香港出張の話1
下記の仲間です。
【出版とネットを巡るあれこれ】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-468.html
mixi日記2007年09月01日から
8月26日~31日の間、仕事で香港に行ってきた。北海道への帰省(オイオイ)を別にすれば、海外へ行くのは久しぶり。取材って話になると、いつ以来だろう。とにかくずいぶん久しぶり。えーと、何から書こうか。とりあえず、思いついたことを並べてみる。
●飲食店事情
香港の食事は質が落ちたとも聞いていたが、けっこうレベルが高かった。とくにびっくりしたのは取材で行ったファストフードのような麺の店。HK$20(HK$1=約16円)ぐらいで食事ができる店は昔からあるけれど、お世辞にもきれいとはいえない(ちなみに吉牛は23$だった)。ところが今回した取材した2軒はかなりこ洒落ている。あれなら若い女性でも抵抗なく入れるだろう。
●喫煙事情
香港の公の場所はほとんど禁煙。罰金にはいろいろな表示があり、HK$5000とかHK$1500といった表示を目にした。同行のスタッフは「シンガポール形式」というあやしい言葉を使った。要は、空調の入っている場所は×と考えればいいらしい。街角にはアチコチに灰皿が置いてあり、そこでは吸っても構わない。歩きタバコは禁止のはずだが、けっこう吸っている人もいた。ただ、ホテルの部屋も基本的には禁煙というのはつらいもんがある。同時期に行ったカメラマンは、その状況下でも1日20本吸っているから、ある意味偉い。
当方は、事前に聞いた話にビビりまくり、出発直前に禁煙を決意。23日午後4時以降1本も吸っていない。いまだに舌に痺れを感じたりするが、このまま悪習と縁が切れるのかもしれない。
●電網事情
今回は2軒のホテルに宿泊して、どちらでもインターネットは使えた。
1軒目は、少し香港を知っている人なら聞いたことがあるはずの有名ホテル。部屋には日本の電化製品向けのアダプターとランケーブルが置かれていた(たしか香港の電圧は220V)。比較的新しいMacintoshのノート型を持っていったので、ケーブルは必要なかった。ブラウザーを起動すると自動的にホテルのサイトにつながり、諸条件に「同意」すると(何が書いてあったかは不明)フツーに使えた。
問題は料金。デスクの上にランケーブルのジャックがあり、そこには小さな文字のパンフレットみたいなものが挟まっている。1分/HK$4か、1日HK$160を選ぶらしいが、どうやって選ぶのかわからない。1分/HK$4で計算されて、使用時間が40分を超えたらHK$160だろうか、と思った。ほかの人の話を聞くと、1分でも使うとHK$160請求されるらしい。1日約2560円は、長逗留になると、バカにならない。
2軒目のホテルは、ちょっと格が落ちる。ここがひどかった。チェックイン時には「インターネットは使える」「アダプターはあとで届ける」と言われる。料金は、1時間HK$30、3時間HK$50、24時間HK$100。とにかくいったんアクセスするたびに、最低HK$30かかるらしい。こっちがやりたいのは朝晩のメールチェックだけなんだけど、それでもHK$60ってことか。
取材から戻ってブラウザーを起動すると、やはり自動的にホテルのサイトにつながるが、パスワードを要求される。フロントに訊くと、「フロントまで来い」だって。フロントまで降りてパスワードをもらう。先に寄越せよ。「アダプターを持って来い」と脅す。
しばらくしてアダプターが届く。MacintoshのACアダプターを接続すると、きれいな火花が飛んだ。たーまやー。どうしてくれんだよ。ついさっきで取材で会った系列ホテルのマネージャー(この人は日本語が喋れる)に電話をする。だってさ。「火花が出た」なんて、当方の英語力では表現できません。厳重抗議をしたいところだが、クライアントだからなぁ。すぐに若いホテルマンが新しいアダプターとランケーブルをもってきた。あのね。今頃ケーブルもってくるのはどういう意味?
