お品書き(総索引)

第1章 「信じてはいけないタワゴト」集
    ――文章読本のこういうバカな心得をウノミにしてはいけない

1 文章の種類――実用文と芸術文を区別しないのが間違いのもと
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-136.html
『文章読本さん江』が選定した文章読本界の御三家・新御三家/「伝達の文章」派の定義――文章はとりあえず実用文と芸術文に分かれる/井上読本の爆弾――どっちにしても文章読本はやっぱりいらない
個人的な「意見」を少々――大半の文章読本は〈自分用の文章読本〉

2 「名文を読め」――それは芸術文を志す人の話
「名文を読め」って、いったい何を目指してるんだか/文章読本のありがたい教えの内容/本書の傾向と対策――索引みたいなもんです
個人的な「意見」を少々――イイ大人が名文を読んでもムダ

3 「文は人なり」「書き出しに気を配れ」――精神論は相手にするな
「話すように書け」「あるがままに書け」なんて誰がいった/「書き出しに気を配れ」――そりゃ配らないよりは配ったほうがいいけど
個人的な「意見」を少々――「好み」で引用させてもらう

4 「ウマい文章を書くノウハウ」――そんな高望みをしてはいけない
ウマい文章を書くコツなんてない/ウマい文章は書こうと意識しても書けない/文章読本が教えてくれるのは「技術」のレベルだけ
個人的な「意見」を少々――ウマい文章とクサい文章は紙一重

5 「ウマい文章」の正体――「主題」「構成」「表現」の3つに分けて考えてみる
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1328.html
主題――そんな大事なことを教えてもらおうって根性が気に入らない/構成1――起承転結は論文には向かない/構成2――起承転結はエッセイなんかにも向かない/表現――文章道のなかでは、きわめて瑣末なこと
個人的な「意見」を少々1――「起承転結にのっとって書け」も妄言では
個人的な「意見」を少々2――瑣末な問題ではあるけれど

第2章 「信じてもいい教え」集
    ――ここに注意するだけでソコソコの文章が書ける

1 文章読本の定番「べからず集」――すべてを守ろうとすると文章が書けなくなる
そんなに細かいとこまで注文つけられてもなぁ/文章読本が説く心得の3つの大きな問題点
個人的な「意見」を少々――論理で説くか具体例で説くか

2 接続詞――実用文なら接続詞を減らさなくてもいい
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-76.html
実用文は接続詞を多めに使うほうがいい/接続詞否定派の主張――とにかく減らせ、できるだけ使うな/接続詞肯定派の主張――論理的に書くには接続詞は欠かせない
個人的な「意見」を少々――目立つようなら減らせばいい

3 一文の長さ――「短く書け」を徹底すると稚拙な文章になる
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-80.html
長い一文はなぜダメか/長くない一文の基準/長くてもわかりにくくない文の構造
個人的な「意見」を少々――たしかに一文は短いほうがいいみたいだが

4 句読点――「2つの原則」プラスαを考えればいい
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-45.html
本多読本の力業――読点の打ち方には2つの原則しかない/一般的な読点のルール――書き手の趣味ってことかね/本多読本のさらなる力業――やっぱり2つの原則しかない
個人的な「意見」を少々1――2つの原則だけじゃ読みにくい文になる
個人的な「意見」を少々2――一文の長さを無視してテンの話はできない
個人的な「意見」を少々3――テンの数で一文の長さを判断する

5 比喩の使い方――クサくならない比喩に限るほうが無難
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-133.html
紋切り型を作ったのは新聞記者?/安易な比喩は〈アホらしい紋切り型〉になりやすい/直喩と隠喩の違いぐらいは知っといて損はない/比喩はどちらかというと芸術文の領域/アホらしい、クサい、ヘタ……それでも比喩を使いたいですか/クサくならない「類喩」なら比較的無難
個人的な「意見」を少々――古臭い紋切り型は文章をジジムサくする



第3章 オススメ「文章読本」の取り扱い注意書
    ――名著・良書のイイトコ(?)どり

別格
斎藤美奈子『文章読本さん江』筑摩書房・2002年

☆☆☆=かなりオススメ
清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書・1959年
■本書が教えてくれること
 実用文は接続詞を減らさなくてもいい(第2章2参照)
 「ガ、」の多用は避ける
 改行が少ない文章は読みにくい
 新聞の文章をマネてはいけない
 文章は「つくりもの」でいい

本多勝一『日本語の作文技術』朝日文庫・1982年
■本書が教えてくれること
 句読点の使い方(第2章4参照)
 修飾の順序(第2章4参照)
 テン(読点)と改行が少ない文章は読みにくい
 改行のルールはそんなに厳密なものではない
 偉そうな書き方はムカツく

井上ひさし『自家製 文章読本』新潮文庫・1987年
■本書が教えてくれること
 ほとんどの文章読本は書き手の「自分用の文章読本」(第1章1参照)
 文章の種類がかわれば接続詞の量もかわる(第2章2参照)
 文章の種類がかわれば比喩の量もかわる(第2章5参照)
 まともな文章読本はムヤミに決めつけない

山口文憲『読ませる技術』ちくま文庫・2004年
■本書が教えてくれること
 ウマい文章を書くためのコツなんてない(第1章4参照)
 起承転結はコラム・エッセイには向かない(第1章5参照)
 比喩はアホらしい紋切り型になりやすい(第2章5参照)
 これだけは知っておきたい言葉のミニ知識

☆☆ =まあオススメ
宮部修『文章をダメにする三つの条件』PHP文庫・2004年
■本書が教えてくれること
 起承転結は作文には向かない(第1章5参照)
 初心者がやりがちな3つの失敗パターン

日本語倶楽部編『うまい文章の裏ワザ・隠しワザ』KAWADE夢文庫・2001年
■本書が教えてくれること
 実用書タイプの文章読本に共通する欠点

野口悠紀雄『「超」文章法』中公新書・2002年
■本書が教えてくれること
 「主題」が文章の善し悪しを決める(第1章5参照)
 起承転結は論文には向かない(第1章5参照)
 実用文は接続詞を減らさなくてもいい(第2章2参照)
 クサくならない比喩の使い方(第2章5参照)
 「曖昧のガ、」の多用は避ける
 自叙伝の書き出しのポイント


☆  =「読んどいて損はない」または「読む価値なし」
木下是雄『理科系の作文技術』中公新書・1981年
高橋昭男『仕事文の書き方』岩波新書・1997年
大野晋『日本語練習帳』岩波新書・1999年
日経BP社出版局監修『説得できる文章・表現200の鉄則』日経BP社・2000年
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