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カタカナ言葉の話──グルメ グルマン

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2020.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【10】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1880457960&owner_id=5019671

mixi日記2013年07月06日から

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【10】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1880457960&owner_id=5019671

 テーマトピは下記。
http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=334&community_id=222342&bbs_id=11854976
 これは下記に引用したら([204])、また電波が流れた。ホントにいい加減にしてほしい。なんで管理人さんはスルーしているのだろう。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=49592413
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1661047906&owner_id=5019671


 日本語にはさまざまな特徴がある。外来語をカタカナ表記にして取り込んでしまう融通無碍(無節操とも言う)なところも、大きな特徴のひとつだろう。こういう枠組みの大きな話は趣味ではないのでパスする。カタカナ表記にしたものがはたして外来語なのか、などという話もパスする。
 日本語のなかに取り込まれた段階で、本来の意味からズレる言葉はたくさんある。と言うより、たいていの言葉は微妙にかわってしまう。
 いちいちあげていくとキリがないので、末尾にWikipediaの例をあげておく。

 さて、今回のキーワードは「グルメ」。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1&stype=0&dtype=0
================引用開始
グルメ【(フランス)gourmet】
食通。美食家。「-ブーム」
================引用終了

■Web辞書『大辞林』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&stype=0&dtype=0&dname=0ss&p=%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1
================引用開始
グルメ1 【 gourmet】
(フランス)食通。美食家。
================引用終了

 辞書を見れば、本来の意味は明らか。
「あの人はグルメだから」のような使い方が本来のものだろう。
 ただ、『大辞泉』の用例にある「グルメブーム」はちょっと疑問。これって「美食家ブーム」だろうか。どちらかと言うと「美食ブーム」だろう。すでに辞書が混乱している。これが「1億総グルメ時代」なら、「1億総美食家時代」のような意味だから原義どおり。
 では「グルメ情報」とはどういう意味か。
「日本有数のグルメとして知られる○○氏が入院しました」……本来の意味を考えると、こういう情報が「グルメ情報」だろう。(←オイ!)
 実際には、「グルメ」は「美味(しいもの)」くらいの意味で使われることが多い。
「ご当地グルメ」「B級グルメ」……etc.は「美味(しいもの)」の意味。
「グルメ評論家」だとかなり日本語としてあやしい。「グルメな評論家」ならアリだけど、フツーに考えれば「美味(しいもの)を専門に研究している評論家」くらいの意味。「評論家」という言葉のウサンくささに関してはパス。
「限定グルメ」「贅沢グルメ」 あたりになると頭痛が痛くなりそ。
 とにもかくにも、一般に使われている「グルメ」は「美味(しいもの)」くらいの意味。現段階では辞書も認めていないようだし、「正用」とはいいがたい。
 でも個人的にはメクジラ立てる気はない。そんなのイチイチ気にしていたらキリがないから。あまりにも見当外れの意味で使われていないのならアリじゃないかな……って気がしないでもなくはない。

 むしろ気になるのは「グルマン」って言葉。「グルメ」と同義でちょっと気取った言い方って印象がある。
■Web辞書『大辞泉』から
http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3&stype=0&dtype=0
================引用開始
グルマン【(フランス)gourmand】
食い道楽。食いしん坊。
================引用終了

■Web辞書『大辞林』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&stype=0&dtype=0&dname=0ss&p=%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3
================引用開始
グルマン1 【 gourmand】
(フランス)健啖(けんたん)家。大食漢。
================引用終了

 ウーン。「食い道楽。食いしん坊」ならグルメとほぼ同義。でも、「健啖家。大食漢」だとかなり違うと思う。 


【日本語における外来語の事例集】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E6%9D%A5%E8%AA%9E%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E9%9B%86#.E3.81.8B.E8.A1.8C

【日本語における外国語の誤用】
※なぜかWikipediaからはカットされた。バックアップをとっておく。
http://dictionary.sensagent.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%AA%A4%E7%94%A8/ja-ja/