若いホテルマンはソケット部がちょっと黒くなったACアダプターを見てすぐにどこかに電話をしたが、ラチが開かない。電話をしながら、手にしているACアダプターの差し込み口部分を無意味に出したり引っ込めたりしている。「遊んでんじゃねえ!」と奪い取る。新しいアダプターを試用すると、問題はなさそうなので、許してやることにする。
翌朝、再度プラグを差したら小さい火花が出た。もういいよ。文句を言う気力を失う。同行のカメラマンによると、火花が出るくらいはよくあることとのこと。覚悟を決めて使い続けることにする。
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mixi日記2007年09月01日から
8月26日~31日の間、仕事で香港に行ってきた。北海道への帰省(オイオイ)を別にすれば、海外へ行くのは久しぶり。取材って話になると、いつ以来だろう。とにかくずいぶん久しぶり。えーと、何から書こうか。とりあえず、思いついたことを並べてみる。
●飲食店事情
香港の食事は質が落ちたとも聞いていたが、けっこうレベルが高かった。とくにびっくりしたのは取材で行ったファストフードのような麺の店。HK$20(HK$1=約16円)ぐらいで食事ができる店は昔からあるけれど、お世辞にもきれいとはいえない(ちなみに吉牛は23$だった)。ところが今回した取材した2軒はかなりこ洒落ている。あれなら若い女性でも抵抗なく入れるだろう。
●喫煙事情
香港の公の場所はほとんど禁煙。罰金にはいろいろな表示があり、HK$5000とかHK$1500といった表示を目にした。同行のスタッフは「シンガポール形式」というあやしい言葉を使った。要は、空調の入っている場所は×と考えればいいらしい。街角にはアチコチに灰皿が置いてあり、そこでは吸っても構わない。歩きタバコは禁止のはずだが、けっこう吸っている人もいた。ただ、ホテルの部屋も基本的には禁煙というのはつらいもんがある。同時期に行ったカメラマンは、その状況下でも1日20本吸っているから、ある意味偉い。
当方は、事前に聞いた話にビビりまくり、出発直前に禁煙を決意。23日午後4時以降1本も吸っていない。いまだに舌に痺れを感じたりするが、このまま悪習と縁が切れるのかもしれない。
●電網事情
今回は2軒のホテルに宿泊して、どちらでもインターネットは使えた。
1軒目は、少し香港を知っている人なら聞いたことがあるはずの有名ホテル。部屋には日本の電化製品向けのアダプターとランケーブルが置かれていた(たしか香港の電圧は220V)。比較的新しいMacintoshのノート型を持っていったので、ケーブルは必要なかった。ブラウザーを起動すると自動的にホテルのサイトにつながり、諸条件に「同意」すると(何が書いてあったかは不明)フツーに使えた。
問題は料金。デスクの上にランケーブルのジャックがあり、そこには小さな文字のパンフレットみたいなものが挟まっている。1分/HK$4か、1日HK$160を選ぶらしいが、どうやって選ぶのかわからない。1分/HK$4で計算されて、使用時間が40分を超えたらHK$160だろうか、と思った。ほかの人の話を聞くと、1分でも使うとHK$160請求されるらしい。1日約2560円は、長逗留になると、バカにならない。
2軒目のホテルは、ちょっと格が落ちる。ここがひどかった。チェックイン時には「インターネットは使える」「アダプターはあとで届ける」と言われる。料金は、1時間HK$30、3時間HK$50、24時間HK$100。とにかくいったんアクセスするたびに、最低HK$30かかるらしい。こっちがやりたいのは朝晩のメールチェックだけなんだけど、それでもHK$60ってことか。
取材から戻ってブラウザーを起動すると、やはり自動的にホテルのサイトにつながるが、パスワードを要求される。フロントに訊くと、「フロントまで来い」だって。フロントまで降りてパスワードをもらう。先に寄越せよ。「アダプターを持って来い」と脅す。
しばらくしてアダプターが届く。MacintoshのACアダプターを接続すると、きれいな火花が飛んだ。たーまやー。どうしてくれんだよ。ついさっきで取材で会った系列ホテルのマネージャー(この人は日本語が喋れる)に電話をする。だってさ。「火花が出た」なんて、当方の英語力では表現できません。厳重抗議をしたいところだが、クライアントだからなぁ。すぐに若いホテルマンが新しいアダプターとランケーブルをもってきた。あのね。今頃ケーブルもってくるのはどういう意味?
若いホテルマンはソケット部がちょっと黒くなったACアダプターを見てすぐにどこかに電話をしたが、ラチが開かない。電話をしながら、手にしているACアダプターの差し込み口部分を無意味に出したり引っ込めたりしている。「遊んでんじゃねえ!」と奪い取る。新しいアダプターを試用すると、問題はなさそうなので、許してやることにする。
翌朝、再度プラグを差したら小さい火花が出た。もういいよ。文句を言う気力を失う。同行のカメラマンによると、火花が出るくらいはよくあることとのこと。覚悟を決めて使い続けることにする。
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