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2014年04月の朝日新聞から

【索引】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-244.html
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●朝日新聞から──番外編 よく目にする誤用の御三家
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-122.html

●朝日新聞から──ではない 世に誤用の種は尽きまじ
「7割以上が間違ったら、もうそれは誤用ではない」のか?
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-194.html


【2014年04月】


14-04-01&02
4日
将棋の王道また見られる(朝刊21面)
 木村草太首都大学准教授。本文中にも「互いに自然な手を重ね、王道を行くようで、美しいと感じます」とある。もうダメだろうね。
【よくある誤用17── これもおなじみ 逆王手 王道 煮詰まる】
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n121351

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王道
正 近道
誤 正当派(のやり方)
「王」つながりでもうひとつ。「これぞ醤油ラーメンの王道」のような使われ方が広まっているようです。もう許容されている気もしますが、厳密には誤用です。「本道」とでも言いかえるのが正解でしょうか。
本来は「近道」の意味です。
http://www.sanabo.com/kotowaza/arc/2004/12/post_482.html
================================引用開始
学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
意 味: 学問をするのに安易な方法はない。
読 み: がくもんにおうどうなし
解 説: 「王道」は、安易な方法、楽な道。ユークリッドから幾何学を学んでいたエジプト王が、「もっと簡単に幾何学を学ぶ方法はないか」と尋ねたところ、「幾何学に王道なし」と答えたという故事による。
出 典:
英 語: There is no royal road to learning.
類義語: 学問に近道なし
================================引用終了
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14-04-03&04
8日
原監督も「生きが良くてすばらしい。後々にしのぎを削りあえるいい選手」と、賛辞を惜しまなかった。(朝刊26面)
 鈴木健輔記者&野田枝里子記者。まず気になるのは「後々に」。「後々」はOKとして、「後々に」ってどういうこと? それはメンドーなんでスルー。「後々」ってことは、いまは歯牙にもかけないってこと。なんでそんなにそんなに上から目線なの。
 もうひとつは、「しのぎを削りあう」。本来の形は「しのぎを削る」だろう。この形で「~合う」のニュアンスがあるはず。古い記憶では「しのぎ合う」なんてのもあった。
「切磋琢磨し合う」なんてのもダメだろうな。ただ、本来は「鬩ぐ」のはずが「鬩ぎ合う」の形で定着した例もあるからなぁ。
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