」「そよそよ―風が吹く」〉だろう。
【参考日記】
【擬態語 擬音語 擬声語 擬情語 擬容語 日本語】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2358.html
================================引用開始
●オノマトペの品詞
Web辞書『大辞泉』によると、「のりのり」の品詞は「名詞・形容動詞」。一般にオノマトペの品詞は副詞だと思ったが、実際にはどういう品詞が多いのかは未確認。
「ノリノリ」は「ノリ」(名詞)だけでも言葉になり、「ノリノリ」と意味も近い。
一般に畳語タイプのオノマトペは、畳語でなくなると意味不明になることが多い気がする。「ぐら」(「ぐらぐら」は副詞・形容動詞)とか「どき」(「どきどき」は副詞)とか。そう考えると、「のりのり」はオノマトペではないのかも。
ただ、擬音語系のオノマトペは、「ドン」とか「トン」でもOKって気がする。「ぐら」や「どき」も「グラッとする」「ドキッとする」って使い方があるか。こうしてどんどん深みにはまる。
よくよく考えると「話がトントン(と)進む」だってオノマトペか否か怪しくなってくる。「話が淡々と進む」はオノマトペじゃないよね。
このあたりも専門家におまかせするしかないかも。
================================引用終了
■Web辞書『大辞泉』から(『大辞林』も同様)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A9%E3%81%8D%E3%81%A9%E3%81%8D&stype=0&dtype=0
================================引用開始
どき‐どき
[副](スル)激しい運動、または不安・恐怖・驚きなどで心臓の動悸(どうき)が速くなるさま。「階段を上るだけで―する」「面接を控えて胸が―する」
================================引用終了
■Web辞書『大辞林』から(『大辞泉』には項目なし)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%B3%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%B3%E3%81%A1%E3%82%87&stype=0&dtype=0
================================引用開始
びちょびちょ10
1 1(副)
雨が降り続けるさま。
朝から―と降り続いている
2 0(形動)
すっかりぬれているさま。びしょびしょ。
畳が―になる
================================引用終了
■Web辞書『大辞泉』から(『大辞林』も同様)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%AF%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%8A&stype=0&dtype=0
================================引用開始
はっきり
[副](スル)
1 物事の輪郭などが、きわめて明瞭であるさま。「富士山の姿が―(と)見える」「汽笛が―(と)聞こえる」
2 事の成り行き、人の言動などが確かなさま。「嫌なら嫌だと―(と)言ってくれ」「仕事が何時に終わるか―(と)しない」
3 気持ちが晴れ晴れして、さわやかなさま。「水をかぶったら頭が―(と)してきた」
================================引用終了
■Web辞書『大辞泉』から(正確には「ざあざあ」らしい。『大辞林』も同様)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%96%E3%83%BC%E3%81%96%E3%83%BC&stype=0&dtype=0
================================引用開始
ざあ‐ざあ
[副]
1 雨が激しく降ったり、水が勢いよく流れ落ちたりするときの音を表す語。「湯を―(と)かける」「―降り」
2 ラジオやレコードなどの雑音を表す語。「―(と)鳴るばかりでよく聞こえない」
================================引用終了
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1821744441&owner_id=5019671
mixi日記2012年06月23日から
テーマサイトは下記。
【擬音語、擬態語について】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1389422028
当方のコメントを回収しておく。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
オノマトペ(擬音語、擬態語の総称としてこの言葉を使います)の品詞に関して以前調べたことがあります。結論を書くと、オノマトペの品詞は、辞書によっても見解が分かれるようです。法則性も感じられません。個々に辞書をひくしかないのでは。あまりこだわってもしかたがない気がします。
おおざっぱに言うと、オノマトペ自体の品詞はバラバラで、助詞などがついて副詞的に使われることが多いようです。
質問の例で見ておきます。辞書の引用は長くなるので末尾にまとめます。当方が調べたのはWeb辞書だけです。ほかの辞書は別の考え方をしているかもしれません。
●ドキドキする
動詞。
