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よくある誤用15──清濁の問題 まぬかれる ぎごちない くらい/ぐらい

世の中は 澄むと濁るで大違い 刷毛に毛があり ハゲに毛がなし
 こういうのは「俗謡」でよいのでしょうか? 正確な呼称をご存じのかた、教えてください。

 言葉のちょっとした違いに注目して「どちらが正しいのか?」というのはネット上でよく見る質問です。ちょっとした違いでまったく意味がかわることもありますが、大差がないこともあります。以前、「まぬかれる」や「ぎごちない」は聞いたことがないので方言、という主張を見て呆れてしまったことがあります。調べもせずにこういう乱暴なことを書くと恥をかきます。

まぬかれる/まぬがれる
 どちらもフツーの日本語です。いまは「まぬがれる」が優勢のようですが、本来の形は「まぬかれる」でした。常用漢字表が改定される前には、「免れる」は「まぬかれる」としか読めないルールでした。改定されて、やっと〈「まぬがれる」とも〉読めることになりました。

ぎこちない/ぎごちない
どちらもフツーの日本語です。いまは「ぎこちない」が圧倒的に優勢のようですが、本来の形は「ぎごちない」でした。

くらい/ぐらい
 これも「どちらが正しいのか攻撃」を受けているのを見たことがあります。どちらでも同じようなものです。「くらい」が正しいと主張する人もいるようなので、厳密には「くらい」と読むべきかもしれません。「この・その・あの・どの」などの後ろに来るときは「くらい」とする説もあります。個人的には、どんな場合も「ぐらい」でいい気がします。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1826.html


 清濁の問題でとんでもないのは、「すさまじい」。いろいろな形が許容されているようです。いかんなぁ。こんなしょうもない雑学に走っては……。
■Wikipediaから
http://ja.wikipedia.org/wiki/三省堂国語辞典
================================引用開始
『三国』独特の項目
『三省堂国語辞典』が、いち早く新しい語や用法を取り入れた例を、以下に若干挙げる。なお、これらのうちには、後に他の国語辞典も採用するようになったものも含まれる。
「あっけらかんと」 以前は「口をあけてぼんやりしているようす」という意味しかなかった。ところが、「明るくてこだわらないようす」という意味や、「あけっぱなしでかくさないようす」という意味が生まれていることが用例で分かり、第3版から収録された。
「気が置けない」 「気がね・遠慮しなくていい」という意味のほかに、「気がゆるせない」の意味で使う者が現れた。第3版以降、この意味が「〔誤って〕」と冠して収録された。
「すさまじい・すさましい・すざましい・すざまじい」 いずれも、実際にある語形である(「すさまじい」の項目に列記されている)。これらの語形をすべて収録した辞書は、いまだにないと思われる。実際に用例を確認しなければ、このような記述はできない。第3版から収録された。
(以下略)
================================引用終了

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365
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