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よくある誤用30──知恵袋の定番5 「東京は浅草にやってきました」の「は」 「夜もふけてまいりました」の「も」  「博士{の/が}愛した数式」

「誤用」とはちょっと違いますが、Yahoo!知恵袋でも何度も何度も同じ質問が出て、検索するすると笑ってしまうような質問が多々あります。
 なんとかならないんですかね。おすすめの回答などがあったら教えてください。
 助詞の話なので検索がうまくできませんが、それぞれ何回も目にしています。


「東京は浅草にやってきました」の「は」
 個人的にはこう考えています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1194270146
================引用開始
場所を示す「〇〇は〇〇」の「は」の由来

「の」が素直だと思います。
「は」は古い言い方の美文調(名調子?)が残っているのでしょう。

この「ハ」の働きは、手元の辞書やWeb辞書には出ていません。ただ、一部の辞書には「時や場所など、場面をあらわす語について、後のさらに細かな場面設定を導く」などと出ているそうです。
http://qa.cyzo.com/qa6659282.html
================================引用開始
明鏡国語辞典を引いてみると「は」の用法の五番目に答えがあります。曰く「時や場所など、場面をあらわす語について、後のさらに細かな場面設定を導く」。「場面設定」とあるように、芝居がかった口上で用いるわけです。ちなみに「は」の用法には共通して、強調の意味があります。「私はニューヨークにいるんだぞー。よく聞け!」と強調したいという気取りが「は」という一語の選択に表れていると言えますね。
================================引用終了
「時」の場合は、講談などで「元禄2年は秋の末」のような言い方はするかもしれません。

詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2177.html
以下は一部の抜粋(重言)。

c ~のどこかと言えばの〈ハ〉/素直に「ノ」って言えよの〈ハ〉

たしかに「○○は△△にやってまいりました」をよく耳にするのは、テレビのグルメ番組なんかのレポート。なんで「ノ」にしないんだろうと疑問に思うけどさ。博徒や香具師の口上なんかでも近いのがあったような……「東京と言ってもいささか広うござんす。東京は神田……」とか「葛飾は柴又で産湯につかり……」とか。ほかではあまり聞かない。だからと言って方言にされては困る。
コメント[17]に出てきた『井上ひさしの日本語相談』を確認した。偶然なんだけど、つい最近別件で大野晋版を調べた。
(略)
井上ひさしの説明は非常にわかりやすいが、『春の朝』の例は、やはり「イチバンよねの〈ハ〉/と言ったらの〈ハ〉」だろう。たぶん、bとcを区別していないんだろう。


「夜もふけてまいりました」の「も」
 個人的にはこう考えています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1089507105
================引用開始
「夜もふけてまいりました」の「も」

おそらく、「宴もますますたけなわ」「朝も早くから」などと同じ用法でしょう。後者は「朝も早くから夜も遅くまで」と考えるなら微妙かもしれません。
Web辞書をひいても、係助詞らしいことはわかってもぴったりの記述はなく、手元の辞書も×でした。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=も&dtype=0&dname=...
■Web辞書『大辞林』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=も&dtype=0&dname=...

先行コメントにもある下記をよく読むとそれらしい説明があります。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/17168/m0u/も/
================================引用開始
〔も〕▽(1)今日もよく晴れています▽(2)私は英語も数学も苦手です▽(3)夜もふけてきた▽(4)子供にも分かる道理▽(5)この一月で五キロも太った▽(6)どこにも行きたくない

【5】「も」も主題を示すが、「は」が一つの事柄を取りたてるのに対して、「も」は同類の事柄が他にも成立していることを前提としている。同類の事柄は、「も」の例文(1)のように直接示さない場合(「きのう晴れていた」ことが前提となる)と、例文(2)のように並立して示す場合がある。また、例文(3)のように同類の事柄が特定できない場合もある。(以下略)
================================引用終了

「例文(3)のように同類の事柄が特定できない場合もある」そうです。やっと納得できました。
この質問をきっかけにいい勉強ができました。ありがとうございます。
================引用終了


「博士{の/が}愛した数式」
 個人的にはこう考えています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1491399304
================引用開始
「ガ・ノ交替」「ガノ交替」などのキーワードでネット検索すると、専門的な論文がヒットします。
それだけメンドーな問題なので、要点だけ書きます。
質問の例文の場合は「ガ」でも「ノ」でも意味はかわりません。どちらもOKです。
「私の、言った事を伝える」と読点を打つ必要はないはずです。もっと特殊な文脈なら、必要かもしれませんが。
「彼は、選挙のたびに名前(の・が)出る人」もどちらでもOKです。読点は不要でしょう。
一般に、先行コメントにあるように「直後に数詞が来る場合」と「間に入る語句が多い場合」は「ガ」が自然とされています。個人的には疑問もありますが……。
下記のベストアンサーの説明がわかりやすいと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1074379985

個人的には下記のように考えています。ポイントだけ抜粋します。
【助詞の話──「ノ」と「ガ」 Yahoo!知恵袋】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1862.html
1)単純な文だと「ノ」は使いにくい
2)前後の助詞によって使い分けるべき
================引用終了

バックナンバーは下記。
【お品書き】よくある誤用
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n118365
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