================引用開始
Wikipedia
日本語における外国語の誤用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ここで取り上げられているのは以下のものである。
• 日本文化の中で作られ、原語文化圏では使われていない外国語。 (和製英語など)
• 語源となった原語の意味とは異なる意味で用いられている外来語。
目次
1 まったく違う意味で使われている言葉
2 語源の言語には存在しない表記をするもの
3 語源の語とは用法が異なるもの
4 語源の語よりも都合の良い(悪い)意味に変化したもの
5 語源の語の本来の意味が忘れられてしまったもの
6 和製外来語
7 語源の言語では希か廃れた用法
8 原語にあった誤用を継承したもの
9 商標に由来するもの
10 文法数の違い
11 脚注
12 関連項目
まったく違う意味で使われている言葉
スマート
語源と思われる語は英語の「smart」であるが、英語の「smart」には「体形が整っている様」という意味はない。「体形が整っている様」には、「slim」、「slender」が使われる。英語の「smart」は以下の2つの意味で用いられる。
• 賢い、頭が切れるといった意。「インテリジェント」と同義語。
• 服装・体裁が洗練されている様。
ボディチェック
語源と思われる語は英語の「body check」である。日本語では空港などでの身体検査の意味で用いられるが、英語の「body check」はアイスホッケーなどの「体当たり」を意味する。英語でボディチェックを意味する言葉は「body search」や「pat-down」、「frisk」など。金属探知棒での検査は「wanding」、手荷物検査なども含めた広義では「security check」という。
ワークショップ
語源と思われる語は英語の「workshop」である。日本語では「体験型の講座」の他に「作業着店」という意味でも使われるが、英語では「作業着店」という意味はない。「作業着店」を意味する英語は「working ware shop」等である。英語の「workshop」は、元々は「作業場」、「工房」の意味で、そこから体験型の講座を指すようになった。
ワッフルアイロン
語源と思われる語は英語の「waffle iron」である。日本語では「ヘアーアイロンの一種」で使われるが、英語では「ワッフルを焼くための調理道具」という意味になってしまう。
スパッツ
語源と思われる語は英語の「spats」であるる。日本語ではタイツに似た下着またはボトムスの意味で使われる事が多いが、英語の「spats」は「靴の上に装着し足の甲から足首を保護する覆い」を指す。前者のような衣類は英語ではレギンス「leggings」と呼ばれ、近年では日本でもその呼び名が浸透しつつある。
語源の言語には存在しない表記をするもの
W
語源と思われる語は英語の「double」である。英語の文字「W」の文字の語源は「double u」(二重のu)とされるが、英語の「W」の文字に「二重」の意味はない。二重を意味させる場合はには「double」と表記する。
語源の語とは用法が異なるもの
シュート
語源と思われる語は英語の「shoot」である。日本語では「シュートを放つ」など名詞として使われているが、英語の「shoot」は動詞である。日本語の表現では「シュートする」の方が英語の意味に近い。
ストーカー
語源と思われる語は英語の「stalker」である。「しつこくつけまわす人」という意味での用法は英語「stalker」の意味と一致する。2000年に日本でストーカー行為等の規制等に関する法律が施行されたことから、「ストーカー行為」という用法が広まってきた。しかし、「行為」という語は動作を表す名詞に続くのが普通であり、その点で英語の表現に合わせるとするなら「ストーキング行為」、あるいは単に「ストーキング」となる。
フィール
語源と思われる語は英語の「feel」である。日本語では「気分」や「感覚」という意味で用いられるが(特に自動車関連で用いられることが多い)、英語の「feel」は動詞での用法が主であり、名詞として用いられる場合も「感触」等の意味である。英語では「気分」や「感覚」の意味では、フィーリング「feeling」が用いられる。
セミダブル
語源と思われる語は英語の「semi」と「double」である。「semi」とは半分を意味する言葉で、「double」とは二つを意味する言葉なので英語で「semi-double」とは「二つの半分」という意味 になってしまうため、この言葉の使い方は、英語圏では使われない。シングルとダブルの間のサイズを英語では「small double」と呼ぶ。
