マンガ6/この記事って、誰が書いてんだ?
マンガの話だから下記の続き。
【『このマンガを読め!2009』】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-241.html
どさくさまぎれのPR。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-242.html
週刊コミックバンチ 「少年ジャンプ」テーマに新連載開始
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=781259&media_id=50
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週刊マンガ誌コミックバンチは、4月24日金曜日発売の21.22合併号より、少年ジャンプ編集部の在りし日の姿を描く『少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~』の連載を開始する。
『少年リーダム』は、少年ジャンプの3代目編集長西村繁男さんによるノンフィクション『さらば、わが青春の少年ジャンプ』を原作にするものである。『よろしくメカドック』などで知られる次原隆二さんがマンガ家生活30周年記念としてマンガ化する。
西村繁男さんは650万部超という驚異的な発売部数を誇った人気少年マンガ誌の黎明期から編集に携わってきた。
『さらば、わが青春の少年ジャンプ』は、新人マンガ家の新しい才能を発掘し、ヒット作を送り出してきた少年ジャンプを中心にマンガにかけた男たちの汗と涙を描く。
少年ジャンプと言えば、今回の連載作品のタイトルにもなっているように、「友情」、「努力」、「勝利」の三大要素で知られている。それはしばしば根性ものとして、作品になるが西村繁男さんの編集部における経験はそれ自体が、根性ものと言えるだろう。こうした3要素を持つ作品が、マンガ化されるのは必然なのかもしれない。
ひとつ驚くことがあるとすれば、このマンガが新潮社の出版するマンガ誌週刊コミックバンチの連載作品ということだ。あるマンガ雑誌の黄金時代を異なるマンガ雑誌がマンガ化し連載するのは奇妙に映るかもしれない。
しかし、もともと週刊コミックバンチは、少年ジャンプ5代目編集長の堀江信彦さんが2001年に創刊した雑誌だ。少年ジャンプの魂を受け継ぐ系譜にあると言っていいだろう。また、原作の『さらば、わが青春の少年ジャンプ』は幻冬舎文庫から発売されているから、出版社を越境した面白い試みになっている。
週刊コミックバンチ http://www.comicbunch.com/
新連載 「 少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~ 」
原作: 西村繁男(「さらば、わが青春の少年ジャンプ」著)
×漫画:次原隆二(漫画家生活30周年記念連載)
週刊コミックバンチ(新潮社)
4月24日(金)発売21.22合併号より
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マンガネタのニュースはできるだけ拾うことにしているが、これも相手にしたほうがいいのだろうか。
文章がヒドくて細かいツッコミを入れる気にはならない。よくわからない点もある。
>少年ジャンプと言えば、今回の連載作品のタイトルにもなっているように、「友情」、「努力」、「勝利」の三大要素で知られている。それはしばしば根性ものとして、作品になるが西村繁男さんの編集部における経験はそれ自体が、根性ものと言えるだろう。こうした3要素を持つ作品が、マンガ化されるのは必然なのかもしれない。
何を言っているのか誰か教えてください。
元々3要素だったものを勝手に「根性もの」という言葉に置きかえたうえで、「こうした3要素」と話を戻すから訳がわからない。
>原作の『さらば、わが青春の少年ジャンプ』は幻冬舎文庫から発売されている
とあるから、原作の文庫化に伴うタイアップかと思った。
原作の『さらば、わが青春の少年ジャンプ』を発行したのは飛鳥新社。1994年。
http://www.amazon.co.jp/さらばわが青春の『少年ジャンプ』-西村-繁男/dp/4870311720
それを文庫化したものが幻冬舎文庫から出たのは1997年。
http://www.amazon.co.jp/さらば、わが青春の『少年ジャンプ』-幻冬舎文庫-西村-繁男/dp/4877285253
10年以上前の話を「発売されている」とか書くなよ。
それとさ。記者は原作本を読んでるのかな?
