「的」の話〈1〉 資料編 辞書
下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2828.html
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【13】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1929935424&owner_id=5019671
mixi日記2014年09月09日から
アップするのを忘れていた?
これもあまり関わりたくないテーマのひとつなんだが、マイミクの日記を読んでちょっと書く気になった。マイミクの日記で話題になっていたのは、「有効的」。これがけっこう広まっているみたいなんで頭が痛い。直接的には下記にも引用した「1036)」の続きなのだが、これがtobiクンとは思えないほどアラの目立つ書き方で……。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1931987186&owner_id=7303697
まずコメントを回収しておく。
================引用開始
「的」に関して、以前書きかけて断念しました。そのうち頑張って書いてみます。
1036)【「的」の話────「わたし的には」「個人的には」「将来的には」】 辞書
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1912584154&owner_id=5019671
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2863.html
「有効的」は使用例が多いそうです。
「的」の使い方はさまざまで、目立つのは「私的」の類いでしょう。あえて言うなら【「~としては」の的】ですかね。
↑の記事では「有効的」は〈また形容動詞語幹に付いて「マニアック的・有効的」などと使われるが、標準的でない〉とあります。
ちょっと疑問で、「有効的」は「有効(名詞)」+「的」ではないかと……。
意味は【「~っぽい」の的】。別に「形容動詞語幹」と考えても大差はないのですが……。
「積極的」「直接的」などは、「(名詞)」+「的」ですよね。
妙な「~的」の例だと……たとえば「挨拶的なことを言った」だと「挨拶(名詞)」+「的」で「挨拶っぽい」でしょう。
前から気になっているのは「直截的」で、これは「直接的」との混用だと思っています。「直截な表現」と言うのに「直截的な表現」とも言うのはちょっと怪しい。
================引用終了
『大辞泉』の記述が相当ヒドかったので確認してみた。困ったことにとくに変更はないようだ。
http://kotobank.jp/word/%E7%9A%84?dic=daijisen&oid=12652300
================引用開始
てき 【的】
[接尾]
1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」
2 人名や人を表す語(また、その一部)に付いて、親しみや軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて、その人を呼ぶのに用いる。「取―(=下級の力士)」「泥―(=泥棒)」「幸―(=幸次郎)」
◆1は、中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。
名詞以外にも、「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある。
また最近、「わたし的には~」「ぼく的には~」という若い人が増えて批判の対象となった。これは「わたしは~」「ぼくは~」と直截に言うのを避けた言い方である。「わたしとしては~」「ぼくとしては~」とぼかした表現で、「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法と見てよい。→方(ほう) →とか
================引用終了
ちょっと困り気味でWikipediaをひいてみた。
o( ̄ー ̄;)ゞううむ
Wikipediaの記事としては珍しく「読める」内容になっている。消えるとイヤなので全文をひいておく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%84
================引用開始
的
この項目では、接尾辞について説明しています。その他の的については「的 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
的(てき)とは、接尾辞の一つ。
漢字「的」の本義は「あきらか」で、この意味での熟語には「的確」などがある。後に音を仮借し、「まと」の意味と、助詞を表すようになった。
目次 [非表示]
1 助詞の「的」
2 音訳の「的」
3 若者言葉の「的」
3.1 概要
3.2 主な用法
3.3 中国
4 註釈
助詞の「的」[編集]
助詞「的」の意味は大まかには日本語の「の」に当たる。古典ではあまり用いられず、比較的最近のものである。ゆえに、日本語へ入った熟語は少ない。一方、現代中国語では代表的な助詞の1つである。
