もっと早くこういう対応をしていれば……──『明日、ママがいない』【11】

 やはり突っ張りきれなかったのね。そりゃそうだろう。3日前にはあんなに強気だったのに。もっと早くにこういう対応をしていれば、ここまで話はこじれなかったはず。繰り返すけど、ドラマ自体には多少の過剰表現はあるけどさほど問題はない。問題は、あのデリカシーの欠片もないニックネームと、日テレの対応の悪さなんだから。
 さて、2月4日までにどこをどうするのだろう。これでいい加減なことをしたら、さらにオオゴトになるよ。
『女性自身』によると、ずいぶん前に7話まで撮影が終了している。http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=3133471#scpshrtu
 それにしても、こういう事実がなぜ「全国児童養護施設協議会」から発表になるのだろう。日テレ側が会見するものじゃないかな。意地でも謝罪はしないつもりだろうか。

【1】~【10】に関しては下記参照。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2950.html

 ついでだから、mixiのドラマのコミュに書いたことを回収しておく。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=89345&id=75588623


[315] 2014年01月24日 13:06
tobirisu

 スポンサー云々の話はおいておいて……。

 ご記憶のかたがいらっしゃったら教えてください。
 子供同士はニックネームで呼び合っていますが、魔王(もしくはアイスドール)が子供のことをニックネームで呼んだシーンがありましたっけ。
 本名も呼ばず、ニックネームも巧妙に避けている気がします。
 まあ、「おまえ(たち)」って呼び方もどうかと思いますが……。


[319] 2014年01月24日 15:34
tobirisu >>[317]

 おそらく、施設側の人間がその呼び方をすると「差別」「イジメ」の類いになる、という配慮でしょう。
 ただ、ニュースなどではその「配慮」を指摘するコメントがなかったので、当方の勘違いかな、と思いました。


[411] 2014年01月27日 11:23
tobirisu >>[409]

 ドラマに関する報道をチェックしてきました。
日テレの強気も限界か──『明日、ママがいない』【7】
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1920397222

 ここまで騒ぎが大きくなった原因のひとつは、ドラマの内容には関係なく、日テレの対応のマズさだったと思います。

・いまだに謝罪の言葉がない
 安易に謝罪をしないのはアメリカ流なのかもしれません。しかし、日本では反感を買います。極端な話、そぶりだけでもいいのですから「不快な思い」をした人たちへの謝罪の言葉を発表するべきでした。謝罪したうえで「しかしながら……」と主張するべきところを主張すればここまでのことにはならなかったはずです。

・内容変更を検討することすらしない
 これも極端な話、そぶりだけでもしていればここまでのことにはならなかったはずです。
 謝罪も内容変更もなしに「最後まで見ろ」では、単なる番宣です。

・時代錯誤
 ドラマの内容が時代錯誤、という説もあります。それは「演出」として……。
 多少苦情があっても「話題づくりになるからOK」という態度が感じられます。こういう態度は現代では「炎上商法」と取られかねません。視聴率が伸びないのはそのせいもあるのでしょう。

 内容に関しては、過剰気味だと思いますし、細かい疑問をあげるとキリがありません。
 それらは「演出」と考えることもできるでしょう。
 ただ、「ポスト」というニックネームにしたのはマズい……というより大失策です。
「赤ちゃんポスト」が全国唯一(この騒動で初めて知りました)では、「モデル」と判断されてもしかたがありません。モデルにしているわけでもなんでもないんですけど。
 同様の「ロッカー」は何も言われません。「ボンビ」「ドンキ」「パチ」あたりは「ポスト」よりももっとヒドいと思いますが、問題になりません。
 必要のないところで余計な火種をつくったということです。こんなものは「演出」でもなんでもありません。「親からもらった名前を捨てる」ためなら、もっとフツーのニックネームにすれば済んだことです。
「ストーリーの必然性」……etc.が皆無なのですから、ほかの「差別、暴力、いじめ、殺人、体罰」……etc.とは別問題でしょう。


[478] 2014年01月29日 10:43

tobirisu >>[467]

>慈恵病院の赤ちゃんポストは去年、TBSでドラマでやっていました。
『こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~』(2013年11月25日、TBS)ですよね。

 そのドラマに、今回のパチ役の五十嵐陽向くんが出ていた、というプチ発見。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%8D%81%E5%B5%90%E9%99%BD%E5%90%91


【追記】
 きわめてまともな関連記事【ネタ元30】を読んで、ホッとした。
 妙に感情的な書き手が多すぎる。
 文章としては粗も目立つ。たとえば、締めの紋切り型は×でしょう。
 しかし、こういう考え方で書ければ、そんなことは些末な問題でしかない。下記のような当たり前のことがわからずにピャーピャー言ってる記事が多すぎる。
 いいドラマだと思うとか、子役の演技がすばらしいとか……そういう話は問題の本質は関係ない。
 もっと早くに関係者の言葉に耳を傾けて、あらためるべきところをあらためれば、すばらしいドラマになる可能性だってあった。

================引用開始
しかし、「フィクションだから何でもOK」というわけではありません。ドラマの脚本・演出で、例えば誰かを傷つけたり、社会的差別や偏見などを助長することは許されません。たとえ「表現の自由」が認められるとしても、他者の権利を踏みにじってはいけないという「内在的制約」が存在するのです。
================引用終了


