2013年度前半の将棋界 羽生三冠の動向

 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1385699944&owner_id=5019671

mixi日記2013年10月25日から

 毎年度、最初に行なわれるタイトル戦は名人戦。
 羽生三冠は、3年連続で名人戦で敗退し、暗いスタートになる。名人戦の1勝4敗のせいもあって、4~5月の成績は2勝6敗。ありえない。
 ところがここからの勝ちっぷりがスゴい。
 今日までの年度成績が24勝11敗(1千日手)。つまり6月以降は22勝5敗で、勝率は8割を超えている。タイトル戦を3つ戦ってこの勝率は異常だろう。
 もう少し詳しく見ると、3つのタイトル戦の成績は下記のとおり。
 棋聖戦3-1(渡辺竜王)
 王位戦4-1(行方八段)
 王座戦3-2(1千日手)(中村六段)

 タイトル戦の(10勝)4敗は防衛してしまえばさほど痛い負けではない(王座戦は相当危なかったが)。
 タイトル戦の成績を除く今年度の6月以降の成績は12勝1敗。この1敗は竜王戦の本戦準決勝で森内名人に負けたもの。一方的に攻めまくっているようでつんのめって自爆……という奇妙な敗北だった。ホントに森内名人に対する苦手意識が生まれたのだろうか。竜王位をストレートで奪われた2003年から翌2004年の状況を思い出す。もっともこのときは2004年末からは反攻に移り、森内名人に8連勝するのだが。
 竜王戦で手痛い1敗を喫した以外は全勝なので、王将戦と棋王戦は順調に挑戦権に近づいている。いまの勢いだと、王将戦はほぼ確実で、棋王戦も勝ち抜くのではないかと思われる。
 一方、迎え撃つであろう渡辺竜王(王将・棋王)の調子が相当悪い。今年度の成績は、11勝12敗で低空飛行が続いている。竜王戦の初戦も、「らしくない」負け方だった。先日のNHK杯も「らしくない」内容だった。
 2ちゃんねるあたりでは、タイトルを3つとも失う、という気の早い予想も出ている。
 仮に、そうなったとする。

 とりあえず、森内名人が竜王・名人に復位(と言っていいのか?)することになる。これは約10年ぶり。
【将棋/名人の系譜1】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-948.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1385766313

 現状は、名人位を除く6タイトルを3つずつ分け合い、本格的な「羽生・渡辺時代」到来か、などと言われている。
 ここで渡辺竜王が後退すると、羽生五冠&森内竜王・名人という構図になる。嗚呼、時代は何年遡ることになるのだろう。世代交代など、ずうっと先のことになる。

 個人的には、羽生七冠の再現を望んでいる(こう言いつづけてもう何年になるだろう)。
 羽生三冠のファンであることもあるが、将棋界全体の盛り上がりを期待している。羽生三冠以外の棋士が七冠に向かうのなら、それもアリと思っている。羽生九段というのは、ものすごく異和感があるけど。
 これから数年、囲碁界は井山六冠の七冠取りが話題になりそうな気配がある。
 ダブルで進行すればおもしろいぞー。


【20131029追記】
 下記のコメントを回収しておく。

http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=687&community_id=596&bbs_id=25354
================引用開始
 羽生三冠
・対森内名人
 1勝5敗(通算66勝57敗……かなり接近してきました)
・対森内名人以外
 23勝6敗(うちタイトル戦10勝4敗)ほかの敗戦は佐藤九段、行方八段

 渡辺竜王
・対羽生三冠
 1勝5敗(通算26勝26敗)
・対羽生三冠以外
 10勝7敗

 ちょっと物足りない……くらいですかね?
================引用終了
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