2015年10月の朝日新聞から

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2828.html

日本語アレコレの索引(日々増殖中)【14】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1935528999&owner_id=5019671

【索引】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-244.html

●朝日新聞から──番外編 よく目にする誤用の御三家
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-122.html

●朝日新聞から──ではない 世に誤用の種は尽きまじ
「7割以上が間違ったら、もうそれは誤用ではない」のか?
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-194.html


【2015年10月】


15-09-05
28日
これについて横綱は、前半戦から左肩が痛んでいたことを明かし(後略)(夕刊9面)
 記者不明。「痛む」と「傷む」の使い分けは悩ましいことがある。これはレアケースで、どちらでも成立する。「痛みがあった」「負傷していた」のどちらにもとれる。


15-10-01
3日
 現在、日常会話で「きがえる」と言う人が圧倒的に多い。が、今でもズボンや靴を「はきかえる」ように、上着も正式には「きかえる」だった。(朝刊b3面)
 以前mixiのコミュで教えてもらったネタ。「着がえ」で「着かえる」らしい。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11992891.html
==============引用開始
(ことばの食感)ちょいと着替えて 中村明
2015年10月3日03時30分

 今着ているものを脱いで別のものに取り替えることを「着替える」と書く。文字で書くぶんには何も問題はないが、それを読む段になるとその人の年齢や教養や性格が関係する。

 現在、日常会話で「きがえる」と言う人が圧倒的に多い。が、今でもズボンや靴を「はきかえる」ように、上着も正式には「きかえる」だった。

【以下会員限定】
==============引用終了


15-10-02
3日
難易度が高いなあ」(朝刊24面)
 剣記者。もう許してやるか。(←何様!)


15-10-03
14日
 首位打者の川端、最多本塁打の山田、最多打点の畠山が並ぶヤクルト打線は強力だ。だが、巨人戦はチーム打率2割2分5厘に抑えられた。(朝刊18面)
 山口裕起記者。問題は「だが、巨人戦はチーム打率2割2分5厘に抑えられた。」の一文。受身か可能かわかりにくい例として人工的な文はよく目にする(これに「尊敬」がからむことも)。これはレアな実例。誤読を招きかねない「無神経な書き方」とも言える。前の文があるので、読み直せば受身とわかる。下記のような場合だと可能になる。
「今季の防御率はきわめて悪い。だが、巨人戦はチーム打率2割2分5厘に抑えられた。」
 ウーン。その場合は「チーム打率」ではなく「チーム防御率」を出すか。誤読を防ぐのはむずかしくない。
  受身:「だが、巨人戦{は/に限れば}チーム打率2割2分5厘だった。」
  可能:「だが、巨人戦はチーム打率2割2分5厘に抑えることができた。」


15-10-04
24日
大リーグ史上最長
現役最長(朝刊b4面)
 村上尚史記者。大リーグの投手の長身化が進んでいることのレポート。問題は写真を使ったグラフ?のネーム。〈メジャーにも「進撃の巨人」〉って記事タイトルもどうなんだろう。「大リーグ史上最長」と来たら、通常は試合時間あたりを想起する。「現役最長」は……投球間隔かなぁ。身長は長さではなく高さだから本来は「最高」にしたい。でも「最高」だと「ベスト」に読める。そこで苦肉の策だったのかもしれない。解決策は簡単。「最長身」にすれば何も問題はない。文字数だって1字しか増えない。
【メジャーにも「進撃の巨人」】
http://www.asahi.com/articles/DA3S12028712.html


15-10-05
30日
 堂々と、力強く。日本一に王手がかかった一戦でも、その投げ様は全くぶれなかった。(朝刊25面)
 小俣優貴記者。日本シリーズ最終戦(第5戦)で勝ちをおさめたホークスのスタンリッジ投手の話。「投げ様」ですか。なんて読むのかさえわからない。やはり「なげざま」なんだろうな。どういうニュアンスで使っているんだろう。「投げ様」「打ち様」「勝ち様」etc.……。そんな言葉を使う理由がわからない。「投球」でいのでは。少しくだけた言い方で「投げっぷり」なんてのもある(囲碁・将棋の用語かな)。
 あとちょっと気になったのは、「日本一に王手がかかった一戦」。「王手をかけた」のは第4戦。だから第5戦も「王手がかかった」状態である。でも、フツーは「日本一がかかった一戦」では。「日本一に王手がかかっている一戦」は、文法的にはアリかもしれないが、相当異様。
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