1930年代ごろ、それまで「底」と書かれていた所属の助詞が「的」と書かれるようになり、「的」の意味はいっそう広まった。
厳密には「的」と「の」の意味範囲はいくぶん違い、機械的に訳すことはできないが、日本でも中国でも、「的」=「の」と広く認識されている。そのため、中国語を母語とする日本語学習者には、「の」とは訳せない「的」を「の」と訳し不自然な日本語にしてしまう間違い(例 「幸福的家庭」→×「幸福の家庭」○「幸福な家庭」[1])がしばしば見られる。また、日本の漫画や小説では、中国人の話す日本語で、助詞の「の」を「的」に置き換えることがあるが、もちろん中国語として正しいとは限らない。
音訳の「的」[編集]
日本では近代になり、英語の -ic やドイツ語の -ik といった形容詞を生成する語尾の音訳に「的」が使われるようになった。本来は的 (teki) を、Romantic (浪漫的)のように、-t で終わる語根に -ic が付いて語尾が -tic となった語の音訳に使われた。後に、-ic 全般の音訳に使われるようになった[要出典]。
この音訳は西洋文献の翻訳において多用された。まもなく、元が音訳語であることがほとんど忘れ去られ、名詞全般につけることができるようになった。これらの「的」で終わる語は多くが中国にも輸出され、広く使われている。
若者言葉の「的」[編集]
「私(わたし)的には」「気持ち的には」など若者言葉の中で用いられる表現について述べる。
概要[編集]
たとえば、「的」という言葉を日本国語大辞典で紐解いてみると、
そのような性質を持ったものの意を添える
文句を受けて全体を体言格とする場合
漢語に付いて、直接、または「な」を伴って連体修飾に使う
そのような性質を有する、それに近い、の意を表す
それに関する、それに付いての、その方面に関わるなどの意
を示す。また、中国語では「~の」という意味がある。ところが、2000年の新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた「私的には…」は、「~の方(ほう)」「~みたいな」などと同じく、「~だ」「~です」と言い切らない、若者を中心に多用されるぼかし言葉の代表格といえる。接頭辞の超(またはチョー)と同じく、本来の言葉の意味に鑑みると正しいとはいえないけれども誤用として全否定するのも難しい。
主な用法[編集]
冒頭にも挙げたように、若者言葉的な用法とは
「~は」をぼかした表現
「~としては」の意
であり、前者は「気持ち的には」「長さ的には」、後者は「わたし的には」「○○さん的には」などが挙げられる。
中国[編集]
中国でも文化大革命以降に育った世代が「的」を多用し、「的」という語の意味の多さから年配者にはいい顔をされない。[要出典]
註釈[編集]
^ ただし、「幸福の家庭」と「幸福な家庭」の違いは名詞と形容動詞の定義の曖昧さに由来するものであり、一般的には「幸福な家庭」であるが、「幸福の家庭」もまた正しくないとはいえない。
================引用終了
ただ、〈本来は的 (teki) を、Romantic (浪漫的)のように、-t で終わる語根に -ic が付いて語尾が -tic となった語の音訳に使われた。〉ってどういう意味? 「Roman」って「-t 」で終わってる? 「acrobat(ic)」とかならわかるけど。
ちなみに↑の『大辞泉』は〈◆1は、中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。〉と曖昧な書き方をしているぶん間違いではない。
さて、「的」には多様な使い方がある。
『大辞泉』の表現を借りるなら、下記の3つが正当派。(番号は当方がつけた)
1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
1)そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
2)それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
3)そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」
このほかに、下記もあるらしい。
4)文や句を受ける用法(「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」)
さらに、近年は下記が批判の対象になったらしい。
5)直截に言うのを避けた言い方(「わたし的には~」「ぼく的には~」)
4)5)については↑で書いた。4)の用法を「ある」と認めるのは疑問。5)に関しては認めているか否かさえ不明。〈「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法〉なら、なぜ批判されたのかは不明。たぶん「個人的には~」「将来的には~」とは別の用法。
近年増えているのは……。
まず5)だろう。「○○としては」と言いかえるのがわかりやすい。
「有効的」はたぶんどれにもあてはまらない。
そもそも『大辞泉』にもあるように「名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる」ものだろう。形容動詞の語幹につくことに異和感。
さて、マニアック的はアリ? 直截的はアリ?
