【せっかく わざわざ わざと あえて】辞書〈3〉
下記の続き。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2949.html
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=75665462&comment_count=10&comm_id=398881
トピがちょっとおもしろい展開になった。
コメント[12]で下記のような話が出る。
わざわざの起こしなのだから○
わざわざの留学なのだから×
わざわざのご留学なのだから○
コメントを回収しておく。
〈2〉に引用した例文に続いてこういうやり取りができると、mixiもまだ捨てたもんじゃないと思う。
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[14] 2014年01月29日 20:55
>>[12]
いろいろヒントをいただいた気がします。ありがとうございます。
ワザワザノに続きそうな名詞を考えてみました。いずれも尊敬語で「来る」系なのは、とても偶然とは思えません。
お越し
おいで
お運び
ご来店
ご訪問(微妙?)
ご足労(微妙?)
「ご留学」にはちょっと異和感があります。漢語系だから……とも思いましたが、「ご来店」がアリならその線は疑問です。なぜなんでしょう。
ちなみに、当方が「お越し」と同類と考えている(「~になる」の二重敬語っぽい使われ方が許容されそうな動詞。あれ? 「おいで」もか)「お見え」「お召し」は△でしょう
「お目見え」なんて言葉もアリの気がしましたが、意味的にヘンですね。
ヒトゴトかワガコトですか。当方のムチャなアプローチも的外れでなかったのかも。
もしかすると……ワザワザは本来、ヒトゴト限定だったのかもしれません。そんなことはないか(笑)。
どちらかと言うとヒトゴト寄りのはずの自然現象などが、ワザワザに関してはワガコト寄りなのは、興味深く思います。
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[15] 2014年01月29日 21:14
>>[14]
なるほど。「来る」系統に限られていますね。盲を啓かされました。ありがとうございます。
我が国へのわざわざの御留学
ではいかがでしょうか?
ヒトゴト・ワガコトという概念を文法に利用としたのも渡辺実です。
ヒトゴト領域からワガコト領域への移動こそが「来る」ですよね。
そうであれば、動作がヒトゴトからワガコトになされれば、ワザワザノが可能ではないかという予想が立ちます。
当方へのわざわざの御挨拶
当方へのわざわざの御伝言
当方へのわざわざの御心付け
などはいかがでしょうか。
ただし、
*当方へのわざわざのプレゼント
を考えると、語彙に縛りがありそうです。
自然現象は、ヒトゴトではないと思います。自然現象に気は遣わないでしょう。尊敬の対象にもなりません。
また「労力」という観点からも、自然現象にワザワザがつかないことは説明できるのではないでしょうか。
ワザワザとワザワザノは明らかに振る舞いが異なるので、区別したほうがいいと思います。
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[16] 2014年01月29日 21:46
>>[15] ブラインドではないでしょう。
「ワザワザノ名詞」は自分では使いそうにないので、語感が働きませんが……。
我が国へのわざわざの御留学
ならアリかもしれません。
当方へのわざわざの御挨拶
当方へのわざわざの御伝言
当方へのわざわざの御心付け
どこまで広げられるかは……謎です。
>ワザワザとワザワザノは明らかに振る舞いが異なるので、区別したほうがいいと思います。
ワザワザノは原則はナシとして、ただし例外は……と考えるのが無難ですかね。
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[17] 2014年01月31日 19:08
>>[16]
原則なし、というのはきつすぎるのではないかと思います。副詞にはノをとって名詞修飾するものが結構あります。そして、それらについても、副詞の場合と名詞修飾の場合で色々な差が観察されます。
ワザワザとワザワザノの2つを、関係がありつつも別のものと認め、それぞれの制限は制限として認めれば済むのではないでしょうか。
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[18] 2014年02月01日 13:28
>>[17]
「原則なし」はきつすぎますか……。
ここに関しては、alcの説明を借りるのが妥当ですかね。
================引用開始
「わざわざの」は「せっかくの」に比べて生産性が低く(形式化が進んでおり)、後に続く名詞が「せっかくの」ほど自由ではないようです。
================引用終了
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トピがちょっとおもしろい展開になった。
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わざわざの起こしなのだから○
わざわざの留学なのだから×
わざわざのご留学なのだから○
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〈2〉に引用した例文に続いてこういうやり取りができると、mixiもまだ捨てたもんじゃないと思う。
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[14] 2014年01月29日 20:55
>>[12]
いろいろヒントをいただいた気がします。ありがとうございます。
ワザワザノに続きそうな名詞を考えてみました。いずれも尊敬語で「来る」系なのは、とても偶然とは思えません。
お越し
おいで
お運び
ご来店
ご訪問(微妙?)