エキサイト
語源と思われる語は英語の「excite」である。日本語では「興奮する」という意味で「エキサイト」、「エキサイトする」、「エキサイトな」などとして用いられる。英語の「excite」は「興奮させる」という他動詞であるため、英語で、興奮する対象を指す場合は「exciting + 対象」、興奮している人を言う場合は「excited + 人」とする。日本語では「エキサイト」を自動詞として用いるため、英語の用法とは異なっている。
語源の語よりも都合の良い(悪い)意味に変化したもの
アルバイト
語源と思われる語はドイツ語の「Arbeit」である。日本語ではもっぱら非正規雇用の一形態を指す語として用いられているが、「Arbeit」は雇用形態によらず労働一般を指す語として用いられている。
カルテ
語源と思われる語はドイツ語の「Karte」である。日本語ではもっぱら医療の診療経過等を記録を指す語として用いられているが、「Karte」は単に「カード」を意味するものである。
クレーム
語源と思われる語は英語の「complaint」である。日本語では「苦情」の意味で用いられるが、英語の「claim」は「要求」、「請求」、「申請」、「主張」という意味であり、「苦情」の意に限定されているわけではない。「苦情」を意味する英語は、「complaint」である。
ナイーブ
語源と思われる語は英語の「naive」とフランス語の「naïve」である。日本語では「繊細」、「素直」と言った中立的な意味で用いられるが、同じ意味の英語は「sensitive」とするのが一般的である。英語の「naive」は、「世間知らず」、「お人よし」、「馬鹿正直」といった否定的な意味で用いられる。ただし、英語の「naive」にも「純朴な」という意味があるため、かならずしも否定的なニュアンスで用いられるとは限らない。英語の「naive」の語源はフランス語の「naïve」であり、英語にとっても外来語である。
フェチ
直接の語源は日本語の「フェティシズム」である。そして「フェティシズム」の語源と思われる語は英語の「fetishism」である。「フェチ」は「特定の対象への執着」(「萌え」)の意味で使われるが、フェティシズムも「fetishism」も「物神崇拝」、「異常性欲」「変態性欲」の意味である。
ライバル 
語源と思われる語は英語の「rival」である。「rival」は敵対・対抗意識を抱いている競争相手の意味であり、日本語のように「ライバル関係にある友人」の意味は無い。英語では、ライバル関係にあっても、「良きライバル」というような表現はまずしない。
リストラ
語源と思われる語は英語の「restructureing」である。日本語では「人員整理」「解雇」の意味でしか用いられないが、英語の「restructuring」の字義通りの意味は、企業の事業や組織などの「再構築」であり、人員整理のみを意味するわけではない。
リベンジ
語源と思われる語は英語の「revenge」である。「リベンジ」は「再挑戦」、「雪辱」という意味でも使用されるが、「revenge」は「復讐」、「報復」という意味のみで、「再挑戦」、「雪辱」という意味はない。また、英語「revenge」の語源「revindicāre」は「報復することにより正しさを実証する」という意味である。英語で「再挑戦」の意味があるのは「return match」か、「rematch」。 この言葉は、プロ野球パリーグ西武ライオンズの投手、松坂大輔が1999年の新語・流行語大賞を受賞した言葉であるが、K-1リベンジが最初とされる。
語源の語の本来の意味が忘れられてしまったもの
パンタロン
語源と思われる語はフランス語の「pantalon」である。「pantalon」はパンツ(ズボン)全体を意味する言葉であるが、1970年代に流行した、いわゆるブーツカット(ベルボトム)タイプの裾が広がったパンツのことをそう呼んでいるうちに、意味が狭まってしまったものと考えられる。
ミシン
語源と思われる語は英語の「machine」である。「machine」は機械全体を指す語であるが、日本に輸入する段階で縫製機 (英語 sewing machine)だけを指す言葉として定着してしまった。
和製外来語
和製英語は、英語が逆輸入したわずかな例外を除き、英語の文化圏では使われない。その他の和製外来語も同様である。例が,これら(和製英語及び和製外来語)内に挙げられている.