当方の記憶だと、この原作は「少年ジャンプ」の暴露本として話題になった。だって「さらば」だもん。決別の書でしょ。
amazonのブックデータを確認しておもしろいことに気づく。
【単行本】===========================
内容(「BOOK」データベースより)
昭和43年、『少年ジャンプ』の創刊は黎明期の少年漫画の世界に新風を吹き込んだ。編集スタッフは、新人漫画家の才能を開花させ、次々にヒット漫画を生み出していった。本書は600万部という驚異的な部数を記録するまでに男たちが流した汗と涙、払った代償を赤裸々に描いたノン・フィクションである。
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なぜかまったく同じ文章が2回のっている(笑)。
【文庫本】===========================
内容(「BOOK」データベースより)
最高発行部数六百五十三万部。『少年ジャンプ』神話はいかにつくられ、崩れていったか。一九六八年、先行誌に九年遅れて十万五千部で創刊。誕生の経緯、苦肉の新人起用、漫画家との熱中時代、部数を伸ばし続けた快進撃と栄光の日々そして失速。三十年の歴史と人間模様を最も「ジャンプ」を愛した元編集長が描いた第一級の同時代ノンフィクション。
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単行本には暴露本のニュアンスがない。文庫本には「崩れていった」「失速」という表現が出ている。どっちが本の魅力を伝えているのかは明らか。こういうのを文章力と言うんだと思う。それとも文庫化の段階で大幅に加筆したのだろうか。
これのマンガ化が「コミックバンチ」で、って話も興味深い。当方の記憶だと「少年ジャンプ」のスタッフがゴッソリ移籍して「コミックバンチ」が創刊された。その際に作家や作品を引き抜いたの引き抜かないのでもめたはず。どちらかと言うと、スキャンダルに近い事件だった。
それを「出版社を越境した面白い試み」と考えるのは、ちょっと違うんじゃないかな。
まさかと思うけど『バクマン。』がヒットしたもんで、マンガ誌(しかも同じ「少年ジャンプ」だし)の内幕ものはウケると考えたんじゃないだろうな。
そりゃ3匹目くらいまでは泥鰌がいるのは出版界の常識だけど、この場合はいろいろな意味でむずかしいと思うよ。
【続きは】↓
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-273.html
【『このマンガを読め!2009』】
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週刊コミックバンチ 「少年ジャンプ」テーマに新連載開始
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=781259&media_id=50
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週刊マンガ誌コミックバンチは、4月24日金曜日発売の21.22合併号より、少年ジャンプ編集部の在りし日の姿を描く『少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~』の連載を開始する。
『少年リーダム』は、少年ジャンプの3代目編集長西村繁男さんによるノンフィクション『さらば、わが青春の少年ジャンプ』を原作にするものである。『よろしくメカドック』などで知られる次原隆二さんがマンガ家生活30周年記念としてマンガ化する。
西村繁男さんは650万部超という驚異的な発売部数を誇った人気少年マンガ誌の黎明期から編集に携わってきた。
『さらば、わが青春の少年ジャンプ』は、新人マンガ家の新しい才能を発掘し、ヒット作を送り出してきた少年ジャンプを中心にマンガにかけた男たちの汗と涙を描く。
少年ジャンプと言えば、今回の連載作品のタイトルにもなっているように、「友情」、「努力」、「勝利」の三大要素で知られている。それはしばしば根性ものとして、作品になるが西村繁男さんの編集部における経験はそれ自体が、根性ものと言えるだろう。こうした3要素を持つ作品が、マンガ化されるのは必然なのかもしれない。
ひとつ驚くことがあるとすれば、このマンガが新潮社の出版するマンガ誌週刊コミックバンチの連載作品ということだ。あるマンガ雑誌の黄金時代を異なるマンガ雑誌がマンガ化し連載するのは奇妙に映るかもしれない。
