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句読点の打ち方/句読点の付け方 外伝?

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【15】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941799128&owner_id=5019671

 最近ホニャララした例の2。
 下記の続き。
【句読点の打ち方/句読点の付け方 その11──「主語のあとに打つ」「一文が長いときには多めに打つ」はデタラメ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3303.html

 ↑に関して、ネット上の知人がFacebookでシェアしてくれた。
https://www.facebook.com/akira.takahashi.14/posts/1037590846264656?pnref=story

 すると、そこに手厳しいコメントがついた。
 強ーい既視感があった。下記です。
【ネットで言葉の正誤を調べる方法〈2〉】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1943929374&owner_id=5019671

 見比べると手厳しいコメントを入れているのは同じ人orz。
 当方は、手厳しいコメントや反論をさほど苦にしない。
 むしろ、そういうものは勉強になることがあるので、歓迎する気持ちが強い(めったにないけど)。当方の間違いや勘違いを指摘してくれるコメントなら大歓迎なの。
 以前のケースも、細かい検索のしかたがわかったので感謝している。書き方ウンヌンに関しては、その人の持ち味もあるんで、トヤカク言わないことにしている(原則的には)。
 ただし、それは指摘の内容による。
 mixiなどでよく見かけるのは、ヒステリックなだけで、わけのわからない非難(ほぼ誹謗中傷)や意味不明の主張(とても「反論」などと呼べる代物ではない)がほとんど。そんなもんいちいち相手をしていられない。まぁ。あんまりヒドい場合は、指摘をすることもある。でもそういうヤカラは、日本語が通じないことが多いのorz。

 でね。今回の場合は句読点の話でしょ。
 そう簡単に引くことはできません(笑)。

 コメントをそっくりコピーしてもいいんだけど、箇条書きにしてコメントしておく。

1)前提が抜けている。読み手にとって書かれている内容の難易度
 意味がよくわからない。文章の難度ってことなのかな(個人的に「難易度」は危ういんで使わないことにしている)。でも、通常読み手は多数いるんだから「読み手にとっての難易度」なんて判断しようがない。
 文章の難度によって句読点の打ち方をかえるのはアリ。
 読者対象が決まっている文章なら、句読点の打ち方をかえるのはアリ。
 でもね。どっちも説明するのはたいへんよ。よくわからないからパス。
2)「主語のあとに打つ」は絶対的(ママ)正しい
3)まちがっているのは、「主語のあとに打っときゃいい」 
4)「主語のあとでも打たなくてもいい」は◎
 言いたいことはわかるが、疑問が湧く。
 まず、正しい句読点の打ち方があるのだろうか。句読点の打ち方には厳密なルールはない。そういうものを、「正しい」とか「正しくない」と判断できるのだろうか。せいぜい適切な(もしくは「適切っぽい」)打ち方だろう。そこはパスする。
 素朴な疑問なんだけど、2)と4)って、真っ向からぶつかりません?
「主語のあとは、打ってもいいことが多い」ってことじゃないのかな。当方は一貫してそう書いているつもりなんだけど。
5)原則にイチャモンつけりゃいい式の議論おおすぎ
 これで終わったら、このかたのコメントもその類いじゃないのかな。なんのために「部分的に」と書いてあるのか考えてほしい。なんのためにリンクがあるのか考えてほしい。当方は「イチャモンつけ」るだけでなくいろいろ書いている。
6)たかだか新聞程度の文章しか射程に入れず
 あのー。
「たかだか新聞程度の文章」なんてなかなか書けないなぁ。じゃあ何を射程に入れればよいのでしょうかね。
 しかも、↑に限っても、当方は「新聞」以外の文章にも言及しています(人工的につくった駄文だけど)。さらに、リンク先にはほかにも山ほど……。非難するなら、もう少しちゃんと読んでからにしてもらえませんか。お願いします。
7)えらそうなこと言うなと、大変腹をたてております
 その読点はどうなんでしょ。まぁ世間ではこう打つ人が多いんですけど。詳しくはリンク先の「1100)」をお読みください。
「大変腹をたてて」とお認めになりますか。そういう心理状態で書いた文章でもまともに対応しなけりゃいけませんかね。

8)単文、重文、複文の区別をつけずに読点について論じようなんて……
 当たり前です。
 メンドーな書き方をしたくないんで、「一文が長い」と書いただけです。
「一文が長い」と、必然的に重文、複文になっていませんか。なっていないとしたら、相当特殊な文ですよ。 
 リンク先には例が山ほど……。

9)「一文が長めのときは多めに打つ」ではなく、「一文が長めのときは、点をきちんと打つ」
「一文が長めのときは多めに打つ」と書いている文章読本はたくさんあります。一例をあげるなら、『日本語練習帳』ですかね。「一文が長めのときは、点をきちんと打つ」と書いてある文献を教えてください。
 さらに言うなら「きちんと」の基準を教えてください。
 きちんと打ったら、必然的に「少なめに」なると思うのですが。こういうことを書くなら、「きちんと」打った例を示してもらえませんかね。できれば「きちんと」打って「多め」の例を教えてください。
 リンク先には例が山ほど……。


 大前提として、Facebookで知り合いがシェアしたものにこういうコメントをつけるのはどうなんでしょ。しかも、連投。
 シェアした人が困るんじゃないかな。完全な板挟みになるから。
 仮に当方が「大変腹をたてて」コメントを入れはじめたらどうなりますかね。
 どうしても当方のコメントが気に入らないなら、直接言ってくればいいのに。Facebookでもブログでも簡単にたどれるのですから。
 この文体はちょっと勘弁してほしいけど(泣)。
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