アバウト
語源と思われる語は英語の「about」である。「about」は「(…の)回りに・近くに」、「…について」、などの意味で他の動詞・名詞・代名詞などにくっついて意味を表す言葉であり、日本語で用いられている「大雑把」「いいかげん」といった意味を表す言葉ではない。英語で「いいかげん」は「reliable」、「trust」、「decent」などの単語に否定型の「not」をつけて用いるのが一般的であり、数量などを表す言葉では「guesstimate」(当て推量)、「wild guess」(当てずっぽう)などがある。
イヤー・オブ・ザ・コーチ
語源と思われるのは英語の「coach of the year」を誤って異なる語順に並べた「year of the coach」だと思われる。高校野球の指導者に対して贈られていた賞である。2006年「育成功労賞」に改名されている。
カスタム
語源と思われる語は英語の「custom」である。「custom」は「オーダーメイド」などの意味である。
カンニング
語源と思われる語は英語の「cunning」である。「cunning」は「ずる賢い」などの意味。「カンニング」に相当する英語の語は「cheating」である。
コンプレックス
語源と思われる語は英語の「complex」である。「complex」は
「複合体」、「合成物」、「大型アパート」、「団地」などの意味であり、そこから派生した精神分析の用語として「強い感情やこだわりをもつ内容で、ふだんは意識下に抑圧されているもの、つまり「心的複合体」または「感情複合」という意味である。日本語での一般の用法としては「劣等感」という意味が通例であるが、本来的には「劣等感コンプレックス」は各種の心的複合体のひとつにすぎないし、また厳密な意味では劣等感と同義語ではない。
サイダー
語源と思われる語は英語の「soda pop」である。「cider」」はイギリス英語圏では「リンゴ酒」(シードル)、アメリカやカナダ英語では精製・熱加工していないリンゴの「ジュース」をさす。
サイン(歌手やスポーツ選手などの)
語源と思われる語は英語の「sign」である。「sign」は名詞としては「看板」などの意味である。「サイン」に相当する英語の語は「autograph」である。
サイン(クレジットカードを使用する際の)
語源と思われる語は英語の「sign」である。「sign」は名詞としては「看板」などの意味である。「署名」に相当する英語の語は「signature」である。
サークル(大学などの)
語源と思われる語は英語の「circle」である。「サークル」に相当する英語の語は「club」である。
シール
語源と思われる語は英語の「seal」である。「seal」は「印章」、「封印」の意味する。
ステッカー
語源と思われる語は英語の「sticker」である。「sticker」は「ステッカー」と異なり、かなり小型のものも含まれる。
ジャンパー
語源と思われる語は英語の「jumber」である。イギリス英語で「jumper」は「セーター」や「トレーナー」を意味する。
ジャケット
語源と思われる語は英語の「jacket」である。「ジャケット」は「ブレザー」や「スーツの上着」などを意味するが、アメリカ英語の「jacket」は合わせ部がファスナー止めなどの作業着や防寒ジャンパー、カジュアルな上着を意味する。「ジャケット」に相当する英語の語は「coat」(外套のコートと同じ)である。
ショートケーキ
語源と思われる語は英語の「shortcake」である。アメリカ英語で「shortcake」は、スポンジの代わりに菓子パンの一種であるビスケット(biscuit)を使ったケーキを意味する。「short」は(食感が)さくさくしている、という意味である。「ショートケーキ」に対応する英語の語は「strawberry cake」である。
シルバー
語源と思われる語は英語の「silver」である。「シルバー」は「老人」、「高齢者」、「白髪」を意味するが、「silver」にはそのような意味はない。「白髪」を意味する英語は「white」である。また、対象が高齢者のみに限定される「シルバーシート」に直接に相当する英語の語はない。(対象を高齢者に限定しない「優先席」に相当する英語の語はあり、「priority seat」である。)
シンプル
語源と思われる語は英語の「simple」である。「simple」は「単純」という意味であり、あまり肯定的な含みはない。「simple」を人間に対して使うと「思慮のない愚か者」という侮蔑的な表現となる。
スイッチバック駅
語源と思われる語は英語の「switchback」である。「switchback」は「ジグザグ」を意味し、勾配上に設置される「スイッチバック駅」は「switchback」という語が当てはまるが、遠軽駅、十和田南駅のように、一方側が行き止まりで単に方向転換をする駅については「switchback」という語は当てはまらない。
