突然ですが問題です【日本語編110】Yahoo!知恵袋ver.──MAX敬語その9 20120316
【問題】
次の女性新入社員の社長に対する発言の( )内を、前後のつながりを考慮しながらMAX敬語(最上級の敬語)にかえなさい。
1)こんな関係(終わり)にしましょう。
2)(化粧品)が付いていますよ。
3)私も(ご一緒)してもよろしいでしょうか?
4)明日の予報は(晴天)です。
5)それは思い出の(かまぼこ)です。
6)(数の子)ですね。
【解答?例】
【番組内の解答?例】
1)(終わり)→お仕舞
2)(化粧品)→お粉
3)(ご一緒)→ご同道
4)(晴天)→お日和
5)(かまぼこ)→お板
6)(数の子)→数数
http://ameblo.jp/takatoshidyo/theme-10028329614.html
================================引用開始
こんな関係
「終わり」に
しましょう
おしまい
お仕舞
お仕舞・・・
「終わる」という意味で
室町時代から使われていた
「終わる」という
直接的な表現を避ける事で
敬意が上がる
「化粧品」が
付いてますよ
おこな
お粉
お粉・・・
当時化粧品は
粉のものが主流だった
化粧する習慣が
上流階級のみであった為
お粉がそのまま
敬語になった
私も「ご一緒」しても
よろしいでしょうか?
ごどうどう
ご同道
ご同道・・・
ただ"行く"のではなく
"同じ道を行く"
という意味
自分には選択権が無い
表現をする事で
敬意が上がる
明日の予報は
「晴天」です
おひより
お日和
○○日和という
言い方はあるが
びよりという
言葉は無い
お日和・・・
「良い天気」という意味
目上の人には
お日和のように
前向きな良い言葉を
使うと敬意が上がる
それは思い出の
「かまぼこ」です
おいた
お板
お板・・・
宮中で使われていた
女房詞
かまぼこ そのものではなく
間接的に表現する事で
敬意が上がる
「数の子」ですね
かずかず
数数
数数・・・
宮中で使われていた
女房詞
数を並べる事で
非常に多くの
数という意味になり
敬意が上がる
================================引用終了
【よくわからない解説】
番組の冒頭を見逃したので事情がよくわからないが、「ご意見番」の町田先生はお休みで、「お友達」の篠崎晃一先生(東京女子大学現代教養学部教授)が解説していた。
ついに降板か、とか失礼なことを考えてしまった。
今回の問題の是非はよくわからない。女房詞(言葉?)を多用している点が目立つ。女房詞は過去にも何度か登場していて、なぜMAX敬語になるのか不明だが、専門的にはそういうことになっているのかもしれない。
1)(終わり)→お仕舞
「お仕舞(い)」のほうが敬度が高いのは直接的な表現を避けているかららしい。そうなのかもしれない。否定的なニュアンスの言葉は、ボカすほうがいい。
「お」がつく分敬度が高いという面もあるかも。
そういう論理なら、「ご破算」がMAX敬語にならないのはなぜ。
2)(化粧品)→お粉
解説にはないけど、これも女房詞みたいなものだろうな。
現代でも通じるか否かは知らない。
3)(ご一緒)→ご同道
解説では、「ご同行」との違いが不明。
昔々かわしたやり取り。業務日誌に書く際、上司のAが「(部下の)Bと同行」はいいけど、逆はおかしいという話になった。部下が書くなら「(上司の)Aさんに随行」ではないかということになった。違ってたのかな。
「ご随行」と言えるか否かは……。
4)(晴天)→お日和
「お」をつけられるから正解なんだろう。
5)(かまぼこ)→お板
知らんわ。もしかすると「いたわさ」は準MAX敬語なんだろうか。
こら、そこのボク、食卓に置いたお板でおいたするんじゃありません。
6)(数の子)→数数
こんな女房詞もあるのね。知らんわ。そりゃ「数々」は、非常にではないけど「多くの数」という意味はある。どっちかと言うと「多くの」だと思うけど。
どうしてMAX敬語なの?