ご足労(微妙?)
「ご留学」にはちょっと異和感があります。漢語系だから……とも思いましたが、「ご来店」がアリならその線は疑問です。なぜなんでしょう。
ちなみに、当方が「お越し」と同類と考えている(「~になる」の二重敬語っぽい使われ方が許容されそうな動詞。あれ? 「おいで」もか)「お見え」「お召し」は△でしょう
「お目見え」なんて言葉もアリの気がしましたが、意味的にヘンですね。
ヒトゴトかワガコトですか。当方のムチャなアプローチも的外れでなかったのかも。
もしかすると……ワザワザは本来、ヒトゴト限定だったのかもしれません。そんなことはないか(笑)。
どちらかと言うとヒトゴト寄りのはずの自然現象などが、ワザワザに関してはワガコト寄りなのは、興味深く思います。
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[15] 2014年01月29日 21:14
>>[14]
なるほど。「来る」系統に限られていますね。盲を啓かされました。ありがとうございます。
我が国へのわざわざの御留学
ではいかがでしょうか?
ヒトゴト・ワガコトという概念を文法に利用としたのも渡辺実です。
ヒトゴト領域からワガコト領域への移動こそが「来る」ですよね。
そうであれば、動作がヒトゴトからワガコトになされれば、ワザワザノが可能ではないかという予想が立ちます。
当方へのわざわざの御挨拶
当方へのわざわざの御伝言
当方へのわざわざの御心付け
などはいかがでしょうか。
ただし、
*当方へのわざわざのプレゼント
を考えると、語彙に縛りがありそうです。
自然現象は、ヒトゴトではないと思います。自然現象に気は遣わないでしょう。尊敬の対象にもなりません。
また「労力」という観点からも、自然現象にワザワザがつかないことは説明できるのではないでしょうか。
ワザワザとワザワザノは明らかに振る舞いが異なるので、区別したほうがいいと思います。
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[16] 2014年01月29日 21:46
>>[15] ブラインドではないでしょう。
「ワザワザノ名詞」は自分では使いそうにないので、語感が働きませんが……。
我が国へのわざわざの御留学
ならアリかもしれません。
当方へのわざわざの御挨拶
当方へのわざわざの御伝言
当方へのわざわざの御心付け
どこまで広げられるかは……謎です。
>ワザワザとワザワザノは明らかに振る舞いが異なるので、区別したほうがいいと思います。
ワザワザノは原則はナシとして、ただし例外は……と考えるのが無難ですかね。
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[17] 2014年01月31日 19:08
>>[16]
原則なし、というのはきつすぎるのではないかと思います。副詞にはノをとって名詞修飾するものが結構あります。そして、それらについても、副詞の場合と名詞修飾の場合で色々な差が観察されます。
ワザワザとワザワザノの2つを、関係がありつつも別のものと認め、それぞれの制限は制限として認めれば済むのではないでしょうか。
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[18] 2014年02月01日 13:28
>>[17]
「原則なし」はきつすぎますか……。
ここに関しては、alcの説明を借りるのが妥当ですかね。
================引用開始
「わざわざの」は「せっかくの」に比べて生産性が低く(形式化が進んでおり)、後に続く名詞が「せっかくの」ほど自由ではないようです。
================引用終了
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