「ドキドキ」自体は副詞。個人的には名詞もアリだと思う。「ドキドキが止まらない」という使い方もアリだろう(やや俗語っぽい?)。でも辞書は「副詞」にしている。
●ビチョビチョ
副詞か形容動詞。
この場合は形容動詞だろう。辞書を信じるなら、形容動詞だから「ビチョビチョな床」が正しく、名詞ではないので「ビチョビチョの床」は間違いになるのかもしれない。当方の語感だと「ビチョビチョの床」なのだが。
●ハッキリしている
動詞。
「ハッキリ」は副詞。「ハッキリと」なら副詞に「と」がついて別の副詞になっているのだろう。
「ハッキリする」の形で動詞としても使われる。これに「~ている」がついたのが「ハッキリしている」。
●ザーザー
副詞。
ただし、辞書にのっているのは「ざあざあ」。
「ザーザーと」は副詞に「と」がついて別の副詞になっているのだろう。
副詞につく「と」に関しては下記参照。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-305.html
〈5 (副詞に付いて新たな副詞をつくり)ある状態を説明する意を表す。「そろそろ―歩く」「そよそよ―風が吹く」〉だろう。
【参考日記】
【擬態語 擬音語 擬声語 擬情語 擬容語 日本語】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2358.html
================================引用開始
●オノマトペの品詞
Web辞書『大辞泉』によると、「のりのり」の品詞は「名詞・形容動詞」。一般にオノマトペの品詞は副詞だと思ったが、実際にはどういう品詞が多いのかは未確認。
「ノリノリ」は「ノリ」(名詞)だけでも言葉になり、「ノリノリ」と意味も近い。
一般に畳語タイプのオノマトペは、畳語でなくなると意味不明になることが多い気がする。「ぐら」(「ぐらぐら」は副詞・形容動詞)とか「どき」(「どきどき」は副詞)とか。そう考えると、「のりのり」はオノマトペではないのかも。
ただ、擬音語系のオノマトペは、「ドン」とか「トン」でもOKって気がする。「ぐら」や「どき」も「グラッとする」「ドキッとする」って使い方があるか。こうしてどんどん深みにはまる。
よくよく考えると「話がトントン(と)進む」だってオノマトペか否か怪しくなってくる。「話が淡々と進む」はオノマトペじゃないよね。
このあたりも専門家におまかせするしかないかも。
================================引用終了
■Web辞書『大辞泉』から(『大辞林』も同様)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A9%E3%81%8D%E3%81%A9%E3%81%8D&stype=0&dtype=0
================================引用開始
どき‐どき
[副](スル)激しい運動、または不安・恐怖・驚きなどで心臓の動悸(どうき)が速くなるさま。「階段を上るだけで―する」「面接を控えて胸が―する」
================================引用終了
■Web辞書『大辞林』から(『大辞泉』には項目なし)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%B3%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%B3%E3%81%A1%E3%82%87&stype=0&dtype=0
================================引用開始
びちょびちょ10
1 1(副)
雨が降り続けるさま。
朝から―と降り続いている
2 0(形動)
すっかりぬれているさま。びしょびしょ。
畳が―になる
================================引用終了
■Web辞書『大辞泉』から(『大辞林』も同様)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%AF%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%8A&stype=0&dtype=0
================================引用開始
はっきり
[副](スル)
1 物事の輪郭などが、きわめて明瞭であるさま。「富士山の姿が―(と)見える」「汽笛が―(と)聞こえる」
2 事の成り行き、人の言動などが確かなさま。「嫌なら嫌だと―(と)言ってくれ」「仕事が何時に終わるか―(と)しない」
3 気持ちが晴れ晴れして、さわやかなさま。「水をかぶったら頭が―(と)してきた」
================================引用終了
■Web辞書『大辞泉』から(正確には「ざあざあ」らしい。『大辞林』も同様)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%96%E3%83%BC%E3%81%96%E3%83%BC&stype=0&dtype=0
================================引用開始
ざあ‐ざあ
[副]
1 雨が激しく降ったり、水が勢いよく流れ落ちたりするときの音を表す語。「湯を―(と)かける」「―降り」
2 ラジオやレコードなどの雑音を表す語。「―(と)鳴るばかりでよく聞こえない」
================================引用終了
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