スケルトン
語源と思われる語は英語の「skeleton」である。「skeleton」は「骨格」を意味する。生物の骨格の意味でも比喩的な意味でも使う。デザインでは外装に透明素材を使い骨格(内部構造)が見えるものの意味で使う。日本語では「透ける」という語感から、「透明素材を使うこと」自体を意味することがあるが、「skeleton」にはそのような意味はない。
「スピン」(本の)
語源と思われる語は英語の「spin」である。「スピン」に相当する英語の語は「ribbon」や「tassel」である。
ストレート(テニス)
語源と思われる語は英語の「straight」である。「ストレート」は上から見たボールの軌跡が直線で、サイドラインに平行なボールを指すことがあるが、「straight」は直線でさえあれば平行でなくても使われる語である。
スペル
語源と思われる語は英語の「spell」である。「綴り」を意味する英語の名詞は「spelling」である。「spell」は動詞では「綴る」で、名詞では「呪文」などの意味を持つ。
スリッパ
語源と思われる語は英語の「slipper」である。「slipper(s)」は上履きなど(紐がなくかかとが低いもの)を意味する。「スリッパ」に相当する英語の語は「scuffs」や「mules」である。
ダイエット
語源と思われる語は英語の「diet」である。「diet」は腎臓病などを含む食餌(事)療法を意味する。英語でも痩身のための食事療法の意味には使うが、食事療法以外の手段には使わない。
タイム・フライズ・ライク・アン・アロー
語源と思われるの日本語の慣用句「光陰矢のごとし」と英語の慣用句「Time flies.」である。英語文化圏には「Time flies like an arrow.」という慣用句はない。
ダイヤ
語源と思われる語は英語の「diagram」である。「diagram」は運行予定を表す線図を意味するが、運行予定そのものには使わない。
ダウト
語源と思われる語は英語の「doubt」である。「doubt」は「怪しい」、「疑わしい」という意味だが、「カミングダウト」の「ダウト」のような嘘とか偽という意味(「true」の対義語)はない。「嘘」や「偽」に相当する英語の語は「false」である。
タックル (英語 tackle)
英語の「tackle」は専らフットボール用語であり、格闘技用語としては使われない。レスリングなどの格闘技で相手の足に組み付いて倒す技術は「テイクダウン (takedown)」または「レッグダイブ (leg dive)」と呼ばれる。
タレント
英語の「talent」は「才能」「才能のある人」の意味。タレント・エージェンシーという組織形態名もあるので芸能人という意味では、誤用とは言い切れない。
チョーキング (英語 bending)
英語の「choking」は「首を絞めること」の意味。ギターの弦を押し曲げて音の高さを変える演奏法の意味には使わない。
デノミ(デノミネーション)(英語 redenomination)
英語の「denomination」は単に通貨の呼称単位そのものの意味。日本語のようにインフレで通貨の価値が下落して額面数字を小さくするために呼称単位を変更(100円⇒1新円)する意味で使うときは接頭辞の「re-」をつけた言葉になる。
テンション (英語 hyper)
英語の「tension」は緊張や不安を意味する。日本語のような興奮した状態を示す英語は「hyper」などである。
トーナメント (英語 knock out system)
英語「tournament」は、1箇所に集まって行う競技会という意味。日本語ではノックアウトシステムの競技会にほぼ限定されて使用。
ドメスティック・バイオレンス (英語 spousal abuse)
本来家庭内の暴力全般を意味するが、日本語としては専ら配偶者による暴力のみを意味するように変化した。これは、「家庭内暴力」という日本語として通りのよい言葉との使い分けが意識された結果である可能性がある。
トランプ
オランダ語の「trump」は「切り札」を指す。
ドリブル(バレーボール)(英語 double contact) ※ボールに2回連続で触れること。
ハイウェイ (英語 highway)
高速道路も含むが、主要道一般を指す。高速道路を意味する英語は「express way」。
バーゲン (英語 sale)
英語の「bargain」は「掘り出し物」の意味で、「催し物」を意味することは無い。
ハンバーグ (英語 hamburger steak)
ハンバーガー(hamburger)は本来、挽肉料理のハンバーグのことを指し、それを用いたサンドイッチもその名で呼ばれる。後者のみに限定するのは日本での用法。単にハンバーグと言うと、その語源となったドイツの都市ハンブルク(Hamburg)と解される。
