最近のマンガから1004-2
「ビッグコミックスピリッツ」が、NO.41で新装刊になった。表紙のうたい文句だと「新装刊第1号 総ページ数900オーバー!」なんだそうな。これにはちとカラクリがあり、「超豪華5大付録」がついていて、そのうち4冊は小冊子(もうひとつはDVD)。その小冊子の合計が408ページある。本体は512ページ(300円)。それでもこのボリュームはかなりのもの。ちなみに、NO.40は392ページで280円。
何が新装かっていうと、休刊になった「ヤングサンデー」からの移籍組みが登場しはじめた。とりあえず、この号で登場したのは下記の5作品。
『新クロサギ』(黒丸/原案・夏原武)、『イキガミ』(間瀬元朗)、『とめはね!』(河合克敏)、『鉄腕バーディー』(ゆうきまさみ)、『土竜の唄』(高橋のぼる)。
人気作だけが生き残っただけあって、なかなかのラインナップ。
NO.42(498ページ/300円)では、移籍組の『LOST MAN』(草場道輝)が始まる。
この作品はノーチェックだったけど、かなりおもしろい。
それよりぶっ飛んだのは、巻頭の新連載。『のぼうの城』(作画・花咲アキラ/原作・和田竜)。人気時代小説のマンガ化ってのは昨今珍しくない。ビックリしたのは作画が花咲アキラだったから。この名前を出しても、ピンと来ない人もいるんじゃないだろうか。実質1作しか描いていないから知名度は低い。でも、絵柄を見れば誰でもわかる。長らく同誌で『美味しんぼ』を描いていたマンガ家です。あのー、『美味しんぼ』はなし崩しで終了ですか? そんなことはないだろうけど、本格的に長期休載になりそう。
この「ビッグコミックスピリッツ」の試みはひとつの試金石(重言?)になるだろう。いままでマンガ雑誌が休刊になると、掲載作が移籍するのはきわめてマレだった。せいぜい1作とか2作ってイメージがある。ここまで大量の移籍は記憶にない。こうなると合併というほうが適切な気がする。これで休刊候補(いまだに信じられない)だった「ビッグコミックスピリッツ」が元気になるなら、今後は積極的に同様の試みが行なわれても不思議ではない。
そりゃ出版社としては、2冊出して2冊とも黒字になるならそっちのほうがいいかもしれない。でも現状は、代わり映えのしない作品・雑誌の粗製濫造の観が強い。
【続きは】↓
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-94.html
何が新装かっていうと、休刊になった「ヤングサンデー」からの移籍組みが登場しはじめた。とりあえず、この号で登場したのは下記の5作品。
『新クロサギ』(黒丸/原案・夏原武)、『イキガミ』(間瀬元朗)、『とめはね!』(河合克敏)、『鉄腕バーディー』(ゆうきまさみ)、『土竜の唄』(高橋のぼる)。
人気作だけが生き残っただけあって、なかなかのラインナップ。
NO.42(498ページ/300円)では、移籍組の『LOST MAN』(草場道輝)が始まる。
この作品はノーチェックだったけど、かなりおもしろい。
それよりぶっ飛んだのは、巻頭の新連載。『のぼうの城』(作画・花咲アキラ/原作・和田竜)。人気時代小説のマンガ化ってのは昨今珍しくない。ビックリしたのは作画が花咲アキラだったから。この名前を出しても、ピンと来ない人もいるんじゃないだろうか。実質1作しか描いていないから知名度は低い。でも、絵柄を見れば誰でもわかる。長らく同誌で『美味しんぼ』を描いていたマンガ家です。あのー、『美味しんぼ』はなし崩しで終了ですか? そんなことはないだろうけど、本格的に長期休載になりそう。
この「ビッグコミックスピリッツ」の試みはひとつの試金石(重言?)になるだろう。いままでマンガ雑誌が休刊になると、掲載作が移籍するのはきわめてマレだった。せいぜい1作とか2作ってイメージがある。ここまで大量の移籍は記憶にない。こうなると合併というほうが適切な気がする。これで休刊候補(いまだに信じられない)だった「ビッグコミックスピリッツ」が元気になるなら、今後は積極的に同様の試みが行なわれても不思議ではない。
そりゃ出版社としては、2冊出して2冊とも黒字になるならそっちのほうがいいかもしれない。でも現状は、代わり映えのしない作品・雑誌の粗製濫造の観が強い。
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