しかし、もともと週刊コミックバンチは、少年ジャンプ5代目編集長の堀江信彦さんが2001年に創刊した雑誌だ。少年ジャンプの魂を受け継ぐ系譜にあると言っていいだろう。また、原作の『さらば、わが青春の少年ジャンプ』は幻冬舎文庫から発売されているから、出版社を越境した面白い試みになっている。
週刊コミックバンチ http://www.comicbunch.com/
新連載 「 少年リーダム~友情・努力・勝利の詩~ 」
原作: 西村繁男(「さらば、わが青春の少年ジャンプ」著)
×漫画:次原隆二(漫画家生活30周年記念連載)
週刊コミックバンチ(新潮社)
4月24日(金)発売21.22合併号より
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マンガネタのニュースはできるだけ拾うことにしているが、これも相手にしたほうがいいのだろうか。
文章がヒドくて細かいツッコミを入れる気にはならない。よくわからない点もある。
>少年ジャンプと言えば、今回の連載作品のタイトルにもなっているように、「友情」、「努力」、「勝利」の三大要素で知られている。それはしばしば根性ものとして、作品になるが西村繁男さんの編集部における経験はそれ自体が、根性ものと言えるだろう。こうした3要素を持つ作品が、マンガ化されるのは必然なのかもしれない。
何を言っているのか誰か教えてください。
元々3要素だったものを勝手に「根性もの」という言葉に置きかえたうえで、「こうした3要素」と話を戻すから訳がわからない。
>原作の『さらば、わが青春の少年ジャンプ』は幻冬舎文庫から発売されている
とあるから、原作の文庫化に伴うタイアップかと思った。
原作の『さらば、わが青春の少年ジャンプ』を発行したのは飛鳥新社。1994年。
http://www.amazon.co.jp/さらばわが青春の『少年ジャンプ』-西村-繁男/dp/4870311720
それを文庫化したものが幻冬舎文庫から出たのは1997年。
http://www.amazon.co.jp/さらば、わが青春の『少年ジャンプ』-幻冬舎文庫-西村-繁男/dp/4877285253
10年以上前の話を「発売されている」とか書くなよ。
それとさ。記者は原作本を読んでるのかな?
当方の記憶だと、この原作は「少年ジャンプ」の暴露本として話題になった。だって「さらば」だもん。決別の書でしょ。
amazonのブックデータを確認しておもしろいことに気づく。
【単行本】===========================
内容(「BOOK」データベースより)
昭和43年、『少年ジャンプ』の創刊は黎明期の少年漫画の世界に新風を吹き込んだ。編集スタッフは、新人漫画家の才能を開花させ、次々にヒット漫画を生み出していった。本書は600万部という驚異的な部数を記録するまでに男たちが流した汗と涙、払った代償を赤裸々に描いたノン・フィクションである。
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なぜかまったく同じ文章が2回のっている(笑)。
【文庫本】===========================
内容(「BOOK」データベースより)
最高発行部数六百五十三万部。『少年ジャンプ』神話はいかにつくられ、崩れていったか。一九六八年、先行誌に九年遅れて十万五千部で創刊。誕生の経緯、苦肉の新人起用、漫画家との熱中時代、部数を伸ばし続けた快進撃と栄光の日々そして失速。三十年の歴史と人間模様を最も「ジャンプ」を愛した元編集長が描いた第一級の同時代ノンフィクション。
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単行本には暴露本のニュアンスがない。文庫本には「崩れていった」「失速」という表現が出ている。どっちが本の魅力を伝えているのかは明らか。こういうのを文章力と言うんだと思う。それとも文庫化の段階で大幅に加筆したのだろうか。
これのマンガ化が「コミックバンチ」で、って話も興味深い。当方の記憶だと「少年ジャンプ」のスタッフがゴッソリ移籍して「コミックバンチ」が創刊された。その際に作家や作品を引き抜いたの引き抜かないのでもめたはず。どちらかと言うと、スキャンダルに近い事件だった。
それを「出版社を越境した面白い試み」と考えるのは、ちょっと違うんじゃないかな。
まさかと思うけど『バクマン。』がヒットしたもんで、マンガ誌(しかも同じ「少年ジャンプ」だし)の内幕ものはウケると考えたんじゃないだろうな。
そりゃ3匹目くらいまでは泥鰌がいるのは出版界の常識だけど、この場合はいろいろな意味でむずかしいと思うよ。
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