ファイト (英語 fight)
英語では戦う・喧嘩するの意味で、「がんばる」や「闘志」の意味では使わない(ボクサーに対して試合中かける「Fight!」は「戦え」という命令形)。日本で運動部がランニングのとき「ファイト!」と掛け声をかけるが、英語なら「Keep go go go」や「Keep running」になる。試合などで子供にそのような掛け声をかければ「喧嘩しろ!」となり、暴力行為を示唆していると見られる。
フライングスタート、フライング (英語 premature start, breakaway)
本来の"flying start"は助走を付けて行うスタートのことを指す。
フラッシュライト (英語 flashlight)
英語の「flashlight」は懐中電灯の意だが、日本語ではSurefire等、特殊部隊が用いる敵の目を眩ます小型ライトの意味で用いられる。
フレンチキス(英語 French kiss)
本来はディープキスを意味するが、日本ではライトキスを指す場合がある。
ウェブページ全般を意味する「ホームページ」 (英語 webpage)
技術用語の「homepage」は、ウェブブラウザのホームボタンを押した時に表示されるウェブページ、または、ウェブサイトのトップページのことを指す。
体型を意味する「プロポーション」「スタイル」 (英語 figure)
英語の「proportion」は比率、「style」は様式や文体の意味が強い。
マイカー (英語 private car)
英語の「my car」は単に「私の車」で、自家用車の意味はない。
マイホーム (英語 one's own home, one's own house)
家を英語では「house」、家庭を「home」と表現するが、両者は明確には区別されていない。英語で「my home」という場合は、単に私の家、あなたの家、他人の家との区別であり、「持ち家」という意味は全く無い。
マーシャルアーツ (英語 martial arts)
英語の「martial arts」は武道、武術、格闘技を指す普通名詞。劇画作家梶原一騎が、自身の作品、「四角いジャングル」にて、“米軍の格闘術”あるいは“アメリカンスタイルの空手”として捏造したのが発端。“米軍の格闘術”という誤訳は、現在でも格闘ゲームなどのサブカルチャーにて強く信じられている。
マニア (英語 enthusiasm, enthusiast)
英語の「mania」は熱狂、熱狂の対象あるいは躁病を意味し、熱狂している人を示す場合には「maniac」を用いる。ただし日本語のマニアに比べ強い執着を伴う批判的イメージがあるため注意。
マンション (英語, 米・カナダapartment house, 英・flat,(日本でいうアパート)condominium)
英語の「mansion」は「豪邸」の意味。
ムーディ (英語 nice)
英語り「moody」は移り気なの意味。
メーカー (英語 manufacturer)
製造業者の意で広く用いられている「メーカー」は、英語では「manufacturer」が相当。「maker」は合成語として用いられるのが一般的で「automaker」、「watchmaker」、「drugmaker」など製造業者だけでなく「policymaker」などでも使用される。
モラル・ハザード (対応語なし)
英語の「moral hazard」は保険システムの整備が危機感を減少させてむしろリスクを上昇させてしまう現象のこと。日本語の「モラル・ハザード」が倫理意識の喪失という意味を持ってしまっているのとは異なる。
リニューアル (英語 remodeling, update)
日本語では新装開店を意味するが、英語本来の意味は契約更改、免許や購読の更新。ウェブページの更新は「update」。したがって「ホームページをリニューアルする」は三重の誤用で、名詞の「renewal」を動詞として使っている。
リフォーム (英語 renovation)
日本語では住宅の改装工事や服の仕立て直しなどを意味するが、本来の英語では政治などの制度改革をする、または犯罪者などを矯正するという意味。改装工事は「renovate」や「remodel」、服の仕立て直しという意味では「alter」が正しい。
リンス (英語 hair conditioner)
英語では単に「すすぐ」という意味で、コンディショナーを意味する名詞としては使われない。
レパートリー (英語 repertory)
音楽家の演奏可能な曲目を意味する場合は、フランス語起源の「repertoire」を用いる。
ワンマン (英語 dictatorial)