【20140910追記】
けっこう重要な?ことを忘れていた。
「~チック」って妙な造語が流行ったことがある。
代表格は「乙女チック」。「SFチック」ってよく考えるとヒドい重言だな。
あと何があったっけ。
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「有効的」は使用例が多いそうです。
「的」の使い方はさまざまで、目立つのは「私的」の類いでしょう。あえて言うなら【「~としては」の的】ですかね。
↑の記事では「有効的」は〈また形容動詞語幹に付いて「マニアック的・有効的」などと使われるが、標準的でない〉とあります。
ちょっと疑問で、「有効的」は「有効(名詞)」+「的」ではないかと……。
意味は【「~っぽい」の的】。別に「形容動詞語幹」と考えても大差はないのですが……。
「積極的」「直接的」などは、「(名詞)」+「的」ですよね。
妙な「~的」の例だと……たとえば「挨拶的なことを言った」だと「挨拶(名詞)」+「的」で「挨拶っぽい」でしょう。
前から気になっているのは「直截的」で、これは「直接的」との混用だと思っています。「直截な表現」と言うのに「直截的な表現」とも言うのはちょっと怪しい。
================引用終了
『大辞泉』の記述が相当ヒドかったので確認してみた。困ったことにとくに変更はないようだ。
http://kotobank.jp/word/%E7%9A%84?dic=daijisen&oid=12652300
================引用開始
てき 【的】
[接尾]
1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」
2 人名や人を表す語(また、その一部)に付いて、親しみや軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて、その人を呼ぶのに用いる。「取―(=下級の力士)」「泥―(=泥棒)」「幸―(=幸次郎)」
◆1は、中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。
名詞以外にも、「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」のように文や句を受ける用法もある。
また最近、「わたし的には~」「ぼく的には~」という若い人が増えて批判の対象となった。これは「わたしは~」「ぼくは~」と直截に言うのを避けた言い方である。「わたしとしては~」「ぼくとしては~」とぼかした表現で、「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法と見てよい。→方(ほう) →とか
================引用終了
ちょっと困り気味でWikipediaをひいてみた。
o( ̄ー ̄;)ゞううむ
Wikipediaの記事としては珍しく「読める」内容になっている。消えるとイヤなので全文をひいておく。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%84
================引用開始
的
この項目では、接尾辞について説明しています。その他の的については「的 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
的(てき)とは、接尾辞の一つ。
漢字「的」の本義は「あきらか」で、この意味での熟語には「的確」などがある。後に音を仮借し、「まと」の意味と、助詞を表すようになった。
目次 [非表示]
1 助詞の「的」
2 音訳の「的」
3 若者言葉の「的」
3.1 概要
3.2 主な用法
3.3 中国
4 註釈
助詞の「的」[編集]
助詞「的」の意味は大まかには日本語の「の」に当たる。古典ではあまり用いられず、比較的最近のものである。ゆえに、日本語へ入った熟語は少ない。一方、現代中国語では代表的な助詞の1つである。
1930年代ごろ、それまで「底」と書かれていた所属の助詞が「的」と書かれるようになり、「的」の意味はいっそう広まった。
厳密には「的」と「の」の意味範囲はいくぶん違い、機械的に訳すことはできないが、日本でも中国でも、「的」=「の」と広く認識されている。そのため、中国語を母語とする日本語学習者には、「の」とは訳せない「的」を「の」と訳し不自然な日本語にしてしまう間違い(例 「幸福的家庭」→×「幸福の家庭」○「幸福な家庭」[1])がしばしば見られる。また、日本の漫画や小説では、中国人の話す日本語で、助詞の「の」を「的」に置き換えることがあるが、もちろん中国語として正しいとは限らない。
音訳の「的」[編集]
