よくある誤用17── これもおなじみ 逆王手 王道 煮詰まる

 こういうありふれたことはあんまり書きたくないのですが……。
 こういうのもアリでしょ。

逆王手
 野球の日本シリーズの記事などでよく目にします。将棋用語なので、将棋を知らない人にこれがどうして誤用なのかを説明するのはむずかしいかも。言いかえがむずかしいので、このまま定着する気がします。
詳しくは下記をご参照ください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1249845797
================================引用開始
よく見る「逆王手」の使い方は、本来の意味を考えれば間違いなく誤用です。
将棋用語の本来の「逆王手」は、「相手がかけてきた王手を防いだ手が、相手に対する王手になること」のはずです。つまり、自分に対する王手は解消されていなければなりません。
ただ、適切な言いかえがないので、広まっているようです。
意味を考えれば「追っかけリーチ」のほうが適切ですね。ただ、これが広まるかと言うと……。
================================引用終了

王道
正 近道
誤 正当派(のやり方)
「王」つながりでもうひとつ。「これぞ醤油ラーメンの王道」のような使われ方が広まっているようです。もう許容されている気もしますが、厳密には誤用です。「本道」とでも言いかえるのが正解でしょうか。
本来は「近道」の意味です。
http://www.sanabo.com/kotowaza/arc/2004/12/post_482.html
================================引用開始
学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
意 味: 学問をするのに安易な方法はない。
読 み: がくもんにおうどうなし
解 説: 「王道」は、安易な方法、楽な道。ユークリッドから幾何学を学んでいたエジプト王が、「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないか」と尋ねたところ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事による。
出 典:
英 語: There is no royal road to learning.
類義語: 学問に近道なし
================================引用終了

煮詰まる
正 もうすぐ結論が出る
誤 行き詰まる
 これも「誤用集」の類いではおなじみかも。誤用が減らないのは、料理用語で「煮詰まる」があまりいい意味でないせいでしょうか。「行き詰まる」と言いかえれば、だいたい大丈夫です。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=煮詰まる&stype=0&dtype=0
================================引用開始
に‐つま・る【煮詰(ま)る】
[動ラ五(四)]
1 煮えて水分がなくなる。「汁が―・る」
2 討議・検討が十分になされて、結論が出る段階に近づく。「問題が―・ってきた」→生煮え
◆近頃では、若者に限らず、「煮詰まってしまっていい考えが浮かばない」のように「行き詰まる」の意味で使われることが多くなっている。本来は誤用。2の意は1900年代後半に始まるようである。「行き詰まる」の意は1950年ころの使用例があるが、広まったのは2000年ころからか。
文化庁が発表した平成19年度「国語に関する世論調査」では、「7日間に及ぶ議論で、計画が煮詰まった」を、本来の意味である「(議論や意見が十分に出尽くして)結論の出る状態になること」で使う人が56.7パーセント、間違った意味「(議論が行き詰まってしまって)結論が出せない状態になること」で使う人が37.3パーセントという結果が出ている。
================================引用終了

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365
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