「統括者が組織内で独裁的に物事を動かす」という意味での「ワンマン」。運転手が運転の他、運賃収受を行う公共交通の運行形態である「ワンマン運転」「one-man operation」 から転じて成立。「one-man operation」,「one-man car」 は性別を特定する語句のため、現代の米英では用いられなくなりつつある単語であるが、過去のバス会社の合理化事例の紹介など、歴史的文脈では登場する。
語源の言語では希か廃れた用法
カメラマン
英語「cameraman」はスチル写真の写真家を意味したが、映画の登場後、英語では映画(およびテレビ撮影)のカメラマンを意味するように変化した。
サービス
英語「service」に無料の意味はないといわれるが、英語でも(無料の)奉仕、親切という意味があるので、誤用とは言い切れない。ただし物品販売以外の業種としてサービス業という業種分類があるように、サービスはその行為・業務内容を指し無料か有料かという意味はない。カスタマー・サービスなどのように特別な場合のみ無料で提供されるが、通常は有償であるという事は認識しておくべきと思われる。軍務へ従事する事もサービスと呼ばれるが勿論報酬は得ている。
ジャスト
「just 1000yen」(ジャスト1000円)は、英語では「1000円丁度」の意味にも「1000円しか無い」の意味にもなるが、日本語では「1000円丁度」の意味しか無い。「12時ジャスト開始」は英語では「start at 12 noon sharp」となる。
スリップする (車が)
英語でも「slip」が使われることがある。
ツーショット
本来はアメリカ映画業界の業界用語で、映画以外には用いられない。英語を母国語とする一般の人に「two-shot」と言うと「二人が銃で撃たれた」などの誤解をされる可能性がある。
工具のドライバー (screw driver)
カクテルも同じ綴り。尚、プラスドライバー、マイナスドライバーはそれぞれ「phillips」、「flat head」の方が一般的で、「plus driver」、「minus driver」は稀にしか用いられない。
バイク
イギリスでは「bike」と言うと、「発動機を搭載した二輪車(オートバイ)」の意味と「自転車(bicycle)」の意味の両方で使用されている。日本語の意味は前者に従っている。アメリカでは自身がオートバイに乗る人はオートバイを「bike」と呼ぶ人が多くなったが、一般的に「bike」と言うと自転車を指す場合が多い。なお、アメリカで「biker」と言うと、一般的には長髪で「ハーレーなどの大型オートバイに乗りアウトロー的な生活している人たち」を指す事が多い。
ポスト
英語の「post」はイギリスでは「郵便物」を意味する。アメリカでの郵便局は「post office」と呼ばれるが、日本で使われるポスト(箱)を意味する英語は「mail box」である。また、「post」はBBSなどへ投稿する行為を指す語としても使われるが、この場合も名詞として使われることはない。
マネージャー
英語の「manager」の意味は「管理者(管理職)」、「(野球の)監督」など。ただし、英語でも学校のクラブ活動などの「マネージャー」に「manager」が用いられることがあるが、この場合は『スケジュールや予算などを』管理する者という意味。
ヨット
英語の「yacht」は普通、個人所有の豪華クルーザーか、遊行船一般を意味する。日本語のヨットの意味では紛らわしいためあまり用いられない。
ライフライン
日本語では「生活線」または「生命線」と表現され、主に電気・ガス・水道等の公共公益設備など、都市機能を維持し現代人が日常生活を送る上で必須の諸設備を指す。阪神・淡路大震災以降、よく使われるようになった。和製英語のように誤解されがちだが、れっきとした英語圏からの用法である。
X'mas (Xmas)
Xはキリストを表すギリシア語「Χρστος」の頭文字なので、もともとは省略を意味するアポストロフィをつけていたが、英語ではその後、アポストロフィを付けない形が広まった。[1]
原語にあった誤用を継承したもの
クリスタル
本来は、結晶という意味だが、きらきらしたものという意味で使われている。英語での誤用が日本語の意味にも入っている。
バーチャル
本来の意味は「仮想の」ではなく「実質的な、事実上の」である(「実質的な」は言外に「本当はそうではないが」という意味も含む)。これはIBMが「real memory」に対して実質的に同じ働きをする記憶領域を「virtual memory」と命名したところに始まる。この語が直訳されずに「仮想」と意訳されたのは、訳者が仕掛け・仕組みに注目したためである。
ハッカー