日本では近代になり、英語の -ic やドイツ語の -ik といった形容詞を生成する語尾の音訳に「的」が使われるようになった。本来は的 (teki) を、Romantic (浪漫的)のように、-t で終わる語根に -ic が付いて語尾が -tic となった語の音訳に使われた。後に、-ic 全般の音訳に使われるようになった[要出典]。
この音訳は西洋文献の翻訳において多用された。まもなく、元が音訳語であることがほとんど忘れ去られ、名詞全般につけることができるようになった。これらの「的」で終わる語は多くが中国にも輸出され、広く使われている。
若者言葉の「的」[編集]
「私(わたし)的には」「気持ち的には」など若者言葉の中で用いられる表現について述べる。
概要[編集]
たとえば、「的」という言葉を日本国語大辞典で紐解いてみると、
そのような性質を持ったものの意を添える
文句を受けて全体を体言格とする場合
漢語に付いて、直接、または「な」を伴って連体修飾に使う
そのような性質を有する、それに近い、の意を表す
それに関する、それに付いての、その方面に関わるなどの意
を示す。また、中国語では「~の」という意味がある。ところが、2000年の新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた「私的には…」は、「~の方(ほう)」「~みたいな」などと同じく、「~だ」「~です」と言い切らない、若者を中心に多用されるぼかし言葉の代表格といえる。接頭辞の超(またはチョー)と同じく、本来の言葉の意味に鑑みると正しいとはいえないけれども誤用として全否定するのも難しい。
主な用法[編集]
冒頭にも挙げたように、若者言葉的な用法とは
「~は」をぼかした表現
「~としては」の意
であり、前者は「気持ち的には」「長さ的には」、後者は「わたし的には」「○○さん的には」などが挙げられる。
中国[編集]
中国でも文化大革命以降に育った世代が「的」を多用し、「的」という語の意味の多さから年配者にはいい顔をされない。[要出典]
註釈[編集]
^ ただし、「幸福の家庭」と「幸福な家庭」の違いは名詞と形容動詞の定義の曖昧さに由来するものであり、一般的には「幸福な家庭」であるが、「幸福の家庭」もまた正しくないとはいえない。
================引用終了
ただ、〈本来は的 (teki) を、Romantic (浪漫的)のように、-t で終わる語根に -ic が付いて語尾が -tic となった語の音訳に使われた。〉ってどういう意味? 「Roman」って「-t 」で終わってる? 「acrobat(ic)」とかならわかるけど。
ちなみに↑の『大辞泉』は〈◆1は、中国語の「の」の意味に当たる助辞の使い方にならって、明治時代の翻訳文のなかで、英語の‐ticなどの形容詞的な語の訳語に「的」を当てはめたことに始まる。〉と曖昧な書き方をしているぶん間違いではない。
さて、「的」には多様な使い方がある。
『大辞泉』の表現を借りるなら、下記の3つが正当派。(番号は当方がつけた)
1 名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる。
1)そのような性質をもったものの意を表す。「文学―表現」「詩―発想」
2)それについての、その方面にかかわる、などの意を表す。「教育―見地」「政治―発言」「科学―方法」
3)そのようなようすの、それらしい、などの意を表す。「大陸―風土」「平和―解決」「徹底―追求」
このほかに、下記もあるらしい。
4)文や句を受ける用法(「彼は『犬も歩けば』的な慣用句を多用する癖がある」「彼の上から物申す的な態度が気になる」)
さらに、近年は下記が批判の対象になったらしい。
5)直截に言うのを避けた言い方(「わたし的には~」「ぼく的には~」)
4)5)については↑で書いた。4)の用法を「ある」と認めるのは疑問。5)に関しては認めているか否かさえ不明。〈「個人的には~」「将来的には~」などと同じ用法〉なら、なぜ批判されたのかは不明。たぶん「個人的には~」「将来的には~」とは別の用法。
近年増えているのは……。
まず5)だろう。「○○としては」と言いかえるのがわかりやすい。
「有効的」はたぶんどれにもあてはまらない。
そもそも『大辞泉』にもあるように「名詞に付いて、形容動詞の語幹をつくる」ものだろう。形容動詞の語幹につくことに異和感。
さて、マニアック的はアリ? 直截的はアリ?
【20140910追記】
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「~チック」って妙な造語が流行ったことがある。
代表格は「乙女チック」。「SFチック」ってよく考えるとヒドい重言だな。
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