最近のコメントのやり取りから 1 フリー客 フリーの客 ふりの客
mixi日記のバックアップ用のブログからリンクを張っているFB(なんのこっちゃ)にコメントを頂いた。
https://www.facebook.com/ryo.morisawa.75
【原文】■■■■■■■■■■■■■■■■
「ビッグコミック」2012-No.15
『太田和彦のイケイケ居酒屋』第百五回
================引用開始
カウンターは予約札が置かれているが、次々にフリーの客が来てそのたびに主人が「日本酒とビールのみ、店内は全面禁煙ですがよろしいでしょうか」と尋ねる。
================引用終了
「フリーの客」はさすがに誤用だろう。天下の小学館の出版物(マンガ誌とはいえ、読み物)で、しかも居酒屋の専門家がこの言葉を使ったことには衝撃を覚えた。
「ビッグコミック」2012-No.18
『太田和彦のイケイケ居酒屋』第百八回
================引用開始
世界でも、一種類の魚だけで商売する店が普通にあるのは日本の鰻だけだそうだ。
================引用終了
これは虚をつかれた。たしかに珍しいんだろうな。「鮪料理専門」とか「鰯料理専門店」はたまにあるけどさ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【頂いたコメント1】■■■■■■■■■■
オネーさんが隣に座ってくれるお店業界の用語(=指名のない客)と捉えれば誤用ですね。その語源(っていうのかな?)と思われる、オネーさんが(略)業界の古くからの隠語(=飛び込みの客)と捉えれば、誤用というか、「聞きまつがい」とでも言うんでしょうか?
などと思っていたら、こんな事↓に。
http://jhs.ac.jp/guide/glossary/3355.php
【頂いたコメント2】■■■■■■■■■■
魚じゃありませんが、「オイスターバー」とか。あれ? 「たこ焼き屋」はどうなんだろう…。
そういうピンポイントな商売って、昔はもっといろいろあったようですね。
https://www.facebook.com/pages/%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%AD%9D/297922916900442
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
なんと言うか。
「こんな事」の記述は下記。「ホテル観光 用語事典」なんだそうな。
================引用開始
フリー客
読み :ふりーきゃく
予約をしないで当日やってくる客。
================引用終了
こういう事典に採用されているから「フリー客」という言葉はアリとは言えない。ただ、業界用語としてはアリなのかもしれない。なんだか「スキー客」みたい。
下記のようなサイトがあるってことは、じゃなり前から誤用されているのだろう。
【ふりの客? フリーの客? - ことばマガジン】
http://kotoba.asahi.com/quiz/2010080500003.html
元々は何が一般的なのかは、フツーの辞書にのっている。
■Web辞書『大辞泉』から
http://kotobank.jp/word/%E6%8C%AF%E3%82%8A?dic=daijisen&oid=16319900
================引用開始
ふり 【振り/▽風】
【1】[名]
4 料理屋・旅館などで、紹介や予約なしに客が来ること。また、その客。「―の客」
================引用終了
「ふり」を「フリー」と取り違えたことから生まれた誤用だろうね。でも、ボチボチ「ふりの客」のほうが駆逐されそう。大勢が「有利」ではない。
こうして●●が増えていく。
で、「単魚料理店」に関して。「オイスターバー」か。とんでもないとこに目が行くもんだ。「蒲鉾店」もあるけど、原材料の魚はいろいろなんだろうな。
ちなみに当方の返信は下記。
================引用開始
○○さん1
そうなるとだな。「ふりの客」「フリー客」という使い分けが正しいってことか?
何がなんだか(泣)。
○○さん2
「たこ焼き屋」って、それは粉ものやろが。
「焼きだこ屋」ならまだしも。
ポピュラーな例を忘れていた。「たいやき屋」。(←オイ!)
「オイスターバー」か。それはアリかも。
各種のオイスターソースカクテルが楽しめる店ですね。
「李錦記の17年をロックで」
================引用終了
https://www.facebook.com/ryo.morisawa.75
【原文】■■■■■■■■■■■■■■■■
「ビッグコミック」2012-No.15
『太田和彦のイケイケ居酒屋』第百五回
================引用開始
カウンターは予約札が置かれているが、次々にフリーの客が来てそのたびに主人が「日本酒とビールのみ、店内は全面禁煙ですがよろしいでしょうか」と尋ねる。
================引用終了
「フリーの客」はさすがに誤用だろう。天下の小学館の出版物(マンガ誌とはいえ、読み物)で、しかも居酒屋の専門家がこの言葉を使ったことには衝撃を覚えた。
「ビッグコミック」2012-No.18
『太田和彦のイケイケ居酒屋』第百八回
================引用開始
世界でも、一種類の魚だけで商売する店が普通にあるのは日本の鰻だけだそうだ。
================引用終了
これは虚をつかれた。たしかに珍しいんだろうな。「鮪料理専門」とか「鰯料理専門店」はたまにあるけどさ。
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【頂いたコメント1】■■■■■■■■■■
オネーさんが隣に座ってくれるお店業界の用語(=指名のない客)と捉えれば誤用ですね。その語源(っていうのかな?)と思われる、オネーさんが(略)業界の古くからの隠語(=飛び込みの客)と捉えれば、誤用というか、「聞きまつがい」とでも言うんでしょうか?
などと思っていたら、こんな事↓に。
http://jhs.ac.jp/guide/glossary/3355.php
【頂いたコメント2】■■■■■■■■■■
魚じゃありませんが、「オイスターバー」とか。あれ? 「たこ焼き屋」はどうなんだろう…。
そういうピンポイントな商売って、昔はもっといろいろあったようですね。
https://www.facebook.com/pages/%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%AD%9D/297922916900442
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
なんと言うか。
「こんな事」の記述は下記。「ホテル観光 用語事典」なんだそうな。
================引用開始
フリー客
読み :ふりーきゃく
予約をしないで当日やってくる客。
================引用終了
こういう事典に採用されているから「フリー客」という言葉はアリとは言えない。ただ、業界用語としてはアリなのかもしれない。なんだか「スキー客」みたい。
下記のようなサイトがあるってことは、じゃなり前から誤用されているのだろう。
【ふりの客? フリーの客? - ことばマガジン】
http://kotoba.asahi.com/quiz/2010080500003.html
元々は何が一般的なのかは、フツーの辞書にのっている。
■Web辞書『大辞泉』から
http://kotobank.jp/word/%E6%8C%AF%E3%82%8A?dic=daijisen&oid=16319900
================引用開始
ふり 【振り/▽風】
【1】[名]
4 料理屋・旅館などで、紹介や予約なしに客が来ること。また、その客。「―の客」
================引用終了
「ふり」を「フリー」と取り違えたことから生まれた誤用だろうね。でも、ボチボチ「ふりの客」のほうが駆逐されそう。大勢が「有利」ではない。
こうして●●が増えていく。
で、「単魚料理店」に関して。「オイスターバー」か。とんでもないとこに目が行くもんだ。「蒲鉾店」もあるけど、原材料の魚はいろいろなんだろうな。
ちなみに当方の返信は下記。
================引用開始
○○さん1
そうなるとだな。「ふりの客」「フリー客」という使い分けが正しいってことか?
何がなんだか(泣)。
○○さん2
「たこ焼き屋」って、それは粉ものやろが。
「焼きだこ屋」ならまだしも。
ポピュラーな例を忘れていた。「たいやき屋」。(←オイ!)
「オイスターバー」か。それはアリかも。
各種のオイスターソースカクテルが楽しめる店ですね。
「李錦記の17年をロックで」
================引用終了
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