北13/最近おいしかったもの19──北海道物産展めぐり1
mixi日記2008年09月18日から
一応下記の続きです。
【北12/帰省日記6──熊山】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-226.html
先週、2つの北海道物産展に行った。
先月北海道に帰省したばかりなのに? というのは常人の発想。北海道から帰ってきて、家人があるサイトを発見した。
http://bagels.jp/bagel/
この「十勝ベーグル」とかいう店が連日行列ができる賑わいらしい。例によっとジト目で訴える。池袋西武の物産展に出店しているらしい。11日、視線に負けて出かけることにする。家を出る直前になって家人が言う。
「日本橋三越は十勝ものが充実しているって」
ちなみに三越の「第14回北海道展」は9日~15日。チラシを見ると、たしかに十勝ものが充実している。でも十勝ベーグルはないじゃん。いいのね、十勝ものが豊富なら。たしかに十勝産のベーグルが旨い理由なんてないもんな。
平日の15時過ぎなんでそんなに込んではいなかった。ひととおり見たあと、「十勝千年の森」から出店している「ほうの木」という蕎麦屋に入る。
「十勝千年の森」は今夏の帰省中に寄った施設のひとつ。詳細をレポートしようとして先のばしにしていた。なかなか魅力的な施設なので是非紹介したいが、この際だからもう少し先にのばす(オイ!)。
で、「ほうの木」のイチオシが1日100食限定の「ごぼ天そば」1050円。こんな時間にノソノソ出かけても、もうないでしょうに。あっ、あるんですか。じゃあそれをお願いします。いまやちょっとした十勝の蕎麦事情通(あくまでもニワカですけどね)の立場から言わせてもらうと、ごぼ天蕎麦は、十勝ではかしわ蕎麦(柏餅がたっぷり入っている……食えるか!)と並ぶ人気メニューで、多くの蕎麦屋で見かけた。内地ではあまり見ないこのメニューが帯広で一般的なのはほかでもなく、理由は知りましぇ~ん。
誤解のないように付け加えると立ち食い蕎麦屋なんかで見かけるごぼうの天ぷらとはまったく次元が違う(当たり前か)。肉厚(微妙なグラデーションが入った層になっている断面は、パッと見は豚の角煮のよう)だけどやわらかい(と言うより適度な歯ごたえがある)ゴボウが実に滋味豊か。噛み締めるとジンワリと大地の香りがする。シャキシャキの水菜との相性も抜群。蕎麦(二八だと言っていた)自体も合格点だろう。
あとは、ホタテとイクラを買った。ホタテはギョッとするほど大粒のが17粒(ハンパ!)入ったのが2625円のものを、夕方なので1575円にすると言う。これ(100g1050円のイクラ)と一緒だといくらなの、と聞くと店のオネーチャンが苦笑する。
「ゴメンね。イクラはホントに原価ギリギリだからこれ以上引けないんだわ」
ウソを言うんじゃない。この商売人が。
「じゃあしょうがない。言い値で買いましょう」
と爽やかに笑って見せる。だいたいこれで安くしてもらえる。商品を包んだオネーチャンが微笑みながらにじり寄ってくる。貞操の嬉々(違ーう!)を感じて慌てて3000円を差し出す。
「内緒だよ。これで勘弁してね」
と囁くと商品を500円玉を渡してくれた。ウーム、かつては百万ドルの微笑みとたたえられた笑顔も、いまじゃ125円の価値か。レートがほんの少し下がったようだ。
でね。夜はこのホタテとイクラで海鮮丼をいただきました。こんなにプリプリのホタテは記憶にない。サイズが大きいこともあるが、歯ごたえが違う。たぶん新鮮なんだろうな。オネーチャンが言ってた。「歯ごたえを楽しみたいなら今日食べてー。でも、ホントはいったん冷凍して食べてほしい。そのほうが絶対に味が濃厚だから」
そういうものなのね。半分残ったホタテは、翌日バター焼きで食っちまった。いったん冷凍して……うーん。頭では理解してたんだけどさ。
ちなみに花畑牧場の生キャラメルはとっくに売り切れ。というか今年はどこの物産展でも開店前に売り切れらしい。
売り場で「生キャラメルはないの?」(想像)とか訊いているオバサンがいて、はっ倒したい衝動に駆られた。
店員の話(一部想像)では「開店前に整理券を配っています。早い人は7時前くらいに来ています」とのこと。正気か?
で、13日は改めて西武百貨店の「北海道うまいもの会」(5日~15日)。やはり十勝ベーグルの魅力に勝てなかった。それはないだろーーーー。
エスカレーターで上っていくと、そこには花畑牧場の行列。なんというアザトさ。生キャラメルは開店前になくなってるけど、ソフトクリーム目当てらしい。はーぁ。
で、気になったこと。六花亭のブースが閑古鳥。そりゃいまどきマルセイバターサンドとストロベリーチョコはないべさ。近くの石屋製菓のブースも閑古鳥。でも白い恋人は売り切れだって。ホントか?