英語の「hacker」は海外のマスメディアでも「コンピュータないしネットワーク犯罪者」の意で用いられているので誤用とは言い切れないが、本来はコンピュータないしプログラミングに精通した人、達人の意であった。もちろん「悪い」ハッカーはクラッカー(cracker)であると言える。格別プログラミング能力を持たず、出来合いのセキュリティ侵害プログラムを利用するだけの者はスクリプトキディ(script kiddy)と呼ばれる最下級のクラッカーである。英語圏由来の誤用が、日本語においても都合の悪い意味に解釈されている。
リクルート
本来はグループに加わることで「軍隊への入隊」を意味してはいなかったが、後になって誤用され、「軍隊の新兵募集」の意味が定着してしまった。それが、日本では民間企業の新卒就職に関わる言葉となっている。英語の「recruit」を比喩的な響きとして、「民間企業の新規就業」の意味に用いたためである。
商標に由来するもの
商標は企業が自由につけるものであり、正しい・間違っているを論じるべきものではない。ただし、それを他社製品について使うようになれば、「外国語の誤用」とはまた別の誤用と言える(商標の普通名称化)。
キンダーブック
フレーベル館発行の子供向けの本であるが。「子供の~」を意味するドイツ語の「Kinder」と「本」を意味する英語の「book」を組み合わせた造語である。
ブロマイド
浅草のマルベル堂がスターのブロマイド写真(臭化銀 = シルバーブロマイド を使った写真)を商品名「プロマイド」で売り出したのが始まり。英語の「bromide」は臭化物で、退屈な人、陳腐な言葉という意味が派生している[2]。
セロテープ
ニチバンにおけるセロハンテープの商標。アメリカでは3M社の「Scotch tape」。イギリスでは同様に商標名である「sellotape」という言い方が一般的であり、「sellotape」で通じる。
文法数の違い
日本語には文法数の区別がないため、英語など数の区別がある言語からの借用では、単数形か複数形かいずれか片方だけが借用され、実際の個数に関わらずその語形だけが使われる。これも、本来の数の区別からは「誤用」と言えるが、日本語の文法から来る制約であり、ここまでで述べたような語義の問題とは性質が異なる。
借用される語形は原則として単数形だが、
• 原語で複数形を使うことが多い語
• 複数形が不規則変化する語
• 単数形が短かすぎる語
などで、複数形が借用される傾向がある。
• シューズ (英語 shoes)
• ショーツ (英語 shorts)
• スラックス (英語 slacks)
• ソックス (英語 socks)
• タイツ (英語 tights)
• トランクス (英語 trunks)
• パンツ (英語 pants)
• パンプス (英語 pumps)
• ブーツ (英語 boots)
など、2つ1組とみなされて英語では単数形を使うケースがほとんどない場合は、日本語でも複数形を借用することが多い。しかし、同様の単語でも
• サングラス (英語 sunglasses)
• サンダル (英語 sandals)
• ストッキング (英語 stockings)
• ブリーフ (英語 briefs)
• ブルマ (英語 bloomers)
• ミュール (英語 mules)
など、単数形の借用も多い。
ロマ (ロマ語 Roma、単数形 Rom) のような民族名も、複数形を使うことがある。
単位名は、英語では複数形で使うことがほとんどだが、日本語では単数形になることが多い。しかし、フィート (英語 feet、単数形 foot) は複数形を借用し、ペニー・ペンス (英語 penny、複数形 pence) は両方使う。
複数形を借用した語には他に、
• インディーズ (英語 indie(s))
• グッズ (英語 good(s))
• ダイス (英語 dice、単数形 die)
• ウエハース(英語 wafer(s))
• タコス (スペイン語 taco(s))
• データ (英語 data、単数形 datum)
• ニーズ (英語 need(s))
• マギ (ラテン語 magi、単数形 magus)
などがある。
原語で -t(複数形は-ts)で終わる語の中には、
• シャツ (英語 shirt(s))
• スポーツ (英語 sport(s))
• フルーツ (英語 fruit(s))
• バケツ (英語 bucket(s))
など、「ツ」で終わる語がかなりある。しかしこれらは、複数形を借用したのか、単数形の-tを「ツ」に音写しているのかを、カナ表記から判断することは難しい。
脚注
1. ^ クリスマスの出典を参照
2. ^ 小学館 プログレッシブ英和中辞典 第2版 (小学館 1987)より
関連項目
• 日本語の誤用、日本語の乱れ
• 和製英語
• Engrish、フランポネ
• 外国語の日本語表記
• 外来語の表記
• 正書法
================引用終了
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