【ネタ元29】毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20140131k0000m040102000c.html
================引用開始
日本テレビ:「明日ママ」内容変更を検討
毎日新聞 2014年01月30日 21時09分(最終更新 01月30日 21時33分)

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系の連続ドラマ「明日、ママがいない」について、人権への配慮を求めている全国児童養護施設協議会(藤野興一会長)は30日、日本テレビ側が番組内容の変更を検討していることを明らかにした。2月4日までに回答すると伝えたという。日本テレビ側はこれまで「最後まで見ていただければ制作意図は理解してもらえる」としていた。

 この日、東京都内の協議会の事務所を日本テレビの佐野譲顕(よしあき)制作局長らが訪れ、両者が協議した。終了後、取材に応じた武藤素明・同協議会副会長によると、佐野局長らは「ドラマを巡り、想定以上の反応があった」とし、「指摘を真摯(しんし)に受け止め、内容を改善する方向で進めたい」と語ったという。具体的には、今後社内で検討するという。

 一方、日本テレビ側は「先方からのご意見を重く受け止めて、期限までに文書にて回答させていただく予定です」とコメントした。番組を巡ってはスポンサー全8社がCM放送を見合わせている。【木村光則、須藤唯哉】
================引用終了


【ネタ元30】ジジコ
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20140130/Jijico_7185.html
================引用開始
「明日ママ」子ども偏見被害の責任は?
ジジコ 2014年1月30日 17時00分 (2014年1月30日 21時15分 更新)


フィクションでも社会的差別や偏見を助長することは許されない

ドラマは所詮はフィクションであり、虚構の世界です。番組の最後に「このドラマはフィクションであり、実在の人物・団体とは何の関係もありません」という趣旨のテロップが流れます。フィクションなのですから、多少の誇張やデフォルメはむしろ当然とすら言えるでしょう。実際、「そんなアホなぁ!」と呆れてしまうお話だってドラマには登場します。
しかし、「フィクションだから何でもOK」というわけではありません。ドラマの脚本・演出で、例えば誰かを傷つけたり、社会的差別や偏見などを助長することは許されません。たとえ「表現の自由」が認められるとしても、他者の権利を踏みにじってはいけないという「内在的制約」が存在するのです。
熊本市の慈恵病院が「明日ママ」に強く抗議する理由
今、日本テレビ系のドラマ「明日、ママがいない」に多くの批判が集中しています。児童養護施設を舞台にしたドラマで、主人公は芦田愛菜ちゃん演じる少女「ポスト」ですが、このあだ名は少女が「赤ちゃんポスト」に預けられたことに由来しています。この脚本監修は、かの有名な野島伸司氏です。「野島作品」はタブーに挑戦し、時代に切り込むものが多いと言われてきました。過激な脚本や演出が問題視され話題になることもしばしばですから、日本テレビ側としても今回の「騒動」は少なからず織り込み済みだったのでしょう。
熊本市の慈恵病院が、「フィクションとして許される演出の範囲を超えている」として日本テレビに強く抗議していますが、これにはちゃんとした理由があります。慈恵病院は「こうのとりのゆりかご」という「赤ちゃんポスト」を運営する、わが国で「唯一」の病院です。「赤ちゃんポスト」と言えば、慈恵病院のことを意味します。そのため、視聴者にこのドラマがあたかも慈恵病院や関連する児童養護施設をモデルにしているかのような、とんでもない誤解を与えかねないのです。
また、子どもを虐待から守る立場にある児童養護施設を「虐待の温床」として描いていることも問題です。仮にドラマの舞台が「学校」なら、私たちの想像力も十分に働きます。例えば「女性教師が実は暴力団組長の孫娘でケンカがめっぽう強く自分の生徒を守るためにチンピラたちと闘う」というドラマ(日本テレビ系「ごくせん」)を見て、その設定を「事実」と信じる人はいないでしょう。視聴者は漫画チックな設定を笑って受け入れ、ただの娯楽として楽しめるのです。
しかし、児童養護施設のことを私たちはほとんど何も知りません。ですから「明日ママ」を見て、どこまでが本当で、どこからがウソで、どれが誇張やデフォルメにあたるのか、的確に判断する材料を持ち合わせていないのです。直感的に「それはウソだろう」と思っても、それがどれだけ実態とかけ離れたものかは断言できないわけです。大人でもそうなのですから、子どもたちはもっと混乱するでしょう。その意味で、「知ったか振り」でドラマを作ってしまう側の「責任」は、非常に重いと言わなければなりません。
たかがドラマ、されどドラマ。はかり知れない影響力を発揮する
現に児童養護施設で生活をしている子どもたちがいます。その子どもたちが学校で「ご飯の前に泣くの?」とか「ペットみたいにお試し期間あるの?」などと、心ない級友の「からかい」に遭わないとも限りません。そのような偏見や差別の助長にかかわる事実が現実に発生したことも、あちらこちらで指摘されています。とても残酷なことです。たかがドラマ、されどドラマ。いったん放送されてしまえば、良きにつけ悪しきにつけ、はかり知れない影響力を発揮してしまうものなのです。
多少の「やり過ぎ」は話題作りのため。それで視聴率がアップすれば願ったり叶ったり。超人気の天才子役・芦田愛奈ちゃんの名演技で「一億お茶の間」を泣かせたい。そんな安易な制作意図から始まったのでは?そのように疑っているのは私だけでしょうか。
================引用終了
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