ホタテを売ってないか探した。不思議なことに見当たらなかった。イクラはいろいろ売ってるけど。
ピュアホワイト発見。このところ急速に知名度をあげているトウモロコシ。生でも食べられるのがウリ。1本378円は高いけど、話のタネや。ちなみに日本橋三越では売り切れていた。
お目当ての十勝ベーグルは閑古鳥。伊勢丹(2日~8日)では焼きたてを売っていたそうだが、ここのは作りおきのパック入り。そりゃダメだよ。
そういや物産展に関して家人が画期的なことを言っていたけど、それは明日にでも書きます。
【続きは】↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=938570754&owner_id=5019671&org_id=937515047
一応下記の続きです。
【北12/帰省日記6──熊山】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-226.html
先週、2つの北海道物産展に行った。
先月北海道に帰省したばかりなのに? というのは常人の発想。北海道から帰ってきて、家人があるサイトを発見した。
http://bagels.jp/bagel/
この「十勝ベーグル」とかいう店が連日行列ができる賑わいらしい。例によっとジト目で訴える。池袋西武の物産展に出店しているらしい。11日、視線に負けて出かけることにする。家を出る直前になって家人が言う。
「日本橋三越は十勝ものが充実しているって」
ちなみに三越の「第14回北海道展」は9日~15日。チラシを見ると、たしかに十勝ものが充実している。でも十勝ベーグルはないじゃん。いいのね、十勝ものが豊富なら。たしかに十勝産のベーグルが旨い理由なんてないもんな。
平日の15時過ぎなんでそんなに込んではいなかった。ひととおり見たあと、「十勝千年の森」から出店している「ほうの木」という蕎麦屋に入る。
「十勝千年の森」は今夏の帰省中に寄った施設のひとつ。詳細をレポートしようとして先のばしにしていた。なかなか魅力的な施設なので是非紹介したいが、この際だからもう少し先にのばす(オイ!)。
で、「ほうの木」のイチオシが1日100食限定の「ごぼ天そば」1050円。こんな時間にノソノソ出かけても、もうないでしょうに。あっ、あるんですか。じゃあそれをお願いします。いまやちょっとした十勝の蕎麦事情通(あくまでもニワカですけどね)の立場から言わせてもらうと、ごぼ天蕎麦は、十勝ではかしわ蕎麦(柏餅がたっぷり入っている……食えるか!)と並ぶ人気メニューで、多くの蕎麦屋で見かけた。内地ではあまり見ないこのメニューが帯広で一般的なのはほかでもなく、理由は知りましぇ~ん。
誤解のないように付け加えると立ち食い蕎麦屋なんかで見かけるごぼうの天ぷらとはまったく次元が違う(当たり前か)。肉厚(微妙なグラデーションが入った層になっている断面は、パッと見は豚の角煮のよう)だけどやわらかい(と言うより適度な歯ごたえがある)ゴボウが実に滋味豊か。噛み締めるとジンワリと大地の香りがする。シャキシャキの水菜との相性も抜群。蕎麦(二八だと言っていた)自体も合格点だろう。
あとは、ホタテとイクラを買った。ホタテはギョッとするほど大粒のが17粒(ハンパ!)入ったのが2625円のものを、夕方なので1575円にすると言う。これ(100g1050円のイクラ)と一緒だといくらなの、と聞くと店のオネーチャンが苦笑する。
「ゴメンね。イクラはホントに原価ギリギリだからこれ以上引けないんだわ」
ウソを言うんじゃない。この商売人が。
「じゃあしょうがない。言い値で買いましょう」
と爽やかに笑って見せる。だいたいこれで安くしてもらえる。商品を包んだオネーチャンが微笑みながらにじり寄ってくる。貞操の嬉々(違ーう!)を感じて慌てて3000円を差し出す。
「内緒だよ。これで勘弁してね」
と囁くと商品を500円玉を渡してくれた。ウーム、かつては百万ドルの微笑みとたたえられた笑顔も、いまじゃ125円の価値か。レートがほんの少し下がったようだ。
でね。夜はこのホタテとイクラで海鮮丼をいただきました。こんなにプリプリのホタテは記憶にない。サイズが大きいこともあるが、歯ごたえが違う。たぶん新鮮なんだろうな。オネーチャンが言ってた。「歯ごたえを楽しみたいなら今日食べてー。でも、ホントはいったん冷凍して食べてほしい。そのほうが絶対に味が濃厚だから」
そういうものなのね。半分残ったホタテは、翌日バター焼きで食っちまった。いったん冷凍して……うーん。頭では理解してたんだけどさ。
ちなみに花畑牧場の生キャラメルはとっくに売り切れ。というか今年はどこの物産展でも開店前に売り切れらしい。
売り場で「生キャラメルはないの?」(想像)とか訊いているオバサンがいて、はっ倒したい衝動に駆られた。
店員の話(一部想像)では「開店前に整理券を配っています。早い人は7時前くらいに来ています」とのこと。正気か?
で、13日は改めて西武百貨店の「北海道うまいもの会」(5日~15日)。やはり十勝ベーグルの魅力に勝てなかった。それはないだろーーーー。
エスカレーターで上っていくと、そこには花畑牧場の行列。なんというアザトさ。生キャラメルは開店前になくなってるけど、ソフトクリーム目当てらしい。はーぁ。
で、気になったこと。六花亭のブースが閑古鳥。そりゃいまどきマルセイバターサンドとストロベリーチョコはないべさ。近くの石屋製菓のブースも閑古鳥。でも白い恋人は売り切れだって。ホントか?
ホタテを売ってないか探した。不思議なことに見当たらなかった。イクラはいろいろ売ってるけど。
ピュアホワイト発見。このところ急速に知名度をあげているトウモロコシ。生でも食べられるのがウリ。1本378円は高いけど、話のタネや。ちなみに日本橋三越では売り切れていた。
お目当ての十勝ベーグルは閑古鳥。伊勢丹(2日~8日)では焼きたてを売っていたそうだが、ここのは作りおきのパック入り。そりゃダメだよ。
そういや物産展に関して家人が画期的なことを言っていたけど、それは明日にでも書きます。
【続きは】↓
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