ちなみに『大辞泉』には〈「数の子」の女房詞〉とある。『大辞林』にはない。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=かずかず&stype=0&dtype=0
================================引用開始
かず‐かず【数数】
1 数え上げる数の多いこと。種類の多いこと。あれこれ。いろいろ。副詞的にも用いる。「―の贈り物」「不平不満は―ある」
2 「数の子」の女房詞。
「かずのこは―」〈女重宝記〉
================================引用終了
突然ですが問題です【日本語編】のバックナンバー
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2570.html
次の女性新入社員の社長に対する発言の( )内を、前後のつながりを考慮しながらMAX敬語(最上級の敬語)にかえなさい。
1)こんな関係(終わり)にしましょう。
2)(化粧品)が付いていますよ。
3)私も(ご一緒)してもよろしいでしょうか?
4)明日の予報は(晴天)です。
5)それは思い出の(かまぼこ)です。
6)(数の子)ですね。
【解答?例】
【番組内の解答?例】
1)(終わり)→お仕舞
2)(化粧品)→お粉
3)(ご一緒)→ご同道
4)(晴天)→お日和
5)(かまぼこ)→お板
6)(数の子)→数数
http://ameblo.jp/takatoshidyo/theme-10028329614.html
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こんな関係
「終わり」に
しましょう
おしまい
お仕舞
お仕舞・・・
「終わる」という意味で
室町時代から使われていた
「終わる」という
直接的な表現を避ける事で
敬意が上がる
「化粧品」が
付いてますよ
おこな
お粉
お粉・・・
当時化粧品は
粉のものが主流だった
化粧する習慣が
上流階級のみであった為
お粉がそのまま
敬語になった
私も「ご一緒」しても
よろしいでしょうか?
ごどうどう
ご同道
ご同道・・・
ただ"行く"のではなく
"同じ道を行く"
という意味
自分には選択権が無い
表現をする事で
敬意が上がる
明日の予報は
「晴天」です
おひより
お日和
○○日和という
言い方はあるが
びよりという
言葉は無い
お日和・・・
「良い天気」という意味
目上の人には
お日和のように
前向きな良い言葉を
使うと敬意が上がる
それは思い出の
「かまぼこ」です
おいた
お板
お板・・・
宮中で使われていた
女房詞
かまぼこ そのものではなく
間接的に表現する事で
敬意が上がる
「数の子」ですね
かずかず
数数
数数・・・
宮中で使われていた
女房詞
数を並べる事で
非常に多くの
数という意味になり
敬意が上がる
================================引用終了
【よくわからない解説】
番組の冒頭を見逃したので事情がよくわからないが、「ご意見番」の町田先生はお休みで、「お友達」の篠崎晃一先生(東京女子大学現代教養学部教授)が解説していた。
ついに降板か、とか失礼なことを考えてしまった。
今回の問題の是非はよくわからない。女房詞(言葉?)を多用している点が目立つ。女房詞は過去にも何度か登場していて、なぜMAX敬語になるのか不明だが、専門的にはそういうことになっているのかもしれない。
1)(終わり)→お仕舞
「お仕舞(い)」のほうが敬度が高いのは直接的な表現を避けているかららしい。そうなのかもしれない。否定的なニュアンスの言葉は、ボカすほうがいい。
「お」がつく分敬度が高いという面もあるかも。
そういう論理なら、「ご破算」がMAX敬語にならないのはなぜ。
2)(化粧品)→お粉
解説にはないけど、これも女房詞みたいなものだろうな。
現代でも通じるか否かは知らない。
3)(ご一緒)→ご同道
解説では、「ご同行」との違いが不明。
昔々かわしたやり取り。業務日誌に書く際、上司のAが「(部下の)Bと同行」はいいけど、逆はおかしいという話になった。部下が書くなら「(上司の)Aさんに随行」ではないかということになった。違ってたのかな。
「ご随行」と言えるか否かは……。
4)(晴天)→お日和
「お」をつけられるから正解なんだろう。
5)(かまぼこ)→お板
知らんわ。もしかすると「いたわさ」は準MAX敬語なんだろうか。
こら、そこのボク、食卓に置いたお板でおいたするんじゃありません。
6)(数の子)→数数
こんな女房詞もあるのね。知らんわ。そりゃ「数々」は、非常にではないけど「多くの数」という意味はある。どっちかと言うと「多くの」だと思うけど。
どうしてMAX敬語なの?
ちなみに『大辞泉』には〈「数の子」の女房詞〉とある。『大辞林』にはない。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=かずかず&stype=0&dtype=0
================================引用開始
かず‐かず【数数】
1 数え上げる数の多いこと。種類の多いこと。あれこれ。いろいろ。副詞的にも用いる。「―の贈り物」「不平不満は―ある」
2 「数の子」の女房詞。
「かずのこは―」〈女重宝記〉
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