副詞の迷宮──【きっと 必ず 絶対(に)】〈2〉 非常に 教えて! goo
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-306.html
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【13】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1929935424&owner_id=5019671
直接的には下記の続きと言えるのだろうか。
【きっと 必ず 絶対(に)】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2323.html
テーマサイトは下記。
【「非常に」という言葉の使い方】
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8714349.html
まず質問の全文をひく。
================引用開始
「非常に」という言葉の使い方で、悩んでしまいました。
1)私は非常にゆっくり食べます。
2)非常にゆっくり食べてください。
1)は問題なく聞こえるのですが、2)には違和感があります。
どうしてでしょうか。教えてください。
================引用終了
「非常に」はたしかにヘンな気がする。
かわりに使えそうな言葉は、「できるだけ」「極力」あたりだろうか。
手がかりが見つからずに類語辞典をひいてみた。
「非常に」を『例解類語辞典』でひいてみる。
【たいへん/とても/非常に(ひじょうに)/はなはだ/大いに(おおいに)/きわめて/すこぶる/ごく】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/15784/m0u/%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB/
「極力」を『例解類語辞典』でひいてみる。
【力一杯(ちからいっぱい)/精一杯(せいいっぱい)/極力(きょくりょく)】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/4305/m0u/%E6%A5%B5%E5%8A%9B/
よくわからない(泣)。
困っていると、No.3のコメントが入った。これはすばらしい。
〈専門家の研究によると、「程度副詞は、命令・依頼文と共起しにくい」〉らしい。理由は〈発話主体と受け手の間で、「『非常に』とは具体的にどの程度か」の認識が往々にして共有されてないため〉らしい。
うなってしまった。これでほぼ説明は終了。
たとえば「1回の食事に30分以上かけるようにしてください」なら、「程度」がはっきりするので異和感がない。「専門家の研究」はすばらしい。
ただ、そうなると例外を見つけたくなる。「しにくい」だから、例外もあるんだろう。
「できるだけ」「極力」が使える理由がわからない。「努力目標っぽい」から? 理由になってないような……(泣)。
「きわめて」あたりも使えなくはなさそう。
ここで登場するのが、邪道中の邪道。
「超ゆっくり食べてください」
もしかすると「すげーゆっくり食べてください」「思いっきりゆっくり食べてください」「うんとゆっくり食べてください」あたりもOKかもしれない。
ここで素朴な疑問。「ゆっくり」(とか「のんびり」)だって「程度副詞」と考えることができるのでは。
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【「非常に」という言葉の使い方】
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まず質問の全文をひく。
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「非常に」という言葉の使い方で、悩んでしまいました。
1)私は非常にゆっくり食べます。
2)非常にゆっくり食べてください。
1)は問題なく聞こえるのですが、2)には違和感があります。
どうしてでしょうか。教えてください。
================引用終了
「非常に」はたしかにヘンな気がする。
かわりに使えそうな言葉は、「できるだけ」「極力」あたりだろうか。
手がかりが見つからずに類語辞典をひいてみた。
「非常に」を『例解類語辞典』でひいてみる。
【たいへん/とても/非常に(ひじょうに)/はなはだ/大いに(おおいに)/きわめて/すこぶる/ごく】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/15784/m0u/%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB/
「極力」を『例解類語辞典』でひいてみる。
【力一杯(ちからいっぱい)/精一杯(せいいっぱい)/極力(きょくりょく)】
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/4305/m0u/%E6%A5%B5%E5%8A%9B/
よくわからない(泣)。
困っていると、No.3のコメントが入った。これはすばらしい。
〈専門家の研究によると、「程度副詞は、命令・依頼文と共起しにくい」〉らしい。理由は〈発話主体と受け手の間で、「『非常に』とは具体的にどの程度か」の認識が往々にして共有されてないため〉らしい。
うなってしまった。これでほぼ説明は終了。
たとえば「1回の食事に30分以上かけるようにしてください」なら、「程度」がはっきりするので異和感がない。「専門家の研究」はすばらしい。
ただ、そうなると例外を見つけたくなる。「しにくい」だから、例外もあるんだろう。
「できるだけ」「極力」が使える理由がわからない。「努力目標っぽい」から? 理由になってないような……(泣)。
「きわめて」あたりも使えなくはなさそう。
ここで登場するのが、邪道中の邪道。
「超ゆっくり食べてください」
もしかすると「すげーゆっくり食べてください」「思いっきりゆっくり食べてください」「うんとゆっくり食べてください」あたりもOKかもしれない。
ここで素朴な疑問。「ゆっくり」(とか「のんびり」)だって「程度副詞」と考えることができるのでは。
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